手書きエントリーシートや履歴書の作成ポイント5選-手書きES出題企業も紹介-
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最終更新日:2026年3月23日
記事公開日:2022年7月19日
この記事は「エントリーシート(ES)の手書き」の "詳細" を解説しています。
エントリーシート(ES)書き方の全体像(基本情報・頻出質問(志望動機/ガクチカ/自己PR)・各設問(長所(強み)/短所(弱み))など)は、以下の「エントリーシート書き方完全版」をご覧ください。
▶︎エントリーシート(ES)書き方完全版|基本情報・志望動機・ガクチカ・自己PR|長所(強み)・短所(弱み)などの各設問56選の書き方を解説
企業はなぜ手書きのエントリーシート・履歴書を課すのか?
就職活動のエントリーシートは指定されたフォームに入力しパソコンで提出する形式が一般的になってきています。そんな中、現在でも一部の企業が手書きのエントリーシート・履歴書を指定するのはどうしてでしょうか。
理由は大まかに以下の二つがあります。
目的(1)就活生の志望度を測れる(志望度を測り0次選考にする)
企業は手書きエントリーシート・履歴書を指定することで就活生の志望度を測れると考えています。
手書きで文章を作成する方がパソコンのキーボードで入力して作成するよりも多くの時間と手間がかかります。下書きや清書など作業量が多くなりますし、書き損じをしたらもう一度書き直さなければなりません。
したがって、手書きであってもエントリーシートを提出しようと思う企業は、その就活生にとって比較的志望度の高い企業だと考えられます。
企業は手間のかかる手書きエントリーシートを課すことでエントリー時点で就活生をふるいにかけ、いわば0次選考を行っているのです。
目的(2)就活生の個性を見ることができる
企業が手書きエントリーシートを課す第二の目的は、就活生の個性を見ることです。手書きのエントリーシートの中には、一部の設問だけを手書きで提出するよう指定し、残りの設問はPC入力というものもあります。
そういった企業では、「自己PR」や「あなたのことをよく表す写真を添付し、それについて説明してください」といった設問が手書きで課されることが多いようです。
ここから分かるのは、企業が就活生の個性を知るための手段の一環として、就活生自身の手で書かれた文字を重視しているということです。
手書きエントリーシート・履歴書作成時のポイント
では、実際に手書きでエントリーシートや履歴書を作成する際にどういった点に注意すればよいのでしょうか。
注意すべきポイントを5つご紹介します。
ポイント(1)消せないペンを使うこと
企業に提出するエントリーシートや履歴書は公的文書です。こういった文書においては、書かれた内容が後から改変・修正できないということが重要です。したがって、エントリーシートや履歴書を書く際には、黒の消せないボールペンを使うようにしましょう。
ボールペンの中には、「擦ると消える」という便利なものもありますが、エントリーシートでは使わないようにしましょう。こういったペンのインクは熱に弱く、摩擦や保管状況によっては文字が消えたり劣化したりして読めなくなってしまうというリスクがあります。
ポイント(2)下書きをすること
手書きエントリーシートを実際に用紙に書く際には、まず鉛筆で薄く下書きをしてからボールペンで清書するのも一つの工夫になります。
下書きをしておくと、実際に清書をするときに書き間違いを減らすことができます。また、用紙に記入する際の文字の大きさやバランスを事前に調整することができるので、仕上がりをきれいにしやすいという効果もあります。
下書きを消すときには、ペンで書いた文字が滲んでしまわないように、書いた文字が乾いていることを確認し、あまり消しゴムで強くこすりすぎないように注意しましょう。
ポイント(3)誤字脱字の際は1から書き直すこと
間違えないよう注意深く書いていても書き間違えてしまうことはあるでしょう。数百字にも及ぶエントリーシートを書き直すことを考えると面倒だと感じてしまうかもしれません。
しかし、そういった場合でも修正ペンや修正液は使わないようにしましょう。
ポイント(1)でも述べたように、エントリーシート・履歴書は公的文書であり、後から内容が変更されないことが大切です。修正ペンや修正液は、内容が変更されたことは分かってもそれ以前にどのようなことが書かれていたか分からなくなってしまうという問題があります。
公的文書で修正を行う際には、修正箇所に二重線を引く方法がスタンダードです。しかし、エントリーシート・履歴書としては外見的な美しさもさることながら、志望度の高さをアピールする必要もあります。
二重線で修正してあると、企業側からは「この就活生はエントリーシート作成の時間や手間を惜しんでいる」と見られ、志望度が低いと思われるリスクがあります。したがって書き間違えた際には1から書き直すのが無難でしょう。
気になる方はESの誤字についても確認しておきましょう。
ポイント(4)適切な改行を行うこと
文章を読みやすくするために段落を設定し改行を行いましょう。手書きの文章は入力されたものよりも文字サイズや字体が画一化されておらず、どうしても読みにくくなってしまいます。
したがって、文章内容の構成だけでなく、外見的にも読みやすい文章を心がけることが大切です。段落設定や改行は手書きに限らず読みやすい文章を書く上では重要ですが、手書きの際には特にそうした外見面にも気を配ってみてください。
エピソードの紹介や結論など文章内容が変化する切れ目ごとに段落を改め、改行すると文章構成が分かりやすくなります。また、改行後は一文字分の空白を空けるのが文章作成のルールです。
ポイント(5)丁寧に書くこと
最後は、字を丁寧に書くことです。ポイント(4)でも述べたように、字体の画一化されていない手書きの文字はただでさえ読みにくくなりやすいです。この上、文字が乱雑に書かれていると更に読みにくくなり、企業側に悪い印象を与える可能性が高くなります。
もし字の美しさに自信がなくても、「とめ・はね・はらい」といった一画一画の書き終わりを意識して書けば読みやすい文字を書くことは可能です。少し時間はかかるかもしれませんが、一画一画を丁寧に文字を書いてみてください。
手書きエントリーシート・履歴書に関する就活生の疑問に回答
Q1. 手書きでもPC入力でも提出可能な場合はどちらを選択するべき?
エントリーシートや履歴書の提出については、フォーム入力などのPC入力か手書きか、企業が指定していることが一般的です。しかし、まれにPC入力でも手書きでも提出可能な場合があります。 具体的には、「紙で作成したエントリーシートや履歴書をスキャンしてPDF化して提出する」といったケースがあります。この場合、紙で作成する必要があるものの文章は手書きでもPC入力でも問題ありません。こういった場合、手書きとPC入力のどちらを選択するべきなのでしょうか? 結論としては、どちらでも問題ないといえます。確かに手書きで作成すれば志望度や個性をアピールできるかもしれません。 ただし、エントリーシート・履歴書において最も重要なのは内容です。手書きかPC入力かという形式面はあくまでも二次的な要素と考えておきましょう。
Q2. 実際にどんな企業が手書きエントリーシートを出題しているのか?
では具体的に、どういった企業が過去に本選考で手書きのエントリーシートが出題したのかご紹介します。 マスコミ・出版(読売新聞東京本社、 毎日放送(MBS)、 CBCテレビ、 講談社など)、メーカー(三菱電機、 ヤマハ発動機、 サントリーホールディングス、 日本ガイシなど)、運輸・物流( 日本航空(JAL)、 全日本空輸(ANA)、 日本郵船、東急、 小田急電鉄など)といった多くの業界・企業で出題されているようです。
まとめ
本記事では、手書きのエントリーシート・履歴書を書く際の注意点について解説しました。
手書きのエントリーシート・履歴書を書くのは面倒と感じるかもしれません。しかし、就職活動は今後の人生を左右する重要なイベントです。後悔のない就職活動にするためにも、時間や手間を惜しまず万全の対策をして選考に臨みましょう。
手書きのエントリーシートについて理解した次は、あなたらしい写真についても是非チェックしてみて下さい。
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自己PR/長所(強み)/短所(弱み)
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志望動機/実現したいこと/入社後にやりたいこと/将来の夢/キャリアプラン/10年後の自分
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