自己PRの締め方はどうするべき?書く際のポイントからES例文までを紹介
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最終更新日:2026年3月16日
記事公開日:2020年12月15日
自己PRの全体像(書き方・ポイント・強み別例文・NG例など)は、以下の「自己PR完全版」をご覧ください。
▶︎ 自己PR完全版【新卒】書き方・ポイント・強み別例文・NG例までを徹底解説
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なぜ自己PRにおいて締めは重要なのか?
冒頭で述べた結論(強み)を再度述べる
企業での活かし方を述べる -
自己PRの締めを書く際に押さえておくべきポイント
企業の求める人材像を踏まえた上でアピールする
強み(長所)の活かし方を具体的に述べる -
自己PRの締め方パターン集
「~という目標を実現します」
「~に貢献します」
「~に挑戦し続けます」
「~という強みを活かして~します」
「常に~の姿勢を忘れずに取り組みます」 -
自己PRの締め方パターン別例文
「~という目標を実現します」(三井住友海上火災保険)
「~に貢献します」(住友電装)
「~に挑戦し続けます」(丸紅)
「~という強みを活かして~します」(オリックス生命保険)
「常に~の姿勢を忘れずに取り組みます」(KPMGコンサルティング) -
大手企業内定者の自己PRの締めに関するES例文5選
相手に寄り添い解決する(東日本旅客鉄道(JR東日本))
不屈の精神力(積水化学工業)
実行力(TOPPAN)
課題解決力(西日本電信電話(NTT西日本))
適応力(大同生命保険) -
自己PRの締め方を書く際のNGパターン
弱気な締めくくりになっている
言葉に具体性が欠けている
聞かれた内容とずれた答えになっている
論拠のないアピールをしている - まとめ
なぜ自己PRにおいて締めは重要なのか?

なぜ、自己PRの中でも締めの部分が重要になるのでしょうか?
結論からお伝えすると、"自己PR全体を論理的な文章にするため"というのが回答になります。
自己PRの締めは基本的に以下の2パターンに分類されるため、パターンごとにその理由を紹介していきます。
冒頭で述べた結論(強み)を再度述べる
「結論→理由→具体例→結論」という論理的な文章構成のフレームワークを聞いたことがある就活生もいるかと思いますが、「結論(1つ目)・理由・具体例」は全て締めの文章に紐付いてきます。
つまり、この最後の締めの文章次第でまとまりのある文章にもまとまりのない文章にもなり得るため、自己PR全体を構成する上で締めの文章は重要であると言えます。
企業での活かし方を述べる
企業での活かし方は、"自身が企業に貢献できる人材であることのアピール"に直結するため、自己PRの一つの要素として重要になります。
また、その前の具体例などは「企業での活かし方」を根拠付ける材料にもなるため、文章全体に一貫性を持たせるという観点においても重要な要素であることを理解していただけるでしょう。
自身が「その企業に貢献できる人材であること」を伝えるためにも強み(長所)の活かし方で文章を締め、自身の強み(長所)を最大限アピールしてもらえればと思います。
自己PRの締めを書く際に押さえておくべきポイント

締めの重要性は理解していただけたと思いますので、続いては実際に自己PRの締めを書く際に押さえておくべきポイントを紹介していきます。
自己PRの締めを書く際に押さえておくべきポイントは以下の2点に大別されます。ここからは具体例を用いて各ポイントを解説していきます。
企業の求める人材像を踏まえた上でアピールする
自己PRの締めは、企業が求める人材・人物像を踏まえた上で書くことが望ましいとされています。なぜなら、企業は自己PRを通じて"その就活生が入社後に活躍できる人材であるかどうか"を見極めているためです。
そのため、就活生は業界研究や企業研究を通じて得た情報をもとに、自身の志望する業界・企業・職種で求められる素養を見極め、それに沿った上で自身の強み(長所)を述べることが求められます。
強み(長所)の活かし方を具体的に述べる
自己PRの締めでは"強み(長所)をどのように企業で活かすか"という要素を書く就活生が多いかと思います。
企業側は「その強み(長所)を通じて、具体的にどのように貢献してくれるのか?」を見極めようとしていますので、強み(長所)の活かし方で締める際は具体的に述べるようにしましょう。
具体的に述べることの重要性を示す例として、同様の強み・エピソードを書いているAさんとBさんの自己PRを下記に掲載しています。
【Aさん】
(本文)→相手に寄り添うことができるという強みを御社でも活かしたいと考えています。
【Bさん】
(本文)→御社の営業職でもこの相手に寄り添うことができるという強みを活かし、親身な対応による顧客からの信頼獲得を実現したいと考えています。
おそらく多くの就活生がBさんの自己PRの方が分かりやすいと感じるでしょう。
上記の例からも分かるように自己PRの締めで強み(長所)の活かし方を述べる際は、企業にどのように貢献できるのかを具体的に述べる必要があります。
自己PRの締め方パターン集

自己PRの締めくくりは、あなたの印象を最も強く残す部分です。入社後の貢献意欲や強みの再現性を短く的確に伝えることで、説得力のある締め方になります。
以下のパターンを参考に、強みや企業の求める人物像に合った表現を選びましょう。
「~という目標を実現します」
成果や目標に焦点を当てた力強いパターンです。主体性を印象づけられます。
「お客様に最も信頼される担当者になるという目標を実現します。」
「~に貢献します」
入社後の具体的な貢献イメージを描きつつ、企業理念に沿った形で伝えましょう。
「培った協調性を活かし、御社のチームワーク向上と事業拡大に貢献します。」
「~に挑戦し続けます」
チャレンジ精神を前面に出す型。成長志向の企業やベンチャー志向の学生にぴったりです。
「強みである行動力を活かし、新しい課題にも前向きに挑戦し続けます。」
「~という強みを活かして~します」
強みと貢献内容を一文でつなぐ万能型。説得力と一貫性が出ます。
「粘り強く挑戦する強みを活かして、御社の新規プロジェクト推進に貢献していきます。」
「常に~の姿勢を忘れずに取り組みます」
謙虚さや継続力を表現する型。長期的に努力できる人材として評価されやすいです。
「どんな状況でも学び続ける姿勢を忘れずに、課題解決に取り組みます。」
自己PRの締め方パターン別例文

上記で挙げた自己PRの締め方パターンを実際に使用した例文を紹介していきます。
- 「~という目標を実現します」(三井住友海上火災保険)
- 「~に貢献します」(住友電装)
- 「~に挑戦し続けます」(丸紅)
- 「~という強みを活かして~します」(オリックス生命保険)
- 「常に~の姿勢を忘れずに取り組みます」(KPMGコンサルティング)
「~という目標を実現します」(三井住友海上火災保険)
将来なりたい社会人像と、それを三井住友海上でどのように実現したいか教えてください。(300字以内)私は「人や企業の挑戦に奔走できる人材」になりたいです。私は学習塾での講師としての経験や営業をすること...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
三井住友海上火災保険の企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら
「~に貢献します」(住友電装)
自己PR(400字以内)長所は「困難な状況でも目標達成のために諦めないこと」です。
中学時代サッカー部で、約1年間、膝の故障により練習に参加できない時期がありました。
同い年のチームメイトに遅れをと...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
住友電装の企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら
「~に挑戦し続けます」(丸紅)
将来のキャリアビジョンについて「人生を通してどのようなことを成し遂げたいか」もしくは「将来自分がどのような人物へ成長したいか」という観点から私は、仕事を通じて世界の人々の笑顔を増やしたいという思いが...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
丸紅の企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら
「~という強みを活かして~します」(オリックス生命保険)
自ら考えて行動し、周囲と協力しながら取組んだエピソードを紹介してください。○○○○でのアルバイトにおいて、残業時間の削減に尽力しました。複数の部門がある中で私は○○部門を担当しており、品出しや商品の...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
オリックス生命保険の企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら
「常に~の姿勢を忘れずに取り組みます」(KPMGコンサルティング)
自己PRを教えてください。相手の立場にたって物事を考えることが強みだと考えている。高校時代体育祭の幹部を務めたが、学校の上層部が従来の競技には怪我のリスクがあるため競技の見直しを行う必要があった。...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
KPMGコンサルティングの企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら
大手企業内定者の自己PRの締めに関するES例文5選

締めを含めた自己PRの基本的な書き方は理解していただけたかと思いますので、続いては自己PRのES例文を紹介します。以下では、大手企業内定者のESを強み(長所)別に5つ紹介します。
(1) 相手に寄り添い解決する(東日本旅客鉄道(JR東日本))
あなたは当社でどのようなことに挑戦したいですか。具体的な内容とそれを実現するためのあなたならではの強みを、今までの経験を踏まえて教えてください。「人々に笑顔と、感動を与えたい」という夢を実現したい。...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
(2) 不屈の精神力(積水化学工業)
最も「あなたらしさ」がわかる自己PRを、実体験をもとにご自由にお書き下さい。(学業に限らず、趣味や特技、どんな事でも結構です。) (300文字以上400文字以内)私には「不屈の精神」がある。目標達成...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
(3) 実行力(TOPPAN)
自己PRをご記入ください。(400文字以下)中学・高校生の時に図書委員長を務め、他校と合同でビブリオバトルの開催や売上が50万円を超える文化祭での古本販売等を通して、本に興味を持ってもらう活動を行い...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
(4) 課題解決力(西日本電信電話(NTT西日本))
自由に自己PRをおこなってください。(400字以内)私の強みは、自身の現状を分析し課題解決に向け戦略を立てて行動できることだ。この強みは苦手な英語力を向上させるためにTOEICを短期間で300点アッ...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
(5) 適応力(大同生命保険)
自分を表す一言とその理由 (200字以内)「カメレオンのような適応力」
私は自分の置かれた環境に瞬時に適応することができる。アルバイト先の飲食店では、アルバイトリーダーとして、周りのスタッフを先導し...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
自己PRの締め方を書く際のNGパターン

弱気な締めくくりになっている
前向きな表現で断定的に言い切る姿勢を意識しましょう。ポジティブな言い換えで、積極性や意欲を伝えられます。
入社後、自分の企画力が十分に発揮できるか不安はありますが、会社に貢献できるよう努力します。
日常の言い換え練習も効果的です。
例えば「飽きっぽい」→「好奇心旺盛で幅広く学ぶ意欲がある」など。こうした練習を積むと、自然に前向きな表現が身につきます。
言葉に具体性が欠けている
締めくくりでは、思い切って断定する表現にしましょう。意欲をはっきり示すことが大切です。
私の強みである計画力は、貴社のプロジェクト運営に役立つと思います。入社後はチームをサポートできる存在になれると思います。
例えば「貴社のプロジェクト運営において、計画力を活かしてチームを円滑に進められる人材を目指します。」のように、明確な目標を示すことで、前向きで説得力のある表現になります。
聞かれた内容とずれた答えになっている
自己PRは質問の形式によって求められる回答が変わります。「長所」「強み」「自分を動物に例えると」など、形式ごとの意図を見誤らないようにしましょう。
学生時代の経験から培った協調性を強みとして、入社後もさまざまなことに挑戦し、さらに自分を成長させたいです。
→ 「長所を教えてください」という質問なのに、「挑戦や成長」に焦点がずれている。
例えば「長所」の場合は性格面の特徴に、「強み」の場合は行動や成果を中心にするなど、質問意図を整理してから答えましょう。
論拠のないアピールをしている
自己PRで「入社後の成果」や「将来の目標」を述べるのは良いですが、現実的な根拠がないと信頼性を欠きます。大きすぎる目標や非現実的な成果は避けましょう。
毎日5時間の勉強で、すぐに専門家並みの知識を身につけます。
現実的な目標とプロセスを示すと説得力が増します。
例:「入社後は現場で経験を積み、2年目にはチームの成果に貢献できるよう成長します。」
まとめ

本記事では、自己PRにおける締めについて解説してきました。
締めの重要性やポイントを理解した上で自己PRを作成し、志望企業の選考突破を目指していただければと思います。
自己PRの締め方を理解出来たら、次は文字数別の自己PRの書き方をご確認ください。






