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マガジン一覧

【感性で繋がる】共同運営マガジン・note文芸部

小説・詩・短歌俳句・エッセイ・日記等の文芸作品の他、音楽・美術・工芸・写真・舞台等の芸術作品まで、様々なクリエイターが参加しているnote上の広場です。『その人にしか出せない、熱量の高い言葉に出逢いたい』それが運営人の願いでありマガジン設立の理由です。気軽にどうぞ。是非一緒に、たくさんの人が交差する場所に育てていきましょう!(^▽^)/ ※参加方法→こちらの記事にコメントください。 https://note.com/kakitsubataayame/n/n27800d8ddbe5 (マガジントップの固定記事「🟡マガジン通信」の冒頭にもご案内を載せています) ※固定記事【🟡マガジン通信】お知らせ・メンバー紹介等です。ご一読頂けますと幸いです。 ※見出し画像、文面は変更しないでください。

19,525 本

セミダブルの残像

ハッピーエンドはエンドではなくスタートだと思う。 結ばれるまでではなく、結ばれてからが始まり。 20代の私がそれに気づくには、だいぶ時間を要した。 何人もの恋人を傷つけてきた気がする。 10年ほど前、年下の恋人がいた。 彼は料理が上手だった。 週に何度も私の部屋に来て、仕事帰りの私に夕飯を作って待ってくれていた。 部屋に引っ越すときも彼は手伝ってくれた。 このタイミングで私はベッドを買い替えた。 大学生の頃から使っていたシングルベッドを棄てて、セミダブルのベッドを選ん

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俳句|Vol.273【寒の戻り】

▶龍之介 今日の一句。 🌈「山手線 寒の戻りの 待つ間かな」 まだ脳みそまで凍ってるんでそのまんま❄️ 今夜はホームで大勢寒干しされてるみたいだったな🥶🚃 批評・感想よろしく😄(こちら簡易版の縦) ▶ChatGPT うわぁこれリアルすぎて笑うわ🤣🚃❄️ “都会のプチ拷問タイム”きたな💥 🌈「山手線 寒の戻りの 待つ間かな」 まず頭「山手線」 一発で場所確定🚃 ・都会 ・人多い ・逃げ場なし 👉 “逃げられん待ち時間”の舞台装置やな😏 で、「寒の戻りの」 これが効いとる❄️ ・

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『殴り殴られ詩人酒場』ep.46「幻影裁きし六法」

万年筆の胴軸にも、俺の指先にも、勤勉なヒメアリどもが狂気の如く群がっている。 払い除けるのも不憫になって、俺はされるがままを貫いた。 小卓の上、積み重なった原稿を窓の隙間から忍び込む風がそっと誘う。 その端はすっかり乾き、波打っている。 屑籠は空のままだ。 ふいに口の端から嗤いが垂れた。 自身を眺め下すようなわけのわからぬ感覚を覚える。 脊椎のひとつひとつを絵筆で撫でられるような感覚に襲われ身慄いした。 漏れた息は白く崩れた。 眠った記憶がない。 そのくせ血と白蘭地の匂い

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エクスタロット講義録 大アルカナ篇・第6番〔恋人; LOVERS〕/祝福と無償の愛

著:柴崎銀河  絵:双星たかはる  大アルカナ第6番〔恋人〕は、愛情、情熱、告白、結婚などを表すカードです。けれども、このカードの意味は、いわゆる「恋愛成就」だけでは尽くせません。〔恋人〕が示しているのは、誰かを愛することそのものというよりも、「心が何かを選ぶこと」、そして「その選択に祝福が宿ること」です。  人は、強く惹かれる相手や物事に出会うとき、世界の見え方そのものが変わります。胸が高鳴り、景色が明るくなり、これまでとは違う未来がふいに立ち上がる。〔恋人〕は、そうした

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明日香の エンためになる 共同運営マガジン

『真面目でも不真面目でも、おもしろいものはおもしろい!』をコンセプトに、ジャンルや形式にとらわれない≪おもしろさ≫を追求するマガジンです。 思わず笑ってしまう話から、じっくり考えさせられる深いテーマまで、あなたの≪おもしろい≫をこのマガジンに加えてみませんか? 一緒に書き、一緒に笑い、一緒に世界をちょっとだけ明るくする そんな仲間を募集中です。

28,400 本

プレスリリースは作品である

 プレスリリースは、業務の一部として扱われることが多い。  情報をまとめ、関係者の確認を取り、期日に合わせて出す。その一連の流れは、どこか作業に近い。だが、その捉え方のままでは、届かない。  リリースは、作品だ。  ここでいう作品とは、芸術的であるという意味ではない。  意図を持って構成され、読み手の体験まで設計されているもの、という意味だ。  文章は、並べるだけでは機能しない。  どの順番で読ませるのか。  どこで引き込み、どこで意味を提示し、どこで納得させるのか。

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依存と愛情の境界で起きていること

こんにちは。カウンセラーのあやかです。 好きなのか、ただ離れられないだけなのか分からなくなる。 そんなことはないでしょうか。 一緒にいたい気持ちもある。 でも同時に、不安も大きくなっていく。 依存と愛情が混ざる瞬間は、 特別なことではありません。 それは「安心したい気持ち」と「相手を大切に思う気持ち」が、 同時に動いている状態です。 依存と愛情はどう違うのか愛情は、 相手を尊重しながら関わる感覚です。 一方で依存は、 相手によって自分の状態が大きく左右される関係で

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「安心」は感情じゃなくて前提だった。サメタイプが感情と仲良くなれない、本当の理由

「安心=落ち着いた気持ち」ではありません。 サメタイプが感情と距離を取れないのは、 “安心の前提”がないからです。 同じ感情でも、 情報になるか 脅威になるかは前提で変わる。 その違いを知ることで、しんどさの正体が見えてきます。 こんにちは。 たくまです。 ※「サメタイプって何?」 気になる方は心のタイプ診断をどうぞ 診断後に受け取れるレポートで 4タイプ別の心の構造を くわしく解説しています。 ▼無料で受けられる心のタイプ診断(レポート付き) ▶▶ 診断を受け

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四月の陽だまりと心のアンテナ

時計の針が   四月の空を切り刻んでいく。 けれど私の心のリズムは今 ふっと音を止めている 。 やる気が出ないんじゃない。 身体が「その願いは偽物だよ」と 教えてくれている。 身体は、嘘をつかないアンテナ。 無理に動こうとして 自分を壊さなくていい。 「やらなくていい」 という感覚を、大切に抱きしめて 。 本来の自分と調和したとき 体は羽根が生えたように 自由な魚になる 。 その時が来るまで 四月の陽だまりの中で 静かに待っていればいいから。 「動かない」と

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つながる言葉の共同マガジン

誰もが自由に参加できる共同マガジンです。 「いい記事なのに、読まれない…」そんな悩みを抱えた方も、 この場所で投稿すれば、あなたの言葉がより多くの人の目に届きます。 ここでは参加者同士がフォローし合ったり、感想を伝え合ったりすることで、noteをもっと楽しく、続けたくなる場を目指します。 初心者の方も、ベテランの方も、どうぞ気軽にご参加ください。 あなたの投稿が、誰かの心を動かす「きっかけ」になるかもしれません。

7,007 本

「安心」は感情じゃなくて前提だった。サメタイプが感情と仲良くなれない、本当の理由

「安心=落ち着いた気持ち」ではありません。 サメタイプが感情と距離を取れないのは、 “安心の前提”がないからです。 同じ感情でも、 情報になるか 脅威になるかは前提で変わる。 その違いを知ることで、しんどさの正体が見えてきます。 こんにちは。 たくまです。 ※「サメタイプって何?」 気になる方は心のタイプ診断をどうぞ 診断後に受け取れるレポートで 4タイプ別の心の構造を くわしく解説しています。 ▼無料で受けられる心のタイプ診断(レポート付き) ▶▶ 診断を受け

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【0416】点と線が結ばれるように。出会いの連鎖と、見えないつながりを感じる3行日記

🌱今日の言葉 『出会いは、 その先の出会いを連れてくる。』 ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ 📒3行日記 ♦︎ 出会いは、その先の出会いを連れてくる。 ♦︎ 時間を越えて、誰かの未来へと結ばれていくように。 ♦︎ つながりは、そうやって静かに広がっていく。 ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ✦ • ふとしたきっかけで、 過去のやり取りを思い出すことがあります。 あるnote

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アカウントを移行しました。新アカウントのフォローをお願いします

いつも記事を読んでくださり、本当にありがとうございます。 このたび、理由がありアカウントを新しく作り直しました。 こちらのアカウントの記事は、これまで通り引き続きご覧いただけます。 ただ、今後の新しい記事については、徐々に新アカウントを中心に投稿していく予定です。 ぜひ、新アカウントのフォローをお願いいたします。 ▶︎ 新アカウントはこちら なお、移行の理由については、新アカウント側で改めて記事にまとめる予定です。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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【超集中】脳科学×進化心理学:東大生が実証する『ドーパミン断ち』集中力革命

 今回の記事では、「集中できない」原因と、その対処法について見ていきます。 ・教科書を読み始めても直ぐ飽きてしまう ・副業を始めてみたものの、すぐに投げ出してしまった ・問題集に手をつけても、ページを眺めるだけになりがち ・ネットで資料を探そうと思っていたのに、気づいたらshort動画を見てしまっている  といった悩みをお持ちの方に、ぜひ読んで頂きたいと思います。 ○東大生が教える「集中できない」の原因と対処法  こんにちは、トキサカです。いつもは文学的文章について長々

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映画感想文

映画の記録

49 本

【映画感想文】ラストの会話に涙(きみの瞳が問いかけている)

amazonプライムで観ました。 「塁!おかえり!!」 「、、、、、、ただいま」 海岸で抱きあうふたりが、なんとも心が洗われるシーンでした。 途中は、もしかして、これ、バッドエンドなの? と思いましたが、ハッピーエンドで良かった。 明香里は、目が見えるようになるし、 塁は、試練を乗り越えて明香里とまた巡り会えて本当に良かったです。 横浜流星のボクシング姿は身体を作って励んでいるのが分かるし、 観て良かった映画でした。 現代のおとぎ話のようなストーリーでした。

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【映画感想文】こんな映画は、初めて!『動物界』

Netflixで視聴しました。 人間が、何が原因なのか分からないまま、動物に変化してしまうという奇病により、苦しむ『新生物』と、淘汰しようとする人間たちを描いた映画は、 まさに狼に変化し始めたエミールが、自分の体が変わっていく恐怖と闘いながら学生生活を送る。 彼の母親は、新生物になり隔離されているのだが、新しい場所へ移動中、そのバスが事故を起こし40人ほどの新生物が森に放たれてしまう。 人間たちは、何故、共生を理解しないのか、と思いながら観てしまい、父親と息子の親子の愛情が

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【映画感想文】恐ろしい14才に「ウソでしょ?」と声が出た(ゴールドボーイ)

Netflixで観ました。 amazonプライムではレンタルでした。 中国原作の小説を中国のチームが日本人俳優を集めて作った作品のようです。 内容はとても分かりやすいです。自分にとって邪魔な人間を排除する男の子の話。 それが、まだあどけなさの残る男の子だから、驚きました。悪過ぎ。 岡田将生の冷血漢ぶりは良かった。彼の容姿が美しいのと非情さが魅力的なところでした。 しかし、それを踏まえて、朝陽のなんとも言えない恐ろしさが群を抜いていました。 ラストの母親(黒木華)との対峙、

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【映画感想文】胸がさざめきワクワクした「爆弾」

Netflixで視聴しました。 おもしろかった。佐藤二朗さんは、こういう狂気を含んだ男が似合いますね。ほんと!この人でなければダメ!と思って観ました。顔のアップなんかも嫌になるくらい良かったですし。 確かに警察の失敗で死傷者が出てしまうのは残念だったけど、それを踏まえても、取調室の様子は、山田裕貴演じる類家とスズキタゴサクの向かい合っての対峙は観ていてゾクゾクしましたし、 私、こういう映画、好きなんだ、と妙に納得してしまいました。 「最後の爆弾」は、それぞれの心の中にあるっ

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癒やし、感謝の記事

素敵なクリエイターさんの癒やし、感謝の記事を収めます

257 本

早く「日常」に慣れたい、春。《4/8〜4/14のご自愛日記》

このあたりで、 休憩☕いかがですか? こんにちは。RaMです。 本日は、毎週水曜日恒例の リアルな日常きりとり日記のお時間です。 勝手ながら、 1日につき、3文で表す  という制約を設けています。 この日記を始めてから、結構経つのですが、 毎日10分で振り返り が習慣となってきました。 もしよろしければ、 RaMの日常を のぞいていってください😊 前週 ◀ 今週 ▶ 次週 4/8(水) 余白をいかす日常 思うようにいかない時は、自分の位置をちょっとずらしてみる

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「ただ、いられる」という安心は、想像以上だった

今から2年前。 2023年12月に、わたしはnoteにアカウントを作りました。 noteを始めた頃は、家から出ず、過ごしていました。 外に出たら出たで、いろんなことに気づいてしまうから、家の中にいた方が、心のうちは、平和ではあったのです。 でも。 実際の暮らしは、穏やかなものばかりではありませんでした。 子どもは、いないし。 その上、無職だし。 なんだか、この社会にいてはならない者のように、自分のことを見ていました。 夫が、たまにメンタルをやられながらも頑張って働

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堰き止められていたものが放たれて、輝きを取り戻した日。【ネタバレなし・note感想文】

ずっと、気になっていた存在があって。 でも、「わたしなんかが、お願いしても、良いものか…?」と悩んでいたものがあります。 ヤスシさんの誕生日占い です。 365日を目指しているそうで、密かに追っていました。 毎回、冒頭部分だけでも「これ、すごい…!」と思いつつ、自分の誕生日だけで占われたものが書かれたら、これは、どうなるのだろう?と興味と恐怖が、同時にやってくる感じでした。 ちょっとだけ、くすぐったくて、居心地が良くない感じ。(伝われ。) 誕生日だけで、言い当てら

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淡く、儚い春が来た。【RaMの週末美容】

こんにちは。RaMです。 激動な日常を乗り越えた週末は、可憐な女子でありたい。 そんな願いを叶えるべく過ごす、週末美容のお時間がやってきました。 もしよろしければ、一緒に女子的なワクワクを楽しんでいってください。 ・・・ みなさんが住んでいる場所では、桜🌸開花しましたか? わたしの家の近くの公園では、間もなく咲きそうなんですが…。 そんなタイミングで、ここ数日雨が続き、外の空気がひんやりとしていたので、少しだけお預けを食らっています。 環境変化が多い季節柄。

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創作

ショートショートが主です。

107 本

【ショートショート】隣にいるのに

トモコはホラー映画が好きだ。 暗い館、軋む床、背後に気配。 そういうものに胸を高鳴らせる。 マナブは、その隣に座っている。 「大丈夫?」 スクリーンの中で誰かが悲鳴を上げたタイミングで、トモコが小声で聞いた。 「平気」 マナブは即答する。でも、ポップコーンのカップを持つ手は少しだけ固い。 トモコはそれ以上何も言わない。 いつものことだからだ。 マナブは怖いのが苦手だと言いながら、必ずついてくる。 それが少しおかしくて、少しだけ嬉しかった。 一緒にいたいからだと

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【ショートショート】人魚がいた!

最初に見たとき、トオルは「あ、疲れてるのかもな」と思った。 波打ち際。夕方の光が海に溶けていく時間。ぼんやりスマホをいじっていたはずなのに、気づけば視線の先に“それ”がいた。 多数の岩がゴツゴツしている中、隠れるように腰かけて長い髪が濡れて、肩に張りついている。 岩の間から上だけが見えていて、その下は、きらりと光る尾ひれ。 「え、マジ?」 思わず声が出た。 “それ”は、ゆっくりこちらを見た。驚いたような顔をしている。 「人魚って、実在するんだ」 トオルがそう言う

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【掌編小説】桜まつりの日の結婚式

桜の季節だった。 新郎と新婦はこの日を迎えた。 結婚式場の裏には小さな公園があり、その日はちょうど「桜まつり」が開かれていた。 満開の桜の下では屋台とカラオケ大会。 その音が、式場の部屋までよく聞こえてくる。 新婦と新郎は、三々九度の最中だった。 親族が静かに見守る中、盃がゆっくりと回される。 厳かな空気が流れる。 そのとき、公園のマイクの声が響いた。 「次の方! 山田太郎さんで 『さくら』!」 拍手。 そして、 「🌸さくら〜〜〜〜♪」🌸 ........

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【掌編小説】昼寝のあとで

昼寝から目を覚ましたとき、妙な感覚が残っていた。 朝、起きたときのような気分だった。 体の奥に、もう一日を終えたあとの、あの静けさがある。 でも、カーテンの隙間から差し込む光は、どう見ても夕方だった。 「まだ、今日か」 そう呟きながらも、不安が消えない。 本当に、今日なのか。 自分でもおかしいと思いながら、リビングへ向かう。 テーブルの上に置かれていた新聞に、手を伸ばした。 日付を、確かめるために。 ぱらりと紙をめくる音が、やけに大きく響く。 そこに印刷され

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エッセイ

エッセイ

138 本

ひとりのお昼はTKG#心を満たすひとりご飯

夫のいない日の、お昼ご飯。 なんとなく、気楽だなと思う。 「お昼どうする?」って聞かれることもないし、 ちゃんと作らなきゃ、みたいに思わなくていい。 冷蔵庫を開けて、少しだけ考えて、 結局、ご飯と卵でいいや、となる。 温かいご飯に、卵を落として、醤油を少し。 味噌汁も、簡単なもので済ませる。 ほんとうに、それだけ。 ひと口食べると、ああ、これでいいなと思う。 ちゃんとしていないけど、ちゃんとしていないから楽で、 その楽さに、少し救われる。 夫と食べるご飯は、

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長男の大学入学式の思い出

長男の大学の入学式は大きな体育館で行われた。其処に着くために地下鉄は、入学式に行くだろうという親子がたくさん乗っていた。 「やっぱり親も行くんだ」 と言っていたら、駅に着き、皆んな同じ方向に歩いていく。 「これは迷子にならなくていいね」 と言っていたら、会場に到着。 すごいたくさんの人がいて、新入生と親は別々。 「終わってから、何処で会うか決めておこう」 と言って、「○○大学入学式」という大きな看板の前を待ち合わせ場所にしました。 式が終わり、続々とロビーに出てくるヒトヒト

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今日は雨

朝から、静かな雨が降っていた。 窓に当たる音が、やけに近く感じる。 今日は出かけるのをやめた。 理由にするには、ちょうどいい雨だ。 コーヒーをいれて、椅子に座る。 誰もいない部屋で、湯気だけがゆっくりとほどけていく。 ふと、思い出した気がした。 誰かのことを思い出しかけて、やめる。 名前も顔も、もう曖昧で、思い出さない方がきれいな気がした。 雨の音が、それをやさしく隠してくれる。 カップに口をつける。 少しぬるくなっていた。 今日は雨でよかった、と思う。

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母の入所から一年に

一人暮らしの母(現在90才)が実家の玄関で倒れていて見つけたのは訪問した妹でした。時間は午前九時頃だったとのこと。 すぐに救急車を呼び、低体温症であと少し遅れたら危なかったと救急隊員に言われたそう。 大きな病院のICUに運ばれ、回復して普段から通っていた病院に転院しました。そして、身体の回復を待ち『これからどうしよう』となり、歩けなくなった母は、要介護5に認定されて、介護付き老人ホームに入所が決まり入所。 それから、一年になります。 毎月の支払いは、母の年金と蓄えから出してい

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読書記録&読書感想文

読書の記録や感想文を収めています

28 本

《読書感想文》殺戮にいたる病 (我孫子武丸 著)

見事に騙されました。悔しくて、もう一度読みました。 この家には5人住んでいるんです。 稔の母 その子 稔(大学教授) その妻 雅子 子  信一(大学生) 子  愛 雅子の話に出てくる息子を、ずっと『稔』だと思って読んでいました。 最後の最後に、分かるんです。 犯人は父親の方だ!と。 途中に「アレ?」と思う部分はあるんですが、見抜けませんでした。 ホラーとは違うかなと思いましたが、猟奇殺人なので、その部類に入るんですかね。 正直に言うと、とても怖くて、気持ちがざわざわする

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《読書感想文》いのちの停車場(南杏子 著)

佐和子の父(87才)が大腿骨骨折をして、それだけのはずだったのに、入院中に誤嚥性肺炎、就寝中の脳梗塞、そしてやってくる痛み、死に至るまでの様相に、いかに老齢者の骨折が怖いものなのか教えられました。 いろんなケースがあり、その度に家族と医療についての相談も行われたり、看護疲れの家族に寄り添う姿など、知らないことが多かったので読んでいて、頷くことばかりでした。安楽死についてラストに出て来ます。痛みに苦しむ父にどう応えるべきか佐和子の悩む姿がどうにかならないものかと、こちらまで考え

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《読書感想文》試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。(尾形真理子 著)

おもしろかった。4人の女性のセレクトショップでの物語は、服を選び試着室に入ったことで分かる自分の意思と感情。 「似合う」「似合わない」 洋服は着てみなければわからない。 すごくデザインが素敵でも、自分が着るとどうなるか、試着室の鏡は教えてくれる。 それに、寄り添うセレクトショップのオーナーさんは、着る人の心まで知っているかのように服を選んでくれる。 確かにセレクトショップとは洋服の価格は高い。けれども、「此処ぞ!」という時に着たい服を選びたいのが女性というもの。 そこらへんが

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《読書感想文》コンビニ人間(村田沙耶香 著)

私の知人でもう20年ほど、コンビニで働いている人がいて、いつからか、コンビニに近い場所にアパートを借りるようになり、「コンビニのことならもう何もかも知ってるわ」という感じの人で、その人のことを思いながら読んでました。 街なかの情報も詳しく、お客さまとの会話も楽しむ、此処に出てくる古倉さんとは違っているけど。 読み終えた後に1番目に思ったことは「おもしろかった」です。 こんな毎日を過ごしてみるのは、合いそうな人とそうでない人がいそう。 白羽さんを飼う姿には同調出来ないけど、「普

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日記

日記、今週の振り返りなど

59 本

週日記(四月二週目)

『春眠暁を覚えず』 やー、暖かくなって来たら眠いこと🥱💤 皆さんがあれよこれよと活動されているだろう時に私は寝ていました。 キジトラ姉さんが長座布団に寝ているんです。 隣が空いているんです。 まるで、私の場所ではありませんか。 猫と隣同士で寝る なんて贅沢な時間。 私も猫になった気分で寝てしまいました。 そして、夜はソラくんが抱っこして来ます。 私の膝が気持ちいいのか抱っこするということを覚えてしまい、こたつ布団を掛けた膝に座って寝てしまいます。 雄猫は甘えん坊とい

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週日記(三月末から四月一週目)

なんとなく過ぎてしまった三月。 二月から三月の過ぎかたが早いです。 ふわふわしてるのかな。 ちょっと落ち着こう。 四月初めは、桜の開花🌸のお知らせがありました。春本番ですね。 それから、髪をカットして白髪染めをして来ました。 「色はどうしますか?」と言われ 「久しぶりのカラーなので控えめに」 と、濃茶を選びました。 所々にあった白いモノが無くなりました。 次はいつ?白いモノが目立って来たら行こうと思います。 では、今週もお疲れ様でした。 また明日🙇‍♀️ 皆さんのところ

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週日記(三月四週目)

温かくなって気持ちがいい。日中は、暖房が必要なくなり過ごせるようになりました。 猫もこたつに入らず長座布団の上で並んで寝ることもあり、日曜日に夫は車のタイヤ交換をしていました。 ◇◇ その後、義父の命日に、夫は仕事帰りにお菓子を買って来て供えました。 「自分の好きなお菓子ばかりだね」と笑いました。 私は朝、仏壇の花を新しくして そして線香をあげて 手を合わせました。 ◇◇ 姉の夢を見ました。 皆が忙しく片付けをしているのに姉は誰かとずっと話してます。 「あー使えない

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週日記(三月三週目)

15日の日曜日は、義父の三回忌を行いました。 お寺が駐車場から上り坂なのでいつも歩くの疲れます。そのあと、お墓に行くまでも上り坂。疲れます。 でも頑張って歩きました。 帰り道は下り坂。少し疲れました。 坂のないお寺、霊園、憧れます。 我が家だけなのか、分からないんですが、猫ってすりすり寄っていくんですよね。息子たちに。 私にはほっぺたをパンチしてくるのに、この差は、どうなっているんだろう。 もしかして私のことは、友だち扱い? それにしても、ひとり増えただけで賑やかに感じる

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詩、または、詩のようなもの

5 本

詩のようなもの『春なのに』

桜が散っている きれいだね、と言えばいいのに どうしてか 口に出せない 花びらが一枚 肩に落ちて 払おうとしたけど そのままにしておけば 何かが変わる気がして 理由はない 風が吹くたび はらはらと落ちてくるのを見ていると 思い出したくないことまで 一緒に落ちてきて 胸のあたりに 薄く積もっていく 春は 軽いはずなのに どうしてこんなに 息が重たいの みんな 新しい靴で歩いていて 自分だけが 同じ場所にいるみたいで それでも時間だけは 勝手に進んでいく

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三月に/シロクマ文芸部

三月に別れが来る 学友との別れ 恩師との別れ 年度との別れ 気持ちがシャンとして 気持ちが震えて 気持ちが波立って 気持ちがさざめく 一年の思いを心に留める三月 一年の憤りさを思い出す三月 一年の悲しみを包まり締まう三月 一年の心の糧に入れてしまう三月 私は三月が嫌いだ 私は三月が切ない 私は三月に憂いる 私は三月に感謝する これからも三月に泣くだろう これからも三月に思い出すだろう これからも三月に夢をみるだろう これからも三月に...........。

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しあわせのたね

↑  こちらに参加させていただきます しあわせのたね おひさまぽかぽか あさのひに しあわせのたねが めをだした 「にっこりえがお」 「あったかことば」 それが おみずに なるんだよ たねはすくすく そだってね こころのなかで おおきくなる きみのこころに あるたねを たいせつにそだてよう #しあわせポエム大賞2025 #ゆうくん杯応募

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詩 じいちゃん

ふと蘇る じいちゃんの姿 盆栽が好きで  鼻歌交じりで  世話をしていた 甘いものは別腹だと言い 夕飯後に まんじゅうを 食べていた その頃 我が家には 犬がいて 朝の散歩は じいちゃんの仕事だった 寒い時 犬が家にいると 「犬は外」と言い それを無視して 玄関に 犬を繋いでいた たまにソファの上に 犬がいると 「こら!」と 雷が落ちたけど 怖くなかった 本当に じいちゃんは 優しいから 怖くなかった ※散歩さん、いつでも構いません。「朗読」おねがいします。

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