【完全版】OB・OG訪問のやり方❘目的・時期・質問・注意点を徹底解説&成功のコツ
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最終更新日:2026年1月20日
記事公開日:2017年12月12日
OB・OG訪問の3つの目的

OB・OG訪問とは、「就職活動を通して、疑問に思った事柄や自身が立てた仮説に対し、実際に該当する企業で働くOB・OGからのフィードバックを受けることで、理解を深める場」とunistyleは定義しています。
OB・OG訪問を行ううえでまず重要なのは、OB・OG訪問を行う目的を明確にすることです。OB・OG訪問を行う目的は、大きく分けて3つあります。
(1)自己分析の精度を高める
OB・OG訪問での対話を活用し、皆さんの自己分析をサポートしてもらうことです。OB・OG訪問を正しく活用すれば、あなた自身の自己PRの内容をブラッシュアップすることができます。
→自己分析のやり方を解説した記事です。まずは一度やってみて、OB・OGの方に見ていただきましょう。
(2)業界研究の精度を高める
あなたの業界研究の結果が正しいかどうかを検証したり、四季報や記事などの2次情報では得られない情報にアクセスすることで、業界理解/企業理解をより確かなものへ改善することができます。
(3)高い評価を得て内定に近づく
ほとんどの企業では、OB・OG訪問を行った回数、OB・OG訪問での印象・パフォーマンス等を評価し、本選考を行ううえで、その評価内容を活用しています。OB・OG訪問で高い評価を獲得することで、特別選考ルートに乗せてもらえたり、一部の選考ステップが免除になったりなど、内定獲得へと近づくことができます。
OB・OG訪問を行うことによるメリット

まず大前提、OB・OG訪問において、OB・OG側にメリットはないです。
もちろん、OB・OG訪問の依頼に対して実際に不快感を示すようなOB・OGは少ないはずですが、忙しい中、学生のために時間を割いてくださっていることは心に留めておくべきでしょう。それが自然と最低限のマナーと気遣いにつながるはずです。
学生側が、OB・OG訪問を行うと得られるメリットは以下になります。
-
企業理解が深まる
自分の仮説をOB・OGに伝えることで、企業の考え方や価値観をより深く理解することができます。 -
選考対策になる
OB・OGからのフィードバックをもとに、自分のアピールポイントをより効果的にすることができます。 -
自信につながる
自分の考えを整理し、OB・OGに伝えることで、選考に対する自信につながります。

また、OB・OG訪問を行ううえで、あらかじめ【自分の仮説をもつこと】が大切です。まずは、自分なりの「内定につながる」志望動機・ガクチカ(学生時代頑張ったこと)・自己PRの書き方を工夫し、文章にしてみましょう。
OB・OG訪問は、独自の「仮説」を検証し、企業理解を深めるための貴重な場となります。自分の考えや仮説をOB・OGに直接話すことで、より深い議論ができるでしょう。
OB・OG訪問をすべき時期・回数

OB・OG訪問は、「自分なりの仮説」と「十分な準備」があることを前提に、時期は早く、回数は多いほど良いというのが結論です。
早期に動くべき理由は、経験を積めるだけでなく、広報活動解禁前(12月〜2月頃)の方がライバルが少なくアポイントを取りやすいためです。また、回数を重ねることで自身の仮説がブラッシュアップされ、企業によっては訪問回数が評価に繋がるケースもあります。
ただし、「とりあえず」といった目的のない訪問は禁物です。準備不足で低い評価を受ければ、選考に逆効果となるリスクもあります。OB・OG訪問は、万全の準備を整えた上で、積極的に実践しましょう。
【事前準備】OB・OG訪問のやり方OB・OG訪問をするにあたってまずは事前準備を行いましょう。順番に説明していきます。
・OB・OGを探す
・OB・OGに連絡する
・仮説と質問の準備をする
・準備...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
・相手の連絡先を知った経緯を明記する
・アポイントメントの日時を直近で指定しない
上記のポイントを踏まえた上でOB・OG...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
・当日聞きたいことを予め伝えておく
・1番つながりやすい自分の連絡先を明示する
上記のポイントを...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
OB・OG訪問のお礼(当日)
OB・OG訪問をして頂いたらお礼のメールを送りましょう。その際に重要なポイントは以下になります。・お礼メールは当日、遅くとも翌日の朝までに送る
・印象に残った話や学んだことなどを具体的に書く
・改め...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
進路決定の報告とお礼メール
どこの企業に就職することになったとしても、アドバイスをくれたりお世話になった人には変わりはないため、報告メールをするようにしましょう。報告メールの例文は以下に記載します。
件名:【進路内定報告 (〇...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
OB・OG訪問でするべき質問の考え方

上記のようなプロセスで自分なりの「仮説」を持ち、OB・OG訪問でそれを検証しようとする姿勢を持ち合わせていれば、自然とOB・OGからも評価してもらえるような質問をすることができます。
なぜなら、それなりの仮説を立てようとすれば、おのずと必要最低限の自己分析や業界研究・情報収集をすることになるからです。
OB・OG訪問時の質問は以下3パターンで準備しておくと効果的です。
(1)志望動機の仮説を検証するための質問
自分が考えている志望動機に説得力があるか、自分の志望動機の根拠になった情報が正しいかを確かめるための質問をしましょう。
【例】あなたの仮説:「グローバルな環境で働きたい」
・グローバルな仕事、具体的には〜〜のような仕事がしたいと考えていますが、これは御社で実現できますか?
・これまで海外と関わる案件を担当したことはありますか?
・社員さんの何割程度が海外とのやり取りを経験されていますか?
・業務での具体的な海外との関わり方はどんなものですか?
・私は「グローバルに働く」を〜〜と定義していますが、御社でのグローバルな働き方はこれに合致していますか?
・私の志望動機に対して、フィードバックをいただいてもよろしいですか?
(2)自己PRの仮説を検証するための質問
自分の自己PRが魅力的なものかどうかを検証するような質問をしましょう。
【例】あなたの仮説:「私の強みはリーダーシップだ」
・私はリーダーシップを〜〜と定義していて、それが自分の強みだと思っていますが、これは御社の面接で評価されるでしょうか?
・〇〇さんが実際に働くうえでリーダーシップが必要と感じたのはどのようなときでしょうか?
・私は自己PRのときに〜〜という点を工夫しているつもりですが、〇〇さんはどのように伝えていましたか?
・私の「学生時代頑張ったこと」の内容に対して、フィードバックをいただいてもよろしいですか?
(3)自己分析・業界研究に関する質問
上記の志望動機・自己PRという仮説の結晶にOB・OGの方より指摘が入れば、引いてはその前提となる自己分析や業界研究にも不備があったとも言えます。
もちろん、志望動機や自己PRに指摘が入らずとも、自己分析や業界研究が十分に行えているとは限らないので、それぞれに関する質問は用意するべきでしょう。
・私はこのように自己分析・業界研究を行ったのですが、フィードバックをいただけないでしょうか?
・入社前後でのギャップはありましたでしょうか?
・現在のモチベーションや、この仕事の醍醐味は何でしょうか?
・競合他社と比べて、御社が優れているという点を教えていただけますでしょうか?
もちろん、これらの質問をひたすら列挙するようなのはNGです。質問会ではなく、あくまでOB・OGの方とのコミュニケーションとして、流れの中で聞けるように注意しましょう。
OB・OG訪問の質問集30選

以下ではOB・OG訪問で聞いておきたい質問を紹介しています。
就活の進め方に関する質問
・なぜこの企業を選びましたか?・他にどんな業界を志望し、どのような点で悩みましたか?
・ES作成時や面接の際のアドバイスはありますか?
・就活の時にやっておい...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
業務について(仕事内容について)
・出社してから帰るまでの1日の流れはどのようになりますか?・入社してから現在まで、どんな風に仕事が変わりましたか?
・仕事のやりがいを教えてください。
・仕事での失敗談を教えてください。
・仕事で常...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
企業の実態について
・この会社に入って良かったと感じる瞬間はどんな時ですか?・会社の強みと弱みを教えてください。
・会社で活躍している人にはどんな共通点がありますか?
・企業として自慢できることは何ですか?
・〇〇さん...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
企業の雰囲気について
・どのような社風がありますか?・〇〇企業にはどのようなタイプの人が多いですか?
・職場のイベントはありますか?
・〇〇...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
プライベートや働き方について
・仕事が終わったらどのように過ごしていますか?・休日は何をして過ごしていますか?
・長期休暇はどのように過ごしていますか?
・仕事とプライベートを両立させるた...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
福利厚生
・有給休暇はしっかり取れる環境にありますか?・産休、育休はしっかりと取れていますか?
・女性の管理職の割合はどれくらいですか?
・今の〇〇企業の福利厚生につい...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
キャリア観について
・これからチャレンジしたいことはあります...また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
OB・OG訪問での注意点・マナー

連絡方法(メールor電話)
OB・OG訪問をするにあたって、具体的に連絡を取りたいOB・OGを見つけた後に待ち受ける関門が、実際に約束を取り付けるフェーズです。
OB・OGにお願いをするに際し、連絡方法としてメールか電話の二つが主に思いつきますが、unistyleではメールでの連絡を推奨しています。
電話でのアポが悪いというわけでは全くありませんが、相手のスケジュール状況や、こちらも緊張や不慣れさからやり取りがぎこちなくなるリスクを考えると、メールの方が安全かつ確実でしょう。
もし電話でアポを取る際には、以下の点に注意しましょう。
・常識的な時間に連絡をする。(営業時間や、遅くとも20時ごろまで)
・必ず挨拶をし、次に大学名、名前、OB・OG訪問を依頼したい旨を伝える。
・相手が出られなかった場合には、必ず留守電を残す。
・事前に候補日時を挙げておき、メモを取りながらハキハキと話す。
服装
選考でないとはいえ、リクルートスーツに就活カバンというのが一般的でしょう。
選考ほど気負う必要はないとしても、身だしなみもきちんと整えて、自身がOB・OG訪問の時間を大切にしていることが伝わるようにしましょう。
持ち物
OB・OG訪問では、以下の持ち物が推奨されます。
・基本的な面接の持ち物
・事前に用意した質問リスト(OB・OG側にも渡すため2部)
・名刺入れ
手土産は原則不要であり、特に官公庁などの公務員の場合は収賄罪に該当する可能性から受け取ってもらえません。
OB・OG側も自分もかつて上の世代にしてもらった恩返しや、業務の一環として行っていると思われるので、感謝の気持ちこそ持っても、過度なお礼は控えるほうが良いでしょう。
コミュニケーション
例えば一方的な質問で自分の聞きたいことだけを聞き、それにただ答えてもらうだけのやりとりを「コミュニケーション」と言えるでしょうか。実はOB・OG訪問ではこのタイプの学生がよく見られるそうです。
OB・OG訪問の場で求められる「コミュニケーション」は、以下です。
・相手の言動にしっかりと反応する
・追加で質問する
・一方的に質問しない
適切なコミュニケーションを取れればお互いにとって有意義な時間になるだけでなく、そこからの優遇を得られる可能性も高まります。
NG質問
NGな質問を把握しておくことも大切です。印象が良くない質問としては、以下が考えられます。
1. 調べればすぐにわかる質問
「会社のホームページを見れば載っていること」を聞くと、志望度が低いと判断されます。
2. プライベートに踏み込みすぎた質問
初対面でいきなり聞くのはマナー違反とされることが多いです。
3. 残業や休日に関するネガティブな質問
「楽をしたい」「働きたくない」という印象を与えてしまいます。
4. 「はい」「いいえ」で終わる質問(クローズド・クエスチョン)
会話が広がらず、相手も答えにくくなります。
5.「評価される逆質問」などをそのままなぞったような質問
就活のノウハウなどの情報をそのまま使用せず目的意識を強く持って準備しましょう。
もちろん、上記以外にも常識的に考えて失礼にあたる質問は控えるようにしましょう。
OB・OG訪問から内定へつながった先輩達の体験談

OB・OG訪問は、単に企業情報を集めるだけでなく、内定獲得への大きな一歩となることがあります。
実際にOB・OG訪問を経験し、内定を勝ち取った先輩たちの体験談から、OB・OG訪問の重要性や具体的な活用方法をご紹介します。
内定者のOB・OG訪問体験談
◆内定者のプロフィール
大学・・・東京一工
属性・・・非体育会・非留学
◆内定先
コンサルティングファーム
◆内定者が考えるOB・OG訪問のメリット
1.企業理解が手っ取り早く深まる・・・表面的な情報ではなく、リアルな話が聞ける
2.面接で他の学生と差別化できる・・・企業への熱意のアピール材料になり自分の話に説得力を持たせることができる
3.助けてくれる・・・ES添削や面接練習など内定した社員さんに選考について相談することができる
4.(加点になる)・・・企業によるがOB・OG訪問の「回数」や「質」に選考で有利になる場合がある
◆就活生にアドバイス
2つ目の「他の就活生との差別化」が最も大きなメリットだと思います。
志望動機にOB・OG訪問での学びや気付きを含めるだけで、説得力が全く異なります。
また、OB・OG訪問は「大人と話すことに慣れる場」としても価値があります。面接で緊張してしまう学生は、OB・OG訪問を重ね、大人と話し慣れておくと良いと思います。
【27卒】何をすればよいかわからない人必見|25卒経験者が語る日系大手内定に必要な3つのこととは?
その他にも、ユニスタイルには就活生の体験談をご紹介しています。
ぜひ参考にして就職活動にお役立てください。
【27卒】GAFAMに内定した25卒が教える1人就活とは?|就活の相談相手がいない・時間がない人必見
25卒 内定者の就活体験談②:
【27卒必見】進路で迷っていた25卒理系学生がSIerへ就職を決めた理由とは?
まとめ

本記事では、OB・OG訪問に必要な事前知識や心構えをすべて網羅しました。
OB・OG訪問に限らず、記事を読むだけでは何も始まりません。必要な準備ができたと思ったら、物怖じせずにすぐ実行に移しましょう。
そして、OB・OG訪問で迷ったときやOB・OG訪問をする直前には、是非もう一度この記事に戻ってきて下さい。
皆さんがOB・OG訪問をうまく活用し、効率的に就職活動を進められることを祈ります。
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