【一次面接の対策とは?】質問・逆質問例・落ちる就活生の特徴を解説
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最終更新日:2025年12月19日
記事公開日:2020年2月7日
面接の目的

企業側が面接を行う目的は、基本的には以下の2点に大別されると言われています。
- 就活生の能力・志望度の見極め
- 自社の魅力づけ
就活生の能力・志望度の見極めに関しては、文字通り「企業で活躍できる能力があるかどうか・自社への志望度が高いかどうか」になります。
ES・webテスト・グルディス(GD)は"面接の前段階で就活生を絞り込むため(=スクリーニング基準)"、面接は"採用する就活生を決めるため(採用基準)"とそれぞれ基準が異なります。
自社の魅力づけに関しては、「就活生との対話を通じ、自社への志望度を向上してもらうこと」となります。
「非常に優秀だ!ぜひ採用したい!」と思った就活生に対し、逆質問の時間などを用いて魅力づけをし、"自社への志望度を向上させること"も面接の大きな目的となります。
ただ単に選考の合否を判断するだけでなく、就活生との直接的な対話を通じて自社の魅力づけをすることも面接の大きな目的となります。
面接の評価基準

ここでは、面接の評価基準について解説します。
一般的に企業側は"その就活生が企業の利益に貢献できる人物であるかどうか"で選考の合否を判断しています。
企業が求めている人材を知るには
「利益に貢献できる」を基に面接の評価基準を考察してみると、以下の3点が面接の評価基準と言えます。
- 自社への志望度が高いか
- 自社の求めるスキル・能力を所持しているか
- 基本的なマナー・言葉遣いを備えているか
自社への志望度が高いか
売り手市場と言われる現代において、一人で複数社の内定を獲得することはもはや当たり前であり、人によっては10社以上の内定を獲得することも珍しくありません。(もちろん、人気企業であれば倍率が低下しているということはなく、むしろ高まっているというデータもあります)
そのような現状において、企業側も内定辞退を低減することに努めており、"より志望度の高い=内定辞退をする可能性の低い就活生を採用する"という傾向が高まっています。
自社の求めるスキル・能力を所持しているか
企業側は面接という場で、その社会人としての基礎的な能力を所持しているかを見極めようと考えています。
今回は"経済産業省が定義している社会人基礎力"という資料をもとに、紹介します。(各業界・各社でどのような能力が求められるかは、本記事では割愛させていただきます。)
前に踏み出す力
●主体性
●働きかけ力
●実行力
チームで働く力
●発信力
●傾聴力
●柔軟性
●状況把握力
●規律性
●ストレスコントロール力
考え抜く力
●課題発見力
●計画力
●想像力
【出典】経済産業省:社会人基礎力
基本的なマナー・言葉遣いを備えているか
面接では、マナー・言葉遣いなどの印象も見られています。
読者の皆さんはメラビアンの法則というものをご存知でしょうか。
このメラビアンの法則では、"話し手が聞き手に与える影響は「言語情報・聴覚情報・視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は「7%・38%・55%」である"とされています。
質問への回答方法だけでなく、「マナー・言葉遣い」などの印象にも細心の注意を払うように心掛けましょう。
一次面接の特徴

一次面接と二次以降の面接(二次面接~最終面接)では「面接における意味合い」が異なります。
端的に言うと、"一次面接は選考を落とす人を決めるための面接・二次以降の面接は選考を通過させる人を決めるための面接"ということです。
一次面接
●選考を落とす人を決めるための面接
→「採用したい!」と面接官が特段思わなくとも、「特に落とす理由がないな・とりあず選考を通過させて内定の判断は次の面接官に委ねるか」と思わせれば、選考通過の可能性は高いと考えられます。
二次以降の面接(二次面接~最終面接)
●選考を通過させる人を決めるための面接
→「特に落とす理由がないな」と面接官に思わせるだけでは選考を通過する可能性は低く、「ぜひ採用したい!スペックなどの採用条件は十分満たしているから、あとは経営陣の判断に任せよう」と思わせることが選考通過の鍵となります。
また、上記の「面接の目的」の項で『面接は採用する就活生を決めるため(採用基準)・選考を通過させる人を決めるための選考』と述べましたが、一次面接は例外の場合が多いです。
理由としては、本記事の冒頭で述べた「本記事は大手企業の一次面接を前提としている」というものに起因しています。
大手企業では、いくら一次面接前に「エントリーシート(ES)・webテスト」で絞り込んでいるとしても、そもそもの応募者数が桁違いに多いため限界があります。それゆえに、一次面接までを「落とす人を決めるための選考」として課しているという訳です。
それではここからは、タイトルにもあるように「一次面接」に特化した内容を紹介します。まずは、一次面接の特徴を以下の5点から説明していきます。
- 面接官の属性
- 集団面接or個人面接
- 面接時間
- 通過率
- 結果(が来る時期)
面接官の属性
一次面接に関しては、"20~30代といった若手の現場社員"が担当することが多いです。
いくらエントリーシート(ES)やwebテストで就活生を絞ったとしても、大手企業であれば一次面接で「何百人~何千人」の就活生を選考する必要があります。
各社、採用担当・経営陣の数に限りはありますので、基本的に一次面接は若手の現場社員が面接官を担当することが多いでしょう。
集団面接or個人面接
一次面接は「面接官1,2人:就活生2~6人」程度の"集団面接"が多いです。理由は「面接官の属性」で紹介したものと同様です。
集団面接と個人面接の違い・集団面接の対策などを確認したい方は、『集団面接の完全対策|流れ・入退室マナーから頻出質問、受かるコツまで網羅』の記事をご確認ください。
面接時間
一次面接は「30~60分」程度で行われることが多いです。
ただ、一次面接は基本的に集団面接であり、30~60分程度の時間の中で2~6人程度の就活生が面接を行います。そのため、一人あたりにかける時間は"10~20分程度"になるでしょう。
通過率
もちろん企業によって異なりますが、おおよそ"20~30%程度"と言われています。
最も面接する人数が多く、(少し表現は汚くなりますが)最も多くの就活生を落とす必要がある面接であるため、全ての面接段階において「最も通過率の低い面接」が一次面接になります。
unistyleには、各社の内定者や選考通過者が寄稿したES・レポートが多数掲載されています。自身の志望企業の選考内容・選考倍率を確認したい方は、以下からレポートを確認していただければと思います。
結果(が来る時期)
おおよそ"1週間以内"と言われています。
一次面接は最も面接する人数が多いため、採用担当側も合否を決めるのに時間がかかります。
結果の通達時期に関しては、基本的に「(1)メールに記載されている(2)面接後に口頭で伝えられる」のいずれかだと思いますので、採用担当側から伝えられた期間内は待つのが望ましいでしょう。
また昨今、就活における情報収集の手段として"SNSを活用すること"が一般的となってきました。
unistyleでも様々なSNSツールを活用し、就活生の皆さんへ情報提供を行っていますが、ここ最近特に就活生から好評をいただいているものが"LINEオープンチャット"になります。
就活生同士でリアルタイムに選考情報を交換できる貴重な場ですので、ぜひ活用してみてください。
就活生の利用者数累計60万人(2025年3月時点)!LINEオープンチャットを紹介-27卒・28卒向け-
一次面接で落ちる就活生の特徴

続いては「一次面接で落ちる就活生の特徴」を紹介します。
一般的に「一次面接で落ちる就活生の特徴」として挙げられるものは、以下の3点です。
- 基礎的なコミュニケーション力が欠けている
- 服装や姿勢など、印象面が悪い
- 基本的なマナーを守れていない
基礎的なコミュニケーション力が欠けている
選考とは言えど、面接は「人と人とのコミュニケーション(会話)」です。
それゆえ、面接での回答以前に基礎的なコミュニケーションが取れていなければ選考通過は難しいでしょう。
「基礎的なコミュニケーション力が欠けている人の特徴」を以下にまとめましたので、下記の特徴に該当していないか確認してみてください。
◆会話のキャッチボールができていない
◆面接官の目を見て話していない
◆原稿を暗記して話している
◆声が小さくて聞こえない
服装や姿勢など、印象面が悪い
上記で紹介した基礎的なコミュニケーション力に加え、「服装や姿勢といった印象面」も面接の評価に大きく影響します。
どんな質問が聞かれるか分からない質問と異なり、服装や姿勢などは準備・意識次第で改善できるものです。以下に取り上げたものを参考にし、「自分は悪い印象を与えている可能性はないか?」をチェックしてみてください。
◆汚れの有無やボタンの留め方など、正しく清潔感のあるスーツの着こなしをしているか?
◆清潔感のある髪型か?
◆就活の場に適したメイクをしているか?
◆猫背ではないか?
◆笑顔で話せてるいるか?
基本的なマナーを守れていない
マナーに関しては「守れて当たり前のもの」です。就活を開始して初めて意識するものかもしれませんが、正しいマナーを理解しておくことは重要です。
以下に基本的なマナーをまとめましたので、こちらも併せて確認していただければと思います。
◆適切な言葉遣いができているか?
◆お辞儀の仕方は正しいのか?
◆適切な挨拶の仕方を理解しているか?
※ただ、「言葉遣いを1回間違えてしまった・お辞儀の角度が少し間違っている」などの理由で選考に落ちるということはありませんので、拡大解釈しないようにしていただければと思います
「一次面接で落ちる就活生の特徴」として取り上げた3点は、就活生以前に社会人として当たり前のものになります。もし自分がいずれかの特徴に該当している場合は、面接に臨む前に改善しておきましょう。
一次面接の頻出質問と回答ポイント

続いては、「一次面接の頻出質問と回答ポイント」を紹介していきます。
頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。
- 自己紹介
- 学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問
- 自己PRに関する質問
それでは、質問ごとに具体的に見ていきます。
自己紹介
自己紹介で話すべき内容は以下の4点です。自己紹介で話すべき内容
●基本情報(氏名/大学/学部/学科/学年)
●学生時代(大学生時代)に取り組んできた活動
●(最後の)挨拶
●その他
ただ、全ての企業...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問
「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)」に関し、面接での頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。ガクチカの頻出質問
(1)自己紹介をしてください
(2)学生時代最も頑張ったこと(力を入れたこと)...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
自己PRに関する質問
「自己PR」に関し、面接での頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。自己PRの頻出質問
(1)あなたの強みとそれを表す具体的なエピソードを教えて下さい。
(2)あなたは周囲の人からどのような...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
志望動機に関する質問
「志望動機」に関し、面接での頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。志望動機の頻出質問
(1)志望理由を教えて下さい。
(2)将来の夢、実現したいこと、などのキャリアビジョンについて教えて下...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
一次面接でするべき逆質問

先ほど頻出質問を紹介しましたが、一次面接では逆質問の時間を設けられる可能性もあります。
大前提、逆質問を考える際には「(1)自身の企業選びの軸に沿って質問をする(2)説明会やHP上では知り得ない情報に関する質問をする」の2点は必須項目ですので、こちらは必ず認識していただければと思います。
一次面接でするべき逆質問の特徴とは
『一次面接の特徴』の際にも述べましたが、一次面接では基本的に「20~30代といった若手の現場社員」が担当する場合が多いです。
そのため、"若手の現場社員への質問として適した内容"を聞く必要があります。経営陣や役員でなければ知り得ないような質問をしても意味がありませんので、正しい質問を正しい人に聞くように心がけましょう。
一次面接でするべき逆質問の具体例とは
『【例文56選】新卒の面接で評価される逆質問|ジャンル、アピール内容、フェーズごとの答え方も解説』の記事を参考にすると、一次面接でするべき逆質問は以下の4点に大別されます。
- 仕事内容に関する逆質問
- 組織風土に関する逆質問
- 人的魅力に関する逆質問
- 入社の決め手・面接官の就活生時代に関する逆質問
【面接で使える!仕事内容に関する逆質問例】
やはり、「リアルな働き方・仕事内容」を知るには実際に働いている現場社員に質問するのがベストでしょう。ただ、面接官を担当している社員の職種・部署と就活生が希望している職種・部署が異なる場合は、意図した...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
【面接で使える!組織風土に関する逆質問例】
組織風土に関しては単純に聞くのではなく、「こういう意図があり~、こういう理由から~」など、質問したい理由を明確にしてから質問するように心がけましょう。また、「組織風土は変わらずとも、社員によって捉え...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
【面接で使える!人的魅力に関する逆質問例】
やはり、「社風・社員の特徴」を知るには実際に働いている現場社員に質問するのがベストでしょう。ただ、大手企業になればなるほど社員の数も増え、それゆえに社風に関しても十人十色となります。そのため「部署に...
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
【面接で使える!入社の決め手・面接官の就活生時代に関する逆質問例】
この逆質問は、単純に「面接官の就活生時代」を知ることができるだけでなく、その内容を自分自身の志望動機作成のヒントにすることができます。一次面接では、自分自身と年齢がそう大きくは離れていない若手社員が...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
まとめ

本記事では、"一次面接の特徴・対策(頻出質問・逆質問)"を紹介してきました。
ひとえに面接と言っても、一次面接と二次以降の面接では様々な違いがあります。そのため、「一次面接は一次面接なりの対策」が必要になります。
一次面接は面接選考の最初に課されるものであり、「いかに落とす理由を作らないか」が重要なポイントとなるはずです。
本記事を参考にし、一次面接の突破、そして志望企業の内定に向けて準備・対策を進めていただければと思います。






