官能小説『夜道』第3話「後悔噬臍」 Shyrock作
その夜、僕は床に着いてもなかなか寝つけなかった。
彼女が草むらでもがく姿が脳裏をかすめた。
眠ったあとも彼女が夢に現れた。
夢の中の彼女は呆然と立ち尽くし悲しそうな顔をして僕を見つめていた。
(どうして私を助けてくれなかったの?)
(すまない。僕は非力だし飛び出す勇気がなかったんだ。君は僕が潜んでいたことを知っていたの?)
(知っていたわ)
(たとえ助けられなくても、大声を出せたはずだわ)
(……)
(でもあ、あなたは何もしてくれなかった。そればかりか自分の欲望を満たすことしかしなかった……)
(……)
夢の中の彼女は恨めしそうな表情をして僕を咎めた。
(あなたが助けてくれていたら……私は……)
それだけつぶやいたあと、彼女は暗闇の中へと消えていった。
その時、僕は夢から覚めた。
彼女が夢の中で最後につぶやいた一言が、起きたあとも、胸に烙印を押されたかのように余韻として残っていた。
その朝、僕はいつものように登校した。
登校途中、夢の最後の一言が頭によみがえった。
彼女はあのあと僕に何を告げたかったのだろうか。
(あなたが助けてくれていたら……私は……)
急に妙な胸騒ぎが起こった。
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官能小説『夜道』第2話「許されざる絶頂」 Shyrock作
僕は確かに彼女のことが好きだった。だが心の奥底では憎んでもいた。決して僕の存在に気付かず、もしかしたら蔑んでいるかも知れない彼女を、夢の中では、何度も何度も支配した。それは誰にも言えないような夢だった。その夢と同じことが、現実に目の前で起こっていることへの好奇心。自分には絶対に出来ないことを誰かが実現していることへの興味。そして彼女の肉体への憧憬。
僕は息を殺して茂みに身を隠した。幸い彼女が抵抗する物音で、僕が茂みに身を沈めた音はかき消された。
僕はただひたすらその行為を凝視し続けた。もっと月が明るくなってくれないかとさえ思った。
ほの白い彼女の長い足は、うっすらとした月明かりの中でひときわ白く浮かび上がって見えた。彼女は口を何かで押さえられているらしく、叫ぼうとしても隠ったうめき声しか出ない。その声は見事なまでに官能的なものだった。
僕の位置からは、彼女の足しか見えなかった。誰かの黒い陰によって大きく開かされた形のよい足が、もがいて暴れる。清楚な白いソックスと、片方だけ脱げてしまった靴が艶めかしい。
僕の下半身は、既にどうしようもなく昂っていた。
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官能小説『夜道』第1話「セーラー服の後姿」 Shyrock作
僕は学校帰り、夜道を歩いていた。
ずっと前方には、セーラー服の女の子が歩いていた。
霧島明日香……高校二年生。綺麗で、気品があって、勉強もよくできる子。
それに派手好きな今風の子じゃなくて、清楚で、お下げ髪がよく似合う子。
僕の憧れの女の子。
彼女は振り返ることもなく、まっすぐ歩いて行く。
僕は彼女の後ろ姿を見つめながら着いて行く。
彼女とはクラスは違うが、同じ学年。
僕達は家が同じ方向なので、クラブ活動の帰り道、偶然かち合うことがあった。
だから、彼女のあとを着いて行ったんじゃなくて、たまたま彼女が僕の前を歩いていただけなんだ。
遠くから見る彼女のうしろ姿、歩くたびに揺れるお下げ髪がとても愛らしかった。
彼女はクラブが文芸部ということもあって、日焼けもなく肌は透き通るように白かった。明るくて優しくて、それに賢くて何でもできる女の子。物静かで、笑顔がたまらなく素敵だった。僕はそんな彼女が大好きだった。
彼女と話したことは一度もなかった。僕は小柄だったし、顔もニキビだらけだったし、成績も目立たなかった。サッカー部に入っていたけど、レギュラーにもなれず、何一つ秀でた所がなく、とても彼女に話し掛けられるような人間じゃなかった。
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