
大阪メトロは31日、大阪万博のために調達した「EVモーターズ・ジャパン(EVMJ)」製のEVバス計190台について、車両の安全性への懸念が解消されないとして、路線バスへの転用などを断念したと発表しました。
【続報】万博EVバスの転用断念 大阪メトロ「安全確保困難」https://t.co/DU0sYmbMrN
— 47NEWS (@47news_official) March 31, 2026
大阪メトロは万博の開催期間中、EVMJ社製の大型バス115台を万博会場外での輸送に、小型バス35台を会場内での輸送に、超小型バス40台をオンデマンドバスとしてそれぞれ使用していました。
EVMJ社製のバスは、中国メーカーの「福建ウィズダム(威驰腾汽車)」と「恒天(南京恒天领锐汽车有限公司)」「愛中和汽車」の3社が製造したもので、受注が発覚した当初から安全性を懸念する声が上がっていました。
実際、万博の開催中にバスのハンドルが利かなくなったり、停止中に勝手に動き出すといった致命的なトラブルが続出し、昨年9月にはオンデマンドバスが回送中に制御不能となり、中央分離帯に乗り上げる事故も発生しました。
◯中国製のEVバス、日本各地でトラブル相次ぐ 国交省が販売元に総点検を指示 ハンドルが利かない、動かなくなる、停止中に勝手に動き出すなど
これを受け、大阪メトロは閉幕後にバスの使用を一旦停止し、1月に行った車両の特別点検でも不具合が見付かったことから、「当社が求める安全性と長期的な安定性を確保できる方法・体制を確立することは困難である」と判断し、予定していた路線バスへの転用などをすべて取り止めました。
現在、使用中止となったバスは、大阪メトロ所有の駐車場に放置されたままとなっており、「バスの墓場」と化しているとして物議を醸しています。
えぇ〜新モビFESTA in 南河内地域の自動運転バス到着式典に
吉村洋文が前日キャンセル➡️これ所謂ドタキャンって奴じゃないですか⁉️🫵😡
「みんなでつくった万博写真集」にこのバスの墓場の写真も載せろ‼️💢
pic.twitter.com/KsO5wPQceT— Yを@ライドシェア絶対反対💢🫵👎😡👊 (@Y5915815445413) March 28, 2026
大阪メトロの株主である大阪市によると、これらのバスの購入費用は合計で約75億円に上り、そのうち半分以上の40億円超が国と大阪府、大阪市の補助金、つまり税金で賄われました。
大阪メトロは、安全性が確保できないと判定されたバスについては、EVMJ社に返品するとともに、購入代金の返還を求めていくことを検討していると報じられています。
一連の問題について、国交省の石原大物流・自動車局長は、「車両を購入した事業者が廃車にしたり、登録名義を変更したり、叩き売るような事態になれば、車両が使われる見込みがなくなるため、補助金の返還を求めることになる」との見解を示しています。
こうした状況の中、大阪市と大阪府は、EVバスの転用断念を発表したのと同じ日に万博推進局を解散しており、責任の所在を曖昧にしようとしているのではないかと批判されいます。
このほか、ネット上では「大阪府・大阪市万博推進局を解散した日にEVバス転用断念の決定をする悪質さ。責任とらせようにも既にトンズラ。東京五輪組織委員会がさっさと解散したのと同じ。詐欺会社と何ら変わらんよ」「中国製だしはじめからわかりきってたことだろ。 なんで税金使って無駄なことするの? どれだけアホ揃いなんだよ、日本の政治家は」「安全性も確保せずに190台も税金で購入したの?ただのバカやんw」「EV motors Japanに騙されたんだってさ。国産かと思ったら、 中華のゴミ輸入して国内で組み立てただけらしい」といった批判の声が殺到しています。




誰もが安心して利用できる交通インフラが全国各地で整備されますことを心から祈ります。
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