
先月20日、写真家で映画監督の本橋成一(もとはし せいいち)が、老衰のため85歳で死去しました。
写真家で映画監督の本橋成一さんが2025年12月20日、老衰のため死去しました。85歳。本橋さんは東京都出身で 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の被災地を撮影した「ナージャの村」で1998年に土門拳賞を受賞。同名のドキュメンタリー映画を発表するなどしました。
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本橋成一は東京都中野区の出身で、1968年に炭鉱労働者の姿を追った「炭鉱〈ヤマ〉」で第5回太陽賞を受賞し、写真家としてデビューしました。
1991年からは、チェルノブイリ原発事故で放射能汚染の被害を受けた地域に何度も足を運び、現地で暮らす人々の姿を記録してきました。
その後、汚染地域で暮らす人々の姿を収めた写真集「無限抱擁」を発表し、日本写真協会年度賞を受賞したほか、1997年にはドキュメンタリー映画「ナージャの村」で初監督を務め、2002年には「アレクセイと泉」で第52回ベルリン国際映画祭ベルリナー新聞賞を受賞しました。
原発事故による汚染地域は、「人間はおろか生物も住めない不毛の地になった」とまで言われてきましたが、本橋成一の作品には、現地でたくましく生きる人々や動物、自然が数多く収められています。
汚染地域には「サマショール(わがままな人)」と呼ばれる高齢者が数多く暮らしており、彼らは原発事故後も故郷を離れたくないとの理由からその地域に何十年と住み続け、特に大きな病気を患うこともなく、豊かな土壌に支えられて食料危機も乗り越えることができたと話しています。
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本橋成一自身もまた、汚染地域に何度も足を運んできたにもかかわらず、被曝の影響を受けることなく85歳まで生き、老衰によって死去しています。
厚生労働省のデータによると、日本人男性の平均寿命は81.09歳とされており、こうした数値と比べても本橋成一は大往生であり、「汚染地域は危険ではない」という事実を自ら証明したと言えます。
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実際、チェルノブイリは人気の観光地となっており、事故のあった原子炉のすぐそばまで行くことができるほか、立ち入り禁止区域に不法侵入する人も後を絶たず、「危険」というイメージはすっかり薄れています。
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原発も放射能も存在しないという事実がさらに広く認知され、全世界の人々が不安から解放され、幸福に暮らすことができますよう心から祈ります。
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