【例文あり】新卒就活で評価される自己PRの書き方・伝え方を例文とともに徹底解説

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最終更新日:2026年3月16日

記事公開日:2014年6月13日

【例文あり】新卒就活で評価される自己PRの書き方・伝え方を例文とともに徹底解説

この記事は「自己PRの書き方」の "詳細" を解説しています。
自己PRの全体像(書き方・ポイント・強み別例文・NG例など)は、以下の「自己PR完全版」をご覧ください。 

▶︎ 自己PR完全版【新卒】書き方・ポイント・強み別例文・NG例までを徹底解説

企業が自己PRを就活生に問う3つの目的

企業が自己PRを就活生に問う目的とは

企業が自己PRを問う目的は以下の3点に大別されると言われています。

  • 企業の求める人物像に合った強み(能力)を持っているかを知ること
  • 就活生のキャラクターがその企業にマッチしているかを知ること
  • その企業で活躍できそうか(強みを発揮できそうか)を知ること

いきなり闇雲に自己PRを書き始めるのではなく、まずは企業が自己PRを問う目的をしっかりと理解するようにしましょう。

エントリーシート(ES)や履歴書の自己PRを書くために必要な準備

自己PRを書くために必要な準備として以下3つを紹介します。

それぞれ詳しく説明していきます。

自分への理解を深める

自己PRにて自分の強みを伝える為には、自己理解が必要不可欠です。

自分のことやアピールポイントを具体的かつ詳しく把握するためには、自己分析を行うことが効果的です。

自分史を作成したり、書籍を用いて自己分析を行ったりと、様々な方法がある為、自分に合った自己分析のやり方で自己理解を深めましょう。

企業への理解を深める

次の項でも説明しますが、どんなに良い強みでも、それが志望企業の求められているものでないとアピールにはなりません。

多くの企業では公式サイトで求めている人材像について公表しているので、事前に把握し、自分の長所が企業にマッチするか確認しましょう。

評価される強みの方向性を知る

「企業の求める人物像」がどんなものかという大枠は、その企業がどんなビジネスモデルで経営しているのかによって決まります。

したがって、適切な自己PRをするためには企業研究を行い、その企業のビジネスモデルを理解した上で、どんな「強み」を求めているかを明らかにする必要があります。

・ビジネスモデルを理解する
・企業が求める人物像を理解する

例えば、広告業界の企業に向けた自己PRを考える際には以下のような流れで考えるのが望ましいでしょう。

広告業界における自己PRの考え方

◆ビジネスモデルや仕事内容
・企業とクライアントの仲介役として様々なステークホルダーと連携を取る必要がある。

・案件や企画ごとにチームが組まれる。
・労働集約型のビジネスモデルであるため、労働時間が長時間になりやすいという側面がある。
・0から1を作り出す仕事も存在するため、右脳的なスキルが必要になる場面がある。
 ↓
◆求める人材像
・周りを巻き込んで組織を動かす力のある人

・忍耐力のある人
・新たなアイデアを生み出す発想力のある人

そこでまずは、志望企業の求める人物像を理解し、自己PRにおいてどのような強みをアピールすることが好ましいのか考えていきましょう。

自己PRの書き方‐論理的に伝えるためのフレームワーク‐

自己PRの書き方‐論理的に伝えるためのフレームワーク‐

ここでは企業に評価される自己PRを書くためのフレームワークと、フレームワークの各要素におけるポイントについて解説していきます。

論理的に伝えるためのフレームワークは以下になります。

論理的に伝えるためのフレームワーク

強み:あなたの強みは?

強みの原点:強みが形成されたきっかけは?

強みを表す具体的エピソードは?

強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?

強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かすか?

自己PRで強みを効果的にアピールするためのフレームワーク

エントリーシート(ES)で自己PRを書く際に最も重要なことは、強みの「再現性」を伝えることです。再現性とは、過去に発揮した強みや行動が、入社後の仕事においても同じように成果につながるだろうと企業に思わせることを指します。

企業は就活生の自己PRを通じて、単なる美談ではなく「この人はこういう状況でこの力を発揮した。だから同じ力を仕事でも活かせるだろう」と納得できる材料を探しています。つまり、自己PRは「一度きりの成功体験」ではなく「再現性のある能力」であることを伝えなければなりません。

そこで有効なのが、unistyleが提示する以下のフレームワークです。この順番で書き起こすだけで、強みを軸にした論理的な自己PRを構築できます。

論理的な自己PRのフレームワーク

(1) 強み:あなたの強みは? 自分を一言で表すキーワードを提示します。抽象的すぎると説得力を欠くため、「粘り強さ」「調整力」「課題解決力」など、ビジネスの現場でも活かせる言葉にするのが望ましいです。 

(2) 強みの原点:強みが形成されたきっかけは? なぜその強みを持つようになったのかを語る部分です。背景を語ることで、その強みが偶然ではなく必然的に身についたことを示せます。育った環境や経験が強みに結びつくと、説得力が格段に増します。

(3) 強みを表す具体的エピソードは? 強みを裏付けるエピソードは必須です。チーム活動、アルバイト、研究活動など具体的な場面を描くことで「その強みを実際にどう発揮したのか」が伝わります。ポイントは、結果だけでなく過程(どう考え、どう行動したか)を丁寧に書くことです。

(4) 強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは? ここで差がつきやすい部分です。単なる性格の話ではなく、あなたが意識的に工夫している行動様式を語ると再現性が高まります。例:「粘り強さを発揮するために、必ず中間目標を立てて進捗を管理している」など。 

(5) 強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かすか? 最後に「未来」につなげることで、企業側に「うちで活躍してくれそうだ」とイメージさせます。抽象的に終わらず、企業の事業内容や求める人物像と絡めて語るのが重要です。

エントリーシート(ES)では字数制限により上記すべてを網羅するのは難しいかもしれませんが、最低でも(1)強み、(3)具体的エピソード、(5)入社後の活かし方の3点は必ず含めましょう。

余裕があれば(2)原点や(4)方法論を加えると、あなたの強みが偶然の成功ではなく「普遍的な能力」であることを一層強く伝えられます。

加えて、自己PRの書き出し締め方を工夫することで、他の就活生との差別化を図ることもできます。こちらも是非ご確認下さい。

自己PRで高評価を得るためのポイント

自己PRで高評価を得るためのコツ

ここまでで、エントリーシート(ES)で評価される自己PRを書くための,基本的なフレームワークを説明しました。続いては自己PRをより魅力的なものにし、採用担当者からの高評価を得るためにおさえておきたいポイントを解説していきます。

エピソードの中に具体的な数字や成果を盛り込むこと

先ほど、自己PRのエピソードの中には「課題・行動・結果」という要素を含めることが重要だと説明しました。そのうちの結果を説明するための指標として用いたいのが具体的な数字や成果です。

例えば「アルバイトで自分が提案した施策を実施した結果売り上げが〇%伸びた」「執筆した論文が学会誌に掲載された」など定量的・客観的に示したものが挙げられます。

このような客観的な成果を示すのが難しい場合にも、アルバイトであれば上司や同僚、大学では教授や友人など、他者からの評価を提示すると成果をより客観的なものにすることができます。

強みの根拠となるエピソードを複数用意すること

二つ目はアピールしたい強みを裏付けるエピソードを複数用意することです。自己PRを書く上では強みが再現性を持っており、その強みが入社後にも発揮できることをアピールすることが大切です。

複数のエピソードについて言及することができれば、あなたの「強み」が一定の再現性を伴っていることを示すことができるため、自己PR全体の説得力をさらに高めることができます。

また、面接ではエントリーシート(ES)の内容を質問で深掘りされます。こうした質問対策の一環としても、エントリーシート(ES)作成の段階で自己PRのエピソードを複数用意しておくとよいでしょう。

【強み別】自己PRの例文 

【強み別】自己PRのエントリーシート例文

次に、自己PRのES例文を「強み」にフォーカスしてご紹介します。今回は「協調性」です。

その他の強み(継続力、責任感など)の例文についても紹介しています。是非ご覧ください。

【協調性】自己PRの例文 ‐日本生命‐

自己PR(300字)

【チームの中や初対面の相手と友好関係を築けることが私の強みです。】
私は高校の頃陸上部に所属していました。1年次の練習で同じ班だった2人の先輩とは気軽に話せる関係ではありませんでした。私は、チームで成...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
日本生命の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら

協調性を強みとしてアピールする場合について詳しく解説しています。是非ご確認ください。

【エピソード別】自己PRの例文

【エピソード別】自己PRのエントリーシート例文

以下では、アルバイトのエピソードの自己PRの例文を紹介していきます。

その他のエピソード(部活、サークルなど)の例文についても紹介しています。是非ご覧ください。

【アルバイト】自己PRの例文‐あいおいニッセイ同和損害保険‐

あなたの強みについて、具体的なエピソード(人一倍頑張ったこと、諦めずに困難を乗り越えた経験・その経験から何を感じたかなど)を交えて教えてください。

私の強みは、「目標実現に向け、粘り強くやり抜くこと」だ。私は飲食店でアルバイトを行なっている。私が勤める店舗は料理提供の遅延率がエリア12店舗中12位という課題があった。私は課題改善のために、スタッフ...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
あいおいニッセイ同和損害保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら

アルバイトをエピソードとしてアピールする場合について詳しく解説しています。是非ご確認ください。

【職種別】自己PRの例文一覧 

【職種別】自己PRのエントリーシート例文一覧

次に、営業職の自己PRのES例文を紹介していきます。

【営業職】自己PRの例文‐理研ビタミン‐

自己PRを自由にご記入下さい。

私には周囲を巻き込んで目標達成する力があります。一例に150人規模の〇〇サークル会長として会員と協力して新規会員121人を集めた経験を上げます。新入生を集めたきっかけは、自分の感性を元に作品を作る楽し...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
理研ビタミンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら 

自己PRのNG例‐4種類の強みの例文から考える‐

自己PRのNG例

続いてはNG例文を紹介し、どのように改善すれば企業から評価される自己PRになるかを説明していきます。

自己PRのNG例:企業の求める人物像とズレている

私の強みは効率的に仕事をすることです。コンビニのアルバイトでは当初まったくうまくできず、店長から怒られるほど仕事が遅かったのですが、怒られないように仕事をすることを目標に掲げ(困難な目標に挑んだ経験)、常に効率よく仕事することを心がけ、今ではアルバイトの中でも仕事が早いと言われるほどにまで成長しました。貴社においても効率的に仕事をしていきたいと思います。(効率的に仕事をすることが、目標達成能力/リーダーシップ/チャレンジ精神のどれも示せていない)

上記、文中でのコメントの通り、強みが企業が求める能力を示すものでないこと、困難及び目標のレベルが圧倒的に低いため、強みとしてまったくアピールできていない内容になってしまっています。

このような文章のままESとして提出し、面接で話したとしてもまったく評価されずに終わってしまいますが、多くの人がこのレベルで提出してしまっています。

自己PRのNG例:協調性

私の強みは協調性です。所属していたバレー部では、試合に負け続けていた影響でチームがバラバラになってしまう時がありました。そこで私はメンバー全員に話を聞き、どうしたらこのメンバーで地区大会優勝をできるかを考え、施策を提案しました。その結果、バラバラになっていたチームが一つになり、地区大会で優勝することができました。

上記のNG例は、「施策を提案しました。」という抽象的な事実だけでエピソードが終わってしまっている点がマイナスポイントです。

エピソードの中では「どんな施策を提案し、その中でどのように協調性を活かしたのか」を具体的に述べるべきでしょう。

協調性を強みとしてアピールする場合について詳しく解説しています。是非ご確認ください。

自己PRのNG例:責任感

私は何事にも責任感を持って取り組むことができます。責任感がなければ成果を出すことはできません。そのため、周りから期待される結果を出すためにも、仕事に対しては常に責任感を持ちながら取り組むようにしています。この長所を活かし、入社後も責任を持って業務に携わっていきたいです。

上記のNG例は、「責任感が強みである根拠・エピソード」が書かれていない点がマイナスポイントです。

自身の強みを具体的なエピソードと紐付け、強みの汎用性を示せると良いエントリーシート(ES)になるでしょう。

自己PRのNG例:真面目

私の強みは真面目なところです。「何事にも真面目に取り組む」というモットーのもと、様々なことに挑戦してきました。この強みにより、これまで遭遇してきた数々の課題を解決し続けることができました。この強みを活かし、貴社に入社後は任された仕事に対して一生懸命取り組み、貢献していきたいと思います。

上記のNG例は、「これまで遭遇してきた数々の課題を解決し続けることができました。」という抽象的な表現を使っているため、真面目さが強みである根拠が不明確な点がマイナスポイントです。

抽象的な表現を使うのではなく、具体的なエピソードを述べることで真面目さが強みであることをアピールするべきでしょう。

まとめ

まとめ:就活の自己PRはESでも面接でも頻出

改めてにはなりますが、自己PRを述べる際に念頭に置くべきことは、「強み」をアピールする際は、企業に貢献できる武器であるということを示さなければならないということです。

本記事の総括として、重要なポイントは以下の2つです。

本記事の総括

(1)企業を理解し、伝えるべき「強み」を決める

∟あなたの志望する企業がどんな人材を求めているのかを認識した上で、それにマッチするような強みをアピールすべきです。

(2)「強み」を論理的に伝えるための自己PRを作成する
∟読み手・聞き手にしっかりと伝わる自己PRを作成するためには、論理性が最も重要なポイントになります。本記事で紹介したフレームワークに沿って作成すれば、読み手に伝わりやすい自己PRになります。

本記事を参考にしていただければ、自己PRを通じて自身の強みを志望企業の採用担当に分かりやすく伝えられるはずです。

自己PRの書き方が理解出来たら、次は自己PRの書き出しでの差別化方法を確認してみましょう。

自己PR完全攻略記事一覧
1.自己PR完全版【新卒】書き方・ポイント・強み別例文・NG例までを徹底解説
2.自己PRすることがない!強みの見つけ方やエピソード別例文
3.【例文あり】新卒就活で評価される自己PRの書き方・伝え方を例文とともに徹底解説
4.文字数別で自己PRの書き方と例文を解説‐100字/200字/300字/400字/500字/600字/800字‐
5.自己PRの書き出しで押さえるポイントは4つ!ー例文8選付きで解説ー
6.自己PRの締め方はどうするべき?書く際のポイントからES例文までを紹介
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