【就活】面接でのキャリアプランの答え方!職種別例文6選と作成のコツ

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最終更新日:2026年2月12日

記事公開日:2021年5月20日

【就活】面接でのキャリアプランの答え方!職種別例文6選と作成のコツ

本記事では、面接において頻出質問の1つである「キャリアプラン」について,企業が聞く理由、伝える際のポイントなど、詳しく解説しています。

キャリアプランとは

キャリアプランとは"将来どのように働きたいか、どのような人間になりたいのかといった目標を掲げ、その実現のために立てる計画"を指します。

つまり、ただ単に目標を立てて終わりではなく、その目標に至るまでの道筋を具体的にイメージできているかが重要となります。

ここでいう道筋とは「その会社で何年目までにどの部署でどんな業務に取り組みたいか」ということになります。

また、このキャリアプランと混合されやすいものとして「キャリアビジョン」というものがありますが、両者は似て非なるものです。

キャリアプランが「目標の実現に向けた計画」なのであれば、キャリアビジョンは「将来なりたい姿/願望/理想像」と定義づけることができます。

面接で聞かれることが多いのは前者になりますので、"将来はこうなりたいです。そのための計画としては~を考えています。"といったように、紐づけて回答するようにしましょう。

企業が面接で就活生にキャリアプランを聞く理由とは

企業が面接でキャリアプランを聞く理由

企業が面接でキャリアプランを聞く理由とは

キャリアプランの定義は理解していただけたかと思いますので、続いては企業が面接でキャリアプランを聞く理由を考察していきます。
結論からお伝えすると、企業がキャリアプランを聞く理由は以下の2点に集約されます。

(1)「就活生のキャリアプラン」と「企業の戦略や業務内容」が一致しているかを確かめるため
(2)志望動機との一貫性を判断するため

「就活生のキャリアプラン」と「企業の戦略や業務内容」が一致しているかを確かめるため
つまり、キャリアプランに関する質問を通じて企業側は下記の2点を判断しようとしています。

企業が見ているポイント

◆適切に企業理解できているか
→企業の戦略や部署・業務内容を理解していなければ、具体的なキャリアプランを描くことはできないため。
例)就活生が希望する業務内容と企業が取り組んでいる業務内容が合致しているか

◆働く上での価値観が自社と合っているか
例)スペシャリストとゼネラリストのどちらを目指したいのか、どのくらいの時間をかけてキャリアを積み重ねていきたいのか

志望動機との一貫性を判断するため

志望動機との一貫性を判断するためというのは、つまり「キャリアプランが志望動機に紐づいているか」という意味になります。

例えば、「日本が誇る●●というサービスの魅力を海外にも普及させたいと考え、BtoCのグローバルメーカーである御社を志望しています。」といった志望動機を伝えたとしましょう。

その後にキャリアプランに関しても問われ、「まずは国内営業として経験を重ねると共に、TOEICスコア900点獲得を目指します。御社は7年目以降から海外駐在のチャンスがあると伺いましたので、国内営業で培った経験と語学力を活かし、10年目までには海外駐在を実現し、●●を世界中の人に普及させたいと考えています。」などと回答できれば、一貫性のある回答と言えるでしょう。

反対に、「私は海外駐在をできるだけ早く実現させたいです。1年目からでもチャンスがあるのであれば積極的に手を上げ、海外でも高い成果を上げ続けていきたいと考えています。」といったキャリアプランを回答したとしましょう。

後者も確かにキャリアプランに対する回答としては間違ってはいませんが、志望動機との一貫性を感じることができず、企業理解もあやふやな状態なことが見て取れます。このように志望動機との一貫性がない場合は、「本当にそう思っているのか?面接用に用意した上辺だけの回答ではないのか?」と面接官に不信感を与えてしまう可能性があります。

また、面接官はESなどの過去の選考における回答との矛盾がないかもチェックしているため、このことからも一貫性の重要性は理解していただけるでしょう。

キャリアプランの作り方

説得力のあるキャリアプランを作るためには、一貫したストーリーで繋げることが重要です。いきなり文章を作るのではなく、以下の3つのステップで要素を整理しましょう。

ここにタイトル

(1)自己分析で過去の経験や就活の軸を整理する
(2)なりたい自分を描く
(3)達成するための手段を考える

最後に、そのプランが「志望する企業で本当に実現可能か」を企業研究で確認し、修正を加えることで、面接官が納得するキャリアプランが完成します。

関連記事
キャリアプランの書き方をエントリーシート(ES)例文付きで解説
→キャリアプランの作り方に関して詳しく説明しています。

面接でキャリアプランを伝える際のポイント

面接でキャリアプランを伝える際のポイント

続いては面接でキャリアプランを伝える際のポイントを紹介します。

面接では、以下の2点に留意した上でキャリアプランを伝えるようにしましょう。

最終的な目標やなりたい姿を冒頭で述べる

キャリアプランを述べる際は、ます最初に「最終的な目標やなりたい姿」を述べるようにしましょう。

というのも、冒頭で目標やなりたい姿を伝えることで面接官に伝えたいことの大枠を理解してもらうことができ、その後に続くであろう理由や具体例までスムーズに繋げることができるためです。

「結論→理由→具体例→結論」という文章構成のフレームワークを目にしたことのある就活生も多いかと思いますが、目標やなりたい姿は(一つ目の)結論に該当します。

最初に話す結論の内容次第で面接の出来が決まると言っても過言ではありませんので、この観点は是非意識するようにしましょう。

"まずは●●に取り組み、その経験を活かして▲▲に挑戦したいと考えています。具体的には~~"といった構成で話せると、論理的に伝えることができるのではないでしょうか。

目標達成に向けた計画を具体的に伝える

ポイントの2つ目は、目標達成に向けた計画を具体的に伝えることです。

本記事の冒頭で、キャリアプランに関する質問で面接官が見ているポイントは「適切に企業理解できているか・働く上での価値観が自社と合っているか」とご紹介しましたが、計画を抽象的に伝えてしまうと、この2つのポイントを面接官が判断することができないためです。

最終的な目標やなりたい姿はもちろんですが、適切に企業理解をした上で、目標達成に向けた計画も具体的に伝えるようにしましょう。

また、計画を伝える際の工夫としてよく挙げられるのが"3年後/5年後/10年後など、時系列を追って伝える"というものです。このように伝えることで、筋道を立てながら論理的にキャリアプランを設計できていることを面接官に示すことができます。

一例ではありますが、「入社して3年間は●●に取り組みたい。そして5年後には▲▲という役職に就いていたい。そして10年後には目標である■■として~~という目標を実現させたい。」といったように伝えることができると望ましいのではないでしょうか。

自身の成長が企業の利益に繋がることを伝える

キャリアプランを語る際、多くの就活生が「〇〇のスキルを身につけたい」「成長できる環境で学びたい」といった「自分目線(Takerの視点)」だけで話してしまいがちです。しかし、企業は学校ではありません。採用の目的は、あなたの成長そのものではなく、その先にある企業の利益や発展です。

そのため、キャリアプランを伝える際は「成長すること」をゴールにするのではなく、「成長した力を使って、どのように企業に貢献するか(Giverの視点)」まで落とし込むことが重要です。

例えば、「営業力を身につけたい」で止めるのではなく、「営業力を身につけ、5年後にはチームの売上を牽引できる存在になりたい」と伝えることで、あなたの成長が企業のメリットになることをアピールしましょう。

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面接における話し方のポイント

面接における話し方のポイント

企業によってはエントリーシートでもキャリアプランに関する設問が課される場合があるため、面接ではエントリーシートで書いた内容を基に深堀りされる場合もあります。

また、「指定された文字数の中で要点をまとめて簡潔に伝えるES」と「面接官とのコミュニケーションの中でより具体的に自分自身をアピールする面接」とでは、異なる部分が多くあります。

そのため、面接でキャリアプランを話す際には以下の3点を意識することが重要になります。

話す順番を整えてから伝える

話す順番をあらかじめ整えておくことは非常に重要となります。

というのも、面接では「話がどうしても長くなってしまう・結論をうまく伝えられない」というリスクがあり、"本当に伝えたい内容を伝えられなくなってしまう恐れがある”ためです。

面接の前には必ず「最も伝えたい内容はどの箇所なのか・どのような順序で話すのか」をしっかりと確認しておき、面接官が理解できるような話し方を心掛けましょう。

暗記したものをそのまま話さない

面接では何もESで書いた内容を暗記してそのまま話すことが正しいわけではありません。

面接官は提出済みのESを基に質問を投げかけてくる場合が多いため、"ES+αの内容"がなければ高い評価を得ることは難しいと思われます。

「暗記したものをそのまま話さない・面接官とのコミュニケーションを意識する」ということは必ず心掛けていただければと思います。

話す長さや時間配分に注意する

これはグループ面接でより重視する内容になるのですが、話す時間・時間配分には注意を払う必要があります。

グループ面接では他の就活生と一緒に面接を行うため、自分ばかりが長時間話してしまうと「この就活生は周りに配慮できていないな、自分勝手だな」という印象を受けてしまいます。

いくら内容が素晴らしくても、このような点をおろそかにしただけで一気にマイナス評価を受けてしまう可能性は高いと考えられます。

「他の就活生とのバランス感・時間配分への配慮」も"面接におけるコミュニケーションの一つ"となりますので、この観点は忘れずに面接に臨みましょう。

実際の面接で聞かれる類似質問

面接では、必ずしも「キャリアプランを教えてください」と直球で聞かれるとは限りません。しかし、以下のような質問も本質的には「将来のビジョン」と「そこに至る計画」を問うている点では同じです。

焦って別の回答を作るのではなく、作成したキャリアプランを質問の意図に合わせて「切り口」を変えて伝えることで、一貫性のある回答ができます。

5年後、10年後どうなっていたいですか?

ポイント

作成したキャリアプランの中から、該当する年次の到達目標を抜き出して伝えます。

5年後: 一般的に「一人前~チームリーダー」の時期。「現場で実績を出し、部下を育成している姿」など、中堅社員としての活躍イメージを伝えます。

10年後:一般的に「マネジメント~責任者」の時期。「事業を牽引している」「組織全体に影響を与えている」など、会社の中核としての姿を伝えます。

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弊社に入った場合どんな仕事がしたいですか?

ポイント

将来の目標を達成するために、「まずはどの部署で、何を経験する必要があるか」という初期のステップを具体的に伝えます。

単に「企画がしたい」と希望を述べるだけでなく、「将来〇〇になるために、まずは現場である営業で顧客理解を深めたい」というように、**未来の目標からの逆算**であることを示しましょう。

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将来の夢はなんですか?

ポイント

具体的な役職やスキルよりも、「仕事を通じて社会をどう変えたいか」「どんな価値を提供し続けたいか」という仕事観を伝えます。

少し大きな視点になっても構いませんが、あくまで「ビジネスを通じて実現する夢」である必要があります。プライベートな夢ではなく、その企業の事業内容の延長線上にある夢を語りましょう。

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【職種別】キャリアプランの回答例文

志望する職種によって、求められる役割やキャリアステップは異なります。以下の例文を参考に、自分の言葉でアレンジしてみてください。

総合職

まずは多くの企業で将来の幹部候補として採用される職種です。「現場での経験」から「組織全体のマネジメント」へと視座が高まっていくプロセスを描くと評価されやすいです。

ここで紹介するのは、野村総合研究所(NRI)の内定者が書いたESです。この回答の評価ポイントは、「解像度の高さ」にあります。
多くの就活生が漠然と「成長したい」と語る中で、この学生は「ベンチャーキャピ...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

営業職

営業職は数字としての成果がわかりやすい職種ですが、評価されるポイントは「売上」だけではありません。まずは顧客や社内との「信頼関係」をどう築くかが重要です。

ここで紹介するのは、住友生命の選考通過者のESです。この回答の評価ポイントは、「等身大のキャリアステップ」と「貢献の姿勢(Give)」にあります。
いきなり大きな目標を掲げるのではなく、まずは「縁の下...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

エンジニア職

エンジニア職は技術力だけでなく、企業においては「ビジネス視点」や「チーム開発への適性」が非常に重視されます。技術を手段として、どうプロジェクトを成功に導くかを語ることが重要です。

ここで紹介するのは、TISの選考通過者のESです。この回答の評価ポイントは、「具体的なマイルストーンの設定」と「役割の解像度」にあります。
単に「技術力を磨きたい」で終わらせず、「3年後は知識吸収」「...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

マーケ・企画職

マーケティング職は「アイデア出し」だけが仕事ではありません。顧客のニーズを正確に掴み、売上に繋げる「泥臭い実行力」が求められます。

ここで紹介するのは、ユニリーバ選考通過者のESです。この回答の評価ポイントは、「実体験に基づく再現性」にあります。
多くの学生が「企画をしたい」という希望のみを語りがちですが、この学生はアルバイトでの...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

事務職

事務職、特に人事や法務などの管理部門は、単なるサポート業務だと思われがちですが、実際には高い専門知識が求められるプロフェッショナルな領域です。

ここで紹介するのは、コニカミノルタの内定者のESです。この回答の評価ポイントは、「大学での学び」と「実務」の接続にあります。
多くの学生が学業と仕事を切り離して考えがちですが、この学生はゼミで学んだ「...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

専門職(研究・開発職など)

研究職や専門職は、どうしても「専門知識」や「個人のスキル」のアピールに偏りがちですが、企業が求めているのは「組織として成果を出せる研究者」です。

ここで紹介するのは、大鵬薬品(研究職)の内定者のESです。この回答の評価ポイントは、「研究者としての成長プロセス」を具体的に言語化できている点です。
大学での経験を通じて「指示待ち」から「自ら提案する...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

【キャリアプランがない!という就活生へ】キャリアプランの見つけ方を紹介

キャリアプランがないという就活生に向けたキャリアプランの見つけ方

企業が面接でキャリアプランを聞く理由については理解していただけたかと思います。

しかし、そもそも「キャリアプランなんて思いつかない!」と思っている就活生もいるのではないでしょうか?

そんなキャリアプランがないという就活生に向け、キャリアプランの見つけ方を紹介していきたいと思います。

また、本項はキャリアプランがある程度定まっている方には関係のない内容になりますので、そういった方はこちらから次の項に遷移していただければと思います。

キャリアプランの見つけ方に関してですが、基本的な方法としては以下の2つがあります。

自己分析などを通じて就活の軸を定める

就活の軸とは「企業を選ぶ際の自分なりの基準」のことです。

自分が何を大切にして働くのかを落とし込むことで、具体的なキャリアプランを策定することに繋がります。というのも、就活の軸を考える段階で働いている自分を具体的にイメージすることができるからです。

企業研究などを通じて企業理解を深める

キャリアプランを見つけるもう一つの方法は「企業理解を深めること」です。

具体的には、説明会へ参加する、OB訪問を通じて実際の社員に話を聞く、採用HPを読むなどが挙げられます。

例えばOB訪問の場合であれば、「どんな部署でどのような仕事をしてきたか」など、社員の生の声を聞くことができます。また、仕事の進め方やジョブローテーションの有無、昇進のタイミングなどを聞くことでも入社後のキャリアをイメージし易くなるでしょう。

企業研究には様々な方法がありますが、企業理解を深めることでその会社への理解が深まり、キャリアプランを立て易くなるため、自分に適した方法で企業研究を進めましょう。

【NG】キャリアプランを答える際の注意点

どれほど立派なキャリアプランでも、内容によっては「自社に合わない」「自分勝手だ」とマイナス評価につながるおそれがあります。面接で語る際は、以下の4つのポイントに当てはまっていないか必ず確認しましょう。

ロジックのない抽象的なプランを控える

「将来は部長になりたい」「バリバリ活躍したい」といった願望だけでは不十分です。面接官が知りたいのは「どのようにしてそこへ到達するか」というプロセスの部分です。
「5年後」「10年後」という時間軸に対し、「なぜその役職なのか」「そのためにどんなスキルが必要で、どう経験を積むのか」という根拠(ロジック)がないと、その場限りのキャリアプランだと判断されてしまいます。具体的な行動計画をセットで伝えましょう。

志望動機との一貫性をもたせる

志望動機とキャリアプランが矛盾していると、一気に説得力が失われます。
例えば、志望動機で「地域に密着して顧客を支えたい」と言っているのに、キャリアプランで「入社後すぐに海外事業部に異動したい」と語るのは不自然です。キャリアプランは「志望動機(実現したい夢)を叶えるための手段」であるはずです。両者にズレがないか、一貫性を確認してください。

会社を踏み台に考えない

近年は転職や独立が一般的になっていますが、新卒採用の面接でそれを前面に出すのはNGです。
「スキルを身につけて3年で独立したい」「起業のためのノウハウを学びたい」といった発言は、「会社を利用するだけで、貢献する気がない(Taker思考)」と判断されます。企業は長く活躍してくれる人材を求めています。あくまで「その企業の中で長く活躍し、貢献すること」を前提に話しましょう。

仕事と無関係な個人的目標をメインにしない

「30歳までに結婚したい」「年収1000万円稼いで家を建てたい」といったプライベートな目標は、ビジネスの場である面接には不適切です。
もちろんワークライフバランスは大切ですが、面接官が聞いているのは「仕事を通じてどう成長し、会社に貢献してくれるか」です。個人の幸福ではなく、あくまで「どのような仕事をして、どのような価値を生み出したいか」というビジネス上の目標を語るようにしましょう。

【QA】キャリアパスについてのよくある質問 

職種によっては明確なキャリアプランじゃなくてもいい?

結論、役職や部署名が明確でなくても構いません。
その場合は、「どのような役割を担いたいか」「どのような価値を提供できる人材になりたいか」という視点でプランを組みましょう。

NG:「配属先によります」と丸投げする。
OK:「どの部署であっても、まずは実務を完璧にこなし、3年後には後輩指導を、将来的には組織運営の要としてチームを支える存在になりたい」と役割の推移を語る。

将来変わる可能性のあるキャリアプランでもいいの?

はい、問題ありません。
企業も、学生時代のプランが定年まで変わらないとは考えていません。重要なのは、現時点でのビジョンに向かって「逆算して考える力があるか」「目的意識を持って働けるか」です。

「現時点では〇〇を目指しており、そのためにまずは××に取り組みたい」と、今の自分なりの仮説を堂々と伝えれば大丈夫です。入社後の経験によって目標がアップデートされることは、むしろ自然な成長です。

実現可能性の低いキャリアプランでもいいの?

夢が大きいこと自体は良いですが、足元の計画は現実的であるべきです。
例えば、新入社員が「3年後に社長になる」と言っても現実味がなく、「会社組織を理解していない」と判断されかねません。

大きな目標(10年後~)を掲げる場合は、そこに至るまでの3年後、5年後のステップを地に足のついた内容にすることで、説得力を持たせましょう。「大きな夢」と「現実的な積み上げ」のバランスが重要です。

将来起業を目指している場合どう答えればいいの?

基本的には「社内で実現すること」を前提に伝えるのが無難です。
ベンチャー企業など、独立を推奨する文化がある会社以外では、「将来は独立・起業したい」と明言すると、「すぐに辞めてしまうリスクがある」と捉えられがちです。

「将来は経営者視点を持って事業を回せるようになりたい」「社内ベンチャー制度で新規事業を立ち上げたい」といった、その会社に所属しながら貢献する文脈に変換して伝えることをおすすめします。

まとめ

面接で伝えるキャリアプランの見つけ方、面接のポイント、業界別回答例のまとめ

本記事では「面接×キャリアプラン」にフォーカスし、キャリアプランの見つけ方・面接のポイント・業界別の回答例などを解説してきました。

キャリアプランは業界/企業/個々人の目指すべき目標によっても異なりますが、最も重要なことは"自分自身と企業とを適切に理解し、達成までの計画を含めて具体的に伝えること"です。

本記事の内容を参考にしていただき、面接対策・志望企業の選考突破に努めていただければと思います。

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