声優として活動を続けるかたわら、声優養成所「ミツヤプロジェクト」や劇団「アルターエゴ」も主宰している、三ツ矢雄二(みつや ゆうじ)さんですが、
67歳の時、「前立腺ガン」と診断されると、その数カ月後には、「急性膵炎(すいえん)」にも襲われたといいます。
今回は、三ツ矢雄二さんが、「前立腺ガン」と診断された時のこと、「急性膵炎」と診断されるまでの経緯、その原因、壮絶な闘病生活についてご紹介します。

「三ツ矢雄二は「タッチ」の上杉達也役では真逆のキャラで苦労していた!」からの続き
三ツ矢雄二は67歳の時に前立腺ガンが発覚していた
三ツ矢雄二さんは、2022年1月4日、深夜放送の「お願い!ランキング」に出演し、「2021年の個人的ビッグニュース」の話題になった際、
私のビッグニュースは、なんと私、前立腺がんになってしまいました。今、がん持ちです
と、前立腺ガンを患っていることと、1月中に手術を受ける可能性があることを明かしているのですが、
見つかった前立腺ガンは進行が遅く、転移しにくいタイプだったため、摘出手術などの治療はせず、年1回、検査を受けながら、異常がないか経過観察しているとのことでした。
三ツ矢雄二は67歳の時に急性膵炎にも襲われていた
そんな中、2022年4月、ゴールデンウィーク直前のこと、ちょうど仕事のスケジュールが空いたタイミングで、お祝いのパーティーの招待が重なったそうで、
都内のホテルで開催された友人の誕生日会では、お祝いに欠かせないシャンパンが振る舞われると、三ツ矢雄二さんは、大のシャンパン好きだったことから、1本目をみんなで分けるだけでは物足りず、追加で開けた2本目をほとんど一人で空けてしまうほど、お酒が進んでいたそうです。
そして、その後、知人宅で行われた別のパーティーでも、香りの良い珍しいジンが振る舞われたそうで、三ツ矢雄二さんは、その香りの良さにつられて、何杯もおかわりするほか、何杯もグラスを重ねる日が、5日間も連続で続いたそうです。
すると、飲み会続きの翌日、肩から背中にかけて、痛みを感じたそうですが、「いつもの肩こりだろう」と思い込み、マネージャーに肩を揉んでもらったそうですが、全く良くならなかったそうで、市販の痛み止めを飲んで寝たそうですが・・・
翌朝、目が覚めると、痛みはさらに悪化していたそうで、
今すぐ救急車を呼びたい
と、思うほどの激痛だったといいます。
しかし、三ツ矢雄二さんは、
搬送先で「ただの肩こりです」なんて言われたら、恥ずかしい
と、救急車は呼ばず、財布と保険証だけを手に取って、一人で這うような思いで近所の救急外来へ行き、
(必死で歩き、ようやくたどり着くと、診察の順番が来るのを激痛に耐えながら待ったそうです)
採血し、画像検査を受けたところ、医師から、
三ツ矢さん、膵炎(すいえん)です
と、言われたそうで、
三ツ矢雄二さんは、聞き慣れない病名に言葉を失ったといいます。
三ツ矢雄二はアルコールの過剰摂取が原因で急性膵炎になっていた
ちなみに、膵臓でアミラーゼ(食べ物を分解して消化するための強力な酵素)が作られると、そのまま保管され、食べ物が管を通って十二指腸に届いたタイミングで、初めてスイッチが入り、食べ物を消化するのですが、
何らかの理由(三ツ矢雄二さんの場合は連日の飲酒など)で、膵臓の中での保管中にこのスイッチが勝手に入ってしまうことがああり、
そうなると、本来は食べ物を溶かすはずの強力な液体が、自分自身の臓器(膵臓)を溶かす(膵炎)という恐ろしいことが起きるそうで、
三ツ矢雄二さんは、検査の結果、血液中のアミラーゼの値が大幅に上昇していたそうで、つまり、本来は十二指腸に流れるべき消化液が、膵臓の炎症によって血液中に漏れ出してしまっていたのだそうです。
(膵炎の原因は、アルコールの過剰摂取と胆石であることが多いそうで、三ツ矢雄二さんの場合、検査で胆石は見つからず、連日、飲酒を重ねていたことから、アルコールの過剰摂取が原因だと思われます)
三ツ矢雄二は急性膵炎で入院すると壮絶な闘病生活を送っていた
そして、三ツ矢雄二さんは、医師から、
すぐ入院してください
と言われ、すぐ入院したそうですが、
(財布と保険証しか持ってきていなかったことから、慌てたそうですが)
膵臓を完全に休ませる必要がある為、絶食(食べ物を一切口にしない)し、その間、点滴で強い鎮痛剤が投与されると、
副作用や体力の消耗からか、次第に意識が遠のいて現実ではない光景が見え始め、ふと気がつくと、ベッドの脇に見知らぬ子供が立ち、何かを熱心に語りかけてきたといいます。
そして、やがて、それが幻覚だと直感して、振り払おうと強く目を閉じるも、今度は、暗闇の中に鬼のような恐ろしい形相の女性が浮かび上がり、逃げ場のない恐怖に襲われたのだそうです。
また、病状も深刻で、自分の力で一歩も歩くことができなくなったそうで、人生で初めての車いす生活、そして大人になってから初めてのオムツを経験したそうで、
三ツ矢雄二さんは、
自分で自分のコントロールが利かず、本当に怖い経験でした
と、語っています。
三ツ矢雄二は急性膵炎から回復するも不眠と孤独で精神的に限界まで追い詰められていた
そんな中、緊急入院して4日目、ようやく、痛みが少し和らぎ、鎮痛剤を点滴から飲み薬に変えると、悩まされていた幻覚は見なくなったそうですが、
今度は頭が冴えて眠れなくなったそうで、睡眠薬を処方してもらうも、全く効かず、何度も寝返りをうち、結局、朝まで一睡もできなかったといいます。
それでも、その後、絶食を終えると、ジュース⇒重湯⇒おかゆ、と徐々に普通の食事が摂れるようになり、体調は順調に回復していったそうですが・・・
当時は、新型コロナウィルスの影響で面会が禁止されていたことから、着替えや日用品を持って来てくれていた事務所のスタッフには会えず、1日数回、医師や看護師と話をする程度だったそうで、不眠に孤独が加わり、精神的には、限界まで追い詰められたといいます。
三ツ矢雄二は頼み込んで予定よりも1日半早く退院していた
そして、ついに、血液検査の数値も正常範囲になると、
三ツ矢雄二さんは、
1日でも半日でもいいので、少しでも早く退院させてください
と、医師に泣きつき、入院10日目に、予定よりも1日半早く退院したそうで、
三ツ矢雄二さんは、
迎えに来たマネジャーに向かって、しゃべり倒しました。人との会話に飢えてたんですね
と、語っています。
ちなみに、飲酒が原因で膵炎になったにもかかわらず、入院中も「飲みたい」と訴える人がいるそうですが、
三ツ矢雄二さんは、
僕は、一滴も飲みたいと思わなかった。お酒をよく飲む方だったのですが。自分は依存症じゃない、お酒なしでも大丈夫なんだと分かりました
と、語っています。
三ツ矢雄二は急性膵炎をきっかけに健康への意識が高まっていた
そんな三ツ矢雄二さんは、その前に、前立腺ガンが発覚した時は、進行が遅く、転移しにくいタイプだったため、経過観察で、生活スタイルを大きく変えることはなかったそうですが、
今回の急性膵炎では、
痛み以上に、痛み止めの影響で見た悪夢や、その後の不眠がつらかった。もう二度と、あんな思いはしたくない
という思いで、健康に対しての意識が一気に高まり、
70歳という年齢を目前に控え、
もういい年だし、そろそろ暴飲暴食はほどほどにしなさい
という神様からのメッセージだったと捉え、健康に気を使うようになったそうで、
それ以来、体に良い食事についての知識が豊富で、料理上手な知人に夕食を作りに来てもらい、これまでの、味の濃い外食中心の生活から、野菜たっぷりの優しい献立にシフトしていくと、体重は、スルスルと12キロも減ったそうで、
三ツ矢雄二さんは、
人の体は、口から食べたものでできていることが、よくわかりました
と、語っています。
また、アルコールの方は、大好きなお酒を完全に断つのではなく、楽しみながらほどよく付き合うスタイルに変えたそうで、
自宅での晩酌はやめ、人と食事をする時は、以前より少なめのお酒を嗜(たしな)む程度にし、大好きなシャンパンも、グラス2杯程度にしているのだそうです。
「三ツ矢雄二が顔面強打し大ケガ!酩酊し歩行中に意識不明となり転倒!」に続く
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