「和菓子の日」をハック【不二家×榮太樓】老舗同士のコラボマーケティング
洋菓子チェーンの不二家が、和菓子の老舗・榮太樓總本鋪とコラボレーションした期間限定のスイーツ2品を2026年6月12日(金)より発売します。
発売75周年を迎えた不二家の看板商品「ミルキー」の記念企画であり、同時に6月16日の「和菓子の日」に照準を合わせた、和洋折衷の試みです。周年と年中行事を掛け合わせ、今しか買えない希少さで生活者の購買理由を創出します。

今回登場するのは、ミルキーの練乳と榮太樓の黒みつを重ねた「ミルキーティラミスケーキ」(税込691円)と、不二家の人気商品に榮太樓のつぶあんを合わせた「ミルキー窯焼きダブルシュークリーム」(税込594円)の2種。
不二家の親しみやすさに歴史ある榮太樓の和素材を付加し、和菓子派やシニア層を呼び込んで客単価アップを狙います。

また、味だけでなく、SNSや店頭での見せ方にもこだわりを感じさせます。ボリュームのあるクリームからつぶあんが見え隠れするシュークリームのビジュアルや、なじみあるピンク色と水色のミルキーの柄を、和菓子カラーの濃い紫色に変化させている点も限定感を引き立て、ファンの心を刺激します。

新商品をゼロから開発するのではなく、不二家の既存の人気定番をベースに、榮太樓の黒みつ・つぶあんを掛け算。開発や製造のオペレーションリスクを最小限に抑えつつ、お互いのファンが味を想像しやすい、低リスク・高リターンな商品開発を実現しています。
自社の歴史ある資産の周年企画に、他社の歴史と行事を掛け合わせ、現代風にアップデート。リスクを抑えて話題性を生む、共同マーケティングの理想形といえる事例でしょう。
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