外資系戦略コンサルの「転職」を斬る! ―やっぱり最強、McKinsey―

66,879 views

最終更新日:2025年2月19日

記事公開日:2017年5月26日

外資系戦略コンサルの「転職」を斬る! ―やっぱり最強、McKinsey―

これまで3回にわたってお届けしているunistyle転職シリーズ。

unistyleユーザーの皆様からも高い人気を誇る「総合商社」「広告代理店」「メガバンク」の3つの業界に焦点を当て、各企業の人材がそれぞれどんな素養・志向性を備えているか、それが転職市場でどう評価されているかを考察しています。

日本的終身雇用原則が崩れつつあることから、新卒就活生にとってももはや「転職」は他人事ではなく、就職先を比較検討するうえで勘案すべき重要なポイントのひとつです。

たとえ新卒で大手企業に入社する場合でも、数年後の転職のタイミングでベンチャー企業が転職先候補に上がるケースも多いのが実態です。

ベンチャービジネスが活発化している昨今、このトレンドは今後さらに顕著になっていくことが考えられるため、就活生の皆さんはベンチャー企業まで幅広く足を運んでおくべきでしょう。

unistyle転職シリーズ・第4回のテーマは「外資系・戦略コンサル」。

就活生の皆さんのなかには、将来的な転職を前提に戦略コンサル業界を志望している方もいらっしゃるはずですが、実際に戦略ファーム入社後にどんな転職キャリアを歩むことになるか、具体的にイメージ出来ている方はあまり多くないように推察します。

本記事ではunistyleが調査した転職者データから、【外資系戦略ファームのコンサルタントの転職キャリア】を明らかにします。

本選考とインターンの締め切り情報

転職データのリサーチ

unistyleでは「人気企業に新卒入社したあとに転職して辿り着くエリートキャリア」を考えるため、

  • プライベート・エクイティ・ファンド(PE)
  • ベンチャー・キャピタル(VC)
  • 戦略コンサル
  • ベンチャー企業の創業者、役員(未上場も含む)

以上4つの集団の現職者に対象を限定し、これに該当するビジネスエリート計1302名のキャリアをリサーチすることで「一流転職市場のリアル」に迫りました。(なお、全ての情報は各社有価証券報告書ないし企業HPから収集したものです)

外資系コンサルティング・ファーム業界の概観

戦略ファームの転職キャリアを掴むための導入として、まず初めに外資系コンサル業界全体の構造、そこにあるキャリア観を掴んでおきましょう。

【戦略系/総合系の分類】

外資系コンサルティング・ファームは、一般的に「戦略系」「総合系」の2つに切り分けられます(本記事では前者にフォーカスします)。

まず、それぞれの特徴を簡単に確認しておきましょう。

戦略ファームは少数精鋭で、「コンサルタントの集合体」として語られます。

企業経営の上流〜中流にあたる領域が主戦場で、中長期経営計画のような全社的戦略、ある商材のマーケティング戦略のような事業戦略などが主なテーマになります。

また、案件ごとに異なるチームを組んでプロジェクトを進める業務スタイルを取るため、複数の業界でコンサルティング経験を積んだコンサルタントも多く在籍しています。

一方、総合ファームは大規模ゆえに社内組織も業界(例:金融、通信...)や機能(例:会計、ITシステム...)の軸でセクター化されており、コンサルタントはこのなかから特定の領域に配属されるかたちで業務に当たります。

彼らは戦略ファームよりも幅広い事業領域をカバーしており、経営戦略の策定のみならずITシステム導入支援やBPO*受諾など、ビジネスの下流にあたる実行フェーズまでを手がけています。(近年、総合ファームではこうした下流領域のウェイトが高まっており、アクセンチュアのコンサルティング事業に対してアウトソーシング事業がほぼ同規模を占めています)

*BPO=Business Process Outsourcing
自社の業務プロセスを部分的に他社委託すること。

【転職をポジティブに捉えるカルチャー:アルムナイという概念】

外資系コンサルからの転職を考えるための前提として、日系企業には見られない「アルムナイ」という概念を理解しておく必要があります。

長らく終身雇用制を敷いてきた日本企業の多くには、現在でも自社からの転職者を「辞めた人間」としてネガティブに捉えるカルチャーが残存しています。

転職や起業のために退職した人間の再雇用=「出戻り」も有り得ないことではありませんが、なおも極めてレアなケースであると言わざるを得ません。

これに対し、上記の外資系企業の多くは退職者を「アルムナイ(Alumni:同窓生)」と呼び、「同じ企業から飛び立った仲間」というポジティブな認識に立っています。

企業側がアルムナイ専用ポータルサイトを運営したり、アルムナイ向けの交流イベントを企画したり等、全社的に「退職者も会社の財産である」という価値観を体現する企業が多いようです。また、一度退職した人材の「出戻り」も一般的です。

このように、外資系コンサルでは転職をポジティブに捉える文化、転職のリスクが極小化できる文化が根付いており、それゆえ「転職者が非常に多い」=「”転職しやすい”というメリットがある」と言えます。(離職率の高さ・勤続年数の短さを単に「激務」と読み替え、その先入観から外資系企業を敬遠してきた就活生は、以上のポイントを理解したうえで検討すべきでしょう。)

戦略ファームの転職実績

前述の通り、今回はこのうち「戦略ファーム」にフォーカスし、彼らが歩む転職ルートの実態に迫ります。

【戦略コンサルからの転職】

「数年で辞めて転職する」というイメージが強い戦略コンサル業界。まず、彼らが実際にどのような企業を転職先に選んでいるのか、その概観を掴んでおきましょう。

シカゴ発の戦略ファーム、A.T. カーニーのアルムナイ情報を例にとって考察します。

まず第一に、「戦略ファームのアルムナイたちは、多様な業界・業種に散らばっていく」というメッセージが読み取れます。

各個人がコンサルタントとしての経験を積むなかで自分なりの志向性に出会い、ポストコンサルとしてのネクストキャリアを形成していくようです。

また、以下3点も注目すべきポイントです。

〈ポイント①〉約70%が事業会社へ転職する

コンサルタントとは、いわば第三者視点でビジネスに関わる職業です。

彼らの多くは、その後の転職では事業会社を選択し、プレイヤーとして事業をドライブするキャリアに転身していくようです。

とりわけ、業務領域が企業の上流〜中流に偏りがちな戦略コンサルタントにとっては、より当事者的にビジネスを創っていくプレイヤー、それまでのコンサルティング業務におけるクライアントサイドの立場が魅力的に映るのかもしれません。

〈ポイント②〉およそ半数が日系企業に転職する

「外資系」というイメージに引きずられている学生は多いように感じますが、外資系戦略ファームにおいても、その約半数は転職を経て日系企業に流れ着いているようです。

総合商社や大手メーカーなど、いわゆる日本的大手企業も大きな割合を占めます。外資/日系という軸を重視している就活生はこの点をよく認識しておくべきでしょう。

(ただし、A.T.カーニーと他ファームの差異を踏まえるなら、A.T.カーニーのクライアントが日系企業ばかりで占められていることには留意すべきかもしれません。マッキンゼー等ではクライアントに占める外資系企業のウェイトが高いため、外資系事業会社への転職者数が多くなる可能性が考えられます)

〈ポイント③〉約20%弱がコンサルタントを続ける

とはいえ、転職者の約20%が他ファームでコンサルタントを続けていることも示唆深い点です。

コンサルタントは、多様な業界に入り込んで企業の意思決定に関与できる職業です。こうした点に大きな魅力・やりがいを感じており、ファームを変えてもコンサルタントという職業を選ぶ層が一定数存在するということでしょう。

また、こうした戦略コンサル・アルムナイの多くは、転職先企業においてトップ〜ミドルのマネジメント層に登用されるケースが多いようです。

例えば、BCGでは「アルムナイのうち約60%が、退職後10年以内に他社の上級役職に就いている」というデータが公開されています。

【参考】
BCG Alumni

戦略ファームのアルムナイの多くは、コンサルティング経験を積んだのち各々が志向する業界に散らばっていき、それぞれのポジションで裁量を持って活躍しているようです。

ファーム別・該当転職者数の比較

次に、今回unistyleが調査した転職者データから、各戦略ファームごとの転職者数を比較してみましょう。戦略ファーム同士の比較でも、その差異が数字として鮮明に現れています。以下、調査データから得られるポイントをまとめます。

〈示唆①〉外資系戦略コンサルは超一流の人材が揃う

やはり、戦略ファームに優秀な人材が集っていることが証明されました。

今回のunistyle調査の結果を業界ベースで見たとき、各社とも従業員数が少ない(約100〜300名程度)にも関わらず、外資系戦略ファームはエリート転職者輩出数において全業界中トップとなっています。

外資系投資銀行や総合商社など、同じく就活生から人気の高い業界を上回っている点に注目しましょう。

新卒就活で優秀な学生が集まっているということは言わずもがな、半数以上の73名が中途入社で戦略ファームの門を叩いていることを考えると、他社で実績を挙げたビジネスパーソンのネクストキャリアとしても極めて人気が高いことが伺えます。

〈示唆②〉やっぱり強いマッキンゼー、追随するBCG

転職者データの数字からも、マッキンゼー・アンド・カンパニーの圧倒的な人材力/ブランド力が浮き彫りになりました。

戦略ファームのなかで最多となる54名のビジネスエリートを輩出しており、同じくトップファームとして比較されるBCG(36名)にも大きな差をつけています。

マッキンゼー・アンド・カンパニーのアルムナイは「マッキンゼー・マフィア」とも呼ばれており、世界各地の政財界でリーダーシップを発揮しています。

最優秀層が集う戦略コンサル業界のなかでも、やはりマッキンゼーだけはワンランク上の地位にあると言えるでしょう。

なお、マッキンゼー、BCGの両社は他業界と比較してもトップクラスの出身者数を誇っています。

転職事例:戦略ファームのアルムナイ

〈例1〉髙島 宏平 氏(オイシックス 創業者CEO/元マッキンゼー)

東京大学/大学院/工学系研究科卒
1998年 マッキンゼー・アンド・カンパニー入社
2000年 オイシックス創業/CEO就任

【参考】
オイシックス 企業HP
新世代リーダー 高松宏平・オイリックス社長

生鮮食品の通信販売事業を展開する食品ベンチャー、オイシックス創業者の髙島氏はマッキンゼー出身です。

生鮮食材は足が早く、ロジスティクスの観点からECでは扱いにくい商品です。これを克服して流通の仕組みを創造した同社は、現在の日本を代表するベンチャー企業のひとつであり、2013年にはマザーズ上場を果たしました。

創業者の髙島氏は、新卒入社したマッキンゼーでEコマース・グループにアサインされており、ここでの経験・知見がオイシックス創業に活きていると考えられます。

〈例2〉岩瀬 大輔 氏(ライフネット生命 共同創業者CEO/元BCG)

東京大学/法学部卒
ハーバード・ビジネス・スクール/MBA
1998年 BCG入社
2001年 リップルウッド・ジャパン(現RHJインターナショナル)入社
2006年 ライフネット生命 共同創業/副社長就任

【参考】
ライフネット生命 経営陣メッセージ

BCGのアルムナイの代表格としては、ライフネット生命の立ち上げに携わった岩瀬氏が挙げられるでしょう。

新卒で入社したBCGで3年間のコンサルティング経験を積んだあと、バイアウト・ファンドであるリップルウッドに参画、ハーバードMBA取得後に「生命保険をネットで売る」という革新的な事業の立ち上げに成功されました。

同氏は『入社1年目の教科書』 などの著作でも知られており、日本を代表するビジネスパーソンのひとりであると言えるでしょう。

〈例3〉松本 恭攝 氏(ラクスル 創業者CEO/元A.T.カーニー)

慶應義塾大学/商学部卒
2008年 A.T.カーニー入社
2009年 ラクスル 創業/CEO就任

【参考】

RakSul 役員紹介

印刷を効率化する仕組みを提供するベンチャー、ラクスルの創業者・松本氏はA.T.カーニーのアルムナイです。

同社で印刷業界のプロジェクトにアサインされた際、同業界の非効率な業務構造に気づいたことが起業の契機になったようです。

「様々な業界にコンサルタントとして入り込んでいくなかで起業のヒントに出会い、事業化に成功する」という、ひとつの理想的なキャリアパターンの代表例だと言えるでしょう。

〈例4〉坂本 教晃 氏(U-TEC 東京大学エッジキャピタル/元マッキンゼー)

東京大学/経済学部卒
コロンビア大学/大学院/MBA
・経済産業省 入省
・流通事業会社 入社/副社長就任
・マッキンゼー・アンド・カンパニー入社
・U-TEC参画/プリンシパル

【参考】
UTEC TEAM

東京大学の「技術移転関連事業者」であるベンチャーキャピタル・U-TECにも、マッキンゼー・アルムナイである坂本氏がいらっしゃいます。

経済産業省でキャリアをスタートさせた同氏は、事業会社でのマネジメント経験やコロンビアMBA、そしてマッキンゼーでの勤務経験を経て、ベンチャー支援のフィールドに軸足を移されました。

比較的珍しいキャリアに映るかもしれませんが、「マッキンゼー・マフィア」の多様性を印象づけるキャリア例として注目すべきでしょう。

最後に

以下、本記事のサマリーです。

◆外資系コンサルは転職にポジティブな文化を持つ
アルムナイの概念に見られるように、外資系コンサルには転職しやすい環境が整っている。

◆戦略ファームは多種多様な転職ルートを持つ
アルムナイたちは、ポストコンサルとして様々な事業会社や金融機関に散らばっていく。

◆戦略ファームは全業界の中でもトップクラスの優秀層が集う
投資銀行や総合商社と比較しても、より多くのエリート転職者を輩出している。

◆特にマッキンゼーの人材力は群を抜いている
なかでも、マッキンゼー・アンド・カンパニーの人材力は転職者数に現れている。

〈重要なポイント〉あなたが目指すのはコンサルタントか、エリートか
外資系戦略コンサルを志望するにあたって、

  • ①「コンサルタント」という職業自体の魅力
  • ②「エリートキャリアへのエントランス」としての魅力

自分がどちらに惹かれているのか、予め明確にしておくべきでしょう。

日系戦略ファームであるコーポレート・ディレクション(CDI)は、コンサルティングファームとしての自社について、「固有の経営課題の創造的解決と克服に、クライアントと共に取り組むことを専門に業(なりわい)とする「職人集団」と自称しています。

自分がコンサルタントという「職人」を志しているのか、あるいはその後のキャリアの広がりや収入に惹かれているのかという問いは、ファーストキャリアとして戦略コンサルを検討するうえで答えを出しておくべきポイントのひとつになるでしょう。

コンサル業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介

unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。

実際にコンサル業界志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。

下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。

おすすめコラム 4 件

なぜ人は面接を怖いと感じるのか|そもそも「怖い」とは何か なぜ人は面接を怖いと感じるのか|そもそも「怖い」とは何か 就職活動において、面接を経験することなく内定を獲得することはできないでしょう。そのため否応なしに一定数の面接経験を重ねることと思いますが、面接慣れしている人は少数派であり面接に対して不安や怖いと感じる就活生も多くいることでしょう。本記事では、なぜ面接を怖いと感じてしまうのかという理由と、それを克服するコツを解説します。▼目次クリックで展開目次◆心理学的「不安・恐怖」とは◆面接における「恐怖心」とは◆恐怖心を克服するコツ◆企業によっては価値の尺度は異なる◆最後に心理学的「不安・恐怖」とは「面接が怖い」という感情に至る根源はなんでしょうか?それを理解するためには、そもそもの「怖い」という感情がどういったものかを知る必要があります。「不安・恐怖」とは、「自己価値を脅かすような破局や危険の漠然とした予感」を指します。頭(意識下)において理解しているものは、思考的・論理的なもので形成されています。反して、心で感じているものは、感情的・感覚的・イメージ的なもので形成されています。つまり、思考的・論理的なもののみから整理し自分自身を落ち着かせようとしても、”別物である”感情的・感覚的・イメージ的なものが落ち着くわけではありません。例を挙げるとすれば、面接前日「うまく話せるかな...」といった不安を持つ際、頭の中では「練習したから大丈夫」と不安を払拭するように考えたとします。しかし、心の奥底では面接官の前で上手く話せずにしどろもどろになってしまうイメージを持っていると、頭では落ち着く為の理由を見つけても、心は落ち着ける状態になっていないので「不安」や「恐怖」といった感情が事切れることはありません。では具体的に、多くの就活生が感じている「面接に対する恐怖」とはどんなものからきているのかを説明しようと思います。面接における「恐怖心」とは75%突然ですが、上記の数字は何を表しているでしょうか?これは、サッカーのPKの一般的な成功確率を指します。ゴールには時速130キロくらいのボールが飛んで来ます。この速さだとボールを蹴る方向を見届ける余裕は、キーパーには無いに等しいでしょう。つまり、こう蹴ってくるだろうと予測して、一か八かで飛ぶしかありません。57%と41%では次に57%と41%という数字について説明していきます。あなたの利き足を右とした場合、人間の力学やサッカー理論などを織り交ぜて考えると得意なサイドは左側となるようです。左サイドを狙った方が強くて正確なシュートを打てるということになりますが、当然キーパーはそれも把握しています。そのため、統計的にはキーパーが左に飛ぶ確率は57%で、右に飛ぶ確率は41%となり、左に飛ぶ確率の方が高いようです。ここで一世一代のシュートを決めようと、あなたは今ピッチに立っていると想像して下さい。大勢のファンからの声援を受け、心臓は早鐘を打ち、世界中の目が、国中の祈りが、あなたに注がれています。シュートが成功したらあなたの名は永遠に語り継がれますが、失敗したら……。どうすべきかあなたはめまぐるしく考えるでしょう。得意なサイド(左)と不得意なサイド(右)のどちらを狙うか。サイドぎりぎりか。それとも安全策で少しだけ内側か。このようなことを考えつつ、一方でキーパーが何を考えているのか、自分が何を考えているとキーパーは考えているのかまで洞察するでしょう。ここまで「右に蹴るか、左に蹴るか」という2つの選択肢においての話をしてきましたが、実は「真ん中に蹴る」という選択肢もあるということを忘れてはなりません。先ほどのデータを元にすると、キーパーが左に飛ぶ確率は57%、右に飛ぶ確率は41%。ということは、真ん中から動かない確率は、100本中たったの2本となります。もちろん、キーパーはどっちに飛んでも真ん中に来たボールを止められるかもしれませんし、その確率はどれくらいになるかは不明確です。一見勝算の高そうな「真ん中」という選択肢ですが、意外にも真ん中に蹴る人はほとんどいないようです。何故でしょうか。理由は以下です。恥を掻きたくないという感情が引き起こす行動元々、真ん中にキーパーがいるということはそこに向かって蹴る”恐怖”と真ん中でキャッチされたら被るであろう”屈辱”があります。外すにしても、サイドに蹴って惜しかったと言われた方が選手のメンツが保たれるため、多くの選手は真ん中を狙いません。これは、ゴールしたいというインセンティブより、恥を掻きたくないというインセンティブが勝った例です。これは面接における恐怖心と類似しています。就活における面接の「恐怖」を集約すると、「真っ向勝負をした結果、自分という人間に価値がないということを突きつけられることへの恐怖」となるでしょう。人間には承認欲求があります。誰しも他の誰かから必要とされ、自分には価値があり、なくてはならない人でありたいと願うことはごく自然なことです。そのため面接においても、自分自身についてを話しそれに対する評価を得たいというインセンティブよりも、「失敗したくない」「失敗することも考えて言い訳のできる状況をつくっておきたい」というインセンティブが勝り、その結果上手くいかないことが多いのではないでしょうか。では、どのように克服すればよいか提示します。恐怖心を克服するコツ【1】企業と学生はあくまで対等な立場であるという理解をすること面接が怖いという要因の一つに、「面接官と自分に上下関係がある」と思ってしまう場合があるのではないでしょうか。確かに、面接においてあなたの合否を決めるのは対峙したその面接官です。しかし、合否をつけられるということが誇張してしまうことで、企業が自分より上の立場という認識をしてしまうのでしょう。しかし、考え方を変えると、面接官も自分と同じ人間です。面接の場を離れれば、あなたと同じように買い物をし、休日は友人と遊ぶこともあります。同じ人間である以上、臆する必要はありません。このように考えると少しは「怖さ」は和らぐのではないでしょうか。また、自分自身に自信を持てない就活生の方は、考え方を変え「自分は優秀だ」と自己暗示をかけることもひとつの手です。自己暗示をかけることで、不思議と面接に冷静な気持ちで臨めるようになるものです。このようなことも「怖さ」を克服する手段となり得ます。たしかに就活生にとって内定がもらえないことは大きな問題です。そのため企業に対して腰が引けることも、仕方のないことのように思えます。しかし、企業にとっても必要な人数、人材を確保できないことは大きな問題なのです。企業は自社の発展に向け必要な人材を採用することを掲げ、採用活動をしています。そのため人材を十分に確保できない場合、自社の発展に直結する問題となりかねないのです。企業と就活生はどちらが偉いというわけではありません。あくまで対等な立場であることを念頭に置き、必要以上に臆することなく堂々と面接に向かいましょう。【2】想定質問とその答えを予め考えておくこと面接に対する恐怖心を克服するためには、自分に自信をつけることが一番です。しかし、面接力というものは数値化できるものではなく可視化できないため、「自信を持て」と言われても難しいものでしょう。では、自信を持つためにはどうすればいいのでしょうか。その1つの方法として、企業からされそうな質問とその答えをなるべく多く用意しておく=事前準備ということが挙げられます。面接の主な質問は、提出したESからされます。その為、ESを書く際に「こう書いたらこういう質問が来るだろうな」といった誘導質問を予め企業側へ提出することも一つの手であり、「何が聞かれるからわからないことが恐怖」ということも少なからず軽減されるでしょう。なお、面接で何を聞かれるかわからなくて怖いという就活生は就職エージェントneoがオススメです。アドバイザーから志望業界、志望企業に合った想定質問や選考対策をしてくれるので、面接への恐怖感が軽減されるかもしれません。少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。【3】質問に対して全て100点の答えを提示する必要はないと思うこと「どんな質問がくるかわからないから対策のしようがない」と嘆く就活生も中にはいると思います。しかし、他の就活生もいきなり質問を投げかけられることは同じです。もちろん、答えられない質問も出てくるでしょう。その際は、「申し訳ございません、勉強不足でした。これから勉強していきたいと思います」と伝える落ち着きや素直さを呈することが誠実な姿勢と言えるでしょう。また、そういった想定外の質問に対して急いで回答しようとすると支離滅裂なことを口走る恐れがあるのでリスクになります。「いい加減に答えている」と面接官にみなされないためにも、「1分ほど時間を下さい」などと断り、ゆっくり頭の中で整理することも必要です。面接はコミュニケーションの場です。理路整然に良いことばかり言うことだけが評価されるわけではありません。自分が持つ考えを素直に伝えましょう。企業によって価値の尺度は異なるここまで恐怖心について説明してきましたが、しばしば就活において就活してたら「お前なんか生きてる価値ないんじゃ死ね」と言われてるような気にならん?いや、実際そうなんだけど、建前上ではミスマッチがどうこう言われるのが更に自尊心を傷付けられるというか、いやたけ君に自尊心なんかあるのおこがましくない?人間みたいな発言をするんじゃねぇと突っ込まれる—たけ(@take1029tomar)2018年5月15日上記のような「面接に通過できない自分=価値がない」という発言を目にしますが、この認識は果たして正か否か。言うまでもなく答えは否です。理由は、価値の尺度というもの自体が非常に主観的なものだからです。では、価値の尺度とは何でしょうか。以下の企業AとBの採用基準を例に見てみましょう。企業A総合商社。新卒採用では、営業職を募集しており、ハードワークができる、体育会出身のような学生を採用したいと考えています。企業BIT系企業。新卒採用では、ものづくりに興味があり、数学や統計学に興味がある学生を採用したいと考えています。ここで気づいて欲しい点は、AとBの求める人物は全く真逆の人物といっても過言ではないということです。つまり、企業Aの求める人材として合致する人が企業Bではそうはいかない確率が非常に高いということであり、同じ学生であっても企業によっては価値は変数となる、ということです。今回は総合商社とテクノロジー系会社と極端な例を提示しましたが、これは、どの企業や職種にも当てはまります。同じ業界を受け続けるも祈られ続けた、という方の話も耳にしますが、これも業界の価値の尺度が少しあなたとは異なるだけであり、あなた自身の価値に対する否定をしているわけではありません。もし、面接でお祈りされたとしても「価値がなかったとみなされた」という認識をするのは全くもってナンセンスです。ちょっと前「マジ無理…私の存在価値とは…」今「人事の見る目がない」—就活つら子ちゃん(@tsurako_skt)2018年7月22日少し極端かもしれませんが、上記の方くらいの心持ちで挑むことがよいかもしれません。最後に以上の記載を要約すると、「面接官という人物を正しく捉え自己理解を深めた上で素直に話す」ということが言えます。再三再四になりますが、‌面接官と就活生は対等です。そして、自分のことを理解していれば、面接でどんな質問をされても自信を持って答えることができます。自分について深く深く考えて、自信を持って面接に臨めるようしましょう。unistyleでは、各業界・企業の内定者ESや選考レポートを閲覧することができます。以下を参照にして戦略的な就活の手立てにしてください。参考:ES・選考レポート一覧 24,534 views
半沢直樹にみる銀行と総合商社の2つの違い 半沢直樹にみる銀行と総合商社の2つの違い 半沢直樹を毎週楽しみにしているUnistyle株式会社代表の樋口です。原作者の池井戸潤さんが、三菱銀行出身ということもあり、かなりリアルに描かれているドラマで、僕の周囲の銀行員も毎週楽しみにしていると絶賛の声が多いです。本日は自分の総合商社にいた経験と、総合商社にいながら銀行系の関連会社に出向した経験、及び半沢直樹のドラマを見て、銀行と総合商社の違いについて思うところを書きたいと思います。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・1.成果が個人に紐づくか、組織に紐づくか・2.人事部の立ち位置・3.銀行に就職するのがいいのか、商社に就職するのがいいのか・4.最後に1.成果が個人に紐づくか、組織に紐づくか半沢直樹を見ていて、総合商社とは大きく違うなと感じるのが、成果に対する考え方です。西大阪スチールに対する5億円の焦げ付きの際も、担当者である半沢直樹が回収から、回収できなかった際の責任まで取らされそうになるなど、個人の責任がかなり重いように感じます。現役銀行員の方に書いていただいたこちらの記事にもある通り、銀行員の評価は、個人がどれだけ「数字」を上げられるかにかかっています。これは課長だろうと、新入社員だろうと、融資残高や投資商品の手数料収入など、同じ評価基準で評価されるがゆえに、個人の貢献度が非常にわかりやすいために起こるものであると考えられます。一方で、総合商社では、個人に数字が紐つきにくくなっています。トレード一つをとっても、営業する人、営業をサポートする人、船積みの手配をする人、受け渡しをする人など多くの人が関わりながら、仕事をしています。また近年ではトレードの利益以上に、総合商社では投資先からの配当や持分法投資損益が大きな利益を占めており、主な業務は投資先の価値向上につながる施策の立案と実行と、短期的に成果の出にくいものとなっています。銀行においては「数字」という非常にわかりやすい指標で評価してもらえるというメリットの一方で、個人成績と評価がダイレクトに結びつくため、成績が出ない場合、非常に大きなストレスを感じることになります。総合商社では、多くの場合チームで行動するために、個人の成績で顕著に差がつくということはありません。一方で、個人としての成果がわかりにくいため、上司の好き嫌いなど、評価に不透明な要素が入り込む余地が大きいと言えます。2.人事部の立ち位置もう一つの大きな違いは、人事部の立ち位置です。半沢直樹においては、西大阪支店の浅野支店長が人事部上がりのエースとして、失脚前は大きな力を握っており、また机バンバンで、ネット上で人気の小木曽次長にも、支店の裁量臨店にも同席するなど、銀行内において、人事部の力は非常に大きいようです。日本の多くの企業が中央集権的なシステムを取っており、そのため、社員の行く末を握る人事部にはエリートを集めて、将来の幹部候補として育てるというケースが、多々あるようです。銀行だけではなく、メーカーなどにおいても人事部はエリートコースとして認識されているケースが多いように感じます。総合商社の場合、人事部は必ずしも出世コースではなく、人事部出身の社長はいません。総合商社においては、カンパニー制など、各事業部ごとの組織が独立採算で成り立っているケースが多く、事業部内の人事権については、その組織長が持っているため、人事部が個別に、誰を駐在させるといった組織内の人事に関わることはありません。総合商社における人事部の仕事は、新卒・中途・海外での採用計画や、給与体系・全体としての人事制度の策定など、全社的な案件が多く、営業部が人事権を持つ外資系企業に近い形となっているように思います。3.銀行に就職するのがいいのか、商社に就職するのがいいのか最近では総合商社の好調な業績も相まって、特に高学歴な学生の間では総合商社の人気が高まっているようですが、ほんの少し前までは、銀行が総合商社よりも人気だった時代があり、その人気は時代とともに移り変わっています。重要なことは、上記であげたような違いやそれぞれの会社でのやりがい、辛いことなどの働き方に関する情報を、文字情報だけでなく、OB訪問や社会人と接することでリアルに触れながら、自分はどちらの環境で働きたいのかを考えることでしょう。内定者の中には外資系コンサルやメーカーの内定を断って、銀行に就職する人もいます。自分なりの判断基準を確立するためにも、大学生活の早い段階から、OB訪問を行い、リアルな情報に接して欲しいと思います。半沢直樹を機に、就職活動を控えた三年生だけでなく、一、二年生も働くとはどういうことか、自分の将来をどうしたいのか意識してもらえればうれしいです。【半沢直樹の原作】最後にphotobypetercastleton 62,006 views
社員の士気が高く「熱い」社風!オープンハウスの若手社員が活躍できる実力主義の環境とは 社員の士気が高く「熱い」社風!オープンハウスの若手社員が活躍できる実力主義の環境とは 本記事はオープンハウスグループの紹介記事になります。unistyleが就活生の代わりに、オープンハウスグループ新卒入社3年目の社員に”OB・OG訪問”を行いました。OB・OG訪問で直接社員に聞いてみないと知ることができない「社風」についてのお話をお伺いすることができました。こんな方にオススメ・株式会社オープンハウスグループの選考に興味がある方・業界問わず、社会人になっても自己実現して成長し続けていきたい方本記事の構成取材した方のプロフィールオープンハウスグループとは内定前から入社後までサポートが手厚く、経営陣との距離も近い「王道を本気でやる」社員の士気、熱量が高い社風!オープンハウスのあの噂について聞いてみた!人と環境が魅力のオープンハウス!就活のコツは徹底した自己分析取材後記取材した方のプロフィール北村菜々さん同志社大学を卒業後、2023年4月に新卒で株式会社オープンハウスグループに入社。入社後は収益不動産の売買を手がけるソリューション事業部に配属。2023年新人賞全国2位、2025年第二四半期でプレイヤートップ(MVP)受賞。2025年4月マネージャー昇進後、7月~9月の四半期で全国マネージャートップ(MVM)を獲得しました。2025年10月には係長に昇格しました。現在もソリューション事業部に所属し、マネージャーとして課員をまとめながら、収益不動産の売買業務を担当しています。オープンハウスグループとは画像提供:オープンハウスグループオープンハウスグループ会社概要株式会社オープンハウスグループ✔沿革1997年9月設立✔企業規模従業員数:6,620名(2025年9月末時点)※連結✔事業内容・戸建関連事業(2025年9月期実績:6,763億円):都市部で手の届く価格帯の住宅に高い需要があり、ドミナント戦略で引き続きシェア拡大を目指す。・マンション事業(同732億円):新ブランド「INNOVACIA」「INNOVAS」を展開しGINZASIXにINNOVACIA銀座サロンを開設。同ブランドの第1号となるINNOVACIA恵比寿の発表に多数の反響。・収益不動産事業(同2,186億円):投資用不動産の高い需要を背景に売上総利益率を改善。バリューアップの一手法としてリノベーションにより開発した、グループ初の自社直営ホテル「KÚON箱根強羅」を2025年11月に開業。・米国不動産事業等(同1,512億円):米国不動産年間取引数・取扱高No.1を5年連続で達成(※2024年12月期_指定領域における市場調査、調査機関:日本マーケティングリサーチ機構)。米国での中古戸建の賃貸需要は堅調で、米国不動産事業の売上高が初めて1,000億円の大台を達成。✔特徴①若手でも年齢・性別を問わず公正に評価される仕組み。✔特徴②1年目では経験できないようなスケールの仕事を任される。成長できる環境。✔特徴③社員の士気が高く、本気で仕事をする「熱い」社風。内定前から入社後までサポートが手厚く、経営陣との距離も近い実力主義で公正な評価__オープンハウスでは、年齢や役職に関係なく、成果を出した社員を公正に評価する仕組みが整っているそうですね。北村さん:そうですね。若手でも年齢・性別関係なく成果を出せばしっかり評価される環境です。私も1年目では到底任せてもらえないような仕事にチャレンジをさせてもらい、結果を出した分だけポジションにも反映されましたし、お給料もしっかりいただきました。2年目で副主任、3年目で係長に昇格できたのも、そうした実力主義の文化があるからだと思います。__係長ご就任おめでとうございます!3年目で係長とはすごいスピードですね。北村さん:ありがとうございます。とはいえ、3年目で係長という役職は、弊社において異例という訳ではないんです。私の同期で、3年目の10月から課長・センター長になった人もいます。年功序列ではなく個人個人の頑張りが正当に認められるのがオープンハウスの大きな魅力ですね。上昇志向を持って仕事している人が多いので、私ももっと頑張ろうと奮起させられます。経営陣との距離が近い!__実際の配属や異動はどのように決まるのでしょうか?北村さんの実体験を教えてください!北村さん:もちろん配属部署への適性はみてくれていると思いますが、希望や意欲をしっかり伝えれば、きちんと配属先にも反映してもらえます。私は当時「お金持ちは東京に集まっていると思うので、東京で働きたいです!」と、社長面談で率直に話しました(笑)。すると「勢いがいいね!」と笑ってくださって、希望どおり首都圏勤務になったんです。また、内定が出てから入社までの間も、ひとりの採用担当の方がずっとサポートしてくれました。週1回のペースで現場社員の方との面談もあり、皆さんがリアルな話をしてくださるので、この会社で自分が働くイメージがとてもしやすかったです。おかげで入社後の悪いギャップは感じませんでした。就活中も面接前であっても「不安があります」と伝えると、隙間時間にすぐ面談を入れてくれるなど、なるべく不安を抱えたまま選択してしまわないよう、一人ひとりに合わせた柔軟な対応をしてくれるのが印象的でした。研修も現場での実務的なものが多かったので、入社後はスムーズにスタートできましたね。__経営陣との距離も近いのですね。入社後もこうした距離の近さは続くのでしょうか?北村さん:かなり近いと思います。ソリューション事業部では週に1回の会議に社長や副社長も参加されますし、全社朝礼も週1であります。経営陣の言葉を直接聞けるので、士気が高まるんです。私は朝に弱いのでたまに「布団にくるまっていたいな~(笑)」と思う日もありますが、朝礼で上層部の方々の話を聞くと、自然と気合が入ります。オープンハウスの全体感はそこから来ているかもしれません。YouTubeの当社公式チャンネルで配信されている内容も実際そのままで、明るく活気のある部活動のような雰囲気が好きな人にはすごく向いている環境ですね。オープンハウス採用チャンネルはこちら福利厚生やキャリアアップのための制度__特徴的な福利厚生にはどんなものがありますか?北村さん:入社時に一人暮らしを始める社員には、初任給にプラスして30万円の支給があります。新社会人として生活を立ち上げるときのサポートがあるのはありがたいです。__30万円貰えるのは大きいですね!女性社員や家庭を持つ社員への支援も充実していると伺いました。北村さん:そうなんです。「OPENキャリアデザイン制度」という制度があって、ライフステージに合わせて勤務時間や年間休日を調整できます。さらに、卵子凍結の補助最大40万円やベビーシッター手当月額30万円まで等の手当てがあったり、介護支援制度で月5万円まで補助などがあって、長く働ける環境があると思います。子どもが生まれたときには会社からお祝い金が支給され、第一子で20万円、第三子では100万円もいただけます。「王道を本気でやる」社員の士気、熱量が高い社風!「熱い」社風!__どのような社風だと感じますか?北村さん:一言でいうと「熱い会社」です!若手にも大きな期待をかけてくれる環境で、サポートもとても手厚いです。頑張っている姿をしっかり評価してもらえますし、私以上に私の成長や成果を大事に考えてくれる先輩が中にはたくさんいます。また、経営陣が誰よりも働いている会社なので、自然と部下も「自分も頑張ろう」と思えるんです。そうした、上の人たちが背中で引っ張る文化があると思います。__どのような企業文化が根付いていると感じますか?北村さん:「王道を本気でやる」「近道はせず、正しく勝つ」という姿勢が強いです。指折りの営業会社なので、営業センスや元々能力のある人たちが活躍しているのかと思っていましたが、実は成果を出すために地道な努力を重ねる人が多い印象です。そして、その頑張りが実り、トップセールスとなった人は、四半期ごとに行われる会社全体の表彰式で盛大にお祝いしてもらえるなど、頑張りを賞賛し、高め合う文化もあり、そうした“前向きな空気”が会社全体を明るくしています。私は、社員の士気が高く、本気で仕事をする「熱い」社風に魅力を感じています。オープンハウスの企業理念はこちらどんな社員が多い?__お話を聞いていて、熱い社風だなと感じました。共通している社員の人柄について教えてください。北村さん:仕事に前向きで成長意欲がある人が多いです。人柄で言うと、兄貴肌・姉御肌の人が多い気がします。頼もしい先輩が多いなと入社して1番に感じました。営業会社は個人ノルマを1人で追うようなイメージを持っている方も多いのではないかと思うのですが、オープンハウスは、意外とチーム体制で目標達成する雰囲気が強い会社でした。なので、個人戦というよりは、チームで一致団結して、「みんなで助け合う」というような雰囲気があります。大勢のチームというよりは、少人数(3人ほど)のチーム体制なので意見も言いやすく、リーダーもメンバーの一人ひとりに目が行き届きやすいです。__オープンハウスは、ポジティブで外向的な方が多い印象があります。北村さん:実はそうでない人もいます。例えば私自身はMBTIでいうとI型(内向型)なんです。だから、外向的な人ばかりではなく、私のように内向的な人もたくさんいて皆さん活躍しています。理系・文系問わず、いろんなタイプの人が自分らしく働ける職場だと思います。それ以外の傾向でいうと、活気がある社員が多いです。廊下ですれ違うとき、知らない社員同士でも元気に「お疲れさまです!」と声を掛け合います。そういう日常の光景からも、会社の明るさを感じます。表彰式で士気が高まる!!__収益不動産の社内プレイヤーランキング全国トップMVPで表彰されたと伺いました。おめでとうございます!この表彰式はどのようなイベントですか?北村さん:ありがとうございます!この表彰式は本当に盛大です。数千人規模で開催され、受賞者だけでなく、見ている側も「次は自分も!」という気持ちになります。自身の反省点を探したり、目標も明確になる場です。同期や他部署の活躍も見られるので、とても刺激になりますね。また、表彰式で受賞者を祝うための動画があるのですが、遠方に住む受賞者の家族からお祝いのメッセージをもらいにいったり、社員全員で全力で受賞者を祝福するあの一体感は、まさにオープンハウスらしさを感じる瞬間です。__とても有意義なイベントですね!表彰式以外の社内イベントはありますか?北村さん:運動会のような大規模イベントはありませんが、内定式や、群馬クレインサンダーズというオープンハウスグループがオーナー企業となっているプロバスケットボールチームの試合観戦イベントなど、一体感を感じられる催しはあります。内定式では、内定者同士で手作り動画を制作したこともありました。会社主導というよりも、社員や内定者の自主性を尊重するスタイルです。また、不動産業界のイメージで入社前は飲み会が多いのではと思っていましたが、実際には少なく、社員のプライベートを尊重する文化が根付いています。社内コミュニケーションが活発!活躍を喜び合う文化__社内のコミュニケーションはどのような雰囲気ですか?北村さん:社内のコミュニケーションはとても活発で、部署を越えた連携も頻繁に行われています。お客様と関わった際に、他部署が扱っているサービスや商品に興味を持っていただくことがあります。そんなときは社内ツールを用いて部署間で連携を取ります。関西採用の同期とは、全社朝礼や表彰式などで会う機会があるので、お互いの活躍を喜び合っています。特に、数千人規模で開催される表彰式で同期に会えることは、私にとってとても刺激になりますし、モチベーションにもつながります。__地域拠点と本社の仕事への向き合い方に違いはありますか?北村さん:私は本社勤務のみなので実際の違いは体感していませんが、関西での研修を通じて感じたのは、地域支社も本社と同じくらい熱意を持って仕事に取り組んでいるということです。関西支社長も、本社の経営陣と同じく非常に熱量があり、あまり勤務地によって違いはないです。企業文化が組織全体にしっかり浸透していると感じます。オープンハウスのあの噂について聞いてみた!圧迫面接があるって本当?__採用面接時に圧迫面接があるといった声もありますが、実態はいかがでしょうか。北村さん:面接では事前に質問を想定して回答を用意する方も多いと思いますが、オープンハウスはどちらかというと面接官と就活生でざっくばらんに会話するスタイルです。とにかく、面接官からの「貴方のことを知りたい!」という空気があります。その場で気になることをどんどん質問していくので、回答を用意していた就活生からしたら圧迫面接と感じてしまうこともあるのかなと思います。__なるほど!実際に北村さんはどのような面接になりましたか?北村さん:私自身も、部活のエピソードを回答として用意して面接したのですが、「いつが一番しんどかったの?」「どうやって立ち直ったの?」等、深堀をしていく形式でした。人によっては、答えたくないことまで聞かれると感じるかもしれませんが、私は本音ベースで会話してくれているなと面接を受けていく中で感じました。なので私も隠すことなく自分を出すことができました。例えば「私は、こういう時頑張れます!」「逆にこういう時は頑張れないんです。」等、自分の得意・不得意も正直に伝えることができ、それを否定されることはありませんでした。面接官は親しみやすく、話しやすい雰囲気でした。インターンシップで「20時以降もワークをやるのが当たり前」という圧をかけられる?__インターンシップで「20時以降もワークをやるのが当たり前」という圧をかけられるという噂がありますが、実態はいかがでしょうか。北村さん:学生が自主的に「インターンシップの定刻後も課題を進めたい。」と申し出た場合は社員は、学生の負担を考慮して、常識的な範囲の時間までなら、付き合うというスタンスです。__会社側から命じられるのではなく、学生が自主的にってことですね!北村さん:3日間のインターンシップは深い学びを追求できる実践的な内容となっており、課題が終了しないこともあるため、自主的に残る学生も多いと思います。私もメンターとしてサポートした際、学生が「この後もZoomで課題を進めよう」と言ったので、遅くまで参加しサポートしました。結果的に私が担当したチームは1位を獲得し、泣きながら喜びを分かち合っていました。「本気なら風邪をひかない!」と根性を求められる?__「本気なら風邪をひかない!」と根性を求められるという噂がありますが、実態はいかがでしょうか。北村さん:私は部活や家庭で根性論に触れていたため、仮に根性論を求められても、対応することができるタイプですが、会社から「本気なら風邪をひかない」と言われたことはありません。オープンハウスには根性論のイメージがありますが、実際には論理的な思考を重視する上司が多く、これまでに蓄積されたノウハウや分析に基づいて指示が出されます。そのため、納得した上で働くことができます。時には根性が必要な部分があるかもしれませんが、根性論だけではなく、データや知見に基づき、合理的、論理的に行動する会社だと入社後に感じました。駅前での営業活動について__駅前での営業活動が印象的ですが、どういった意図で実施しているのでしょうか?また、全体に占める、駅前営業からの成約件数はどのくらいでしょうか?北村さん:駅前での営業活動は非常に効果的で、契約の3〜4割につながっています。これは単なる“挨拶やチラシ配り”ではなく、購入を検討している人の目に留まることを意図して行っています。また、まだ購入を検討していない人にも、現在の家賃と比較して物件がお得であることを伝えるなど、戦略的に実施されています。熱意だけでなく、しっかりと分析に基づいた活動だと感じています。人と環境が魅力のオープンハウス!就活のコツは徹底した自己分析入社の決め手とオープンハウスの魅力__オープンハウスに入社を決めたきっかけはなんですか?北村さん:実は、最初から営業職や不動産業界を志望していたわけではありません。大学時代はミスコンの運営に携わっていて、人を支えるような仕事に興味を持っていました。そのため、就職活動でも裏方の業務を中心に見ていたんです。でも就活を進めていくうちに新たな視点として、自分がどんな環境で成長できるのかを真剣に考えるようになりました。そこで気づいたのが、「ゆるい環境にいると、自分も流されてしまうのではないか」ということ。どうせ一社目に入るなら、自分を高められるような刺激のある職場で働きたいと思うようになりました。そんなとき、知り合いの先輩からオープンハウスを紹介されて選考を受けたのがきっかけです。面接や社員の方との関わりを通じて感じたのは、みんなが仕事に本気で向き合っているということ。そして、先輩方が“兄貴肌・姉御肌”で、時には厳しく、でも愛を持って指導してくれる環境でした。ここなら確実に成長できると思い、入社を決めました。他の社員も、「この仕事がしたい!」というよりは会社の雰囲気や成長できそうな環境に惹かれて入社を決める人が多いです。人と環境がオープンハウスの魅力なんだと思います。__入社前後のギャップについてはどのように感じていますか?北村さん:入社前後でギャップを感じたことは全くありません。オープンハウスは内定前から学生に企業文化を深く理解させる機会を提供してくれるので、学生自身が会社との適性を判断しやすい環境です。若手でもやりたい仕事を任せてもらえ、個人の意欲次第で無限の可能性が広がっていると感じています。最後に一言__選考を受けるにあたって、就活生に向けて秘訣を教えてください。北村さん:選考を通過する秘訣は「素の自分を出すこと」です。本音で話すことが最も重要で、無理に強く見せようとしたり嘘をついても、採用担当の方には見抜かれてしまいます。自分の弱い部分や迷っていることを正直に打ち明けることで、より本音ベースの面接ができると思います。__最後に、これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。北村さん:就職活動では、今の自分の能力や狭い視野だけで可能性を決めつけないことが大切だと思います。過去の経験を振り返り、「どんな時に自分は生き生きしていたか」を理解することで、新しい可能性が見えてきます。自己分析を徹底することは、就活だけでなく、入社後にも役立ち、取引先との相性を理解することにもつながります。また、入社して感じたことですが、一時的な感情に流されるのはもったいないです。うまくいかないことがあっても、一歩引いて状況を見ると、「今はまだ途中段階で、失敗と決めつけるには早い」と感じることができます。広い視野で物事を判断することは就活でも同じです。こうした考え方を持って、ぜひ前向きに取り組んでほしいです。応援しています。取材後記画像提供:オープンハウスグループ社員の士気が高く「熱い」社風で、経営陣が現場に寄り添い、社員と同じ熱量で走っている。こうした文化と「若手でも抜擢される」「実力で評価される」という仕組みがオープンハウスの魅力だと感じました。高めあえる環境で働きたいと感じた方は是非、オープンハウスの選考を受けてみてはいかがでしょうか。オープンハウス新卒採用の詳細は以下のリンクからご確認ください。オープンハウス新卒採用の詳細はこちらunistyleが就活生に代わってOB・OG訪問をした取材記事の一覧は以下のリンクからご確認頂けます。 1,615 views
【国連、UNICEF、IMF】新卒では入れない国際機関への就職とは 【国連、UNICEF、IMF】新卒では入れない国際機関への就職とは こんにちは。現在国内のメーカーに勤務しているYです。今回は私がこれまで出会った方々から伺ったお話、調べた事、そして多分の主観を織り交ぜて、国際公務員として働く道について考えてみたいと思います。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ国際公務員って何?国際公務員に必要な3条件国際公務員へのキャリアパスファーストキャリアをいかに選ぶべきか今、何をすべきか最後に国際公務員って何?そもそも、国際公務員とは何でしょうか。言葉だけ聞くと、それは何か大きな事をする仕事なんだろうなぁ、なんてイメージを持ちがちです。国際公務員とは、端的に言えばいわゆる国際機関で働く人たちの事を指します。公務員というくらいですから、そこにNGOなどは含めません。具体的に言えば、国際連合(UN)、より広くは国連システムの中に属しているいずれかの組織で働く者が国際公務員となります。組織としては例えば、国連事務局、国連児童基金(UNICEF)、国連開発計画(UNDP)、世界保健機関(WHO)、国際通貨基金(IMF)等々があります。上記の組織を眺めても、国際公務員と言っても実に多様な選択肢が有る事が分かります。この多様性が国際公務員の実態を分かり辛くさせている一因かもしれません。しかし、その内実は其々の分野で高度な専門性を持った、プロフェッショナル集団と言えます。(国連の採用枠には、一般職と総合職の括りがあり、本稿で対象とするのは、専ら専門職です。)そして大きな特徴として、終身雇用ではなく各ポストに2~3年の任期が設定されており、常に次のポストを探し続ける必要がある、という点があります。国際公務員に必要な3条件国際公務員≒国連職員を目指す上で満たすべき条件として下記の3つがあります。1.修士号以上の学歴を有すること2.応募するポストと関連する分野で2年以上の職務経験が有ること3.英語またはフランス語で職務追行が可能で有ること1,2については、国連職員は専門家集団である為、日本的な新卒という考えはなく、必要とされるのは常に専門家です。専門家としての要件として、学士ではなく修士、関連分野での2年以上の職務経験が求められています。加えて、国連公用語の中でも頻繁に使われる英語もしくはフランス語で職務追行に問題ないレベルの語学力が必須です。(組織・ポストによっては、スペイン語等が必須とされる場合もあります。)国際公務員へのキャリアパス国連に勤務する為には、原則国連事務局、若しくは各組織から発表される空席情報に自ら手を挙げて、ポストを獲得する必要があります。その他にも下記の方法等があります。・外務省が主催するJPO(JuniorProfessionalOfficer)として各機関に派遣後、国連職員として働きつつポストを探す・国連事務局YPP(YoungProfessionalProgram)試験を受験する・各組織が行う採用プログラム、ミッションへの応募其々の選択肢で、求められる条件は違ってきますが、YPPを除く多くの方法では②で挙げた3条件が求められます。(YPPの場合、学士号でOKです。ただし、YPPは狭き門で、2012年度の実績として応募者41,023名、筆記試験対象者4,587名、面接対象者180名というデータが有ります。)現在国連で働かれている日本人の4割はJPO経験者という事を考えると、JPOでの採用→公募ポストへの応募&採用という道が国連への道としては可能性が大きいようです。ファーストキャリアをいかに選ぶべきかでは、国際機関で働く為のファーストキャリアとして、どこを選ぶべきなのでしょうか。これは自身がどの様な分野でポストを見つけたいかに依ります。主な専門分野としては、次のものが挙げられます。・開発、人権、人道、教育、保健、平和構築、モニタリング評価、環境、工学、理学、農学、薬学、建築、防災、人事、財務、会計、監査、総務、調達、広報、渉外、IT、統計、法務等ご覧の様に、羅列しただけでも非常に多岐にわたる分野があります。この中から自分はどの様な専門をいくのかにより、ファーストキャリアも自ずと見えてくるのではないでしょうか。ここでは更に現在国連で務められている方の具体的なキャリアパスを例示してみます(各情報は外務省及び国連フォーラムウェブサイトより)。・Aさん21歳:仏の大学に1年の交換留学→22歳:国内大学の商学部経営学科卒業→23歳:仏の大学にてMBA取得→24歳:会計事務所勤務→26歳:NGO活動参加後、インドネシアに半年滞在→27歳:民間企業2社勤務→29歳:米国公認会計士試験合格、JPO試験合格→30歳:WFPにJPOとして派遣(財務官)・Bさん国内大学卒業→外務省入省→米大学にてMA(政治学)取得→シンクタンク勤務→国内大学院博士課程→UNアフガン支援ミッション(分析官)今、何をすべきか前の項で明らかな様に、国際公務員に成る為には決まった道はなく、唯一の正解は無い、と言えます。ではそんな中で今何をすべきなのでしょうか。第一に、語学力です。日本で教育を受けた場合、少なくとも英語は6年~10年間学んでいます。ただ、職務追行可能なレベルの英語力が学校教育だけでは尽きません。よって留学等を通して、仕事をする上で問題の無い英語力を身に着ける必要が有ります。参考までに、JPO合格者の方々はTOEFL-iBTにて平均で100点以上を獲得されているそうです。これに加え第二外国語としてフランス語などを学ぶ必要が有ります。第二に、専門分野です。自分が国連で何をしたいのか、そしてそれは国連でなければできないことなのか、どの様なキャリアパスを選ぶかを考えなければなりません。例えば、建築の分野で働こうとする時に、MBAを持っていても大きな価値はありません。常に求められているポストで価値のある経験、学歴を提示し、自分が誰よりもその職に適することをアピールする必要があります。第三に長い目でのキャリア、人生において国際機関で働くことをどう位置付けるかです。これは先に述べた事とも関わりますが、国際公務員の任期は常に決まっており、その後のキャリアの保証は有りません。常に次のポストの事を考える必要があります。また危険地域での職務となる時、家族を連れていけない場合が多々あります。他にも、ポストの状況によっては転勤が多いため、結婚生活の維持が難しい例も多く見られます。以上の事を十分に考え、準備し、その上で尚国際機関で働くことを志す人に、国際公務員の道は開けるのでは無いかと思います。最後に国際公務員になるためにどのようなことが必要か理解できましたでしょうか。新卒で入ることが出来ないため、目指している方はファーストキャリアを含めてしっかりとした対策が必要です。自分の身だけでなく、家族を含めて考える必要がある大変困難な職業ですが、それに見合うだけのやりがいはあると考えられます。国際公務員に少しでも興味がある方への参考になったら幸いです。【参考資料】・外務省国際機関人事センター『国際公務員への道JPO派遣制度』外務省、2014年。・国際機関人事センターニューヨーク支部『国連機関への就職国際公務員就職ガイダンス資料(2014年版)』国際機関人事センター、2014年。・国連フォーラム 153,492 views

現在ES掲載数

87,308

すべて見れる

読み込み中...

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録