【ボンディ前米司法長官】「トランプ大統領からエプスタイン文書の黒塗り処理を指示されたか」と問われ、回答を拒否

【ボンディ前米司法長官】「トランプ大統領からエプスタイン文書の黒塗り処理を指示されたか」と問われ、回答を拒否

アメリカのパム・ボンディ前司法長官は5月29日、エプスタインファイルに関する非公開の聴取で、トランプ大統領から黒塗り処理を指示されたかどうかについて問われ、回答を拒否しました。

この聴取は、エプスタイン事件に関する資料公開に至るまでの司法省の対応を確認するため、米下院監視・政府改革委員会の主導で行われました。

◯トランプ大統領、『パム・ボンディ司法長官』を解任 エプスタイン文書をほぼ黒塗り、大部分を未公開にし、事件の隠蔽を図ったことへの批判を受け

出席した民主党議員らによると、ボンディはトランプ大統領がエプスタインの犯罪行為を認識していたかどうかや、司法省が文書を公開した際、トランプ大統領から黒塗り処理を指示されたかどうかについて問われ、回答を拒んだとのことです。

ボンディは聴取の中で、「黒塗り処理に誤りがあったことは認める」としながらも、「このプロセスの初日から、司法省は説明責任と透明性を重視してきた」と主張しました。

さらに、「司法省はエプスタインやその関係者に関する犯罪の証拠が見つかった場合、いつでも調査や訴追を行う用意がある」と述べました。

ボンディは事前に用意した声明で「司法省はエプスタイン関連文書の捜索、収集、精査において、これまでにない透明性を示した」「これは極めて複雑で膨大な労力を要する作業だった。私の知る限り、司法省は『エプスタイン・ファイル透明化法』で求められた全ての文書を提出した」としています。

また、「大規模な組織の長として幅広い責任を負っていたため、この作業の全てを自ら指揮したわけではなく、文書の精査も自分では行っていない」と述べ、監督をトッド・ブランチ司法副長官に委任していたことを認めました。

続けて、「収集した全ての資料を確認した専門家チームから、公開しなかった資料は、案件と無関係なもの、法的保護の対象となるもの、あるいは重複資料のみだと報告を受けた」とも説明しました。

◯Pam Bondi admits to ‘redaction errors’ in Epstein files but defends DoJ’s handling

一方、委員会の民主党筆頭メンバーであるロバート・ガルシア議員は、数時間に及んだ聴取の途中で記者団の取材に応じ、「ボンディはエプスタイン捜査を主導していたのはトッド・ブランチだったと説明し、黒塗り処理の問題や被害者保護の不備など、これまで問題視されてきた責任を事実上ブランチに押し付けている」と批判しました。

さらにガルシア議員は、「私はボンディに対し、トランプ大統領とのやり取りについて5回にわたり異なる質問をした。トランプ大統領がエプスタイン関連文書について指示を出したのか、何を知っていたのか、どの部分を黒塗りするよう求めたのか、あるいは求めなかったのかについて尋ねたが、彼女はトランプ大統領に関する質問には一切答えなかった」と明かしました。

同じく、聴取に出席していたアンサリ下院議員は、「司法省はドナルド・トランプによって政治利用され、アメリカ史上最大級の隠蔽工作が遂行されるよう仕向けられている」と強く批判しています。

事件の全容が明らかにされ、関与した悪人たちが一人残らず厳正に裁かれますことを心から祈ります。

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