
ソフトバンクグループの孫正義が、ロボティクスとデータセンター開発事業を一体化した新会社「Roze(ローズ)」の設立と年内の上場を目指していることが分かりました。
SoftBank is planning to establish and float a standalone artificial intelligence robotics and data center company called Roze in the U.S., the Financial Times reported. https://t.co/TmzG10DK4y
— The Japan Times (@japantimes) April 30, 2026
ソフトバンクはRozeの企業価値を1000億ドル(約16兆円)と設定しており、7月にはアメリカ・テキサス州の施設でアナリスト向けの説明会を開催する予定です。
Rozeは、データセンターの建設や運営の自動化を主力とし、自律型ロボットに重い機材の運搬や溶接、配線の設置、サーバーラックの組み立てといった作業を行わせることで、建設にかかる時間の短縮、コストの削減を狙っています。
現在、ソフトバンクはAI分野への巨額投資で深刻な資金難に直面しており、そうした中で新会社の設立と上場を進めていることが判明したため、不足分を補うための資金集めが目的だと批判されており、社内からも評価額や上場時期の妥当性に疑問の声が出ています。
◯【崖っぷちの孫正義】ソフトバンク、320億ドル(約5兆円)の資金不足に直面していることが判明 米国の調査会社クレジットサイツが試算
ソフトバンクは、すでに保有しているエネルギーや土地、インフラ関連の資産や持ち分の一部を切り出し、Rozeの傘下にまとめて組み入れる計画ですが、この方針についても「すでに所有する資産を新しい名前で再パッケージし、AIのストーリーを上乗せして、20倍のプレミアをつけて一般投資家に売りつけようとしている」と非難されています。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之は、「ソフトバンクのAI分野への過剰投資には以前から懐疑的な見方があり、Rozeの設立に関する報道でその懸念がさらに強まった可能性がある。いったいどこまで続けられるのか」と指摘しています。
◯SoftBank to create and list AI firm Roze in U.S.
そもそも、自律型ロボットを熱気や粉塵が舞う過酷な現場でも正確に作動させるには、継続的なメンテナンスが欠かせず、簡単に実現できるものではありませんが、ロボットの試作品すら発表されていない段階で上場の話ばかりが報じられており、明らかに不自然だと言わざるを得ません。
SoftBank just created a company that has no product, no revenue, and no customers.
But they're already targeting a $100 BILLION IPO.
And the craziest part is that this is the EXACT same playbook that lost them $15 billion five years ago.
The company is called Roze AI.
The… pic.twitter.com/cu1rOcdxwc
— Ricardo (@Ric_RTP) May 1, 2026
かつてソフトバンクは、建設業界でも設計から施工までの工程を一体化し、テクノロジーによって効率化を図ることで、全体の生産性を底上げしようと、「Katerra Inc.(カテラ)」というスタートアップを設立しました。
カテラはソフトバンクをはじめ、多くの企業や投資家から総額3300億円もの資金を集めたものの、コロナ禍の影響を受けてあっけなく破綻しており、今回のRozeについても同じ道を辿るのではないかと指摘されています。
◯ソフトバンクGが2200億円を投じたKaterra(カテラ)経営破綻へ
ソフトバンクG、AI企業「Roze」米上場計画-孫氏の投資拡大後押しも – Bloomberghttps://t.co/uCnewta4vJ
バブルをつくり、バブルを膨らませ、バブルと共に崩壊する漢、孫正義。— Satoshi Nagayasu 🚴 (@snaga) May 2, 2026
社会に弊害をもたらす悪徳企業が一掃され、誰もが安心して豊かに暮らせる経済社会が築かれますことを心から祈ります。
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