自己PRの書き出しで押さえるポイントは4つ!ー例文8選付きで解説ー
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最終更新日:2026年3月16日
記事公開日:2020年12月14日
自己PRの全体像(書き方・ポイント・強み別例文・NG例など)は、以下の「自己PR完全版」をご覧ください。
▶︎ 自己PR完全版【新卒】書き方・ポイント・強み別例文・NG例までを徹底解説
なぜ自己PRにおいて書き出しは重要なのか?

自己PRの中でも書き出しの部分が重要になるのでしょうか?書き出しの重要性について解説していきます。
結論から言うと"文章全体を論理的にし、採用担当から見て分かりやすい自己PRにするため"というのが回答になります。
各社の採用担当は1日に何百枚ものエントリーシート(ES)に目を通すという場合も珍しくなく、各設問の回答を一つ一つじっくり見ている暇がない場合もあります。
その際、まず最初に目に留まるのが各回答の一文目、つまり書き出しの部分になります。
「結論→理由→具体例→結論」という文章構成のフレームワークを聞いたことがある就活生もいるかと思いますが、この書き出しの部分は結論(1つ目)に該当します。
つまり、この結論(書き出し)の部分が定まっていなければ、その後に続く理由や具体例といった部分に一貫性が生じなくなってしまうのです。
文章全体に一貫性を持たせ、論理的な文章にするために書き出しは重要だと言えるでしょう。
エントリーシート(ES)における自己PRの基本的な書き方

(1)強み:あなたの強みは?
(2)強みの原点:強みが形成されたきっかけは?
(3)強みを表す具体的エピソード
(4)強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?
(5)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かす?
どんな自己PRを書く場合でも、上記のフレームワークが基本的な自己PRの書き方になります。まずはこれをしっかりと理解できるようになりましょう。
自己PRを差別化するコツ
採用担当者は、1日に何枚ものエントリーシートに目を通します。
膨大な数のエントリーシートに目を通すため、 同じような内容やあまり目立たない書き出しだと、採用担当者に読んでもらえない可能性もあります。
自己PRの書き出しは特に印象に残りやすい部分です。 印象に残りやすい部分だからこそ、少しの工夫で目を引くような自己PRになります。
次では、少しの工夫で他の就活生と差別化した書き出しになるコツを紹介します。 採用担当者の目に留まり、印象に残る自己PRを作成しましょう。
(1)ありがちな内容は避ける
コツの1つ目は「ありがちな内容は避ける」ということです。
自己PRの書き出しは上記にあるように、文章全体の結論に当たります。初めにアピールポイントを書く際に、何十人何百人と被るような内容を書いてしまっては、企業側に興味を持ってもらえない可能性が高まります。
周りと差をつけ、企業側に続きも読みたいと思わせるためには、ありきたりなアピールポイントやフレーズを使うことを避けなければいけません。
例えば、同じ責任感をアピールするとしても「私は当事者意識を持ってその問題解決に臨むことができる」などと言い換えることが重要です。
(2)キャッチフレーズを使う
コツの2つ目は「キャッチフレーズを使う」ということです。
上記にあるように、自己PRの書き出しは他の就活生と被ることが多々あります。その際に、自分にキャッチフレーズをつけてアピールすることで他の就活生との差別化をすることができ、企業側の印象に残りやすくなります。
キャッチフレーズを使う際には、簡潔で分かりやすいものにする必要があります。
就活で使えるキャッチコピー・キャッチフレーズについても解説しています。こちらも合わせてご覧ください。
自己PRの書き出しを書く際のポイント

これから実際に自己PRの書き出しを書く際に押さえておくべきポイントを紹介していきます。
採用担当者は、1日に何枚ものエントリーシートに目を通します。
膨大な数のエントリーシートに目を通すため、 同じような内容やあまり目立たない書き出しだと、採用担当者に読んでもらえない可能性もあります。
自己PRの書き出しは特に印象に残りやすい部分です。採用担当者の目に留まり、印象に残る自己PRを作成しましょう。
以下では、少しの工夫で他の就活生と差別化した書き出しになるコツを紹介します。
自己PRの書き出しを書く際に押さえておくべきポイントを具体例を用いて解説していきます。
(1)結論(強み・長所)を簡潔且つ具体的に伝える
ポイントの1つ目は「結論(強み・長所)を簡潔且つ具体的に伝える」ということです。
上記の『なぜ自己PRにおいて書き出しは重要なのか?』の項でも紹介しましたが、自己PRの書き出しには「自己PRの文章全体を論理的にするため」という役割があります。
そのため、結論(書き出し)を簡潔且つ具体的に伝えることで、文章全体を論理的で一貫性のある文章にすることができます。
簡潔且つ具体的に伝えることの重要性を示す例として、同様の強み・エピソードを書いているAさんとBさんの自己PRを下記に掲載しています。
【Aさん】
他者と真摯に向き合い、信頼関係を構築できるという点においては誰にも負けません。(書き出し)→その強みを家庭教師のアルバイトで発揮しました。(具体例)→具体例の説明に続く
【Bさん】
◆家庭教師のアルバイトで2年間に渡り同じ高校生の担当を請け負い、偏差値を20上げて第一志望校に合格させた経験から、私には信頼関係を構築できるという強みがあると考えられます。(書き出し)→具体例の説明に続く
AさんとBさんの自己PRを比較し、皆さんはどちらの自己PRが分かりやすいと感じたでしょうか?
おそらく多くの就活生がAさんの例を選ぶのではないかと思います。
今回はやや極端な例を取り上げましたが、上記の例からも分かるように、自己PRにおける書き出しは簡潔且つ具体的に伝える必要があります。
もし自分自身の自己PRの書き出しが冗長になっていると感じたのであれば、本記事の内容を参考にして修正に努めてもらえればと思います。
(2)文末は必ず言い切る
ポイントの2つ目は「文末は必ず言い切る」ということです。
その理由としては、"言い切り表現を用いることで文字数を削減することができるため"です。
大抵の場合、各社のエントリーシート(ES)には文字数の制限があり、「残り数文字をどうやって削減しようか…」と頭を悩ませた経験のある就活生も多いことでしょう。
その際、「私の強みは○○だと思います。」といった表現を用いるよりも、「私の強みは○○です。」という表現を用いたほうが5文字程度の文字数を削減することができ、その分他の要素を詰め込むことができます。
文末表現を言い切るか言い切らないかの違いだけでも十分に不要な文字数を削減することができますので、こういった細部まで気をつけた上で自己PRを作成するようにしましょう。
大手企業内定者の自己PRの書き出しに関するES例文8選

まず初めに、自己PRのES例文を紹介します。
本記事では、大手企業内定者のES例文を強み(長所)別に8つ紹介します。
- (1)計画力(中部電力21卒内定者)
- (2)柔軟性(SMBC日興証券21卒内定者)
- (3)協調性(中部電力21卒内定者)
- (4)行動力(SMBC日興証券21卒内定者)
- (5)実行力(中部電力21卒内定者)
- (6)傾聴力(SMBC日興証券21卒内定者)
- (7)主体性(みずほ情報総研21卒内定者)
- (8)やり抜く力(中部電力21卒内定者)
(1)計画力(中部電力21卒内定者)
自己PR(学生時代に力を入れたことやそこから学んだことなど)を入力してください。(540文字以上800文字以下)
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
(2)柔軟性(SMBC日興証券21卒内定者)
長所と短所を含めた自己PR(250字)
私の長所は柔軟性だ。様々な人と接するときその人の意思や価値観を尊重し、柔軟に対応しコミュニケーションを取ることができる。例えばアルバイトの塾講師では、英語への考え方、成績含め幅広く様々な生徒を担当して...○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
(3)協調性(中部電力21卒内定者)
自己PR(学生時代に力を入れたことやそこから学んだことなど)を入力してください。(540文字以上800文字以下)
私は協調性という強みを活かして、チームのメンバーが納得して仕事に取り組める環境づくりから、チームの成果に貢献することができます。私はこの強みを活かして、〇○○部で〇人をまとめるチームリーダーを務め、...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
(4)行動力(SMBC日興証券21卒内定者)
長所と短所を含めた自己PR(250字)
私の強みは圧倒的行動力だ。高校陸上部で、ハードルでの全国大会出場に向けて、練習時間の短さとグラウンドの狭さが課題であった。解決に向け、早朝や昼休みの空き時間を活用した自主練習に加え、自ら頼み込み強豪校...また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
(5)実行力(中部電力21卒内定者)
自己PR(学生時代に力を入れたことやそこから学んだことなど)を入力してください。(540文字以上800文字以下)
「行動力」や「実行力」に自信がある。大学入学当初、入部を希望していたオールラウンドなサークルが存在しなかった。運動が好きで、大学では人脈も広げたかったため、そうしたサークルに入部したかったが、環境がな...場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
(6)傾聴力(SMBC日興証券21卒内定者)
長所と短所を含めた自己PR(250字)
私の強みは「傾聴力」です。部や学生連盟での活動の中で、多くの人の意見を聞くことで、課題の発見・解決を行ってきました。また、一つのことに対して全力で取り組むことができることも私の強みだと考えています。一...○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
(7)主体性(みずほ情報総研21卒内定者)
自己PRをお答えください
私は高い目標に挑戦をし、目標達成のために主体的に行動ができる人間だ。その例として空手部の意識改革を行ったことをあげる。私は「全国大会でメダル獲得」を目標としていた。そのために自分自身のモチベーションの...それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
(8)やり抜く力(中部電力21卒内定者)
自己PR(学生時代に力を入れたことやそこから学んだことなど)を入力してください。(540文字以上800文字以下)
私は、高い目標を掲げ、熱い想いを持ち、周りを巻き込みながらやり抜く力があります。それはテニスサークルの新歓代表として新入部員数を前年比○%、過去35年で最高数の○名にすることに尽力した経験で培うことが...また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
自己PRの書き出しの注意点
自己PRの書き出しを書く際のポイントは押さえていただけたかと思います。続いては、自己PRの書き出しを書く際の注意点について解説していきたいと思います。
自己PRの書き出しの注意点は主に以下の2点になります。
(1):ネガティブな表現は避ける
自己PRの書き出しの注意点の1つ目は「ネガティブな表現は避ける」ということです。
自己PRの書き出しの部分に「私は~な所が短所ですが」「私は~が苦手ですが」などのネガティブな表現をすると、企業側に自分の弱みをアピールするかのようになってしまいます。
自己PRの書き出しはその後の文章の印象に影響します。たとえその後、ポジティブな表現でアピールしたとしても、全体的にネガティブな印象の自己PRになりかねません。
上記の通り、採用担当は各設問の回答を一つ一つじっくり見ていられない場合があります。そのため、書き出しから自分のアピールポイントが伝わるようにポジティブな表現を意識することが大切です。
(2):誇張したり嘘をついたりしない
自己PRの書き出しの注意点の2つ目は「誇張したり嘘をついたりしない」ということです。
他の就活生との差別化を図るために、事実とかけ離れた内容を伝えたり、大げさにアピールすることは避けましょう。
上記の通り、企業側は自己PRを聞くことで、就活生の能力や人柄を判断しています。事実とかけ離れた内容をアピールしたら、仮に選考は通過しても、面接の時点で落とされたり入社後企業とのミスマッチに悩まされることになるでしょう。
自己分析をしっかりとやったうえで自己PRでは事実のみを記載し、誇張したり噓をついたりすることがないようにしましょう。
まとめ

本記事では、企業が自己PRを聞く意図や、自己PRの書き出しを書く際のポイント・注意点、ES例文について解説してきました。
自己PRの書き出しについて理解出来るようになったら、次は自己PRの締め方についてもご確認ください。書き出し同様に締め方も、採用担当に自分をアピールするうえで非常に重要な部分です。






