【内定ES例文付】自己PRで気配りをアピールするポイント・書き方を解説!
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最終更新日:2026年3月16日
記事公開日:2021年2月5日
自己PR例文の全体像(強み別48選・エピソード別4選・文字数別7パターン・業界別13選など)は、以下の「自己PR例文完全版」をご覧ください。
▶︎ 自己PR例文完全版【新卒】強み・エピソード・文字数・業界別に例文を紹介
企業が自己PRを就活生に問う3つの目的
企業が自己PRを問う目的は以下の3点に大別されると言われています。
- 企業の求める人物像に合った強み(能力)を持っているかを知ること
- 就活生のキャラクターがその企業にマッチしているかを知ること
- その企業で活躍できそうか(強みを発揮できそうか)を知ること
いきなり闇雲に自己PRを書き始めるのではなく、まずは企業が自己PRを問う目的をしっかりと理解するようにしましょう。
自己PRにおける気配りとは

自己PRでよく用いられる「気配り」ですが、そもそもこの言葉にはどのような意味があるのでしょうか?
『goo国語辞書』で調べてみると、気配りの意味は、
あれこれ気を使うこと。手抜かりがないように注意すること。心づかい。配慮。
【引用】goo国語辞書(気配り)
と定義されています。
これをビジネスシーンに置き換えてみると、仕事で貢献をするために、常に様々な課題に目を見張り解決する姿勢や行動となります。
例えば、チームで働くことが多い職場では、一緒に働いている人が働きやすいようにひと手間加えることでチームでの仕事を円滑に進めることができるでしょう。営業として働く場合では、顧客への対応の姿勢や発言から信頼を得たり、直面している状況を深く把握した上で提案をしたりすることで成果に繋がります。
そのため、自己PRにおける気配りは、上記の内容を念頭に置きながら使うべき強み(長所)であると言えるでしょう。
企業は気配りができる人材を求めるのか

自己PRにおける気配りは理解できたと思いますが、本当に企業は気配りができる人材を求めているのでしょうか?
結論から言うと、気配りができることは他の項目と比較をしても、企業が求めている強み(長所)になります。
企業や政府が新卒に対して重視している項目
経団連が2018年度に作成している「2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」によると、企業が学生を採用する際に、選考時に重視していた項目は以下になります。
1.コミュニケーション能力 82.4%
2.主体性 64.3%
3.チャレンジ精神 48.9%
4.協調性 47.0%
5.誠実性 43.4%
6.ストレス耐性 35.2%
7.論理性 23.6%
【出典】
一般社団法人日本経済団体連合会「2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」
※20項目の中から各社5項目を選んだデータの上位7項目を抜粋。
この結果を見ると、1番目と4番目に重視されているコミュニケーション能力や協調性の項目は、顧客やチームに対して気配りができることでより発揮される能力だと言えるでしょう。
また、経済産業省が「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」と提唱している人生100年時代の社会人基礎力の中で、特に課題解決力・情況把握能力は、課題を見つけて解決する力・周囲や物事の関係性を理解する力と定義されていて、様々なことに気配りができることが求められる能力だと言えます。
以上から気配りができることは、確かに企業が就活生に対して求めている能力であると言えます。
自己PRで気配りをアピールするポイント

企業は気配りができる人材を求めているので、自己PRでアピールすることはメリットがあるでしょう。しかし、気配りができることをアピールする就活生も多く、捉え方によっては企業に評価されにくい側面もあります。
そこで、気配りができることをアピールして評価される自己PRにするためには、以下の3つのポイントを意識する必要があります。
- 背景を明確に伝える
- 具体的なエピソードを伝える
- 働く上での活かし方を伝える
それぞれについて解説します。
背景を明確に伝える
企業が自己PRを聞く意図で伝えている通り、企業は人柄を判断したいと考えています。
そのため、なぜ・どんなきっかけで気配りができるようになったのかを伝えることで、自分が気配りができた理由が明確になり、人柄を判断してもらいやすくなります。
さらに、「強みの原点」を語ることで、語っている強みが就職活動用に準備した嘘くさいものではなく、あなたの生い立ちやきっかけとなる経験につながる説得力のあるものであることが伝えることができます。
具体的なエピソードを伝える
企業が自己PRを聞く意図でも伝えている通り、企業は"あなた自身が入社した際、その企業にプラスの利益をもたらすことができる人物かどうか"判断したいと考えています。
ただ「気配りできました。」と伝えるのではなく、気配りを意識した上で、どんな行動を起こし、どんな成果を上げたのかまで伝えることで、入社した際に活躍すると判断されやすくなります。
そのために意識するべきことは、強みを発揮するための「方法論」を語ることです。「方法論」を語ることで、自身の強みの再現性を、説得力がある形で伝えることができます。
また、複数のエピソードを語ることも検討してみてください。
一つの強みに対して複数のエピソードを語ることで、たまたまその場面で強みを発揮できただけなのではないということを、企業に説得力を持って伝えることができます。
働く上での活かし方を伝える
上記同様、企業は"あなた自身が入社した際、その企業にプラスの利益をもたらすことができる人物かどうか"判断したいと考えています。
そのため、ただ「気配りできるよう頑張ります」というだけでなく、気配りができることで、会社に対してどのような貢献をするかを明確にする必要があるでしょう。
その際、業界研究・企業研究をすることで、どのような場面で気配りができることを求めているのかを把握して、その場面を想像できるようにPRをすることも重要です。
自己PRで気配りを言い換えるなら?

自己PRにおける気配りを伝えるポイントを説明しましたが、以下のような疑問・悩みが浮かんだ就活生もいるのではないでしょうか。
「気配りだと他の就活生と被りそうだから、何か別の言葉に言い換えたい!」
「気配りだと何だかしっくりこず、もっと適当な言葉がある気がするんだよな…」
また、自身の強みをより具体的に伝えることで、企業へのアピールにも繋がるため、気配りを言い換えて表現することも検討してみてください。
そこで、気配りと類似した言い換え言葉を以下にまとめたので、自分の考えているエピソードに合うような表現があれば活用してみてください。
・状況を俯瞰的に見て適切な行動がとれる
・相手のことを考えて行動ができる
・必要なことを先回りして行える
・場の空気が読める
基本的な自己PRの書き方
まずは基本的な自己PRの書き方をご紹介します。自己PRのフレームワークを理解することで、選考官に響く効果的なアピールをすることができます。
(1)強み:あなたの強みは?
(2)強みの原点:強みが形成されたきっかけは?
(3)強みを表す具体的エピソード
(4)強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?
(5)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かす?
どんな業界の自己PRを書く場合でも、上記のフレームワークが基本的な自己PRの書き方になります。まずはこれをしっかりと理解できるようになりましょう。
自己PRで気配りをアピールした大手企業内定者のES例文
まず最初に、実際にどのようなESが評価されるのか具体的なイメージを持っていただくために、「気配りをアピールして大手企業からの内定を獲得した就活生のES例文」を以下のエピソードごとに紹介します。
- ES例文(1):【アルバイト】
- ES例文(2):【アルバイト】
- ES例文(3):【アルバイト】
- ES例文(4):【部活動】
- ES例文(5):【部活動】
- ES例文(6):【サークル】
- ES例文(7):【課外活動】
- ES例文(8):【課外活動】
- ES例文(9):【インターン】
- ES例文(10):【学校行事】
自己PRを書く際の構成や表現方法などを是非参考にしてみてください。
ES例文(1):【アルバイト】
自己PRは何ですか。
私はグループを客観的に見つめ個人に対して細かな気配りができ、困っている人を助けることができる。誰とでも良い友好関係を築くことができ、グループの良好な環境作りが得意である。私は、周りを見て困っている人を...場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
ES例文(2):【アルバイト】
【自己PR動画】 あなたらしさが分かるように自己PRをしてください(60秒~90秒)。※服装や物の使用など表現方法は自由です。
こんにちは!○○大学の○○と申します。私の動画をご視聴いただきありがとうございます!私は「人の想いを汲み取み、その想いに寄り添った行動ができること」を強みとしています。個別指導の塾講師をしていた時、...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
ES例文(3):【アルバイト】
自己PR(あなたの強み、得意とするもの など)を入力してください (400文字以下)
私の強みは「気配り」です。この強みは大学時代に勤めていた○○でのアルバイトで発揮されました。豊富な商品を扱い、販売・加工・買取業務の全てを行う店舗では、多忙の中でも常にスタッフに気を配り、お客様が求め...それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
ES例文(4):【部活動】
自己PRをお願いします。(250文字以下)
私の長所は相手にとって最適な対応を考え、協働して成果を挙げられることだ。中高の〇〇部では、副キャプテンとして常に個人よりもチームの戦力強化を優先して行動した。具体的には、練習メニューを考案する際は他の...また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
ES例文(5):【部活動】
自己PRを入力ください(300文字以下)
私はグループを客観的に見つめ、個人に対して細かな気配りができ、支え合うことができる。私はチアリーディングの経験を通して、組織全体のパフォーマンスの質を向上させるためには、一人ひとりと向き合い信頼関係を...場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
ES例文(6):【サークル】
学生時代の取り組み(自己PR)(400文字以下)
所属しているダンスサークルで、対話を通してメンバーの意見を聞き出し、チームに一体感を生み出した。当時、サークル方針決定が一人一人の意見が反映されずに進んでしまうという課題があった。この状態ではダンスに...○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
ES例文(7):【課外活動】
自己PRをしてください。(200字以内)
私は「常に人の立場になって物事を考える」人間である。留学生交流イベントの代表を務め、国籍・性別関係なく楽しめる環境づくりを目指した。しかし、メンバーと関わることで、英語という言語の壁が交流の妨げになっ...それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
ES例文(8):【課外活動】
自己PRを自由にしてください。
私は他者に寄り添いながら考えて行動することができる。これは○○プロジェクトでの○○チームのリーダーとしての経験で発揮された。私のチームは、プロジェクト当初は士気が高かったが、中盤辺りから突然やる気が...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
ES例文(9):【インターン】
ご自身の長所、短所を含めて自己PRしてください。(250文字以下)
私の長所は客観的に考えることと相手の立場になって考えることである。長期インターンシップでは、チームを客観的に捉え、メンバーの特性を活かせるようなチーム作りを行った。その際、メンバーの立場や経験を考慮...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
ES例文(10):【学校行事】
自己PR(200字以内)
私の強みは「周囲に働きかける力」だ。高校時代、学級委員として学園祭に向けてクラスを統率した。このとき、作業効率を向上する環境作りで周囲に働きかけた。まず、作業ごとに班分けし、全員に仕事を割り振ることで...○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
まとめ

本記事では自己PRにおける気配りについて解説してきました。
改めてになりますが、自己PRは「自身が入社後に活躍できる人材であること」を示す必要があります。
例えば気配りを相手の立場に立って考えるといったようにに言い換えをする等の、効果的に伝えるためのポイントをしっかりと抑え、志望企業の選考突破、ひいては内定獲得を目指してもらえればと思います。






