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マガジン一覧

万華鏡

みんなで更新します。

691 本

共同運営マガジン「万華鏡」への参加者を募ります(53)

毎朝6:00に文章を書いています。 読みましょう。 どうも、高倉大希です。 共同運営マガジン「万華鏡」への参加者を募ります。 こちらをお読みの上で、ご応募ください。 第53回のテーマは、「くだらない」です。 〆切は、7/10(金)の18:00とします。 参加を希望される方は、コメント欄にご一報ください。 共同運営マガジン「万華鏡」に、ご招待します。 すでにメンバーになっている方も、同様です。 第53回にも参加される場合は、コメントを。 どなたもどうかお入

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共同運営マガジン「万華鏡」のあとがき(52)

毎朝6:00に文章を書いています。 読みましょう。 どうも、高倉大希です。 共同運営マガジン「万華鏡」、第52回が無事に終了しました。 参加していただいたみなさま、本当にありがとうございました。 気がつけば、50回を超えているわけですが。 この世に言葉がある限り、いつまでも続けられるのが万華鏡。 べつにどの言葉でも、書こうと思えば書けますが。 毎回あえて、ひとつの言葉を選びます。 というわけで、第52回 のテーマは「あえて」でした。 せっかくなので、まだお

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美しいものは巧妙にカモフラージュされている

只今をもって「万華鏡」第52回の投稿を締め切ります。 次回予告は、明日18:00に投稿する「あとがき」にて。 どうも、高倉大希です。 自分には意図があったんだ。敢えてやったことなんだ。そんな事実に気づいてほしい。誰かに知っておいてほしい。そういう類の自我ってやつは、わりと見てられません。 かくいう自分もおそらくやってしまっています。誤解を招くことを恐れて。齟齬が生じることを恐れて。ついつい「敢えてだったんだ」と口にしてしまいます。蛇足だとわかっていても不安で言ってしま

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あえてで選択した後、直ぐ忘れるの苦しい[万華鏡]

だから、魔が差して「あえて」を簡単にすると、心がしなびて朽ちるから良くない。 しかし、あえてって人に伝えるのは恥ずべき行為っぽく思う。 エッセイにならない。 「こんなことしました。別にエピソードとかなくて、あえて、したってことです。」以上。 そんな、空虚な人生で可哀想なのかと海馬を探求する。 実際そんなことは無いと思う。 なんで「あえて」ってことにしちゃったか。そこに、らしさがあると思う。 どうも、中島ジーマです。よろしくお願いします。 去年、アマチュア枠で、

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The World Spoken by White

私の白の語る世界にただ、ひたって欲しい。 A sketchbook of moments when nature speaks— through light, seasons, colors, and quiet shifts in the world. These essays capture the subtle presence of “white,” a space of clarity, breath, and gentle awakening.

breath

さっきまで、雨粒がたたきつけるように落ちてきていた。 大気の微細な塵や埃を含んだ大きな水たまりは、 たぶん雀三羽がゆうに水浴びできるほど。 その水紋は千々に乱れて、まるで片思いの苦しさのよう。 駐車場には車が三台。 赤とグレーとバニラアイスのような白が並ぶ。 ツヤツヤと磨き抜かれた小豆色の廊下は、 ほんの少しだけキシキシと小さく音がなる。 明治の紳士淑女が寄り添って、この築山の庭園を眺めたところ。 ベランダのような中二階の高さから、静かに見おろしている。 そこは何輪か残

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くだらない話

それを世間話というのだけれど、 大抵は起承転結もなんの進展もないという結末。 なんの目的もないことが目的という会話のこと。 せいぜい(ああ、そういうことだったのか)と、 点と点がつながることがたまにある位の、スッキリ感がおまけ。 人はなぜ、知り合いに会うと立ち話をせずにいられないのか。 そもそも花畑の草刈りや種まきや、 もろもろのやりたいことが頭の中でリスト化されていたのに、 そわそわと腕時計を見たら、すでに11時14分になっていた。 驚愕。 まだ何も始めていないではな

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神様と対話するひととき

人混みのなかに紛れ込む一人の人間は、 天高く飛ぶトンビから見たなら、芥子粒のような存在なんだろうと思う。 遠くに見える山の中の、杉の木1本の存在よりも小さなものだ。 荒波の、岩肌にぶつかる波のひとつですらないような。 自分とはただの、この世に紛れ込んだ有機物だと知る。 峠らしき坂を登ったところに、短めのトンネルがある。 入り口から垂れ下がる緑の蔦は、サンキャッチャーのように可愛らしい。 トンネルの中は節約上手な薄暗さで、入り込んだとたん、 湿った匂いで、三半規管まで故障を起

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彼女と私の時間旅行

ミヒャエル・エンデだったかな? 死について 「生まれる時、くぐってきた銀色の輪を、 今度は逆からくぐるだけ」 みたいなことを言ってたのは。 彼女がそう話してくれたのは、 加齢と共に回りや家族の老いや、 自身の、もちろん私達の!と言うべきか、 残された時間と向き合うことが 多くなったせいかと思う。 それは誰もが自然なことだと思う。 彼女は続ける。 日、一日と貪欲とさえ思えるほど 物事を吸収していく魂が 今はポイポイ、 なんの未練もなく捨て去る日々。 文章にすると、 一

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The Memory White Embraces

私の白が抱きしめる記憶のこと。昨日の自分や胸に残る小さな記憶を、そっと思い出してみて欲しい。 Essays that explore the quiet memories and inner tremors that shape the landscape of the heart. Here, “white” becomes a gentle light that embraces fragility, softens sorrow, and reveals the beauty hidden within stillness.

Home

揺れている。 ドキドキしている。 吐き気がして、苦いものが喉の奥につまっている。 言葉にできなくて、嫉妬のようなもので少しドロドロしている。 それでいて、恨みのようなものも抱いていたことも思い出した。 必死なのに理解してくれる人もいなくて、遠巻きで眺められていて。 外側の見てくれの良さに騙されている感じが歯がゆくて、 だけど、どうしようもない自分というのも存在していて。 その苦しさはどうにも説明しようもなくて、 どんどん透明人間のようになって、気配を消すことに心を砕く。

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Touch

「ガイラルディア」という、クールな名前も持っていることに驚く。 毒々しげな赤と、目の覚めるような黄色の組み合わせ。 好みとはかけ離れた気の強い花色。 人に紹介する時は分かりやすく、そのものズバリの花輪菊と答える。 「太陽のマライカ」 だけど、私はこの花のことをそう呼んでいる。  好きなアーティストの曲に紐づけてしまった。 太陽そのものの見た目、見知らぬ大陸の先住民の、 突きさすような澄んだ瞳を持つ少女のイメージが似合う。 たぶん、そう感じた時にこの花は、 少しいい気分にな

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放浪者たちを乗せて

月は、地球の回りを守るように回っているけれど、 地球は、太陽の回りを従うように回っている。 動きが早い水の惑星はマーキュリーという伝令の神の名を持ち、 はるかに輝く金の惑星はヴィーナスという愛と美の女神となり、 赤い大地の火の惑星はマーズという戦いの神と呼ばれ、 一番大きい木の惑星はジュピターという全知全能の神の名にされ、 動きが遅い土の惑星はサターンという農業の神と名付けられた。 青く輝く二つの星は、ウラヌスと言う天空の神であり、 ネプチューンと呼ばれる海の神となった。

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形あるものはいつか消えるけれど

新緑の季節も過ぎると葵祭の動画を見るのも一つの楽しみだ。 (これはいったいどのような意味があるのだろうか)と考えながら、 参加する老若男女の衣装や、その行列の行程などをぼんやりとただ眺める。 先日、美容室に出かけた。 同じ日に友人のご家族と友人が亡くなられたので、気分転換だけでなく、 旧知の、勝手知ったる仲の、容赦のない会話を欲していたのかも知れない。 飾りのない会話は、単に事実であったり、単に経過であったりするので、 回りに耳をそばだてられてもそれほど気にならない。 人物

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Shadow of White

白に潜む影。人間心の中が善であふれまくっていたら、ただのバカってことだよね。黒を抱えて白になろうとするからみな尊く生きるけれど、尊さからは遠い存在かもね。いつの時代も命題のひとつ。

Noise

ツートントン 外に漏れ聞こえないモールス信号のように、 身体の奥のどこかで、 自分らしいリズムを刻んで時を進めていく。 時に早過ぎるピッチは、 陽気で明るいアレグロならば良いのだけれど、 沈み込むピアノソナタを奏でる準備かのように、 暗くて重い空気を運んでくる。 それはつまり、憂鬱の生まれる瞬間だ。 言葉は棘も持つ。 口から発せられた言葉の棘は胸に突きささり、 じわじわと深く刺しこまれていく。 先の返しで抜けない形状の棘はジョークにはならず、 致命傷になる前に力いっぱい引

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Garden

生きていく上で、孤独を充実させることは最重要事項だ。 迷わない。 考え続ける事が出来るから。 考え続けると悪い方向にしか行かないと決まってる。 たいていは。 それは孤独になれる場所がないからだ。 孤独になれないという自分は、 常に何かに邪魔をされてる存在ということだ。 今日のご飯は何? 急ぎの仕事はどれ? 夜の約束はいつ? メールはいったい誰から? そう。 これは誰?という選択。 今何時?という拘束。 あと何分?という自滅。 私をくたびれさせるのは何? その無益

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静かな殺人者

「なぜ人を殺してはいけないの?」 思春期の殺人者が語った言葉だったかも知れない。 つまり、どんな人であれ、 一度は考えるはずの普遍的な問いのひとつということだ。 人は牛も豚も鳥も魚も殺して食べているし、 植物だって殺して食べているし、 樹木だって殺して椅子やテーブルにしている。 命が同等だと思っていないからだと思う。 同等だと思っていないのは、 それらには意識のかけらもないと信じているせいだ。 異教徒の人間や異民族の人間にも、 少なからずこれらに近い感覚があるのだろうと

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みんなどんな壁にむかっているのか

「期待があるから感情が生まれる」という言葉を聞いて、 一瞬ぐるぐる想像が駆け回った。 他人に期待することをやめた私としては、 その意味では自分のフラットさを納得できても 日々生まれる感情というものは、 なんに対してなのかと考えあぐねた。 物や現象にたいしての期待。 たとえば、美味しければいいなと思う食事。 たとえば、綺麗な夕焼けに目にして思う明日。 期待を探すのはなんだか難しい。 可愛いなぁとか素敵だなあとか思うその前に、 どんな期待があるんだろうか。 そばに置

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The White Gleam

心がふっと揺れた瞬間や、胸の奥で小さく光った感情を、そんな白いきらめきをすくい上げてみた。 A collection of fleeting gleams— moments of affection, playfulness, and emotional shimmer. These essays capture the delicate spark of “white,” a light that appears for just a heartbeat and lingers softly in memory.

彼が奏でる真夜中のピアノ

何かしらのよんどころない事情により、 夕闇と共に高速バスに乗らなければいけない羽目になることがある。 窓の向こうの山の稜線に隠れる太陽は、忘れ物のような光を放ち、 (明日はいいお天気ね)と独りごちたり。 笠雲の中に消えていく時は、ひとつのラッキーを見逃した気分になる。 窓の外は薄墨のような世界に徐々に変わっていき、 バスの窓に写る自分の顔と、 外の家々や街灯の明かりに焦点を動かしてみたりする。 いつもならソファに寝そべって、 ヨーグルトリキュールのロックを片手に、 海外ド

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雪の舞い降りる朝*通学の風景

カーテンをあけた 雪の白が 太陽の代わりに朝を明るく照らす 枯れ木も 霧氷をまとったように シルエットを浮き上がらせるので いつもそこにいたのにね  と思わず声をかけたくなる ラベンダー色のランドセルが ゆるやかな坂を走ってくる 小走りで まっすぐ前をみつめる大きな瞳 雪の白も ラベンダー色も似合わない 小麦色の小さな顔 ピンク色の手袋が 白い譜面にリズムを刻むかのよう ツインテールの黒髪はポンポンはねて 指揮者のようにうごく かたわらのおじいちゃんは 時折

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クレッセントムーン*欠けた三日月

泡雪のあとを追う 春時雨 小夜曲のごとく ささやきのリピート 大潮の夜の  欠けた月  眺めれば 梅の花の色香 むなしく チャイナ・ルビーのカクテル 揺らす ただ冴ゆる心 いだいて 野原ノ松ノ林ノ陰ノ    小サナ萱ブキノ  小屋ニヰテ 果てない波間に 放り出されても 胸の中に帰る喜び   ただ思えばこそ

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子供は涙も笑いもこらえて生きている

何年も何年も前に、家具屋さんの展示会に出かけたことがある。 展示会の方が安く買えるということもあったけど、 そんな予定もないし、眺めたかっただけの冷やかしだ。 (これ欲しいなあ)と思ったのは黒の漆塗りの小引き出しだ。 パテントレザーのような黒に、緻密な花の絵の美しさが、 周りの商品の群を抜いて、光り輝くように浮き上がっていた。 息を飲むほどの美しさの一歩手前なので、やたらと感嘆の言葉が出てくる。 感動した時、面白い時、びっくりした時、痛い時も、 いい大人であっても、

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