パッケージがスマホを遮断する KitKatが体験させる本当のHave A Break

KitKatがパナマで公開したのは、ただのお菓子のパッケージではありませんでした。スマートフォンの電波を遮断し、強制的に通知から離れられる特殊パッケージです。

パッケージの中にスマホを入れると、着信や通知が届かなくなる。包装そのものが「Have A Break」を体験させるメディアになっています。

1957年から続くKitKatのスローガン「Have a break, have a KitKat.」は、仕事や勉強の合間にひと息つこうという意味で世界中に浸透してきました。

しかし、現代では、休憩時間ですらスマホを見続けてしまう人が少なくありません。通知やSNSに触れ続けることで、休んでいるのに脳は休まっていない状態が生まれています。

KitKatはこの現実に着目し、パッケージという日常的な接点に電波遮断という機能を持たせることで、自然にスマホから離れる時間を生み出しました。ブランドスローガンを体験で伝える設計です。

パナマ限定の施策でありながら、通知疲れやスクリーンタイムの増加という課題は世界共通であり、テーマの普遍性がこのアイデアの強さを支えています。

長年のスローガンを、現代人の生活習慣に合わせて再解釈した好例といえるでしょう。

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