投資信託の場合、運用会社が分配金再投資後の基準価額というデータを提供していることがあります。
そのため、トータルリターンの算出方法は、以下の二つが考えられます。
- 基準価額と分配金を使う(分配金が出たら再投資)
- 分配金再投資後基準価額を使う
今回は、上記二つに差が出るかを検証してみました。
データについて
検証のために、以下の投資信託のデータを使用しました。
分配金が出ているファンドで、リターンを算出する期間は「2018-12-28 ~ 2025-12-30」としました。
検証結果
二つの計算方法で、リターンに若干の差が出ました。
- 基準価額と分配金を使用:212.49%(2.1249429452185913)
- 分配金再投資後基準価額を使用:212.48%(2.124846864907005)
浮動小数点演算による誤差があり、パーセント表記は四捨五入をしています。
運用会社のページ(計算結果)
運用会社のページで、同じ期間の騰落率を計算してみました。

計算方法「基準価額と分配金を使用」と同じ「212.49%」となっています。
運用会社の計算方法
三菱UFJのページには「騰落率(分配金再投資)は、分配金(税引前)を再投資したものとして計算しています。」と記載されていました。
他の運用会社も同じような記載が多い印象です。
感想
分配金再投資後基準価額は、分配金を再投資しなくてもリターンが計算できるので、すごく便利な値だと思います。
ただ、基準価額と分配金を使ってトータルリターンを算出するほうが、運用会社の算出するリターンと近くなる気がしました。
実運用の際に使う数字も、基準価額と分配金になるとは思います。