
砺波市/千保の家 工事進捗状況0421
2026/04/21 (Tue) 21:00
砺波市/千保の家は、外部工事が進んでいます。強風に気を配る日もありますが、晴れが続くこの時期は作業の流れもよく、工程は安定しています。一方で中東情勢の影響による原料不足から、資材の値上がりや受注停止も見られ、取り巻く環境は穏やかではありません。現場としては優先順位を見極めながら、一つずつ工程を進めています。リノベーションでは、既存の屋根や外壁に手を入れる機会が多くあります。千保の家では、減築に伴い...続きを読む >

「いい窓」はどう決まるか——設計者が大切にする3つの型
2026/04/06 (Mon) 21:00
砺波市/千保の家では、サッシが搬入され、取り付けと外壁下地工事が進んでいます。これまで外形だけだった建物に窓が入りはじめると、のっぺりとした印象が一変し、家に表情が生まれてきます。ひとつひとつ窓が納まっていく様子は、設計者としてもやはり嬉しい瞬間です。窓は「通す」と「閉じる」を両立できる、住まいの中でも特異な建材です。光や風、視線を取り込む一方で、それらを遮ることもできる。この相反する役割を、住ま...続きを読む >

耐震補強の現場から考える、リノベーションの価値とつくり手の役割
2026/03/19 (Thu) 21:00
砺波市/千保の家では、大工の手による耐震補強工事が着実に進んでいます。設計段階で行った構造計算に基づき、必要な位置に耐力壁を配置し、それに伴って柱に生じる引き抜き力に対して、柱頭・柱脚へ適切な金物を設置しています。昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた建物は、継手や仕口に金物が使われていないケースが多く見られます。昭和46年築のこの建物も同様で、接合部の多くは木組みのままでした。そのため、既存の構造を...続きを読む >

柱を抜かない判断から始まる耐震改修
2026/03/05 (Thu) 21:00
耐震改修の設計では、まず「抜いてよい柱は基本的にない」と考えるところから始めています。リノベーションで間取りを変更する際も、既存の柱の位置は動かさないことを前提に計画を組み立てます。柱の配置は、屋根や床の荷重を長年にわたって支持してきた建物の骨格です。その骨格を尊重することが、安心できる改修につながります。新築の設計でも、1階と2階の柱位置を揃えることは構造計画の基本です。もちろん、強度の高い梁を使...続きを読む >

既存基礎を活かすという選択。千保の家・基礎改修工事
2026/02/10 (Tue) 21:00
砺波市/千保の家では、年始から進めていた基礎工事がようやく終盤を迎えました。約一か月にわたる工程の中で、今回は既存基礎を活かした改修工事の様子をまとめてお伝えします。既存住宅を曳家や揚屋を行わず、建築基準法に適合させる基礎改修は、設計だけでなく施工にも高い難易度が求められます。そのため対応できる設計事務所や工務店は多くありません。私たちは住宅医で学んだ知識と、これまでの経験を重ねる中で、基礎改修に...続きを読む >

既存を読み、性能を正すための診断と構造補強の考え方
2025/12/12 (Fri) 21:00
砺波市/千保の家では、解体工事が順調に進んでいます。天井裏や壁の中、床下が現れ、これまで確認できなかった部分がようやく見えるようになってきました。建物の状態を正確に把握できる、重要な工程です。解体が進むと、隠れていた劣化が明らかになったり、過去のリフォームで行われた工事の良い点・そうでない点がそのまま姿を現したりします。また基礎下の地面から何かが出てくるなど、家が築いてきた長い時間が随所に表れます...続きを読む >