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マガジン一覧

Unlock Claude — まだ知らない『使い方』がある

AI時代の仕事術は、もう「知っているかどうか」で決まります。本マガジンは、新刊『3時間で身につくClaude活用術』の実践ガイドです。ビジネス文書、企画立案、データ分析、日常業務の自動化まで、Claudeを最大限に活かす方法を惜しみなくお伝えします。23冊の著書を持つ著者が、4年間のAI活用で磨き上げたプロンプト術と仕事の型。読んだその日から、あなたの働き方が変わります。

Claudeは「思考の壁打ち相手」になる——メール以外の隠れた価値

Claudeをメール作成ツールとしてだけ使うのは、もったいない。実は、思考を整理するパートナーとしての価値が極めて高い。この使い方を知っているかどうかで、Claudeから得られる恩恵は大きく変わる。   たとえば「売上が伸びない」という漠然とした悩みを抱えているとする。頭の中ではいくつかの原因がぼんやり浮かんでいるが、整理できない。   この問題をClaudeに投げかけると、「新規顧客の獲得率は問題ないが、リピート率が30%と低い。顧客フォローの仕組み化が必要ではないか」とい

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売上未達の月をどう報告するかで営業の真価が問われる

月末、売上目標の達成率は70%。あなたは、この現実をどう報告するか。 「目標に達成できませんでした」 「申し訳ございません」 「来月も頑張ります」 こう書いた時点で、上司の評価は間違いなく下がる。 謝罪と精神論では、何も改善しないからだ。 売上未達の報告で最も重要なのは、「なぜ出なかったのか」の冷静な分析だ。原因を外部要因と内部要因に分けて整理する。 外部要因として「A社の予算承認遅延で案件が来月に先送り」、内部要因として「営業ターゲット設定が不正確だった」「提案のス

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【後編】Claude Codeで補助金申請「半日で一発OK」は本当か

前編では、「Claude Codeで補助金申請を半日で一発OK」という投稿を検証し、Claude Codeである必要がないこと、補助金の採択率、そして「一発OK」が採択ではなく様式4の発行に過ぎないことを指摘した。後編では、なぜこうした物語が広まるのか、そしてAIの正しい使い方を考える。 ■なぜ人は「AI一発採択」を信じたがるのか 人は「努力せずに成果が出る話」に極端に弱い。特に補助金のように本来手間がかかるものほど、「AIで半日、一発OK」という物語は魅力的に映る。

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3つの職種が同じ1週間を報告すると、こうも違う

同じ1週間に同じ会社で起きたことでも、職種が違えば「成果」の意味がまったく変わる。営業職、企画職、管理職がそれぞれ何を見ているのかを比較すると、組織の仕組みが見えてくる。 ある月曜日、営業職はA社に200万円の新規案件を提案したとする。企画職はそのA社向けキャンペーン資料を完成させ、管理職は両チームの合同戦略会議を開催した。 同じ日の出来事だが、営業は「提案の手応え」を報告し、企画は「資料の完成」を報告し、管理職は「部門間連携の成果」を報告する。 水曜日にC社からクレー

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ClaudeCodeの間違った理解 — 構造を解剖する

Claude Codeの情報が乱立しています。「プログラミング不要」「誰でもアプリが作れる」——その広告、本当に信じて大丈夫ですか。本マガジンでは、Claude活用術の書籍を上梓し、Claudeを使い続けてきた著者が、過熱するClaude Codeブームの構造と誤解を解剖します。セミナーの看板と中身のズレ、バイブコーディングの危うさ、そしてAIを本当に使いこなすために必要なたった一つの習慣。煽りに踊らされる前に、読んでほしい連載です。

【後編】Claude Codeで補助金申請「半日で一発OK」は本当か

前編では、「Claude Codeで補助金申請を半日で一発OK」という投稿を検証し、Claude Codeである必要がないこと、補助金の採択率、そして「一発OK」が採択ではなく様式4の発行に過ぎないことを指摘した。後編では、なぜこうした物語が広まるのか、そしてAIの正しい使い方を考える。 ■なぜ人は「AI一発採択」を信じたがるのか 人は「努力せずに成果が出る話」に極端に弱い。特に補助金のように本来手間がかかるものほど、「AIで半日、一発OK」という物語は魅力的に映る。

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【前編】Claude Codeで補助金申請「半日で一発OK」は本当か

「半日で補助金が通った」という話は、だいたい誤解でできている。 最近のClaude Codeブームに相まって、「Claude Codeで補助金申請」「AIで助成金を一発採択」といった記事やSNS投稿が急増している。日本初のClaude商業出版書籍の著者として、この風潮には警鐘を鳴らさざるを得ない。 先日もXで話題になった投稿がある。「Claude Codeを使って小規模事業者持続化補助金の申請書を半日で作成し、商工会議所から質問も修正依頼もゼロで一発OKだった」という内容だ

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そのClaude Code講座、本当に中身はありますか

いま、かなり危ない空気が流れている。 Claude Codeに関するセミナーや講座が乱立し、SNSには「月100時間の余白が生まれた」「もうコードは人間が書く時代じゃない」といった投稿が溢れている。どこかで見た光景だ。 仮想通貨、NFT、そしてChatGPT。テクノロジーの名前だけが入れ替わり、構造はまったく同じことが繰り返されている。 私はClaude活用術に関する書籍を上梓した人間だ。Claudeの可能性を誰よりも信じているし、その有用性を広めたいとも思っている。だ

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AIを使えない人が間違えること─原因はツールではない

新刊(3時間で身につくClaude活用術)を出版するにあたり「Claude Codeはどうなんですか?」という質問を受けることが増えた。同時に、Facebook広告でClaude Codeセミナーの広告を目にする機会も急増している。 前回は、Claude Codeセミナーがなぜ乱立し、なぜ多くの人が惹きつけられるのか、その構造を明らかにした。今回は、一般のビジネスパーソンが本当に必要としているものについて書く。 ■必要なのは「コンサルタント」である 前回、claude.

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信頼と実践のナビゲート・情報発信関連(有料版)

あなたの経験や知識は、正しく発信することで誰かの悩みを取り去り、新たな繋がりを生む力を持っています。このマガジンでは、情報発信がなぜ現代で不可欠なのかという本質から、共感を生むストーリー構成まで、実践的なノウハウを網羅しました。書くことへの迷いを払拭し、自分らしい表現で周囲に影響を与える発信力を身につけませんか。読み手の行動を促し、あなたの存在感を高めるための学びがここにあります。

なぜ「嫌われる勇気」を持つ人ほど嫌われるのか

前稿では、「嫌われる勇気」を免罪符にして自分の課題から逃げる人たちの具体的なパターンを整理した。 本稿では、そもそも「嫌われる」の中身が二種類あることを示し、本来の「嫌われる勇気」とは何かを考えたい。 「嫌われる」の正体 自分の課題に真剣に取り組んだ結果として嫌われるケースと、課題を放棄した結果として嫌われるケースでは、「嫌われる」の中身がまったく違う。 前者は、たとえば信念を持って意見を述べた結果、一部の人から反感を買うようなケースだ。このとき嫌われる範囲は限定的で

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「嫌われる勇気」が生み出す迷惑な人たち

ベストセラー『嫌われる勇気』の影響で、「他人の顔色なんて見るな」「空気を読む必要はない」という主張をSNSでもビジネス書でも頻繁に見かけるようになった。 「嫌われる勇気」の誤読 確かにアドラー心理学の「課題の分離」は強力な考え方だ。他人が自分をどう評価するかは他人の課題であり、自分にはコントロールできない。だから自分の課題に集中せよ。この原則自体は正しい。 だが問題は、この言葉が独り歩きしていることだ。「嫌われる勇気」の本質は「顔色を無視する」ことではない。「自分の課題

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80年前の文章がいまも色あせない理由——フックの本質は変わらない

ブログの読みやすさは「デザイン」で決まるSNSに押されがちだが、ブログの効力はまだまだ健在だ。1日で何万PVも集めるブログで稼いでいる人も大勢いる。人気ブログに共通するのは、良質な情報の提供と、それと同じくらい大事な**「読みやすさ」**だ。 ブログは文字サイズやフォントの変更、太字、下線、リンクなど、デザインの自由度が高い。長文の記事を投稿する際は、こまめに改行する、空白行で息つぎをつくる、重要な箇所を太字にするなど、デザイン面の工夫で読者を最終行まで引っ張ることができる

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「韻」「引用」「見た目」——プロが使う文章の説得力を一段上げるテクニック

「韻を踏む」で説得力が一気に向上する「韻を踏む」は中国の詩の「絶句」がルーツとなっている。さらに、この絶句を応用したのがヒップホップやラップだ。 同じフレーズを何回も繰り返し、脳裏に言葉が焼きつく。 これを文章にも応用することができる。 実は、同じ音を繰り返すことで印象に残ることは学術的にも検証されている。 「単純接触効果」 という認知心理学における理論がある。これは繰り返し接触することで警戒心が薄れ、好感度が増していくというものだ。法則を導き出したザイアンス博士の名前をと

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寄り道コラム(無料版)

日常の何気ない出来事から社会問題まで、独自の視点で切り取るコラムマガジンです。仕事、恋愛、趣味、テクノロジー、文化など、ジャンルを問わず「今」を生きる私たちに響くテーマを自由に綴ります。時に辛口、時にユーモラスに、読者の皆さんに新しい気づきや共感、そして明日への活力をお届け。毎回違うテーマで、あなたの知的好奇心を刺激する読み物をお楽しみください。

なぜ「嫌われる勇気」を持つ人ほど嫌われるのか

前稿では、「嫌われる勇気」を免罪符にして自分の課題から逃げる人たちの具体的なパターンを整理した。 本稿では、そもそも「嫌われる」の中身が二種類あることを示し、本来の「嫌われる勇気」とは何かを考えたい。 「嫌われる」の正体 自分の課題に真剣に取り組んだ結果として嫌われるケースと、課題を放棄した結果として嫌われるケースでは、「嫌われる」の中身がまったく違う。 前者は、たとえば信念を持って意見を述べた結果、一部の人から反感を買うようなケースだ。このとき嫌われる範囲は限定的で

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「嫌われる勇気」が生み出す迷惑な人たち

ベストセラー『嫌われる勇気』の影響で、「他人の顔色なんて見るな」「空気を読む必要はない」という主張をSNSでもビジネス書でも頻繁に見かけるようになった。 「嫌われる勇気」の誤読 確かにアドラー心理学の「課題の分離」は強力な考え方だ。他人が自分をどう評価するかは他人の課題であり、自分にはコントロールできない。だから自分の課題に集中せよ。この原則自体は正しい。 だが問題は、この言葉が独り歩きしていることだ。「嫌われる勇気」の本質は「顔色を無視する」ことではない。「自分の課題

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「不幸」はコンテンツではない――「残る本」の条件とは?

年間、数百冊の本に目を通していると、10ページで閉じたくなる本と、付箋だらけになる本の差がどこにあるか、だんだん見えてくる。 結論から言う。「不幸の出来事」だけで一冊を成立させようとする本は、たいてい読者の棚に残らない。 こんな病気になりました。こんなに苦しかった。でも頑張りました。そして乗り越えました。夢はかなう――。この手の本を何冊読んできたか。そして何冊途中で置いたか。数えたくもない。 誤解のないように言っておくと、著者の人生を否定しているわけじゃない。 病気と

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noteは「信頼」で稼げるか――心構えだけで戦場に出たら、どうなるか

「お金をもらっていいのだろうか」。noteで有料記事を書こうとした人なら、一度はこの問いにぶつかったことがあるはずだ。 私もnoteをやっている。ブログもやっている。だから正直に言う。フォロワーは簡単に増えない。有料記事を書いたって、そう簡単には売れない。これが現実だ。 noteの世界には、ある種の"美しい物語"が流通している。無料記事が"出会い"なら、有料記事は"関係の始まり"。受け取っているのはお金ではなく"信頼"。等身大の深掘りこそが共鳴を生み、共鳴が収益につながる

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ブックルポ・書籍紹介(無料版)

ビジネス書・実用書を独自の採点基準で評価し、読む価値があるかどうかを判定する書評マガジンです。著者の経歴、論旨の独創性、時代を超えて通用する普遍性などを多角的に分析し、100点満点でスコア化。紹介記事は若い読者にも親しみやすいラノベ調の文体を採用しています。ベストセラーだから読む、話題だから買う——そんな選び方に疑問を感じる方へ。限られた時間の中で、本当に価値ある一冊と出会うためのガイドとしてご活用ください。

「不幸」はコンテンツではない――「残る本」の条件とは?

年間、数百冊の本に目を通していると、10ページで閉じたくなる本と、付箋だらけになる本の差がどこにあるか、だんだん見えてくる。 結論から言う。「不幸の出来事」だけで一冊を成立させようとする本は、たいてい読者の棚に残らない。 こんな病気になりました。こんなに苦しかった。でも頑張りました。そして乗り越えました。夢はかなう――。この手の本を何冊読んできたか。そして何冊途中で置いたか。数えたくもない。 誤解のないように言っておくと、著者の人生を否定しているわけじゃない。 病気と

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味覚は体調の鏡?ハーブティーが教える身体の本音とは

おもしろい話をしよう。 春分を過ぎると、寒暖差や新生活の緊張で「なんとなく、心も身体もゆらいでいるなあ」と感じる人が多い。そんなときに試してほしいのが、味覚で自分の体調を知る方法だ。 『ココロ・カラダととのうハーブティー365日』(しばたみか著)山と渓谷社 ハーブティーの味わいは大きく分けて、甘味・苦味・酸味・辛味・うま味の5つ。飲んだときに「どの味を強く感じるか」で、今の身体の声を聴くことができる。 ここからがおもしろい。この感覚は、日によって変わるのだ。 昨日は

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お湯を注ぐだけで始まる、3分間のハーブティー革命

大げさだと思うかもしれない。わたしも最初はそう思っていた。でも、これがほんとうの話なのだ。 起きてから夜寝るまで。春夏秋冬、晴れの日も、雨の日も、365日。わたしたちの身体は、いつも自然のリズムの中で動いている。心臓は勝手に打つし、呼吸も勝手にしている。体温だって、朝と夜では微妙に違う。身体はちゃんと知っているのだ、自然のリズムを。 『ココロ・カラダととのうハーブティー365日』(しばたみか著)山と渓谷社 でも、わたしたちの「頭」が、それを忘れさせる。 朝のアラームで

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子育てがしんどいのは、あなたが「ダメ」だからじゃない

子どもが言うことを聞かないとき、親はだいたい自分を責める。「私の育て方が悪いんだ」「もっとちゃんとしなきゃ」。真面目な人ほどそうなる。 『ただ見守る科学的子育て:3兄弟が一橋、慶應、東京藝大に合格! わが子に主体性が勝手に身に付く最も簡単な方法』(たかもりくみこ 著)Gakken でも、ちょっと待ってほしい。 子どもが思い通りにならないとき、本当に起きていることは何か。多くの場合、それは「自分の地雷」を踏まれているだけだ。 地雷。物騒な言葉だけど、ぴったりくる。罪悪感

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伝わる一行(無料版)

このマガジンでは、読者の心を動かす文章術を実践的に解説します。ブログ、SNS、ビジネス文書など、あらゆる場面で使える「伝わる文章」の書き方を、具体例とともに分かりやすくお伝えします。文章に自信がない方でも、すぐに実践できるテクニックが満載。あなたの言葉に説得力と魅力をプラスし、読み手に行動を促す文章力を身につけましょう。

書いているのに評価されない人へ|最初に読むnote

はじめまして。尾藤克之です。 作家として23冊の本を出版してきました。 コラムニストとして10,000冊以上の書籍を取り上げてきました。 amazonプロフィール このnoteでは、書く仕事を通じて見えてきた「読まれる文章の構造」を、再現できる形で発信しています。 文章は才能ではなく技術です。正しい型を知れば、誰でも一定レベルまで到達できます。ただし、その方法が体系的に語られる場は多くありません。 ■ まずはこの3本から 👉 読まれない文章の共通点 https:/

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「語彙力マウント」にウンザリした話

やっぱり語彙力は必要だ、って。 いや、そりゃそうだろう。でも、この手の「日本語の正しい使い方」系の話って、なんか上から目線で嫌なんだよな。 文章の専門家を自認する著者の本を読んでみた。「人間の関わりの本質的な部分」って何だよ。曖昧すぎて意味がわからん。まあ、それはいいとして。 いくつかの「間違い」を並べてるけど、「どうでもいいレベル」だと思う。 例えば「ご自愛」の話。確かに「お体にご自愛」は重複してるが、言いたいことは通じだろう?「潮時」だって、もう誤用の方が一般的に

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作家の文体を真似たら、とんでもないことになった話

結論から言おう。 文章力なんて、本を読んだところで簡単に身につくもんじゃないww でも昨日書いた記事が妙に評判だった。特にマニアに。(なんでマニアなんだ?) まあいい、続編を書く。 ■本を読め、というが ビジネス書? 語彙は増える。確かに。「シナジー」だの「レバレッジ」だの、カタカナ言葉は覚えられる。で? それだけだ。 小説は違う。比喩が学べる、と言いたいところだが――待てよ、昨日コンビニで立ち読みしてた高校生の会話を思い出した。「マジやばくね?」「それな」。これで会話

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「置いて置いて」「置いといて」「置いておいて」、正解はどれ?

いきなり結論から言うが『置いておいて』が正解です! で、面白いことに気づいたんだけど、どっちのブログでも同じ記事がやたらとアクセス良い。ぶっちぎりで1位。なんでこれがこんなに読まれるのか、正直よくわからないんだけど(笑)。 ただ、その記事、割とざっくりとしか書いてなくて。「もうちょっとちゃんと説明した方がいいかな」と思って、今回きっちり書くことにした。需要があるなら、応えないと。 これ書くの、実は3回目なんだよね。最初はもっと丁寧に書こうと思ったんだけど、読み返すとなん

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読書の技法(無料版)

本を読んでも内容を忘れてしまう、読書時間が取れない、そんな悩みを解決する実践的な読書術をお届けします。速読法、要点整理術、読書ノートの作り方など、本から最大限の学びを得るテクニックを具体的に解説。ビジネス書から小説まで、ジャンル別の効果的な読み方も紹介します。月10冊以上読む筆者が実際に使っている、人生を変える読書メソッドを公開します。

漱石はなぜ「吾輩は猫です」と書かなかったのか?

新年の挨拶を送った人も多いだろう。「あけましておめでとうございます」と「あけおめ!」——同じ意味でも印象はまるで違う。タイムラインの中で、誰の言葉が目に留まるか。その差を生むのは、実は語尾だったりする。 ■文末表現の2パターンを自在に操る! 文章の印象は、語尾の使い方で大きく変わる。「だ・である調」は重みがあり断定的、「です・ます調」はやわらかい印象を与える。同じ内容でも、語尾を変えるだけで読み手の受け取り方はまるで違う。 「だ・である調」の名文といえば、夏目漱石の処女作

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本を出したい? その瞬間、もう始まっている

結論から言う。本を出すのに資格なんていらない。 いや、正確に言えば「出したい」と思った時点で、あなたはもう著者の入り口に立っている。大げさじゃなく、本当にそうだ。 「AIで加速する!出版の教科書」(加納敏彦著)きずな出版 昔の出版は違った。出版社に企画を持ち込んでも門前払い。編集者とつながるには人脈。文章力に自信がなければ、そもそも挑戦すらできない。私も20代の頃、企画書を何度も突き返された。「うちでは難しいですね」。あの一言の冷たさ、今でも覚えている。 でも、今は違

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「隠す服」と「包む服」は、全然違うという話

鏡の前で、ため息をついた経験がある人、手を挙げてほしい。 ——はい、私です。 「新しい自分が動き出すふだん着物の魔法」(シムラアキコ 著)きずな出版 若いころは何を着てもそれなりに見えた。少なくとも、そう思っていた。それがいつからか、二の腕が気になり始め、ウエストが主張し始め、「前はもっと楽に着られたのに」が口癖になった。 クローゼットの中の「着られる服」が減っていく。それに比例して、気持ちも縮んでいく。これ、結構キツい。体型の変化より、その精神的ダメージのほうがキツ

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着物で自転車に乗る60代を見て、私の「常識」は崩れた

結論から言う。着物は自由だ。 いや、正確には「ふだん着物」は自由だ、か。この区別が大事なのに、なぜか誰も教えてくれない。成人式で振袖を着て、窮屈な思いをして、「もう二度と着ない」と思った人、多いんじゃないか。私もそうだった。 「新しい自分が動き出すふだん着物の魔法」(シムラアキコ 著)きずな出版 話が変わるようだけど、聞いてほしい。 習っていた茶道の先生——当時60代——がいた。お稽古が終わると、着物姿のまま自転車にまたがって「じゃあ、また来週ね!」と手を振って去って

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