
OpenAIは8日、アメリカ証券取引委員会(SEC)に新規株式公開の申請書類を非公開で提出したと発表しました。
OpenAI、非開示でIPOを申請-AI各社で上場機運広がる https://t.co/n5IubIMfEa
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) June 8, 2026
OpenAIは、ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーと連携し、今秋の上場を目指しており、現在も協議の途中段階で、「時期についてはまだ決めていない。非公開企業である方が進めやすいと考えていることがあり、しばらく先になる可能性もある」と説明しています。
その上で、「さまざまなトレードオフが絡む複雑な判断であり、最終的にそれが最善であれば、より早期に上場する選択肢を確保するためのものだ」としています。
OpenAIの評価額は、3月末時点で約136兆円に達しているものの、未だ黒字化に至っておらず、2028年までに約6兆8200億円の赤字が発生するとの試算もあります。
◯オープンAIが金曜にもIPO申請へ。でも、その帳簿は「6.8兆円の赤字」を予言している
またOpenAIは、生成AIの運用に必要なGPUや大規模データセンターなどの計算資源に莫大な費用を投じており、AIモデルを実際に動かす際の「推論」コストも2025年に4倍へ増加したと明らかにしています。
さらには、2030年までに計算資源の確保のために総額約6000億ドル(約96兆円)を投じる方針を示していますが、この額は日本の国家予算のおよそ8割に相当します。
◯OpenAI expects compute spend of around $600 billion through 2030, source says
今年2月時点で、ChatGPTの週間アクティブユーザーが9億人を突破したと発表されましたが、このうち有料サブスクリプションユーザーは5000万人超にとどまり、全体の約5.6%に過ぎません。
こうした状況から、これまでの巨額投資を回収できるのか疑問視する声が上がっているほか、ソフトバンクグループ内部でも一部幹部から、OpenAIへの集中投資を懸念する声が出ているとのことです。
しかも、OpenAIによる上場申請から2日後、ソフトバンクが進めていたOpenAI株を担保に60億ドル(約9600億円)を調達する計画が停止したと報じられました。
理由は明らかにしておらず、ソフトバンクが今後もOpenAIへの巨額投資を継続できるのか、不透明な状況となっています。
◯ソフトバンクG、OpenAI株担保の60億ドル融資交渉を停止
◯【ソフトバンク】米オープンAIの株式を担保とした約1兆6000億円の借り入れを検討
ソフトバンクG、OpenAI株担保の60億ドル融資計画の協議停滞-関係者 https://t.co/bPXsToHZgj
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) June 10, 2026
誰もが安心して豊かに暮らせる経済社会となりますことを心から祈ります。
◯【孫正義】OpenAIの上場が見通せない中、AIモデル開発からフィジカルAI開発への投資にシフトし、物議 OpenAIに投資した金融機関や80万人の個人投資家を切り捨てか?
◯【ソフトバンク】2026年3月の決算で最終利益が5兆円を超えたと発表 実際には未上場企業『OpenAI』の評価額を利益として計上 市場関係者が警鐘を鳴らす
◯【災い続きの孫正義】ソフトバンクGが米セレブラスに買収を打診するも拒否され、傘下のアームは米当局から独占禁止法の調査へ OpenAIとアップルの協力体制も崩壊、紛争へ発展

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