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マガジン一覧

経営雑記

MIMIGURIの経営に関する気づき、知見、エッセイをまとめていきます

なぜ起業の熱は冷めるのか?──エマンシパション(解放)の火を絶やさないために

 1年を振り返り、最も大きかったことの1つ。それは、『冒険する組織のつくりかた』を出版したこと。現在累計4万部を突破しており、こんなに多くの方に届いて感無量です。みなさま本当にありがとうございます!  そして『読者が選ぶビジネス書グランプリ2026』では、マネジメント部門にノミネートされています。ぜひ投票いただけると嬉しいです(投票はこちら)  さて、この傍らで、僕自身も経営を営みながら本を綴り、ようやく一冊を書き終えることができました。 年明けのお知らせを楽しみにしてい

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産業化の探究──「ファシリテーション集団」の歩みとこれから

こんにちは、MIMIGURIのミナベです。 最近、江戸前寿司の職人さんが行う「仕込み」に夢中です。動画/書籍で学ぶたびにワクワクしてしまうのですが、どうやら僕は職人/職能そのものに強く惹かれる「偏愛」があるようです。 振り返ってみると、僕のこれまでのキャリアも、企業の職能管理/人的資本に関わる仕事が中心でした。その過程で、特定の職能の「真髄」に触れて、それを解き明かしていくプロセスが自分は好きなんだと気付きました。 さて本題です。 職能フェチな僕ですが、2020年に気

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子どもに「仕事の何がそんなに楽しいの?」と聞かれて、考えてみた

こんにちは、MIMIGURIのミナべです! 先日、『冒険する組織のつくりかた「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法』の予約が開始されました!パチパチ👏 この本が、多くの世界、企業、個人にとって、自分自身の「冒険観」を大切にしながら楽しい人生を送るきっかけになればいいなと思っています。そして、その冒険を共に支え合える関係が広がったら、とても嬉しいです! さてさて、先日息子から「お父さんって、いつも仕事しながら笑ってるけど、何がそんなに楽しいの?」と聞かれました。 僕自身

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今、研究機関でコンサルをやる魅力

夏休みの余韻を楽しみつつ、仕事モードへの切り替えは順調でしょうか?こんにちは、ミナべです。しばらくぶりにnoteで筆を取りました。 僕が代表を務めるMIMIGURIは、研究機関でありながらコンサルティングファームでもある、「ハイブリッド型」の組織です。「問いのデザイン」「パラドックス思考」「チームレジリエンス」「ワークショップデザイン論」「ミノリバ」などの書籍を出版し、「CULTIBASE」を運営している企業といえば、ご存知でいて下さる方もいらっしゃるかもしれません。 今

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組織デザイン論

多角化経営における、事業促進のための組織デザイン論

「マニュアル作成して脱属人化」では不十分?組織デザインにおける「標準化」の考え方

業務の属人性を排するため、型化やマニュアル整備、社内Wikiの作成といった「標準化」を進めることが大事——そう考えている方は少なくないと思います。 僕もそれ自体には同意しますし、「標準化」は組織デザインを進める上で欠かせない要素でもあります。なぜならば、組織デザインとは「『分業』と『調整』を設計し、その両者を組み合わせながら組織をつくっていくこと」であり、標準化は「調整」、すなわち「役割分担した人どうしでの連絡や連動の手段、またやり取りのルールを定めること」の基本だからです

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幹部クラスの採用しても問題が解決しないのは、「能力定義」が失敗しているから?〜事業構造と役割構造を整合させるには

「他社での幹部クラスの経験が豊富で、人材市場での評価も高い人を採用したのに、パフォーマンスが上がらない」 「セールスを何人も採用したはずなのに、なぜか営業部門がリソース不足のまま」 ……経営者や人事担当者の方にとっては「あるある」な失敗ですよね。このような事態が生じてしまう根本的な原因は、もしかすると「『能力定義』の失敗」にあるかもしれません。 組織デザインのキモである「分業の設計」においては、事業と組織、そして「人」という3つの要素を噛み合せること、言い換えれば、事業多

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組織デザインにおける「分業」設計の考え方:THE MODELからクロスファンクショナルを分業図でスケッチをしてみた

・組織構造と組織内における分業の実態がマッチせず、スムーズに組織行動が進まない ・他社の組織構造を参考にしてみたものの、自社のビジネスモデルやメンバーのケイパビリティに即した組織にならず、業務効率が落ちてしまった ……事業拡大に伴ってさまざまな部やチームをつくり、組織化を進める中で、こうした課題に直面する企業は少なくありません。 その理由は、組織デザインにあたっての「分業」設計が噛み合っていないから、というケースが多いと考えています。 以前書いたnoteでは、分業の設計

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なぜ鬼は鬼殺隊に負けたのか?悪の組織の敗因を「組織デザイン」から分析してみる──『鬼滅の刃』『ダイの大冒険』『ドラゴンボール』

今回は少年漫画に登場する「悪の組織」を分析することを通して、組織デザインについて学んでいきたいと思います。以前、CULTIBASE Radioで配信し、noteにもまとめた「少年漫画から学ぶリーダーシップシリーズ」が大変好評だったので、その組織デザイン編も書いてみた次第です。 さて、多くの漫画において、「悪の組織」は最終的に主人公やそのチームの前に敗れ去ることになります。 もちろん、主人公たちが努力の末に大きく成長したことが、悪の組織を倒す原動力になっていることは間違いあ

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リーダーシップ論

経営リーダーシップを育むには

少年漫画主人公から学ぶ:経営リーダーの器の変容

こんにちは!MIMIGURI代表Co-CEOのミナベです。私たちは多角化経営に関する研究とコンサルティングを専門としています。近年、MIMIGURIでは経営人材育成のプロジェクトが増えています。 大企業においては創業者が退任した後、次世代の経営陣を育て上げる長期的な戦略の重要性が高まっています。このような状況で併走させて頂く内容が、経営人材候補の方に対する以下のアプローチです。 私たちが出版しているパラドックス思考や問いかけの作法などの書籍は、経営人材の成長を支援する過程

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組織開発論

組織行動(≒組織文化)の変容を促す、組織開発論

1on1だけでは足りない?組織開発の重要性を問い直す

こんにちは!MIMIGURI代表Co-CEOのミナベです。私たちは多角化経営に関する研究とコンサルティングを専門としています。今回はその中でも、私たちが得意とする方法論である、組織開発(OD:Organizational Development)についてお話ししますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです! 組織開発には様々な定義がありますが、今回は私たちが研究対象とし、実際のコンサルティングでも活用している「対話型組織開発(Dialogic Organization

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組織を対話を通して耕したい方、ファシリテーターとしての道を探究してみませんか?

こんにちは!ヒトと組織の視点から多角化経営の研究を行うMIMIGURI 代表Co-CEOのミナベです。今回は、MIMIGURIで活躍中のファシリテーターという職種について紹介し、この職種募集を広報したいと思います。 ファシリテーターという職業について初めて耳にする方もいるでしょうし、「会議の進行役かな?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ最後までお読みいいただけると幸いです! ファシリテーターの役割とは何か?ファシリテーターは、チームやグループ間の対話(di

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