全国の男子校で生理痛を擬似体験させる取り組みが広がり、批判殺到 火付け役は『日本財団』

全国の男子校で生理痛を擬似体験させる取り組みが広がり、批判殺到 火付け役は『日本財団』

全国の男子校で、生理中の痛みや不快感を疑似的に体験させる取り組みが広がり、批判が殺到しています。

この授業は、男子校の生徒が将来大人になった際に、生理に苦しむ女性に対して適切に配慮できるようにすることを目的に行われているとのことです。

出版社の宝島社は「男女共に生きやすい社会」を目指し、2022年から東京と横浜市にある男子高校あわせて3校で、生理に関する授業を行っています。

また、神戸市の灘高校では2021年度から生理について学ぶ授業を始め、近隣の大学に通う女子学生から、生理のつらさについて直接話を聞く機会を設けているとのことです。

このほか、広島学院高校でも生理に関する授業が行われており、赤い液体を吸収させたナプキンに生徒の腕を置き続けたり、外部講師の指導のもと、下腹部に電気刺激を与える装置を使って生理痛を疑似体験させています。

痛みを体験した生徒は、「めっちゃ痛い」「きつい」と顔を覆ったり、身をよじったりする様子を見せ、「生理が受験と重なったらまずいのでは」「職場では生理痛で叫び声を上げられず、一人苦しんで大変」などと話し合ったとのことです。

生理痛の疑似体験は、女性への理解を深める目的で一部の企業も取り入れており、株式会社リンケージは今年6月時点で、生理痛体験装置「ピリオノイド」を約270の企業や団体に提供しています。

ピリオノイドを用いた研修を実施している企業には、「トヨタ」「JR東日本」「アサヒ」「ツムラ」「LINEヤフー」などが含まれています。

こうした取り組みが広がっている背景には、2021年に日本財団が行った「女性の生理」に関する意識調査も大きく影響しています。

日本財団は、全国の17歳から19歳の男女各500人を対象に調査を行い、その結果、男性の61%が「男性にも生理に関する知識がもっと必要だ」と回答したとしています。

さらに、「学校の授業で教えるべき情報」を男性に尋ねたところ、最多の58・0%が「思春期の身体の変化や生理の仕組み」を選んだそうです。

しかし、人体に痛みを与えることで健康への影響も懸念されており、中国では陣痛を疑似体験した男性の腸が、一部壊死したとの情報が拡散されています。

今年2月ごろ、中国・河南省で、結婚前に婚約者の気持ちを確かめたいとの理由から、女性が男性を産婦人科のケア施設に連れて行き、「疑似陣痛シミュレーション」を受けさせました。

施設では、電気による刺激はおよそ180分間続き、最終的に最大の「レベル12」まで電流が引き上げられ、男性は強い苦痛を訴え、帰宅後も嘔吐を繰り返すようになりました。

しかし、男性はその後も症状が改善せず、1週間後に病院を受診したところ、小腸の一部が壊死していることが分かり、切除手術を受けることになりました。

この出来事をきっかけに、このカップルはお互いの理解や愛を深めるどころか、婚約を解消するに至ったとのことです。

現在、SNS上では男子校での取り組みに対し、「男だから電気ショックをしていいとか、同じ苦しみを味わえとかいう思想になるの普通に考えておかしいと思わんのかね」「生理痛や出産の痛みを乗り越えて大事な息子を産んだわけだが、その大事な息子に電撃を与えるって誰が許可したの? 」「人間性の問題です 痛みを知っても気遣えない人はできないよ…」「この機械、どこで作ってるんだろうね。税金で買ってるんだよね。金、どこに流れてるんだろうね」「こんなことしなくても生理の仕組を理解して、生理痛は人によるということを覚えてくれていたらいい。生理に限らず身近に体調悪い人がいたら気遣う無理させない、というだけでいい」といった批判の声が殺到しています。

真に有益な取り組みが全国各地で行われますことを心から祈ります。

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