【業界研究|広告編】広告業界は本当に華やか?概要とトピックを徹底解説
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最終更新日:2025年12月3日
記事公開日:2018年12月19日
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業界研究完全攻略ガイドで、広告代理店業界の全てを把握し自信を持って選考に臨みましょう。
広告業界とは

広告業界は広告を掲載したい「広告主」、実際に広告を作成する「広告制作会社」、広告が掲載される「メディア媒体」そしてプランニングや制作発注などの仲介を行う「広告代理店」の主に4つから構成されています。
そして広告業界の中で就活生からの最も人気が高いのが「広告代理店」です。
広告代理店には以下の3つに分類されます。
【総合広告代理店】
1つのメディアにとらわれずテレビ、新聞、雑誌といったあらゆる媒体を扱う
◎企業例:電通・博報堂・ADKホールディングスなど
【専門広告代理店】
1つのメディアに特化して広告活動を行う
◎企業例:サイバーエージェント(IT系)、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(IT系)、オプト(IT系)、オリコム(鉄道系)など
【ハウスエージェンシー】
特定の企業専属の広告代理店を務める
◎企業例:JR東日本企画、東急エージェンシーなど
上記によると電通や博報堂といった人気企業は総合広告代理店に当たります。
総合広告代理店は、「電博」と称される電通と博報堂が3位以下を大きく引き離し、市場の寡占化が進んでいるのが現状です。また、電通も2位の博報堂を大きく引き離しており、圧倒的な存在感を誇っています。
→広告業界大手3社について業績や社風から徹底比較してますので、企業理解のみならず志望動機作成などにも是非役立ててみて下さい。
一方、電通が発表した2017年 日本の広告費によると日本の総広告費は6兆3,907億円で6年連続で前年を上回る結果となりました。特にインターネット広告は前年から15%拡大し広告業界全体の数字を押し上げています。
その理由として、サイバーエージェントなどのインターネットメディアに特化したインターネット系の専門広告代理店の台頭が挙げられるでしょう。
→「21世紀を代表する会社」をスローガンとして掲げるサイバーエージェントという会社について、実例を取り上げながら説明しています。
そのため電通や博報堂といった大手広告代理店でもインターネット広告をつかったデジタルマーケティングへの注力を進んでおり、業界全体でデジタルトランスインフォメーションが進んでいると言うことが出来るでしょう。
広告業界の仕組み

広告業界の主なビジネスモデルは上図のようになっています。
広告業界における広告代理店の収益源は上記の図から以下の3点に分類することが出来るでしょう。
- 広告主の相談を通じて要望に合わせた広告のプランニングを行う際に発生する報酬
- CMなどの広告のアイデアを企画し、提供する際に発生する外注費
- テレビや新聞といったメディアの広告枠を、メディアに代わって販売する際に発生する販売手数料
主な広告代理店の収益源は、報酬と販売手数料です。
これらは広告掲載の依頼をした広告主や広告枠の代理販売を依頼した各メディアから支払われるものです。しかし、広告代理店自体も広告制作会社に実際の制作を依頼するため、外注費は広告制作会社に支払われてしまいます。
それでは、これらの収益を得るためにどのような業務があるのか、電通の例を用いながら部門ごとに具体的業務を見ていきましょう。各企業ごとに若干名称が異なってきますが、広告業界の仕事は大きく分類すると、以下の3種類に分類できます。
- 営業:ビジネスプロデュース
- クリエイティブ:ソリューション
- マーケティング:メディアコンテンツ
ビジネスプロデュース
ビジネスプロデュース職は営業を始めとして、クライアントとの窓口を担う仕事を行います。各競合広告代理店との「競合プレゼンテーション」を勝ち抜いて初めて新規の案件を獲得できます。案件獲得後は、その案件の予...場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
ソリューション
キャンペーンやイベントのコンセプト開発や人の気持ちを動かす表現やデザイン作り、データ分析による戦略作りなど、多くの人が憧れるいわゆる「クリエイティブ」な仕事をしている部門です。広告の効果を最大限に発揮...○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
メディアコンテンツ
各メディア媒体に対し、最適タイミングで効果的な広告枠の組み合わせのプランを作るいわゆるマーケティングを行う部署です。スポーツビジネスを担うのもこの部署であり、2020東京オリンピック・パラリンピック、...それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
広告業界の現状のトピック

動画広告の普及
先程もインターネット広告市場が拡大していることを述べましたが、その中でもスマートフォンやタブレット端末を対象にした動画広告の普及が非常に速いスピードで進んでいます。総務省の「平成29年情報通信メディ...
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
電通の海外戦略
先述の通り、日本の広告市場は6年連続で成長していますが、その伸びは鈍化していくことが予測されるため、大手各社は海外特にアジアでのM&A戦略を進めています。特に電通は以前から海外戦略に非常に積極的であり...場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
広告業界大手4社(電通・博報堂・ADK・サイバーエージェント)の特徴
電通
いわずと知れた「国内最大」の広告代理店であるのが"電通"です。
また、近年は「海外の企業買収」を積極的に行っており、広告代理店では"世界5位の売上高"を誇っています。
実際に「10年間で海外売上高比率を54%まで高めた電通のM&A戦略」にもあるように、他の広告代理店に比べて"海外売上率が高い"ことが特徴と言えます。
"圧倒的な規模感・仕事のスケールの大きさ"に特徴を持っている企業が"電通"になります。
博報堂
電通と並び、広告代理店の二大巨頭「電博」の一つであるのが"博報堂"になります。
博報堂は電通と比較されることが多いですが、「体育会・営業力の強さ」が特徴的な電通と比べ、「一人ひとりの個性を大切にする社風」があり、広告代理店の中でも"クリエイティブさ”には定評があります。
企業理念としては「生活者発想」と「パートナー主義」を掲げており、従来の広告ビジネスの枠組みに捉われることなく、事業を展開しています。
これまでに「糸井重里・佐藤可士和」などの著名なクリエイターを数多く輩出してきているという実績からも、"クリエイティブさ"が最大の特徴と言えるでしょう。
ADKホールディングス
電通・博報堂に次ぎ、「総合広告代理店」の中では第3位の売上高(2018年時点)を誇る企業が"ADKホールディングス"になります。(広告業界全体ではサイバーエージェントに次ぎ第4位)
ADKホールディングスは"アニメ"に非常に強みを持っており、「ドラえもん・クレヨンしんちゃん・ONE PIECE」などに関わっていることでも有名です。
また、社内では自由な場所で仕事ができる「フリーアドレス制」が導入されており、社風としても"穏やか・温厚"な社員が多いことが特徴と言えます。
サイバーエージェント
2000億円から4000億円と、"ここ5年間(2014~2018年)の総売上高が2倍になる"など、近年急速に売上を伸ばしている企業が"サイバーエージェント"です。
国内でまだスマホが一般化していないタイミングで"スマホに特化した広告代理事業"を開始、今ほどネット動画が普及していないタイミングでのインターネットテレビ局”AbemaTVの設立”など、時代の流行を先読みして事業展開を進めてきました。
他の広告代理店に比べて歴史が浅いこともあり、社員の平均年齢も非常に若く、「実力に応じて成果がついてくるという風土」が根付いているようです。
また、「IT系の専門広告代理店」として、"新規事業への投資・展開を積極的に進めている"ことが特徴と言えるでしょう。
最後に

ここまで、私達が日常で目にする広告がどのような手続きを踏んでビジネス化されているのか紐解いてきました。
instagramやyoutubeの広告といった私達の生活の非常に近い場所に企業の戦略意図が隠されていますので、普段から意識してみる癖を付けると業界理解が更に深まるでしょう。
広告業界は、様々な部署やクライアントと協力しながら仕事をしたり、時には全く新しいアイデアを生み出す仕事をしていく必要があるため、価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる、今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現できるといった点を自己PRしようと考えている就活生は応募してみることをおすすめします。
unistyleでは広告代理店大手各社の選考対策についてまとめた記事も用意してありますので、こちらも是非参考にしてみて下さい。
電通のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ
博報堂ES(エントリーシート)設問意図と内定者回答解説
サイバーエージェントのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ
→広告代理店のESは他社のものと異なり発想力を試すような設問が多く課されます。とはいえ選考突破のためには避けては通れない第一関門ですのでこれらの記事で必ず対策するようにして下さい。
また、広告代理店各社の情報をより詳しく知りたい方は以下から自身の志望する企業を選択していただき、自身の企業研究に役立てていただければと思います。
電通の企業研究ページはこちらから
博報堂の企業研究ページはこちらから
ADKホールディングスの企業研究ページはこちらから
サイバーエージェントの企業研究ページはこちらから
東急エージェンシーの企業研究ページはこちらから
JR東日本企画の企業研究ページはこちらから
読売広告社の企業研究ページはこちらから
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