【長野県】2025年の山岳遭難、過去最多の358件 外国人観光客の“爆発的”増加により

【長野県】2025年の山岳遭難、過去最多の358件 外国人観光客の“爆発的”増加により

長野県内で、昨年1年間に発生した山岳遭難が、過去最多を更新したことが分かりました。

長野県警によると、2025年に県内で発生した山岳遭難は暫定値で358件に上り、前の年の321件を上回ったとのことです。

統計を取り始めた1954年以降、3年連続で過去最多を更新しており、358件のうち登山者に人気の北アルプスでの遭難が213件と、全体の6割を占めました。

遭難者は392人に上り、このうち死亡した人が51人、行方不明が4人、けがをした人が171人、無事に救助された人が166人でした。

年代別では、60代と70代以上が合わせて191人と、全体の48%を占めています。

遭難の原因としては、滑落のほか、疲労や転倒など体力不足に起因するケースが増加しているとのことです。

長野県には「日本アルプス」と呼ばれる標高2000〜3000メートル級の高山が連なり、毎年多くの登山者が国内外から訪れます。

県警の担当者は「夏の北アルプスでの遭難多発が全体の件数を押し上げた。登山を始めたばかりの人に、体力や準備の不足が見られる」と話しています。

こうして遭難者が急増している背景には、外国人観光客の爆発的な増加が大きく関係しているとみられます。

登山ガイド会社ヤマンザイの案内人は、「私が案内する北アルプスなどでは、『爆発的』という表現が大げさではないくらい外国人客が増えています。去年もコロナ禍前より明らかに増えたなと感じていましたが、今年はさらに多い。10月初旬に北アルプス南部の山小屋に泊まった際は、宿泊客の大半が外国人でした」と話しており、ほとんど荷物を持たず、軽装で登山する外国人も少なくないと指摘しています。

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再発防止策と注意喚起が徹底され、人々の安全が常に確保されますことを心から祈ります。

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