母方のじいさんが
戦時中
外国語の聖書を翻訳していて
特別高等警察からスパイ容疑で
逮捕されて拷問を受け
危うく獄中死するところを
ばあさんが、一人で奪還してきた話と
戦後、じいさんが
公職追放された
元特高の警官に、一人一人お礼参りに
行って、フルボッコにした話
今でも好き
松沢直樹
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福岡県北九州市出身のライター・編集者 主な守備範囲は、医療、労働問題、防衛、食関連(農水政策からグルメ記事まで)、各種コラムも。執筆のご相談はお気軽に Japanese journalist Christian (Catholic)
- 人事コンサル請け負ってる会社から 「忘年会を盛り上げる方法を提案してくれ」と言われたので 忘年会そのものを廃止して、1万円入れた大入袋渡して「少ないがこれでうまいもんでも食ってこい」と訓示して、仕事は午前で解散 このほうが社員は会社に満足度を感じてバリバリ働いてくれますよ、と
- 外食した時は 必ず 「ご馳走様でした。美味しかったです」と 会計時にお店の方に挨拶をするのだが 「何を卑屈になっとるんだ、君は 金を払っておるんだから もっと堂々としたまえ」 と 会食していた取引先が言ったので 取引を打ち切ったことがある
- 法隆寺が建立された際に 大工さんが書いた落書きを 解読してるんだが 「あの現場監督、立場で物いいやがって、ぜってーシメてやる」 「今月も残業代払ってもらってない」 みたいなのがめっちゃあって 日本の労働現場がブラック化したのは はるか飛鳥時代の頃だったと知る夕べ
- ヘルプマークつけて、電車に座ってたら 大学生らしき兄ちゃんが、 「オッサン、障がい者なの? 人の税金で 生活して恥ずかしくないの?」 「俺は、会社経営者なんで 法人税、事業税、消費税、所得税、住民税、その他諸々の上に、社員の給料も払ってるが?」
- いま……電車の……わたしの真向いの席で、 本を読んでいる…若い男性の方……聞こえますか? あなたの心に……直接…話しかけて…います その本の……著者・松沢直樹は…… あなたの……真向いの… 席に…座っている……おじさん…なのです
- 教育関係者のエライさん団体から呼ばれて、「高校生に教えるべき知識は?」とコメントを求められた。 「やっぱ、労働法と具体的な避妊の方法、ドラッグの怖さについてですかね」 とコメントしたら二度と呼ばれなくなったが、そんなにマズいこと言ったかのう?
- 「まっちゃん、悪いけど手が足らないから 子ども食堂の調理頼まれてくれない。 病気の治療中ってのは聞いてるから 無理がない範囲でいいから」 友人から頼まれたので、包丁を振ってきた。
- 就活の際のマナーなんて原稿を校閲してるんだが、「面接時に賃金や就労条件を尋ねるのは失礼にあたります」なんて書いてあるんだが。 一番大事なことだから、きちんと質問して確認しておかないとまずいと思うよ。 逆に就業条件を聞いて怒り出す企業は、だいたいロクなもんじゃないと思うぞ。
- エアラインに勤めていた頃、 自衛隊から天下ってきた 厳しい上司がいた。 飲み会の席で 「妻が勝手に猫を飼い始めて」と 漏らしていたが 2ヶ月後の朝、 「松沢君か? 今日は有給を取る。猫ちゃんの具合が悪いんだ」 と電話をかけてきた。 最強の自衛官を陥落させる 猫こそ日本の最終兵器だと思った
- 子供の頃、海上自衛官だった親父に 「どうして日本は戦争をしないと決めているのに自衛隊が必要なんですか?」と聞いたら 親父は 「対馬に行こう」と言い出した。 小さなボートで対馬の沖合まで出たら軍艦が見えたので 「あれは自衛隊のなんていう軍艦ですか」と質問したら 「ソビエトの軍艦だ」と
- Replying to @naoki_ma「仕事がのうなって、子供をかかえて、恥をしのんで教会に来んしゃったとたい。俺も人間が足らんかった。お前もこらえてくれんな」 そう諭された上に 怒り狂うばあさんを見て おびえる元特高のお子さんを見て ばあさんはえらく反省し 無償の託児所と 女性が仕事につけるよう 縫製工場を立ち上げたと
- Replying to @naoki_maいったいこの日本という国は、どこへ行くのだろう いまだに、先進国と自称しているが 未来をになう子どもを飢えさせる国が、 先進国と言えるかは、甚だ疑問である。 私たちの国、日本は、 かつてローマ帝国が滅んだ時のように 子どもを育てられずに、自滅しようとしているのかも しれない
- Replying to @naoki_maその後 じいさんが、GHQと交渉して 食料を分けてもらって 教会で炊き出しをはじめた時 バツが悪そうに お子さん連れで並んでた 元特高の警官に ばあさんが「あんた、どのツラ下げて」と食ってかかった時、 たしなめて 「先日はすまんでした。私の人間の弱さをお許しください」とだけ言って

