キーエンスの求める人材から考える面接・選考対策
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最終更新日:2025年12月5日
記事公開日:2015年10月14日
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採用HPから考えるキーエンスの求める人材

以下は採用HPから引用した社員の方のインタビューです。
電子顕微鏡や画像測定器など、研究用途や開発用途として使われる機種を担当しています。高い機種になれば2,000万円を超える商品もあるため、ご担当者様だけでなく、部署やユニット、または会社全体に対してのメリットを提案できなければ採用には至りません。お客様が商品に対して良い反応をされた瞬間を見逃さず、「なぜその商品がすごいと思われたのか?」すかさずヒアリングをして距離を縮めていく。そうして、次の提案へブラッシュアップ。どんな提案がお客様に最適かを考えることは難しいものではありますが、その分大きなやりがいでもあります。
キーエンスに入社して、伝え方一つで商品の印象が変わることを知りました。使う言葉や説明の仕方、身だしなみや立ち居振る舞い、どうやって伝えたのかその背景まで含めてお客様が商品に対して受けるイメージが変わってくるんです。それがコンサルティング営業の醍醐味と言えますね。これまで世の中になかった商品を提案するため、なかなかお客様にご理解いただきにくいこともあります。だからこそ、「どれだけお客様のメリットを考えられるか、どのようにそれを伝えるのか」が重要です。モノとして紹介するのではなく、「役に立ちますよ」という提案をすることで初めて採用したいと思っていただける。これほど自分次第で成長できる環境は他にはないと思うので、もっともっと営業力を磨いていきたいと思います。
引用:キーエンス採用HP
キーエンスでは基本的にほとんどの人が営業に配属されます。
キーエンスの営業の特徴を挙げるとすると
・テリトリー制
・コンサルティング営業
が大きく分けてあげられます。
新入社員はテリトリーを与えられ、自社製品を製造業の工場に売っていきます。営業方法としてはただ自社製品を紹介するのではなく、相手が困っていることに対して、その問題を解決するために商品を紹介するというような営業スタイルを取っており、それがコンサルティング営業です。基本的には最初から多くの営業先を任されるようで、徹底的な成果主義、営業数字主義を貫いているようです。また、高い商品を1年目からその道のプロの製造業の人に売るわけなので難易度は非常に高く、入社時点で相当高い能力が求められるでしょう。
「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」で考えると、「1、個人として努力し、成果を上げることができる。」の部分は相当高いレベルで求められるでしょう。また、「2、関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる。」力も高いレベルで求められることに間違いはありません。新入社員時からトップスピードで営業マンとして活躍せざるをえない状況なので、上記の力を面接で強くアピールする必要があるでしょう。
面接の設問
この会社にはエントリーシートが存在しません。キーエンス本選考情報によると、面接でも志望動機や学生時代頑張ったことはほとんど聞かれず、その場で考えて瞬発的に答えていかないといけない質問が多いようです。...場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
それに対する解説
説得面接では「2、関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる。」という力をアピール出来れば良いでしょう。コンサルティング営業ではただ押し売ることは意...○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
最後に
いかがでしたか。
非常に特殊な選考で、一見一切対策することができないような印象を受けますが、求める人材を考えた上で、自分なりに働く上で必要な能力についてをしっかりと定義しておけば、そこまで本番であたふたせずに対応できるのではないかと思います。
ただ質問内容等を調べて1問1答のように答えを導くだけの対策えをするのではなく、その質問の裏側にある採用者の意図まで読み取った上で対策するとより良い結果が生まれるでしょう。
photo by Martin Thomas





