【映画感想文】こんな映画は、初めて!『動物界』
人間がさまざまな動物に変異してしまう奇病が発生した近未来を舞台に家族の絆を描き、本国フランスで観客動員100万人を超えるスマッシュヒットを記録したSFスリラー。
近未来。原因不明の突然変異により、人間の身体が徐々に動物と化していく奇病が蔓延していた。さまざまな種類の“新生物”は凶暴性を持つため施設で隔離されており、フランソワの妻ラナもそのひとりだった。ある日、新生物たちの移送中に事故が起こり、彼らが野に放たれてしまう。フランソワと16歳の息子エミールは行方不明となったラナを捜すが、次第にエミールの身体に変化が起こり始める。
「彼は秘密の女ともだち」のロマン・デュリスがフランソワ、「Winter boy」のポール・キルシェが息子エミールを演じ、「アデル、ブルーは熱い色」のアデル・エグザルコプロスが共演。2014年のデビュー作「Les Combattants」で高く評価されたトマ・カイエが監督・脚本を手がけた。
Netflixで視聴しました。
人間が、何が原因なのか分からないまま、動物に変化してしまうという奇病により、苦しむ『新生物』と、淘汰しようとする人間たちを描いた映画は、
まさに狼に変化し始めたエミールが、自分の体が変わっていく恐怖と闘いながら学生生活を送る。
彼の母親は、新生物になり隔離されているのだが、新しい場所へ移動中、そのバスが事故を起こし40人ほどの新生物が森に放たれてしまう。
人間たちは、何故、共生を理解しないのか、と思いながら観てしまい、父親と息子の親子の愛情が胸に迫りました。エミールは、森の中で母親とも再会するのに、目は慈愛に満ちているのに、自分の息子だと理解できずに去ってしまう。
「そうか、動物になると人間の時の記憶が無くなるのか」と、こちらまでガッカリ。本当に優しい眼差しで息子を見ているのに.....。
「生きろ!エミール!」
父親は最後に息子に言い、車から出します。
エミール、生きて!
私も思いました。
切ない話でした。
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