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マガジン一覧

書評という名の感想文

読んだ本やZINEなどの書評…というよりは、ささやかな感想文たち。

【書評という名の感想文】ZINE「言葉貯金−忘れたくない日々のエピソード・言葉集−」(小澤まみさん著)を読んで

先日、所属しているオンラインサロン「京都くらしの編集室」でご一緒している小澤まみさんのZINEを読んだ。 まみさんは普段、「京都書縁」という屋号で、フリーランスライター・編集者として活動されている。私が昨年参加した京都ライター塾でも、チューターとして伴走してもらった。それ以来仲良くさせてもらっていて、同じ2人の子を育てる母としても心強い存在だ。 実は、私が前職を退職し、在宅で書く仕事をしたいと行動を起こしたのはまみさんの存在が大きい。 まみさんも、1人目のお子さんを出産し

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【書評という名の感想文】ZINE「ひとつずつ、わたし」(たけだあやこさん著)を読んで

先日、所属しているオンラインサロン「京都くらしの編集室」でご一緒しているたけだあやこさんのZINEを読んだ。 普段は兵庫県内のご自宅で、整体サロンと薬膳の講師をされているあやこさん。 ZINEは、そんなあやこさんがこれまでの人生を振り返り、当時見えていたもの、抱いていた気持ちなどを収めたエッセイ集だ。 丁寧な言葉で綴られた12本のエッセイは、どれも心がほっとゆるむものばかりだった。 実は昨年末に行われた、サロンのオンライン忘年会でのプレゼント企画で、あやこさんとセッショ

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「嫌われる勇気」から考えたことをつらつらと

今月の読書記録。目標月3冊は無事に達成。 今回は、ぜひ書いて覚えておきたい1冊と出会ったので、その感想文を残しておく。 「嫌われる勇気」/岸見一郎さん 古賀文健さん著この本との出会いは、以前ZINE制作講座でご一緒した咲さんが、インスタライブで発信しているのを見たこと。 以来、いつか読みたいなぁ〜となんとなく思っていたところ、図書館で見かけたために、今回読んでみることにした。 本書に出てくる「青年」は幼い頃から自分に自信が持てず、何かにつけて強い劣等感を持っている。他人と

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【書評という名の感想文】「駅の名は夜明」(高田郁さん著)を読んで

今月の読書記録。目標月3冊と言いつつ、まだ読了したのは1冊だけれど(遅) その1冊の感想をお届けします。 「駅の名は夜明 軌道春秋Ⅱ」/高田郁さん著 実は私は大のローカル線好きで、高田郁さんを知ったのも小説「ふるさと銀河線」がきっかけだった。 登場人物が、たとえ生きづらさを感じていても優しくて ストーリーが切ないけれど温かくて どんな人も受け入れて、静かに運んでいく鉄道にノスタルジーを感じられて 出てくる食べ物の描写が細やかで滋味あふれていて まあとにもかくにも、「ふ

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2022〜2024年生まれを育てるパパママの共同運営マガジン

2022、2023、2024年に生まれた子どもを育てる親の共同運営マガジンです。近所の子どもの同級生を見守るような感じで、他の人の育児日記を読んで一緒に子の成長を喜んだり、パパママあるあるや悩みに共感したり、そっと応援する気持ちで「スキ」を押し合ったり。そんなマガジンがあったら素敵だなと思って作りました。

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「なんでダメなの?」私の中で学級委員長が立ち上がる

「おやつ食べたい!」 キッチンに立ち、フライパンに鶏肉を入れていると、足元にこどもがまとわりついてくる。 「もうすぐ、ごはんできるから」 ジュージューとフライパンを振る。 「いちごー!」 「ダメ。トマトならいいよ」 「なんでー?」 え? なんでって...。 フライパンを振る手が止まった。 「だって」 私の頭の中で、学級委員長が立ち上がる。 こどもが産まれて初めて知った。 「それはあかんやろ」と顔をしかめる自分が、 こんなにいるなんて。 トマトはよくて、いちご

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逃げても、自分の課題は自分についてくる | ととのえマガジン

お喋り急成長中の5才息子と3才の娘を子育て中のリケジョママのページにお越し頂き、本当にありがとうございます😊 1人ひとりが輝く世界を作る をテーマにお届けします。 本日は、ととのえマガジンを更新をさせて頂きます。 最近、ある方がSNSで発信されていた「人間関係の繰り返す悩み」について興味を持ちました。 その方は、人間関係のなかで という満たされない想いを抱えていたそうです。 環境を変えたり、付き合う相手を変えたりすれば解決する気がして、実際に行動に移されたとのこ

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Podcast始めました。

こんにちは。 麻、あらためあさりです。 最近ふと思い立ってPodcastを始めました。 いろいろ考えていることはあるけれどまとまった文章としてnoteに書く時間がなかなかなくて、声で録音したら早いかな?ついでにPodcastにすれば一石二鳥かな?と思って。 結果を先に言います。 続きませんでした。(笑) というか、Podcastを編集する時間がない。 でも、できる範囲で、時間をみつけて、とぎれとぎれでも更新していければなと思っています。あまり期待しないでください

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玄関まで、あと2メートル

6月で、息子が4歳、娘が2歳になった。 誕生日旅行に、沖縄に行った。 子連れ旅行に行くようになってびっくりしたのは、 今まではぐーすか寝てられた移動時間が、 最もハードなサバイバルと化したことである。 しかも沖縄。 どうなる、飛行機サバイバル。 大量のお菓子に、 100均のシール帳に、 フル充電のタブレット。 機内に持ち込むカバンは、パンパンだ。 行きは、順調だった。 息子は動画で機嫌よく、娘はタイミングよく寝てくれた。 しかし、帰りの飛行機で、事件は起きた。

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雑多に好きなこと、好きなもの

渋くてノスタルジックな世界が好きです。田舎で季節に寄り添った丁寧な暮らしができたらな〜と理想だけは抱いています。 大体ナチュラルテイストなものに趣向が寄りがち。

当たり前だと思っている、実はありがたいもの。家族と健康と、納豆ご飯の話

大体のものはおいしく食べられるという、お気楽な性分で生きてきた。 けれど、最後の晩餐として食べたいものをひとつ、と問われると回答に非常に困る。 22歳まで過ごした実家のご飯に絞ったとしても、春巻き、里芋と厚揚げの煮物、水炊き、牛肉と牛蒡の煮物、スクランブルエッグ状になったしめじ入りカルボナーラ…など次々と挙がってくる。お正月に食べていた父方、母方それぞれのお雑煮も本当に大好きだった。 むむむ。とても難しい。 考えれば考えるほど、食べたいメニューが出てきそうだ。 ただ、こ

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今もなお、トトロがいそうな世界に憧れ続けている話

小学校低学年の頃、親から「これさえ見せておけばおとなしい」と言われていた1本のVHSがある。 それが、スタジオジブリの映画「となりのトトロ」だ。 私の生涯で、間違いなく最も視聴回数の多い映画である。 大袈裟でなく、大人になってから改めて金曜ロードショーで見た回数もカウントすると、50回は見ているのではないだろうか。 (これまで散々見ているのに、まだ見るのである。ある時は視聴後、仕事中の夫に「カンタくんってほんま内面がイケメンやんな」とLINEを送りつけた) ほぼすべてのセリ

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気がつけば、私を「こうありたい」に導いてくれた3冊の本たち

「これ好きやねん」と誰かに開示することは、あまり得意ではない。 多分、大真面目に言ったことを「変わってるよね」と引かれたり、「ウケる(笑)」と爆笑されたりしたこれまでのいくつかの記憶を、それぞれ丁寧に別名で保存し過ぎたのだと思う。 自分の『好き』を人に話したら、引かれたり小馬鹿にされたりするんじゃないかと、根拠のない不安をずっと抱いていた。 けれど、ここ2年ほどnoteにエッセイを書いてきて、ようやく腹落ちしてきたことがある。 「興味のない人は読まない(というか基本的に誰

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好きがてんこ盛り

梅雨の合間の真夏日だった土曜日、子どもを夫に預けてイベントに参加してきた。 まちなかから車で20分少々の、田畑が広がる静かな里山にある古民家で、梅仕事に勤しむというイベント。開催される場所といい、内容といい、案内を見た瞬間に素敵だなぁと一目惚れして申し込みし、楽しみにしていた。 イベント会場となった古民家に行くのは、今回が2回目。初めて行ったのは昨年の夏、小さな夏祭りが開催されるということで息子を連れて参加した。当時は息子の場所見知りが今よりだいぶ激しくて、知らない場所で知

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遺伝子疾患を持ちつつ、あまり気にせずに生きる自分のこと

「マルファン症候群」という先天性の遺伝子疾患を持って生きております。手術したときのこと、妊娠・出産時に管理入院した時のことなど。あまり重くはありませんので、軽やかに読んでもらえると嬉しいです。

当たり前だと思っている、実はありがたいもの。家族と健康と、納豆ご飯の話

大体のものはおいしく食べられるという、お気楽な性分で生きてきた。 けれど、最後の晩餐として食べたいものをひとつ、と問われると回答に非常に困る。 22歳まで過ごした実家のご飯に絞ったとしても、春巻き、里芋と厚揚げの煮物、水炊き、牛肉と牛蒡の煮物、スクランブルエッグ状になったしめじ入りカルボナーラ…など次々と挙がってくる。お正月に食べていた父方、母方それぞれのお雑煮も本当に大好きだった。 むむむ。とても難しい。 考えれば考えるほど、食べたいメニューが出てきそうだ。 ただ、こ

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手術完了のご報告

既に何人かの方にはご報告しましたが、先週1/19(金)、国立循環器病研究センターにて心臓の手術を受けました。術後経過は比較的良好で、6日間の集中治療室(ICU)生活を経て、木曜日から一般病棟に復帰。点滴も減ってきて、だいぶ自由に動けるようになってきています。 11月のカテーテル検査の結果などを踏まえた上で、12月の診察へ。初対面となった心臓外科のいかつい先生の第一声は「これは手術せなあかんなぁ。」でした。以前から言われている大動脈の弁を交換し、傷んでいる大動脈そのものを一部

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ICUレポ①

ここからは、術後のICUでの生活について、覚えている限りではありますがご紹介していきたいと思います。 ICU 1日目 意識が何となくはっきりすると気になるのは、とにもかくにも酸素マスクの影響で口の中と喉がカラッカラなことorzそこへ1つの朗報が舞い込みます。 「良かったねぇ~今先生に聞いたら、11時から口ゆすぎ、13時から氷、15時から水飲むのOKだって~」 この「口ゆすぎ」簡単に言うと、水を含んだ歯ブラシで口の中全体を少し潤してもらうようなものです。 水分摂取1つもこん

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ICUレポ②

ICU 2日目 朝になると、前日のような朦朧とした感じはいくぶんなくなり、目の焦点もはっきりと合うようになりました。となると気になるのが、空腹(笑)もはやお腹と背中がくっつきます。 「ゼリーとか、プリンとか、アイスやったら食べてええからね!」外科医特有の威圧感とでかい感じ(雑)とは少し異なる、親しみやすそうな若手研修医の先生の言葉に内心歓喜し、面会のタイミング(ICUの面会は午前、午後の30分ずつのみです。)で母にプリンを買ってきてもらいました。いそいそと食べ始めたものの、

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創作活動のこと

ZINE制作講座に入り、初めてエッセイのZINEを作ったことや、その後の自作ZINEのことなど。出展したイベントのことも書きます。ZINE作りに興味のある方、本を作ってみたい方はぜひ。

地域の小さなブックイベントの出展で、最強のブランドになったのは「この地域で活動をしています」だった

先週末、自宅のある岐阜県高山市の図書館で行われた、ブックイベントに出展した。 図書館のエントランスホールに長机を並べ、古本やZINEを個人で販売しながら、出展者やお客さんとの交流を楽しむ。 ローカル感漂う、とてもアットホームなイベントだ。 小さなまちでの本のイベント…私にとっては大チャンス このイベントは、市内に店舗を構える古本屋さん、住職書房さんの主催で、昨年から開催されている。 昨年、SNSでこのイベントを知り、客として訪れた時から、「願わくば来年、出展者側に立って

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初めてのZINEフェスへの出展で見えたのは、ブランディングと事前準備の重要性だった

初めて参加するZINEフェスに向けて、初めて自作のZINEを作って、初めて個人で出展をする。 そんな「初めて」尽くしのZINEフェス名古屋が先日、無事に終わった。 幼馴染がお子さんを連れて来てくれた。 見ず知らずの人が、ZINEを買ってくれた。 客として訪れたブースでおずおずとショップカードを差し出すと、出展者さんが「後で伺いますね!!」と言ってくれ、本当に私の自作ZINEを買ってくれた。 驚き、戸惑い、感謝、希望、課題感。 いろいろな気持ちを抱いた1日だった。 数日

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【5.16ZINEフェス名古屋出展】初めて一人で本を売ります

今週末、いよいよZINEフェス名古屋に初出展します! ブースはA-24です。 昨年、共著でZINEを作ったことをきっかけに、挑戦したくなった個人でのZINE制作。 なんやかんやありましたが、無事に完成しました!!!! 今回その新作も引っ提げて、名古屋に参ります。 まだまだ授乳が必要なもうすぐ1歳児同伴です。ベビーカーで店番しておくれ看板娘よ。 お品書きについて当日販売するZINEはこちら。 ①雨のち、福あれ(エッセイ) このZINEフェスに向けて作った、初の個人Z

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人生初個人ZINE入稿!5/16ZINEフェス名古屋でお披露目します!!

2月、こちらのnoteで宣言した。 あれから2ヶ月少々、ついに先日、個人で作った初めてのZINEの入稿 完了〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! タイトルは、「雨のち、福あれ」 今4歳の息子との、あんなことやこんなことを14本のエッセイに綴った。 うち2本は書き下ろし版。 かわいい表紙を飾るのは、友人のハンドメイドぬいぐるみ作家、うにゃぴちゅさんが手作りしてくれた息子(と私)仕様のぬいぐるみさんである。 昨年作ったアンソロジーZINE、「書いてみつけたしあわせ」のデータをお借り

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学びのこと

書くこと中心に、いろいろと学んでいます。自他共に認めるお勉強大好き人間です。

動き始めた、5月

3月頃から、エッセイ的なものをいろいろ書いてみたいという思いがあった。 小学生の頃から、とにかく文章を書くのが好きだったから。 でも長らくそんなことを忘れていたし、思い出してからも、書く時間を取ることへの優先順位を、なかなか上げられなかった。 平日は仕事、隙間時間はご飯の作り置きをはじめ家事をしたい。 子どもが寝た後は、早く寝ないと。(というか眠すぎてもたない) 所属しているオンラインサロンは、楽しいしいつも学びがあるから外したくない。この活動で私の文章書きたい欲が出てきた

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一歩一歩、進みたい方へ

「子供向けの小説を書く作家になりたいです」 小学校の卒業式、私は壇上で、こんな将来の夢を発表したと記憶している。 本を読むことも、作文を書くことも好きだった。読書量で言えばもっと読んでいる子もいるよね、という程度のものだったけれど、何かしらのことを書くのは全く苦でなくて、私が恐らく人生で初めて描いた夢は小説家だった。 それから年齢を重ね、書くことは変わらず好きだったけれど、それを仕事にすることはあまり考えなくなった。紆余曲折あり、今は田舎の市役所職員に落ち着いている。 そ

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時期尚早だけれど、思い切ってインタビュー講座を受けてみた

毎日読ませてもらっているライターの江角悠子さんのメルマガで、「インタビュー体験講座『取材ができるライターになろう!』」なるものが開講されることを知った。 「書いて、しあわせになる」をコンセプトに発信をされている江角さんには、日ごろから主催するオンラインサロンに入らせてもらったり、記事の添削をしてもらったりとたいへんお世話になっている。こんな風に書きたいな、こんな思いをもって働きたいなと憧れるライターさんだ。 インタビューが体験できる!?めっちゃ楽しそう…!! でも…私は地

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最初で最後のありがとう

 母の実家である亡き祖父母の家が、11月に取り壊されることになった。  幼い頃、長期休暇や年末年始になると決まって訪れ、いとこ達と遊んだ大きな平屋の古屋敷。最後に仏壇仕舞いをするよ、と母から聞いた私は、仕事の休みを取り、思い切って行くことにした。 1泊2日の弾丸日程。片道およそ4時間半、特急列車と新幹線と私鉄を乗り継ぎ、350キロの道のりを、2歳の息子と二人で。  もちろん、思い出の詰まった祖父母宅を最後に見ておきたいという理由もある。けれど、わざわざ仏壇仕舞いの日に行くのに

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子連れ離島旅🏝️

あまり観光地化されていないような、ニッチな離島を家族で旅するのが好きです。日本全国、いろいろな離島に行きたいなぁ。

夏の終わりの夏休み

1ヶ月半ほど前に明かしたこの夏の大計画。 先週、ついに実行してきた。 上記の記事で書いた、本当にその通りの旅程で。 1ヶ月以上前から上司に相談し、普段そこまで話さない部長にも1週間休みますと報告し(それも仕事のことで怒られた日に笑)、仕事をできる限り前倒しし、1週間起こりそうなことの引継ぎ資料を作って課内の皆さんに共有し よしいける!と思ったら台風が接近してきて旅程を敢行できるか雲行きが怪しくなってヒヤヒヤしたけれど 蓋を開けてみれば台風は我々の旅に間に合わず、結果、

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【子連れ旅行記その⑤】息子が寝た後に

奥尻島で過ごす最後の夜。息子を寝かしつけると、外はもう真っ暗だった。ふと部屋から窓越しに夜空を見上げた。私は迷わず外に出た。 そこには、無数の星たちが瞬いていた。 旅の始まりから毎日それなりに明かりの少ないところに宿泊していたけれど、これまでの4日間は毎晩曇り空で、星たちを見ることはできなかった。奥尻島で過ごす最後の夜、久しぶりにすっきりと晴れ渡り、こぼれんばかりの星空と出会えた。 何かの目印なのか、海の向こうでぼんやりと緑の明かりが時折点滅するのみで、辺りはほとんど街

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【2024子連れ旅行記 その②】奥尻島デビューはカヤックで

親子キャンプを終え、その足で私たちは北の大地へと飛び立った。 その日は函館で一泊し、翌日の昼前に、いよいよ今旅最大の目的地、奥尻島へ向かうため、再び飛行機に乗り込む。 搭乗用通路から直接機内に入った前日とは異なり、広大な滑走路をしばらく歩いた。ゴーゴーと大きな音をさせながら出発を待つ小型のプロペラ機を見て、息子は「ちっちゃいひこうき」と言った。搭乗者は恐らく30名ほどで、作業服の乗客も多い。離島でお仕事だろうか。平日だからか、小さな子ども連れは我が家だけだった。 わずか30

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【子連れ旅行記その③】雨の日のドライブ

カヤックを満喫して、奥尻島で迎えた初めての朝。宿は素泊まりだけれど、前日なんの買い出しもしていなかったので、宿で販売している島でとれたカレイの開きを焼き、同じく1合単位で販売しているお米を炊いて朝ごはんにした。もともと民宿だったらしい宿の台所は広くて動きやすく、普段住む家のシンクが狭いからなのか、広々使えるシンクはとても快適だった。食材が置いてあるともれなくハエがたかり、辟易としそうなところだれど、前日の余韻なのか、まあ虫さんたちの住処でもあるもんな、程度に流せてしまうのはな

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子連れ鉄道旅👦👧🚃

2人の子どもを連れて、鉄道で長距離移動したときの話。帰省だったり、旅行だったり。

ワンオペで長距離移動した話

「とやまえきから、つるぎとさんだーばーどにのるの!!!」 日曜日。 私は3歳の息子の手を引き、0歳の娘を抱っこ紐に入れ、富山駅にいた。 前日から富山県内の夫の実家に帰省しており、今日からは私の地元、大阪へと向かう。 翌日から仕事の夫とは駅でお別れ。 親子3人での旅路だ。 鉄道を愛してやまない息子は、帰省の日程を決めた12月の頭から、この日を楽しみにしていた。 初めて北陸新幹線とサンダーバードに乗れる。 そして、今回は息子専用の切符があるのだ。 普段は東海道新幹線の自由席

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0歳4歳連れの乗り鉄旅 後編

2月中旬に敢行した家族での乗り鉄旅。 今回は、徳島から香川県に入った3日目と、帰路についた最終日のことについて。 前編はこちら↓↓ 3日目臨時休業のその先には…? 徳島に宿泊した翌日、私たちは朝から特急列車「うずしお」で香川県入り。 その後、志度駅から高松琴平電気鉄道(ことでん)に乗り換えた。 ことでんは、香川県高松市を中心に、「志度線」「長尾線」「琴平線」の3つの路線を展開する全長約60キロの私鉄である。 ローカル線風情でありながら、約30分に1本と本数も多く、地元

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0歳4歳連れの乗り鉄旅 前編

昨年5月に第二子の娘が生まれ、夫がこの1月から3月まで育休を取ってくれた。 私も育休中のため、夫婦でまとまってお休みをいただいている。夫は長期休暇があまりない仕事なので、こんなに夫婦揃って休みのタイミングが合うのは珍しい。 そこで、旅好き夫婦である私たちは、早速家族旅行を計画した。 (いや、なんだかんだで行程は全て夫が決めてくれた。ありがたや。) 和歌山県と徳島県、香川県を巡る3泊4日の旅。 主な目的は、「和歌山電鐵貴志川線に乗り、ねこの駅長さんに会うこと」、「本場の讃岐う

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はやぶさこまちのトレーナーを身に纏った4歳児を連れて、新幹線で約1,200キロ先の新函館北斗を目指した話

「きょうははやぶさこまちのれんけつと、つばさはやぶさのれんけつみるの〜〜〜」 朝5時過ぎに目を覚ました4歳の息子は、寝ぼけているのか、なぜか泣きながらそう言った。 「そうだね。前から楽しみにしてたもんね。今日新幹線に乗るよ。」 3月中旬、私たち家族は5泊6日の大旅行を敢行した。出発の日、私たちは東北地方を新幹線で走り抜け、北海道を目指すことにしていた。 「これきる!!」 頭がシャッキリと目覚めたのか、しばらくすると機嫌を直した息子。右手に持ち、高々と掲げたのは、東北

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ローカル線を愛でる活動

日本全国津々浦々、鄙びたローカル線に乗り、旅をするのが好きです。(現在は子育て中につき、なかなかアップデートできませんが…) これまでに旅をしてきた記録たちをお届けします。

気がつけば、私を「こうありたい」に導いてくれた3冊の本たち

「これ好きやねん」と誰かに開示することは、あまり得意ではない。 多分、大真面目に言ったことを「変わってるよね」と引かれたり、「ウケる(笑)」と爆笑されたりしたこれまでのいくつかの記憶を、それぞれ丁寧に別名で保存し過ぎたのだと思う。 自分の『好き』を人に話したら、引かれたり小馬鹿にされたりするんじゃないかと、根拠のない不安をずっと抱いていた。 けれど、ここ2年ほどnoteにエッセイを書いてきて、ようやく腹落ちしてきたことがある。 「興味のない人は読まない(というか基本的に誰

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「#この駅がすき」投稿コンテストで企業賞をいただきました!!

「ぃやったぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!!」 車の中でスマホ通知に気づき、メールを見た私は思わず叫んだ。 ま、ま、まじか……!! 夢ではなく、まじか……!! この度、三菱電機×noteの投稿コンテスト「#この駅がすき」で、企業賞を受賞しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 受賞を知らせるメールを見たのは、4歳の息子を保育園に送り届け、家に帰ろうと車に乗り込んだ時。 後ろには一緒に連れてきた0歳の娘がトランクの方を向いてチャイルドシートに座っている。 娘は言

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来月幕を閉じる路線のかつての終着駅には、厳しくも心温まる世界が広がっていた

4月1日に全線廃止が決まっている、北海道の留萌(るもい)本線。 2016年から順次、部分的に廃線となり、最後に残ったのは、わずか5駅、距離にして約14キロだった。 かつては66.8キロの道のりを運行していたこの路線。 私がかつての終着駅である「増毛(ましけ)駅」に降り立ったのは、今から12年前、2014年2月のことである。 春からは社会人。 大学生活最後の長期休暇に、私は約1週間の旅程で、北海道を一人旅していた。 その5ヶ月ほど前にも、2週間かけて初秋の北海道を一人で巡っ

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途中下車のその先に

今から12年前の夏、大学の3回生だった私は、高知県のとある無人駅に佇んでいた。 目の前に、吸い込まれそうに深い青色の太平洋が広がっていて、規則正しい波の音が聞こえている。 夏の日差しが容赦なく照り付け、海がキラキラと光を反射する。 線路の柵になっている枕木のような数本の木の板と、椰子の木にも見える背の高い樹木が、この地が南国であることをさりげなく思い出させた。 辺りには誰もいない。 とても静かだった。 この景色を、今この瞬間にここで見ているのは、私しかいない。 誰にも知

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悩ましくて愛おしい子育ての日々

4歳息子、0歳娘との、通り過ぎてしまいそうな何げない1日

GWのワンオペ新幹線帰省が大反省案件だった話

「おひるごはんがたべられなーーーいーーーーー!!!!!!!!」 大型連休の初日となった5月2日。 東海道新幹線「ひかり」の自由席で、通路に立ちながら、4歳の息子は大声で泣き叫んでいた。 大粒の涙がぽたぽたと床に落ちる。 混み合った車内で、多くの人が「見て見ぬふり」をしてくれている。 ああ、GWの混雑を甘く見ていた。 やっぱり指定席を押さえておくべきだった。 私は息子に視線を合わせてしゃがみこみ、宥めながらもひたすら脳内大反省会をしていた。 抱っこ紐に入れた娘が、「どうち

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冷たい風が吹く北海道の奥尻島で、息子の成長を感じながらずっと自己対話をしていた話

海から吹く冷たい西風を浴びながら、私は0歳の娘を抱っこ紐に入れ、4歳の息子の手を取って、小さな神社の鳥居をくぐった。 坂道を逸れて階段を登った先にあるその神社からは、海が見える。 春先のほのかな陽光を浴びた海は、薄い青色で、風に吹かれて少し白波が立っていた。 私たちはその日、家族旅行で北海道の奥尻島にいた。 2日前、1年半ぶり2回目(0歳の娘にとっては初めて)の来島を果たし、以前から懇意にしている奥尻ゲストハウスimacocoにお世話になっていた。 明日は島を出るというその

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わざわざ北海道の奥尻島に来て、ご飯と豚汁を作ってマッサージを受け、夕日を見た日のこと

(あ、豚汁作ってないわ。ご飯も炊かないと。) 寝起きのぼんやりとした頭でつぶやきながら、すぐさま思わず自分で突っ込んだ。 (家と考えてること一緒やん) こんな私の脳内会話の会場は、自宅から1,300キロ少々離れた、北海道の奥尻島だ。 夫と4歳の息子、0歳の娘と4人で、その前日から来島している。 この島を訪れるのは、約1年半ぶり2回目。お世話になる宿も、前回と同じ奥尻ゲストハウスimacocoだ。 初めての来島時はまだ娘が生まれていなかったので、今回3人家族から4人家族

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0歳児を加えて1年半ぶりに北海道の奥尻島を再訪し、特に予定も決めずに過ごした話

「奥尻島行って何するが?何もないやろ?」 3月中旬。 「明日から北海道の奥尻島に行くから」と言った夫に対し、私たちの自宅に来てくれていた義父は、いつもの富山弁で、目を丸くして言った。 うん、確かに。 私は翌日からの旅に心躍らせながらも、義父の一言には頷くしかなかった。 季節は冬の終わり。 私たちが向かおうとしていた奥尻島は、もともとさほど観光地化されたところではない。おまけに寒さがまだまだ厳しい頃で、島といえば!のマリンアクティビティができるわけもない。 けれど、夫が

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