
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が2024年12月に「非常戒厳令」を宣言し、内乱を首謀した罪で起訴された事件で、特別検察は死刑を求刑しました。
尹前大統領に死刑か無期求刑へ 非常戒厳巡り、2月にも判決―韓国 https://t.co/fqW7D81I3j
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 13, 2026
韓国の刑法では、内乱の首謀者に対し、死刑か無期懲役、または無期禁錮を科すと定められており、無罪にならない限り逃れる道はありません。
起訴状では、戦時や国家非常事態に当たらないにもかかわらず、ユン前大統領が戒厳を宣言し、憲法に違反したと指摘しています。
さらに、軍や警察を動員して国会を封鎖させたほか、政治活動を禁じる布告令の発出や、中央選挙管理委員会への軍派遣にも関与したとしています。
13日に行われた2回目の論告求刑公判で、特別検察官は「反国家勢力による重大な憲法秩序の破壊事件だ」と指摘、ユン前大統領が反省の姿勢を示していない点も考慮し、「死刑が妥当だ」と説明しました。
一方、ユン前大統領は、「戒厳宣言は数時間で終わり、暴力的ではなかった」と主張し、大統領としての正当な権限行使だったとして無罪を訴えています。
この日で双方の陳述が終了し、判決は2月に言い渡される見通しです。
韓国では、歴代大統領の多くが悲惨な末路を辿っており、本人や息子が逮捕されて実刑判決を受けたり、暗殺によって殺されたり、自殺に至ったケースもあります。
比較的穏やかな老後を過ごしているのは文在寅(ムン・ジェイン)のみで、現在は故郷に戻り、本屋を営んでいるそうです。
◯韓国元大統領に「穏やかな老後」はあるか 文在寅氏が故郷の田舎に書店を開いた理由
<韓国歴代大統領の悲惨な末路>
李承晩:亡命
尹潽善:軍事クーデターで辞任、逮捕・実刑
朴正煕:暗殺
崔圭夏:軍事クーデターで辞任
全斗煥:死刑判決(無期懲役に減刑)
盧泰愚:懲役22年
金泳三:息子が逮捕
金大中:息子三人が逮捕
盧武鉉:自殺
李明博:懲役17年の判決
朴槿恵:懲役20年の判決…— 世界四季報 (@4ki4) December 3, 2024
ユン前大統領自身、検察官時代には朴槿恵(パク・クネ)元大統領の「崔順実(チェ・ソウォン)ゲート」捜査に深く関与し、結果として彼女を弾劾・起訴へと追い込みましたが、今度は自身が検察に追及される立場となりました。
◯尹氏が謝罪、朴氏「健康で」 検察と容疑者、2人の「大統領」が面会

韓国の検察は、政権の中枢に踏み込む姿勢が強く、現職や元職の大統領であっても例外扱いすることはありませんが、政治家どうしの覇権争いに利用されているのではないかとも指摘されています。
一方、日本の検察は、政界に忖度する傾向が強く、現職の総理大臣や有力政治家が刑事責任を問われることはほとんどありません。
人々の幸福につながる政治が全世界で行われますことを心から祈ります。
◯【韓国】李大統領、ヘイトスピーチを厳罰化へ「人種嫌悪や差別、事実を歪めたり捏造した誤った情報の流布は、民主主義と日常を脅かす行為であり、追放すべき犯罪だ」

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