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【THE NORTH FACE】「Mt. FUJI 100 2026」 FUJI 100mi / KAI70k / ASUMI40k にいどむ選手たちのリアル装備

土井 陵

 

日本最大級のトレイルランニングの祭典「Mt. FUJI 100」。100マイルの過酷な旅、富士山麓を駆け抜ける70km、スピードレースの40km。THE NORTH FACEのアスリートとスタッフ、総勢6名が実際に使用・推奨する装備をアイテム別に伺いました。「Mt. FUJI 100」に出走する方も、その他のレースに出走する方もぜひ参考にしてください。

 

 

回答者プロフィール

(選手)
土井 陵 (どいたかし)
THE NORTH FACEアスリート
出走種目:FUJI100mi
2025 FUJI100mi 11位(21:41:17)
Photo:宮崎裕
髙橋祐衣 (たかはしゆい)
THE NORTH FACE Sphereスタッフ
出走種目:FUJI100mi
トレイルランニング歴:2年半
今回の目標:38時間
門畑海洋子 (かどはたかよこ)
THE NORTH FACE Sphereスタッフ
出走種目:FUJI100mi
トレイルランニング歴:2年
今回の目標:制限時間内に完走
松本祥汰 (まつもとしょうた)
THE NORTH FACE Sphereスタッフ
出走種目:ASUMI40k
トレイルランニング歴:15年
今回の想定タイム:3:20
(ADVISOR)
森本幸司 (もりもとこうじ)
THE NORTH FACEアスリート
2025 KAI70k 3位 (8:47:34)
岩井絵美 (いわいえみ)
THE NORTH FACEアスリート
2025 ASUMI 40K 女子総合3位(3:51:41)

 

 

Shoes

大会で履く予定のシューズを教えてください。

土井 陵「SUMMIT VECTIV PRO 3」
「FUJI100miは、アップダウンが続くセクションと走りやすいサーフェスが続くセクションとのメリハリがあるコース。その両方に対応できるオールマイティなシューズを選びます。クッション性と安定性があり100マイルに必要な機能を備えていることに加えて、ロッカーモーションがあり、重心移動で省エネ走行が可能。100マイル完走のために必要な全てを兼ね備えています。後半は山岳パートになるので、足さばきのいい『SUMMIT VECTIV SKY 2』を検討しますが、その時の状況にあわせて決断します」

 

(左)「SUMMIT VECTIV PRO 3」 33,000円(税込)| UNISEX🔗  |(右)「SUMMIT VECTIV SKY 2」29,700円(税込)| UNISEX🔗  |

 

髙橋祐衣「VECTIV Enduris 4」
「クッション・グリップ性が高く昨年のKAI70K, FTR 100でも着用しました。FUJI100miのコースのサーフェスとの相性も良く、後半の足がきつくなって来る頃でも脚のトラブルなく完走できているため、すごく信頼しているシューズです」

 

門畑海洋子「VECTIV Enduris 4」
「実は今までのレース、このモデル以外で走ったことないんです。晴れの日も雨の日も、暑い日も寒い日もどんな状況下のレースも共にしてきました。とにかくグリップ力とクッション性が高い!雨でドロドロレースでもしっかり地面を捉えてくれるので、恐怖心が軽減されます。初レースに挑戦する初心者でも信頼のできるモデルです。短い距離のレースだった場合、『SUMMIT VECTIV PRO』や『SUMMIT VECTIV SKY 2』と迷いますね。でも洗濯して濡れていない限り、『VECTIV Enduris 4』を選びます!」

 

松本祥汰「SUMMIT VECTIV SKY 2」
「自分の脚力をダイレクトに地面へ伝えられる剛性と接地感を重視して、「SUMMIT VECTIV SKY 2」を選びました」

 

(左)「VECTIV Enduris 4」24,200円(税込)| MEN’S🔗   WOMEN’S🔗  |(右)「Altamesa 500 V2」23,980円(税込)MEN’S🔗 

 

[ アスリートのおすすめ ]

森本幸司
「FUJI100miだと『SUMMIT VECTIV PRO 3』、『VECTIV Enduris 4』、『Altamesa 500』、KAI70kなど100マイル以外のカテゴリーですと、『SUMMIT VECTIV SKY 2』がお勧めです。100マイルはスピードを出せる部分より、履き続けられるという部分(クッション性)を重視します。KAI70kやそれよりも短いカテゴリーだと『SUMMIT VECTIV SKY 2』の軽量性とグリップ力が走りやすいと思います」

 

岩井絵美
「①中・上級レベルの方には『SUMMIT VECTIV SKY 2』を! ②初級もしくはクッション厚めシューズが好きな方には『VECTIV Enduris 4』を!理由として、①は軽量+カーボンプレートによりスピードが出しやすい。グリップが5mmと深いため、下りの足捌きがスムーズ、安定して下りを攻められるため! ②は柔らかいクッションと程よい反発により衝撃を逃しながら一定のリズムを作りやすい。踵周りがしっかりサポートされているため捻挫しにくく、足を守りながら走りきれるシューズです」

 

髙橋祐衣

 

Vest Pack

土井 陵「HST Fume 6」
「揺れがなく、フィット感もとてもよく、何より軽い。使用頻度が多いレインやライトなど、パックを下ろさずに出し入れするポケットが配置され、身体に当たることなく、ノンストレスで走ることができる」

 

髙橋祐衣「TR 10」
「必携装備品が問題なく入るので。昨年のKAI70kでは『TR 6』で臨もうと思ったのですが心配性の私には荷物が多くなってしまい、『TR 10』でちょうど収まるほどになりました。恐らく今回のFUJI100miでも装備が多くなり、途中での物の出し入れが多くなりそうな予感がしてますが、上部を開けずとも側面のファスナーから中へアクセス出来るので急いでる時いつもこのファスナーに助けられています」

 

門畑海洋子「TR 10」
「アップデートしたTRシリーズがすごいんです。背面のモノメッシュ生地は水を保水しないので、たくさん汗をかいても、長時間背負っていても嫌な感じを軽減してくれます。10Lサイズは十分な荷物が入るので、長距離レースでも常に安心した状態へ導いてくれます」

 

松本祥汰「HST Fume 6」
「軽量性を意識して『HST Fume 6』を選択。また、パックの容量が大き過ぎるとかえって揺れが気になってしまうため、必携装備が丁度よく収まる6Lを選びました」

 

(左)「HST Fume 6」23,100円(税込)| UNISEX🔗  |(右)「TR 10」22,000円(税込)| UNISEX🔗  |

 

[ アスリートのおすすめ ]

森本幸司「HST Fume 6 / TR 6 / TR 10」
「よほどのことがない限り『HST Fume 6』。『TR 6』や『TR 10』。素材も好きだし、軽いし、普段から使い慣れているという点が大きいです。天候が悪く荷物が増えたり、サポートのいない方はTRシリーズもおすすめです」

 

岩井絵美「HST Fume 6」
「軽量!スピードを出しても全く揺れない!そして汗の匂いも臭いにくい!『HST Fume 6』は一見小さく見えますが背中の生地が伸びるため想像以上に収納できます!」

 

岩井絵美

 

 

Packing Tips

土井 陵:「まずは軽量を重視。自分がこだわっている、どのような環境でも重量が変わらないこと。要は保水性がなく、速乾性があるもの。今回選んだ装備は、私が求めている機能が網羅されており、軽量性はもちろん、快適性があり、ストレスなく走ることに集中できるアイテムです」

 

髙橋祐衣:「エイドに到着した時のことを想定してパッキングしています。補給食は次のエイド迄の距離を考えて、小分けにしてジップロックに入れておきます。レース時『どれだけストレスなく物を出し入れできるか』を考えてパッキングしています」

門畑海洋子:「必携品以外に何が必要か考え出すと止まらなくなってしまいます。なのでいつもサバイバル精神を忘れないようにしています。魔法のような高級サプリを、一番手の届きやすいポケットに忍ばせます」

松本祥汰:「競技時間は4時間弱、荷物の出し入れを最小限にとどめるため、パックの使い方にはこだわりました。左ポケットには補給食、右ポケットにはゴミと、考えなくとも物が取り出せるような自分のルールを作りました」

 

松本祥汰

 

[ アスリートのアドバイス]

森本幸司:「パッキングはすぐ使う可能性がある物と、めったに使わない物を分けて考える。補給やよく使う物は場所を決めておく。あと、実戦前に練習しておく(重さも体感しておく)」

 

岩井絵美:「『HST Fume 6』は一見小さく見えますが背中の生地が伸びるため想像以上に収納できます! スピードレースこそ転倒のリスクはあるため薄手のグローブがあると安心です」

 

Rain Wear

土井 陵「FL Trail Peak Jacket / FL Trail Peak Pant」
「軽く、生地が柔らかいので、ストレスなく着ることができる。低温下ではない雨ならこのレインで十分対応できる。透湿性があるため、熱がこもらず快適性も維持できるため。低温下や風がある悪天候時は、『GTX Trail Endurance Jacket』を選択します。悪天候で動き続けるためには、しっかりした生地感とゴアテックスの防水性は安心感があるから」

 

髙橋祐衣「GTX Trail Endurance Jacket / Strike Trail Pant」
「昨年、KAI70kに出走した際、夜間・早朝がかなり冷えこみレインジャケットの装着を余儀なくされました。昨年はジャケットもパンツと同じく軽量でコンパクトになる『Strike Trail Jacket』を着用しましたが、寒さ対策も含め、より防風性が高く利便性の高い『GTX Trail Endurance Jacket』を選びました」

 

(左)「GTX Trail Endurance Jacket」63,800円(税込)| UNISEX🔗  |(中)「FL Trail Peak Jacket」36,300円(税込) | UNISEX🔗  |(右)「Strike Trail Jacket」24,200円(税込)| MEN’S🔗   WOMEN’S🔗  |

 

門畑海洋子「Strike Trail Jacket / Pant」
「雨予報がでていなければ、基本的に『Strike Trail Jacket』のセットを持っていきます。防水アイテムの中で一番コンパクトになるのがいいです。雨予報だった場合は、『GTX Trail Endurance Jacket』を持っていきます。耐水圧、防風性、透湿性と高機能を兼ね備えた信頼度の高いアイテムです」

 

松本祥汰「FL Trail Peak Jacket」
「運動量の多いショートカテゴリーでは、汗蒸れが気になるため透湿性の高い『FL Trail Peak Jacket / Pant』を選択しました。また、スタッフバッグを搭載しているため、パックに入れた時の収まりもよく揺れが気にならないところがお気に入りです」

 

門畑海洋子

 

[ アスリートのおすすめ ]

森本幸司 
「天候次第です。基本的には軽量な『FL Trail Peak Jacket / Pant』を採用しますが、天候が厳しくなりそうであれば『GTX Trail Endurance Jacket / Pant』にします」

 

岩井絵美
「完全防水な上に軽量。蒸れにくい!『GTX Trail Endurance Jacket』がおすすめです」

 

 

森本幸司

 

 

今回のアンケートを通じて見えてきたのは、シューズからウェア、パックに至るまで、すべてのアイテムが「過酷な環境下でストレスを最小限にする」ための機能的な裏付けを持って選ばれている点です。最高峰のレースへ挑むための最適解を、ぜひこれらのリアルな声から見つけ出してください。

 

 

【大会情報】
Mt. FUJI 100 2026
2026年4月24日(金)~26日(日)
種目
1.FUJI100mi
・距離:約167.0km 累積標高:+6,613m
2.KAI70k
・距離:約70.2km 累積標高:+3,052m
3.ASUMI40k
・距離:約38.5km 累積標高:+1,481m

■URL:https://mtfuji100.com/

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