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「Mt. FUJI 100 2026」 が開幕。165kmの富士山麓を巡る旅がスタート

富士山麓のトレイルを走る国内最大級の国際トレイルランニングイベント「Mt. FUJI 100(マウントフジ100)」は、14回目の開催となる2026年大会を開幕しました。4月24日(金)の午後5時に、距離約165.3km、累積標高約6,461mの「FUJI100mi」(フジ100マイル)が富士山こどもの国(静岡県富士市)をスタートしました。実際の出走者数は女子244人、男子1,738人の計1,982人となります。

 

 

開催3日前の会議で予想された通り、前日の23日(木)には富士山西側エリアを中心にまとまった降雨がありましたが、セレモニーが行われた24日(金)には雨が上がり、スタート地点となる富士山こどもの国では時折雲の合間から空が覗くコンディションとなりました。泥や水たまりが残るタフなトレイルが予想される中、選手たちは165kmの旅へと出発していきました。

FUJI100miの選手は時計回りに富士山の西側へ向かい、夜間の天子山地を縦走します。その後、麓、精進湖などを経由した後、新たにエイドステーションが設けられた「富士急ハイランドコニファーフォレスト」を抜け、山中湖を折り返します。終盤は歩道崩落に伴い変更された石割神社を通過するルートを経由し、杓子山を通って富士北麓公園・富士山GXスタジアムに設けられたフィニッシュゲートを目指します。最初の完走者は、4月25日(土)の午前10時20分ごろに富士北麓公園に到着する見込みです。

 

■ 海外主要レースの主催者が集結、パートナーシップをアピール
スタートに先立ち、午前11時より富士北麓公園・富士山GXスタジアムにてプレイベントおよびエリートプレゼンテーションが開催されました。ステージには「World Trail Majors」に参画する海外主要レースのオーガナイザーも登壇し、国際色豊かな交流が行われました。 イギリスの「South Downs Way 100」から来日し、自身もFUJI100miに出走するロビー・ブリットン Robbie BRITTON (GBR) は「日本は初めて。雨上がりのしっとりとした気候はイギリスの天候に似ていて走りやすい。数日前に富士山も見られて嬉しかった。午後のレースを楽しみにしている」と語りました。また、Vietnam Mountain Marathonのデイビッド・ロイド David LLOYD (GBR) らも登壇し、それぞれの国のトレイルランニングカルチャーと日本のつながりに手応えを示しました。

 

■ 100マイルに挑む国内外の有力選手が意気込みを語る
続いて行われたエリートプレゼンテーションでは、FUJI100miに出場するトップ選手たちが登壇し、レースに向けた意気込みを語りました。

海外勢からは、2023年大会を19時間35分で制したチョウ・ジアジュ 赵家驹 Jiaju ZHAO (CHN) が「3年前の自分の成績を更新したい」と力強く宣言。また、日本初参戦にして初の100マイル挑戦となるリー・イン 李颖 Ying LI (CHN) は「桜も富士山も美しいこの地で、自己ベストを更新したい」と意気込みを見せました。

日本勢も力強いコメントを残しています。2023年の準優勝者である川崎雄哉 Yuya KAWASAKI (JPN) は「過去一番練習してきた。その自信を胸に優勝を目指す」と仕上がりの良さをアピール。2022年の覇者、西村広和 Hirokazu NISHIMURA (JPN) は「この間も100マイルを何本か走ったが満足できる走りができていない。得意の静岡そして山梨でベストを尽くす」と地の利を強調しました。さらに黒河輝信 Terunobu KUROKAWA (JPN) は「実は2023年に100kmでDNF(リタイア)している。この3年間やってきたことを見せ、日本のトップと世界のトップにチャレンジしたい」と雪辱を誓いました。

 

■ 悪天候への備えと、大会主催者からのメッセージ
大会会長の鏑木毅は、スタートを前に次のようにランナーを激励し、安全を呼びかけました。
「今年は初の賞金制度を導入し、世界最高峰の選手たちが集結しました。前日の雨によりトレイルはタフな状況になっている箇所もありますが、雨が上がったことで気温の変化には十分注意してください。選手一人ひとりが自然への敬意と安全への意識を持ち、無事にフィニッシュゲートに戻ってきてくれることを願っています。新たなフェーズに入ったMt. FUJI 100の歴史的な瞬間を目撃してください」

「FUJI100mi」に続き、4月25日(土)12時には距離約38.5kmの「ASUMI40k」が、同日14時には距離約68.6kmの「KAI70k」がそれぞれ富士北麓公園からスタートします。また、26日(日)午前9時からは新種目である「SAKUYA」もスタートし、富士山麓は週末にかけてトレイルランニングの熱気に包まれます。

 

【Mt. FUJI 100 2026 大会概要】
■開催日: 2026年4月24日(金)〜4月26日(日) 3日間
■競技種目
①FUJI100mi (フジ100マイル)
・距離:約165.3km ・累積標高:+6,461m
・スタート会場:富士山こどもの国(静岡県富士市)
・フィニッシュ会場:富士北麓公園富士山 GX スタジアム(山梨県富士吉田市)
・スタート時刻:4月24日(金)ウェーブスタート(各500名ずつ)
17時00分 / 17時15分 / 17時30分 / 17時45分
・最終制限時刻:4月26日(日)14時30分(*44時間30分制限)
・募集人数:2,000名(優先エントリー・一般エントリー・寄付エントリー、エリート含む)
・サポーター:500名
②KAI70k(カイ70k)
・距離:約68.6km ・累積標高:+2,921m
・スタート・フィニッシュ会場:富士北麓公園富士山 GX スタジアム(山梨県富士吉田市)
・スタート時刻:4月25日(土)14時00分
・最終制限時刻:4月26日(日)11時00分(*21時間制限)
・募集人数:1,000名(一般エントリー・寄付エントリー、エリート含む)
③ASUMI40k(アスミ40k)
・距離:約38.5km ・累積標高:+1,481m
・スタート・フィニッシュ会場:富士北麓公園富士山 GX スタジアム(山梨県富士吉田市)
・スタート時刻:4月25日(土)12時00分
・最終制限時刻:4月25日(土)21時30分(*9時間30分制限)
・募集人数:1,000名(一般エントリー・寄付エントリー、エリート含む)
④SAKUYA 9k U-20 6k(SAKUYA 9k / SAKUYA 6k)
・距離:8.6km / U-20 5.7km
・スタート・フィニッシュ会場:富士北麓公園富士山 GX スタジアム(山梨県富士吉田市)
・スタート時刻:4月26日(日)9k 9時00分 / U-20 6k 9時15分
・募集人数:200名(一般エントリー、エリート含む)
■主催: Mt.FUJI100実行委員会
<構成団体>
・一般社団法人富士箱根伊豆トレイルサポート
・マウントフジ共同事業体(株式会社ソトエ、リージョンポート合同会社、株式会社アールビーズ)
■共催: 富士市、富士宮市、身延町、鳴沢村、富士河口湖町、富士吉田市、忍野村、山中湖村、御殿場市、裾野市
■主管: マウントフジ共同事業体(株式会社ソトエ、リージョンポート合同会社、株式会社アールビーズ)
■環境パートナー: NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部
■特別協賛: THE NORTH FACE
■プラチナ協賛: Goldwin、aminoVITAL®
■後援: スポーツ庁、観光庁、静岡県、山梨県、道志村、山梨日日新聞社・山梨放送、テレビ山梨、エフエム富士、静岡新聞社・静岡放送、テレビ静岡、静岡朝日テレビ、静岡第一テレビ、K-MIX
■名誉実行委員: 実行委員会構成10自治体首長
■大会会長: 鏑木毅(一般社団法人富士箱根伊豆トレイルサポート代表理事 / プロトレイルランナー)
■大会副会長: 堀内光一郎(富士急行株式会社 代表取締役社長)
■大会プロデューサー: 福田六花(医師・一般財団法人日本トレイルランニング協会会長)
■共同代表:
千葉達雄(株式会社ソトエ 代表取締役)
田近義博(リージョンポート合同会社 代表)
黒崎悠(株式会社アールビーズ 代表取締役)
■アドバイザー:
村越真(静岡大学教育学部教授)
中尾益巳(NPO法人ディスカバー・リアス 代表理事)
三浦務(NPO法人富士トレイルランナーズ倶楽部 理事長)

■大会ウェブサイト:https://mtfuji100.com