
イーロン・マスクは、自身の貢献によってオープンAIとマイクロソフトが不当な利益を得たとして、両社に対し790億〜1340億ドル(約12兆5000億〜21兆2000億円)の返還を求める訴訟を起こしました。
マスク氏、OpenAIとマイクロソフトに最大1340億ドルの損害賠償請求 https://t.co/pqh0g2eDU3
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) January 17, 2026
イーロン・マスクはオープンAIの設立メンバーとして、非営利目的という理念に賛同し支援を行っていましたが、共同創業者のサム・アルトマンCEOとの運営方針の違いから、2018年に役員を辞任しました。
その翌年、オープンAIは営利部門の「OpenAI LP」を設立し、コースラ・ベンチャーズやリード・ホフマン財団から出資を受けたほか、マイクロソフトから10億ドル(約1500億円)の出資を受けました。
◯マスク氏、オープンAIとMSに最大1340億ドルの「不当利益」返還要求
イーロン・マスク側は、「オープンAIがマイクロソフトと提携して巨額の利益を追求したことは契約違反」「マスク氏の支援によってオープンAIには655億〜1094億ドル(約9兆8000億〜16兆4000億円)、マイクロソフトには133億〜251億ドル(約2兆〜3兆8000億円)の利益がもたらされた」と主張しています。
また、イーロン・マスクの弁護団は「マスク氏がいなければオープンAIは存在しなかった。マスク氏はシード資金の大部分を提供したほか、自身の評判を貸し、事業拡大に関する知識のすべてを教えた。その価値は極めて優れた専門家によって算定されたものだ」との声明を発表しました。
訴訟の提起を受け、オープンAIとマイクロソフトは、一般市民が参加する陪審裁判に持ち込まれるのを避けるため、裁判を本格的に始める前に訴えを退けるよう裁判所に申し立てました。
しかし、この申し立ては却下され、4月に陪審による審理が始まる予定です。
オープンAIは声明で、「マスク氏の訴えは根拠がなく、継続的な嫌がらせの一環だ。裁判でそれを立証するのを楽しみにしている」とコメントし、真っ向から対立する姿勢を見せています。
すべてのテクノロジーが人類の幸福と発展のために用いられますことを心から祈ります。
◯イーロン・マスクの人工知能企業『xAI』、中国出身の元社員『李雪晨』を提訴、Grokの機密情報をOpenAIに漏洩
◯【終わらない宇宙詐欺】OpenAIのアルトマン、宇宙産業への参入を検討 新興の宇宙企業『ストークスペース』に数十億ドルの投資と買収を持ちかけていたことが判明
◯【借金地獄】孫正義、オープンAIに年内約3兆5000億円を出資へ 資金調達は難航 マージンローンの借入額を拡大 分散投資せず、1社のみへの集中投資でソフトバンク株にも影響

コメントを書く