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マガジン一覧

12人のすてきな世界探究人インタビュー

2025年11月22日に発表したオシンテックの「世界探究人宣言」。ここに掲げるすてきな12人の方々からの珠玉の探究の言葉が活かされています。さまざまなあり方、驚き、挫折や出会い、12人が経験の中から掴んだ「探究」の中には、お読みいただいたみなさんの心に響くものがきっとあると思います。時間が経っても色あせない、素晴らしいインタビューシリーズをぜひお読みください。関連ページ:https://www.osintech.net/tankyu-jin

互いに与える場こそ面白い 原田幸明(サステイナビリティ技術設計機構代表理事)12人のすてきな探究人インタビュー<第12回>

少年のような好奇心で、いつも新しいことに挑戦されている原田先生。あの東京五輪の「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」も、先生が生み出すわくわくの空気感と知恵ある働きかけに、多様な人たちが呼応した結果なのでしょう。オシンテックの泊りがけのイベントでは、明け方まで目をキラキラさせて語り続ける、エネルギーの塊のような原田先生に、このインタビューシリーズの最終回を飾っていただきました。 先生との出会いは「談論風爽」でしたね。ーあんなに面白い人たちがZoomに集まって日替

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多様な”ものさし”を持つ正直者でありたい 鳥居希((株)バリューブックス代表取締役)12人のすてきな探究人インタビュー<第11回>

まっすぐで、言葉の選び方一つ一つが丁寧な鳥居さん。私達とは、B Corp認証企業と取得を目指す自主グループでお会いしてからのお付き合いです。兵庫県と長野県、それぞれの地方都市での会社運営という点でも親近感を覚える、そんな鳥居さんの社会にとっての「良い」とはなんなのかー。簡単に答えの出ない問いに向き合う鳥居さんの個人の価値観と探究に触れます。 読者のために、バリューブックスさんのことについて教えてください 長野県上田市を拠点にした、オンラインでの古本売買を主な事業にする会社で

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みんなの「やりたい」が連鎖する驚き たいら由以子(ローカルフードサイクリング(株)代表)12人のすてきな探究人インタビュー<第10回>

かなり初期からRuleWatcherのユーザーとして関わっていただいている、たいら由以子さん。我が家でもバッグ型コンポストを取り入れすでに5年が経ち、微生物が有機物を分解する面白さと、さまざまな現代の問題解決への可能性を感じています。いつもアイデアいっぱいで、どこに行っても人に囲まれている由以子さんの探究に迫ります。 まずは読者のために「コンポスト」について教えてください!燃えるゴミの日のゴミ袋ってすごく重いですよね。特に生ごみがその重量を占めているんですけど、実は生ごみっ

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追い続ける尽きないエネルギー 大津愛梨(NPO法人田舎のヒロインズ理事長)12人のすてきな探究人インタビュー<第9回>

大学の先輩でもあり、熊本で農業をされている大津愛梨さん。偶然にも私がオシンテックを創業した2018年、初めてチャレンジした大学主催の起業家プログラムに愛梨さんも「里山自然エネルギー」をテーマに出場されていました。以来のお付き合いで、大津さん一家が阿蘇の大自然に囲まれながら育てた無農薬のお米は、彼女の手によって綴られた里山の暮らし「よかとこ通信」とともに我が家の食卓に届いています。双子の長男次男、三男、長女という四人の子育てと農業の両立だけでもすごいのに、NPOの理事長を務め、

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国境を超える問題に向き合おう

いま私たちの身近に起きているさまざまな問題。そのほとんどが世界規模の問題につながっています。世界のルールトレンド情報を収集する私たちならではの課題への向き合い方を紹介します。

財務省解体デモとイケニエの話(スケープゴートメカニズム)

歴史から何を学び、何を考えるべきなのか オシンテック代表の小田真人です。突然ですが、イケニエって、古い言葉ですよね?でも、今でも形を変えて行われていると思いませんか? 今月、日本では「財務省解体デモ」という運動が注目を集めています。この運動は、増え続ける生活負担に対する不満を束ね、多くの人々の共感を呼んでいます。 国民にとっては上がる一方の税と社会保険料、いまや国民負担率は北欧諸国に迫る勢い。それなのに、北欧のような手厚い福祉があるとは言えず、今後高齢化もあいまってさら

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食卓のフツーの話題にならないもんかね。「核兵器」ってさ。

不謹慎なタイトル・・・と思わずに、ちょっとお付き合いくださいな。 2023年のはじめ、仕事の行きがかり上「核兵器」について調べることになった。 というのも、ド素人でありながら、たまたま私が核兵器の勉強会を主催することになったからだ。 私の本業は、よその国の政策を調査しやすくするためのITツールの開発。そしてその傍ら、そのユーザー向けの勉強会を主催している。 たまたま主催した勉強会2022年の年末、私がいつものように、勉強会のネタ探しで、各地の情報を眺めているとき、ヨー

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ゲームチェンジを先取りする知財デザインのすすめ

オシンテック代表の小田真人です。こんにちは。 2024年1月31日に、日本弁理士会関西会の主催セミナーでお話しした 「中小企業にこそ聞いてほしい!その技術を羽ばたかせるための世界動向」〜事業の”思わぬ勝ち筋”を把握するための思考のエッセンス〜 というセミナー。その後も評判が良く、「動画ないの?」とか「あの時言ってたのこれだっけ」とか、色々話題に取り上げていただきますので、ちょっとnoteでも要点をご紹介したいと思って纏めてみました。 5〜10年後の飢餓感を予測する私が提

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京都に世界中から6,279人が集合したインターネット・ガバナンス・フォーラムって!?(番外編)

これまでのPart 1 概要編では、インターネット・ガバナンス・フォーラム(以降IGFと表記)の歴史や会場の様子を、Part 2 内容編では、話し合われた内容や参加した私たちの所感をお伝えしてきました。 この番外編では、Part 2で載せきれなかった京都IGFメッセージ草案の、環境に関する文章の中から、私たちが気になった箇所の抜粋のみをお届けしたいと思います。皆様も是非以下のリンクから、実際の文書をご覧になってみて下さいね。 (原文)There is increasing

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なかの人の「ティールな」働き方

主にティール組織について実体験をもとに書いている記事をまとめました。

Teal×B Corpオシンテックの働き方って?~B Corp Dialogue(ワーカー編)~書き起こし

小田一枝と申します。私の肩書は「番頭」※です。お風呂屋さんの番台ではないですよ(笑) ※肩書の理由は後述 会社がやっている事業は大きく2つあって、1つが環境や人権の問題に関する国際データのウェブツールRuleWatcherの運営、もう一つは、そういう世界動向の読み解きを企業活動などに活かしてもらうための社会人向け教育です。 ユネスコの人工知能の研究機関から世界の倫理的な人工知能の使い方として、グローバルトップ100に選んでもらったりとか、ついこないだ発表になったんですが、

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待てばカイロの日和があるといっても気候変動が大きくその日和はいつくるかわからないという妄想〔メンバーのリレー投稿⑤〕

オシンテックで「テックリード」という肩書で働いている布施と言います。私のことなど覚えていただかなくて結構です、と言い添えつづけてきましたところ、友達が少なく、このコロナ禍の中、連絡をくれるのは仕事の関係者だけとなってしまいました。 斯様に人間関係が希薄な私でございます。友人、知人に食事に誘われることもめっきりなくなり、お酒もすっかり弱くなりまして、居酒屋チェーンの安いお酒を飲むと確実に翌日は二日酔いになるという身体になってしまいました。もう一人で居酒屋チェーンにいくことはで

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CivicTech as a Startup〔メンバーのリレー投稿④〕

オシンテックで「シビックテッカー」という肩書で働いている西谷と言います。名前だけでも覚えてやってください。 さて、東京都の新型コロナウイルス対策サイトで一躍脚光を浴びた「シビックテック」はご存知の方も増えてきたかと思いますが、この肩書をスタートアップとして名乗っている人は全国でも僕ぐらいなのではないでしょうか。スタートアップとして働きながら別でシビックテックもやっている人はいますが。(もしいたらコメントください!)そういう面でも、非常に珍しい会社なのではないかなと思います。

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オシンテックのビジョンとティール組織の話

こんにちは。オシンテック代表の小田真人です。 オシンテックは、「世界のルールをみんなの手で」というビジョンを掲げています。 今日はそもそもルールって?という話。                                          -------------------------- ルールは、ちょっと面倒だけれど、守らなければならないもの、という印象でしょうか。小さくは家庭の、大きくは国際的な、「社会の便利」のために存在しているのがルールです。 でも、

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クリティカル・リーディング講座

ふだん触れているニュース。時にはじっくりと深読みしてみましょう。書き口に流されず、著者の主張やその根拠としていることは何かに注目しながら、上手に「つっこみ」してみる。そうすると、あなた自身の情報の切り口が見つかります。クリティカル・リーディング、つまり「批判的に読む」ことは、決して攻撃して読むのではなく、主張に耳を傾け、構造を知ることで、自分軸で読むことです。さあ一緒に始めてみましょう!

第12回(最終回)「あなたの意見は何ですか」

クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは「記事に反論してみる」ということを行いました。今回は、記事をもとに意見を述べてみることでこのシリーズの最終回とします。 共感・違和感・事例をあげてみよう取りあげる題材は、「"男らしさ"がもたらす苦しさ」です。 ジェンダーに関する意見は多くの人が持っていらっしゃるのではないでしょうか。ぜひ読みながら「共感できるところ」「違和感をおぼえるところ」「あたまに浮かんでくる事例」を書き出してみてください。 引用

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第10回「"正しさ"に飛びつかない」

クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは「冒頭と末尾で言っていることがズレているケース」をとりあげました。今回は、「正しさ」に注目してみると、より深く思考できる題材を取り上げます。 ニュートラルに読んでみよう今回取り上げる社説は、ウクライナによる橋の爆破に対するロシアの報復を非難する内容です。社説側の主張に引きずられず、中立を意識して読んでみてください。 引用元:山形新聞(2022/10/12) 続きはリンクでお読みください。 社説の立

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第9回「結局、何が言いたいの?」

クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは「小論文の参考になりそうな社説」をとりあげました。今回は、言いたいことがイマイチわからないという社説を取り上げます。 冒頭と末尾をよく読んでみよう社説の題材は、「国外にツケを押し付ける環境問題」です。 冒頭部と、最後の段落で言っていることによく注意を払いながら読んでみてください。 引用元:化学工業日報(2022/8/25) 最初と最後、注意して読めましたか? 冒頭を抜粋します。 ここではどんなこ

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第8回「説得力はどこからくるか」

クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは「意見ではない社説」をとりあげました。今回は打って変わって小論文の参考になりそうな社説を取り上げます。夏休みの宿題や受験対策などのヒントにしてみてください。 題材は、アメリカ下院議長の訪問によって緊張感が増す台湾事情です。 小論文は「序論」「本論」「結論」が基本小論文の基本的な書き方は、中心となる主張を含んだ導入部「序論」と、それを裏付けていく「本論」、本論を踏まえてのまとめ「結論」という三つのパート

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「日本人にとって意見を出しやすい環境づくりに必要なものとは?」を話し合ってみた≪イベントレポート≫

こんにちは!オシンテックの「モノ言う」学生インターン、ダイキです。 2021年10月29~31日にかけて行われたデモクラシーフェスティバル(https://democracyfestivaljapan.jp/)でオシンテックも一コマ頂き、表題のイベントを主催しました。企画した経緯や、僕自身の経験、当日のディスカッションをご紹介したいと思います。 デモフェスって?デモクラシーフェスティバルは、北欧で盛んに行われているイベント。民主的に、みんなで話し合おうということを目的にし

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「科学と技術が別のものである」と読んだ本の感想をnoteに書いてみてもよいかな?

オシンテックの布施です。 今回は、表題の件について、読んでなんとなくわかった気になったという感想を単刀直入に書かせていただきたいと思います。表題に興味があれば、対象読者は特に選びません。 ちなみに何という本かといいますと、「経済学」(パーサ・ダスグプタ著、植田・山口・中村訳、岩波書店、2008)(原著:「Very Short Introductions: Economics」, Partha Dusgupta, Oxford University Press, 2007

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にゃーと鳴いて助けを求める、新感覚ボードゲームをテストプレイ!

オシンテックの番頭です。 例年よりずっと小規模だった我が家のお正月。お出かけもせず、ひたすら料理を食べ、やったことと言えば、ボードゲームでした。 どんなゲームかというと、 ネコを主人公にしたポーカー「ネコとサカナの物語(仮題)」です。 仮題である理由は、まだ発売していないテスト版だから。 うち(株式会社オシンテック)が昨年から作ってきたのがコレです。 (ただのコピー用紙印刷なので、紙がヘロヘロしています。) ポーカー的な遊びなんですが、このゲームには 「誰かが破産

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開発中のゲーム、テストプレイに潜入!

皆さんはゲームをこしらえたことがありますか?私は無いです。人生ゲームとかポケモンカードとか、何かしら既存のものをそのままパクったことしかないので、「ゲームを作る?何それ美味しいの?」状態で制作現場に潜入しました。 行ってみるとこんな感じ⤵ まず今回で初めて知ったんですけどmiroというツールがあるそうですね。「見ろ!」って言われてるみたいでちょっと委縮する筆者です。 miroではこんな風に、ペタペタとアイデアや発言をメモしながらボードを作成してゲームまで作れてしまうとい

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ルールってなんだ?ルール形成のトレンドを追う記事のまとめ

ルール形成のトレンドを追うオシンテックの記事をまとめています。ルールってなんだ?シリーズ。

2022年は「森林の金融化」

オシンテック代表の小田真人です。 まいにち、まいにち、世界のルールトレンドを見ていますと・・・お!これは新たな兆しかも!? というのが浮かんできます。新年なので、僕の脳内に浮かんだものを、予言風にnoteに書いてみることにします。 去年の11月。スコットランドで開催されたCOP26(気候変動枠組条約会議)で我々が注目していたのは「Nature Day」気候変動を自然ベースのソリューションでどう止めるのか、ということについて主に話し合う日でした。 気候変動枠組み条約の会議

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COP26のジャパンヴァーチャルパビリオンに参加します~国際的なルール形成の場にスタートアップが潜入~

機械と経理のほかは、なんでも担当のJackyです。 今日は、私がプレゼンを担当させていただく表題の展示会と、裏側で並行して進められる隠密行動のお話をさせてください。 皆様早速ですが、11月の一大イベントと言えば、何でしょう? いや~~芋掘りもあるし、さんまもそろそろ旬だし、文化祭も捨てがたいかぁ・・・ てってってってってって・・・・・ぴー(適切な効果音がわからない)。 正解は・・・COP26! 正式には、第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議です。 いや、COPっ

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公文書は誰のもの?

オシンテック代表の小田真人です。 オシンテックは会社として、民主主義と情報公開に対しては価値中立ではなく、推進の立場を取っています! 今日は、我々も非常にこだわって大切にしている「情報公開」「オープン」という事について。オープンな社会の大事な要素の一つ、「公文書」について特に書いてみます。 誰のもの?日本では、古くから公文書というのは、「役人のもの」でしたが、2001年、情報公開法の施行により、「国民のもの」になりました。2009年にも、公文書は「国民共有の知的資源」と

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バイデンの気候サミットの報道されないところ

4/22-23、パリ協定に復帰した米国主催の、気候サミットが開催されました。 報道では伝わってこないけれど、大事な内容が詰まっているのが22日の夜に開幕した、各国首脳が集うオープニングセッション。日本では、菅総理が46%に目標を引き上げてコミットしたことに色々言われていますが、その他の国は何を語ったのでしょう? 各首脳の長いスピーチから、私が印象に残ったものを独断でピックアップしました。結構勉強になるんです。 米国 ハリス副大統領&バイデン大統領 「この危機を自ら解決

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