以下から5冊以上読めば哲学初段とする
1.プラトン『国家』
2.アリストテレス『形而上学』
3.アウグスティヌス『告白』
4.デカルト『省察』
5.スピノザ『エチカ』
6.カント『純粋理性批判』
7.ヘーゲル『精神現象学』
8.ハイデガー『存在と時間』
9.ドゥルーズ『差異と反復』
10.ラッセル『哲学入門』
山内志朗
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山形県西川町本道寺出身。中世スコラ哲学を好む。心はアッシジに行ったまま。ダルシャンの『キリスト教歓待論』の解説を仕上げる。ダルシャン訳は10月刊行を目指すぞ。何はともあれダルシャン、そして唯名論をちょっと。
神奈川県
Joined November 2009
- 人生には意味がないということが贈り物であるということはあまり知られていない。
- 中世でも大学生は大学に行って勉強するよりも、朝寝坊の許される教会法の講義を選びがちで、ケーキを食べたり、居眠りしたり、居酒屋で飲んだり、スペインに城を建てたりしていたという。このスペインの城(castella in Hispania)というのは、「白昼夢」のことだ。スペインの城、なんかいいですな。
- やる気が続かない人の口癖には、「~しなければならない」「~してはならない」「これじゃダメだ」「あれもこれもそれもしたい」という四つがあるという。倫理学にはこの四条件が完全に当てはまる。つまり、倫理学はやる気が続かない人を生産するのが得意だったのだ。
- 大学一年生の時、胸を躍らせて、ハイデガーの『存在と時間』を読んで分からず、繰り返し読んでやはり分からず、分からないまま5回ほど読んでやっぱり分かりませんでした。分からないのが悔しくて、哲学科に入ってしあったような気がします。分かったら卒業ですからね。分からないのは大事。
- 五〇歳を過ぎたら人から誉められようとしてはならない。出番は終わったのだから。五〇歳過ぎて人から誉められようとすると若者に大迷惑だ。いつまでも人から誉められようとしてはならない。五〇歳過ぎたら他の人を誉める番だ。それが分からない年寄りは多い。そしてそれが老害なのだ。
- 上智大学の中世思想研究所が存続をめぐって危機的状況にあると聞いた。なんとか続いてほしい。日本の中世哲学の牙城であり多くの知的資産と業績の宝庫なのだから。
- 10歳の天才ヴァイオリニスト、HIMARIちゃん(吉村妃鞠)は、脳を活性化するために幼少から論語を音読していたらしい。音読を軽視するのは、印刷術発明以降の悪弊である。音読は重要だ。哲学書も経典も音読すべし。ラテン語ももちろん。音読は脳を活性化する。これは戯言ではなく本当のこと。
- 「文学部です」までの自己紹介は良いのですが、その次の「哲学科です」と言ったら、「出たーっ!!」と言われました。オバケですね。今でも心に深く深く刻み込まれ、夜な夜な心をチクチク、いやジクジクと刺します。
- 素晴らしい本です。論文を書こうと思う思う人には必読です。大学教官もね。論理的思考は一つではないーー 著者はアメリカ留学中、小論文を提出したところ「評点不可能」と判定され、何度書き直しても突き返された。その後、アメリカ式エッセイの構造に倣って書きなおすと評価がよくなるだけでなく、おのずと主張内容も変わった。 『論理的思考とは何か』渡邉雅子/岩波新書
- 続き 15.アンセルムス『プロスロギオン』 16.ロック『人間知性論』 17.ヒューム『人間本性論』 18.カント『人倫の形而上学の基礎付け』 19.ニーチェ『ツァラトゥストラ』 20.ベルクソン『物質と記憶』 21.ホスパーズ『分析哲学入門』 22.フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』
- 「仕事をするな。遊びだと思ってやらないとダメ」というタモリの教え。なかなか深い。仕事と思うと緊張して力が出ないし、精神が中心的課題にのみ向かって、周辺部に行き届かず、偶然的な障害に気づきにくくなる。遊びこそ、冗長性を発揮させる重要事項なのです。常に真剣に遊べ、これがコツね。
- カントは確かにドイツ語で書いているけれど、頭の中はラテン語だと思います。日本語で哲学論文を書いていても、頭の中は英語かドイツ語かフランス語の人はとても多いと思います。私は基本ラテン語です。日本語で考えるとものすごく遠回りになることが多いのです。少なくとも頭が疲れる。
- 哲学は難しいから、分かるとえらいぞ!みたいなイメージがあって私も憧れて学び始めた。「哲学が分かる」というイメージ、難しい概念を偉いという達成感をめざして私も若い頃勉強した。スコラ哲学は、「分かる=偉い」という幻想を根本から壊してくれた。とてもありがたい。中世哲学への恩返し。




