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論文のオープンアクセス化
論文をオープンアクセスにする方法
オープンアクセスの種類
| グリーンOA | 著者自身が機関リポジトリ等に論文を登録(セルフアーカイブ)し、無料で公開する方法。 公開できる論文のバージョン(著者最終稿や出版社版など)や刊行後一定の期間(エンバーゴ)が経たないと公開できない等、出版社・学協会等との取り決めにより一定の条件が課せられる場合がある。 本学では、名古屋工業大学学術機関リポジトリを運用。 |
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| ゴールドOA | オープンアクセス論文掲載料(APC)を支払うことにより、オープンアクセス論文を掲載している学術雑誌(オープンアクセスジャーナル、ハイブリッドジャーナル)上で出版と同時にオープンアクセスにする方法。ゴールドOAによる論文・データの公開は「即時オープンアクセス」を実現する手段として有効だが、高額APCが問題となる。 本学では、APCの支援を行っている。
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| ダイヤモンドOA | ジャーナルやプラットフォームが著者にも読者にも料金を請求しない学術出版モデルを指す。著者ではなく、研究機関や公的助成機関、出版社、学会等が費用を負担する。 |
| ブロンズOA | 再利用の条件等が明記されていない状態で出版社サイトで無料公開されているものを指す。公開が一時的な場合もある。 |

グリーンOAで論文を公開する方法
- 名古屋工業大学学術機関リポジトリで公開する
「名古屋工業大学学術機関リポジトリ」は2008年3月よりサービスを開始し、2017年3月からはJAIRO Cloudから公開しています。リポジトリへの論文等の掲載については以下のページをご確認ください。 - 外部機関のリポジトリ、プレプリントサーバで公開する
特定の学術分野を主題としたリポジトリや、査読前の論文(プレプリント)を公開できるプレプリントサーバに論文を公開することで、オープンアクセスにすることができます。
ゴールドOAで論文を公開する方法
- オープンアクセスジャーナルに投稿する
- ハイブリッドジャーナルに投稿する
本学では、APC(論文掲載料)の割引・支援を提供しています。詳細はこちらからご覧ください
Japan Institutional Gateway(=JIG)への論文投稿について
Japan Institutional Gatewayとは、日本を拠点とする研究者が、研究成果(英語・日本語に対応)をオープンリサーチ形式で発表する場です。このゲートウェイでは、すべての成果がオープンアクセスで出版されるため、だれでも自由に読むことができます。また、プレプリントの利点(編集上のバイアスを排除した迅速な出版)と、品質と透明性を保証するメカニズム(招待制の公開査読、アーカイブ化、書誌データベースへの収録)を組み合わせたF1000Research出版モデルを採用しています。
JIGに論文を投稿すると、Google Scholarにタグ付けされ、その後、査読通過後には、ScopusやPubMedなど多くのデータベースにタグ付けされます。もともとは、筑波大学が「F1000 Research筑波大学ゲートウェイ」として運用していたのですが、日本語にも対応したオープンリサーチ出版サービスで、2022年8月より他大学の利用も可能とする「Japan Instituteional Gateway」(=JIG)としてリ二ューアルしました。本学では、研究成果のオープンアクセス化のための一つの選択肢として活用いただくことを目的として、2023年度末にJIGに参加しました。本学の研究者であれば、どなたでもJIGに論文等の研究成果を投稿いただくことができます。

JIGへの論文投稿方法について
名古屋工業大学オープンアクセスポリシー
名古屋工業大学では、本学に所属する教員、技術職員、大学院生、学部学生など研究に携わるすべての者(以下、「教員等」)の活動によって産み出された知的成果を広く発信することにより研究及び教育の発展に資するとともに、社会への貢献を果たすことを目的として、2024年9月4日に「名古屋工業大学オープンアクセスポリシー」を制定しました。これにより、本学の教員等は、オープンアクセスポリシー制定後に出版された学術論文について、オープンアクセスにするか、不可能な場合はその旨を申し出ることができます。
クリエイティブコモンズライセンス(CCライセンス)
CCライセンスとは?
CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。
CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。
CCライセンスの種類
CCライセンス(バージョン4.0)では、著作物を二次利用するための4条件(表示・非営利・改変禁止・継承)の組み合わせで、6種類のCCライセンスが定められています。
CCライセンスの詳細は「クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとは」をご確認ください。
粗悪学術誌について
オープンアクセスジャーナルの中には高額なAPCの搾取を目的とし、十分なあるいは全く査読を行うことなく、短期間で論文を公表する悪質なジャーナルも多く存在します。このようなジャーナルはハゲタカジャーナルやPredatory journalなどとも呼ばれます。こういったジャーナルに投稿することで様々な不利益が生じることがあるため注意しなくてはなりません。しかし、ジャーナルの質(粗悪さ)には幅があり変化するため、特定のジャーナルまたは出版社が、ハゲタカジャーナルであると断定するのは困難です。論文を投稿する際には、掲載されている論文の質や編集委員の顔ぶれ、あるいはどのような査読がなされているか等を確認し、信頼できる投稿先かどうかを投稿者自身が慎重に検討する必要があります。
粗悪な学術誌に投稿した場合、研究者としての評価や信用を失う可能性があります!
- 著者や著者の所属機関の信頼が失われる。
- 投稿後に気づいても撤回できず、他誌へ再投稿ができない。
- 後から高額なAPCを要求される。
- 論文へ突然アクセスができなくなる可能性がある。 など
健全とされるジャーナルを確認するためのツール
- DOAJ(Directory of Open Access Journals)
オープンアクセス学術誌要覧。OA誌の検索が無料でできるデータベースで、採録に当たって審査を経たジャーナルのみ収録されています。 - Web of Science:Master Journal List
世界最大級の学術文献データベースWeb of Scienceに収録されている雑誌を検索できる無料ツール。
雑誌の信頼性を確認するためのチェックツール
- Think Check Submit(英語版) (日本語版はこちら)
リストにしたがって投稿先の雑誌の信頼性をチェックすることができます。
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