【内定者ES例文付き】銀行業界の自己PRの書き方
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最終更新日:2026年3月16日
記事公開日:2018年11月29日
自己PR例文の全体像(強み別48選・エピソード別4選・文字数別7パターン・業界別13選など)は、以下の「自己PR例文完全版」をご覧ください。
▶︎ 自己PR例文完全版【新卒】強み・エピソード・文字数・業界別に例文を紹介
基本的な自己PRの書き方

銀行業界の自己PRの書き方を紹介する前に、まずは基本的な自己PRの書き方をご紹介します。自己PRのフレームワークを理解することで、選考官に響く効果的なアピールをすることができます。
(1)強み:あなたの強みは?
(2)強みの原点:強みが形成されたきっかけは?
(3)強みを表す具体的エピソード
(4)強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?
(5)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かす?
どんな業界の自己PRを書く場合でも、上記のフレームワークが基本的な自己PRの書き方になります。まずはこれをしっかりと理解できるようになりましょう。
銀行志望者が自己PRでアピールすべき強み

①銀行業界の現状からみる求められる強み
まず、基本的な銀行のビジネスモデルから求められる素養を抑えてみましょう。
銀行のビジネスモデルは「間接金融」と呼ばれ、「お金の余っている人から預かったお金を」「銀行を介して」「お金の足りない人に貸す」というシステムになっています。その際の、銀行の収益源は①融資などの金融サービスの提供(利ざや収益)②各種債券や投資信託などの無形の金融商品の販売(フィー収益)の2種類が存在します。
各銀行員は様々な業界のクライアントを有し、彼らへの営業を行いますが、単純な融資を行うだけではなく、クライアント先の課題を発見しそれに対するソリューションとなるような金融商品を提案するコンサルティング営業を行っています。無形の金融商品は各行で差別化が難しく、自社の金融商品を扱ってもらえるかは、営業を担当する「個」の信頼関係構築力が必要となってきます。また、その提案だけでなく、解決まで実行することから、成果を出し切れるような実行力や粘り強さも重要になってきます。
そのため必要な強みとしては、以下となります。
1.個人として努力し、成果をあげることができる
2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる
②変革期の銀行におけるこれから求められる強み
マイナス金利、FinTechの台頭やAIや自動化技術の発展によって銀行業界は大きく変革期を迎えています。
日銀がマイナス金利政策を導入してから2年を迎えた2018年2月で、貸出金利は1%を切っており、みずほFG、三井住友FGなど4グループの合計利ざや利益は14%減少したことが発表されています。
また、ブロックチェーン技術を用いた送金サービスや、仮想通貨、みずほ銀行によるAIとビッグデータによって貸付条件が決定される個人向け金融サービス「J.Score (ジェイスコア)」の導入など、銀行の主力の収益構造であった「利ざや収益」で稼ぐことは非常に厳しくなっています。
それでは、今後銀行はどのようにしてこの事態を挽回していくのでしょうか。
1つ目はフィー収益の拡大です。以上で述べた様に金融商品の提案は「個」の力が重視される対面のコンサルティング営業であるため、いきなり新技術に代替されることなく、今後力を入れるべき分野です。ただし、手数料をいきなり引き上げることは困難であるため、この部分の収益が急に大きく伸びることは考えづらいでしょう。
2つ目は新たな技術を用いて、収益構造を変革することです。現在の利ざやに頼った収益構造では限界が見えているため、新たな技術を用いて今までになかった新たな仕組みによる収益構造を作り出していく必要があるでしょう。
以上のことから、変革期にある銀行で新たに求められる素養は
3,新しい仕組みを構想し、実現するリーダーシップ力(新技術を用いて新たな仕組みを作れる人材)
と言えるのではないでしょうか。
③銀行業界の自己PRで最も言われている強み
では、実際に銀行業界を受けている就活生はどのような自己PRをしているのでしょうか。集計してみました。今回の集計にあたり、前提条件としては以下になります。
●対象のES:unistyle上にある本選考ES(合計750枚)
●集計期間:2014年6月~2019年10月
●分類方法:5つの強みとその他で分類
・個人として努力し、成果をあげることができる
・関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案~実行まで行うことができる
・リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる
・価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる
・今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる
結果はこちらです。下図をご覧ください。
「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」が一番多く、25%を占めました。
次に、「個人として努力し、成果をあげることができる」と「価値観や立場の異なる人と協力し...
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
銀行業界の自己PRの作り方

ここまで、銀行業界に求められる素養を見てきました。それでは、ここから先程紹介したフレームワークに落とし込みながら銀行業界の自己PRの作り方を解説していきます。同時に内定した先輩の各フレームごとの回答も載せていきますので参考にしてみてください。
①強み:あなたの強みは?
ここでは自身の強みを結論ファーストで述べていくこととなりますが、このときに先ほど紹介した銀行業界で求められる素養を意識してうまくマッチするような強みを選択してください。
内定者の回答例
②強みの原点:強みが形成されたきっかけは?
「その強みがどの様な経緯で形成されたのか?」ということを、幼少期にまで遡って書くことができると非常に説得力のある自己PRを書くことが出来ます。自身の生い立ちのストーリーを描く事ができれば、幼少期から現在に至る自分のキャラクターの一貫性が示すことが出来るでしょう。
③強みを表す具体的エピソード
その強みがどの様に発揮されたか具体的なエピソードを述べましょう。ここで、具体的であればあるほど、その強みの説得力が増しますので、字数が許す限り具体的に面接官がイメージできるように書いてみてください。
エピソードが複数あるなら、字数が許す限り複数述べることで、「他の取組でもその強みを活かせている」と強みの「その場限りではない再現性」を示すことも出来ます。
内定者の回答例
結果、定着率も着実に上がっていき、新人や社員から信頼を得ました。また、サークルの副会長を任されたことも、調整役を買って出て、みんなが意見を出し合える場を作る能力があるからと自負しています。
④強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?
その強みを発揮するときに心がけていること、意識していることなどをかければ、他の就活生との差別化に繋がるだけではなく、強みの信憑性も非常に高まります。
例えば、リーダーシップ一つとっても、企業側は「リーダーシップをとってきた経験そのもの」ではなく、「入社後如何にそのリーダーシップを発揮してくれるか」を見極めるため、「どんな方法でチームを引っ張ったのか?」という方法論に興味があります。
その強みの再現性を担保するためにもぜひ方法論にまで自分の強みを踏み込んで書いてみてください。
内定者の回答例
⑤強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かす?
冒頭で述べた「この学生は自社の利益に貢献できる人材か」という面接官の疑問を解消するためにこの部分は非常に重要なポイントです。
銀行の業務やそれに求められる素養を抑えた後、それと自身の強みがマッチするように述べると良いでしょう。
例えば「個別指導塾のアルバイトで生徒のモチベーションを上げるための新たな仕組みを提案・実行し成績アップを成し遂げた」という実行力・新規提案力の自己PRでは、「私の強みは、法人の課題を発見し、新たな金融商品の提案に活かせると考えます」という形でアピールできると思います。
この部分は今回のES初め、多くの就活生が言及できないまま自己PRを締めてしまっているため必ず言及して差別化につなげましょう。
最後に

いかかでしたでしょうか。ここまで銀行業界の自己PR方法について述べてきました。
すべての業界に対して同一の自己PRが評価されるわけではないため、闇雲な自己PRをするのは非常に危険です。自己分析を重ねた上で、自分の強みを認識し、それが求める素養と一致している業界を積極的に受けてみることをオススメします。
また、銀行に現在訪れている変革期について少しでも興味を持ってくれたら幸いです。
この記事を読んでいる方は20卒以降の就活生だと考えられますが、是非「安定」「高ステータス」という周囲の評判に流されるのではなく、業務内容や求められる素養を理解した上で、「真に銀行に入りたい」という考えで応募すると良いでしょう。
また、銀行業界を志望する就活生は證券業界も志望業界にしていることが多いかと思いますので、証券業界の自己PRについて是非ご確認ください。
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