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マガジン一覧

私の長崎ものがたり 山脇りこ

料理家・エッセイストの山脇りこさんは、長崎県出身。 生家が旅館業を営んでいたこともあり 幼いころから、長崎独自のおいしいものや風習などへの 興味をもち続けてきました。 いま、ふたたびのふるさとへー 山脇さんがみつめる長崎を 毎月、書き下ろしエッセイ、直筆イラストとともにお届けします。 あなたも、山脇さんと一緒に、長崎を旅してみませんか。

5月、海を向いて歩こう

ひとり旅に最高なのです  ひとり旅の本を書いて以来、「ひとり旅をするならどこがいいですか?」とよく聞かれます。初めは、ふるさと長崎は候補からはずしていました。理由は「ひとりで旅したことがない」から。当たり前すぎますが。  しかしよーく思い起こしてみたら、この十数年、旅人目線で長崎を歩いている自分がいました。だってね、長崎を離れて40年です、知らない街とは言いませんが、帰省するたびに新しい発見があります。とくにこの10年ほど、長崎は100年に1度と言われる“大変貌”の真っ只中

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4月、私を甲子園へ連れて行って?

“西高、甲子園出るってよ!”  1月の末、いつもは静まりかえっている長崎西高同窓会のLINEがタララン、ヒュウン、とやたら鳴りだしました。長崎在住ではない私は、はじめはスルーしていましたが、90件ぐらいコメントが入っています。これは、何事?と思って見たら、「西高、甲子園、出るってよ」と。おおお、母校である長崎県立長崎西高等学校が第98回選抜高校野球大会、つまり今年の春の甲子園(センバツ)に出場すると!びっくり~。  春の甲子園出場は実に75年ぶり、そして、甲子園は1981年

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しげちゃんの不思議あやかし草紙

女優の室井滋さんは、「ふしぎなものや怖いものを引き寄せる体質」だという噂があります。 長年活躍する芸能の現場で遭遇したこと、仲間から聞いたこと。 絵本ライブなど全国を飛び回るなかで、体験したこと、地元の方から伺ったこと。 そんなふしぎな話を集めて、毎月、室井さんから書き下ろしエッセイ・自筆イラストをお届けします。 読めばわくわく、ぞわっぞわっと。あなたも、ふしぎな追体験をしてみませんか。

「絶対に呪いだけはいけません」の巻

ゴミとクロッカスちゃん  近頃、無性に気になることが一つある。  我が家の細長い花壇に時折ゴミが投げ込まれているのだもの。いよいよ暖かくなり、自生していたクロッカスちゃんが蕾を持ち始めていたので、尚更困っている。 「どういうんだろう、これ。何かの嫌がらせなのかなぁ?私のことを嫌っている誰かかしら?でも、クロッカスちゃんに罪はないのに。これ、ひどい~!」  むかついてブツブツ呟くも、放置するわけにもゆかず、使い捨てのゴミ手袋をはめてゴミを拾いあげ、ひとつひとつ生ゴミ、不燃ゴミ

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「ああ、インターフォンが壊れたばっかりに その②」の巻 室井滋

来訪者は二人組  うちのインターフォンが故障したばっかりに、訪問者を確認できぬまま、いきなり扉を開けてしまっている日々を、前回ご報告した。  それによって生じるトラブル・・・・・・というか、画像で相手を確認せぬことがいかに無謀で、色々と面倒を起こす場合もあることかを思い知った。  相手は自分の目的や都合でピンポンベルを鳴らす。相手だってこちらが当然インターフォンでチェックするものと思っている。嫌なら居留守状態になるのも承知であろう。取り敢えず扉を開けてくれるか否かが勝負所と

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「ああ、インターフォンが壊れたばっかりに その①」の巻 室井滋

ピンポンする来訪者  自宅のインターフォンが壊れた。  最初は画像パネルに映る来訪者の顔に、かすかなノイズが入る程度だったけど、その内、 顔が真っ二つになったり、縱線が何本も入ったり、音だって「ガ~ガ~」だの「ピ~ピ~」だの煩くて、相手をチェックするのが困難になリ始めた。 「宅配のお兄さん達もけっこう来るんだから、早く修理してもらわなくっちゃ」と思いつつも、そんな日々が長く続く。うちは配達物が多い上、宅配ボックスも鍵が壊れているし、置き配も私は好まない。  ピンポーンとチ

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「ああ、私に絡(から)みつく都市伝説」の巻 室井滋

‘‘ムロイシゲルの都市伝説‘‘  怖い話、不思議な話をとのリクエストをいただき、今月スタート。皆さまヨロシク。    こんな御依頼をもらうのは、多分私に妙な噂があるからに違いないと自覚している。つまりそれは‘‘ムロイシゲルの都市伝説‘‘なるものだ。  私は超アナログ人間ゆえSNSの世界とはまるでかかわりを持たない。それでも友人・知人らが「シゲルをネットで検索すると、あんたの都市伝説、えらいことになってるわよ」だの、「あの話よ……、ほら警官に化けてやってきた話! あれってホン

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編集後記シリーズ

書籍出版部からうまれた作品について、担当編集にインタビュー!制作にまつわる裏話をお届けします

「会社に行きたくない」と朝のホームでため息をつくあなたへ。「辞めるか迷う」に寄り添う、とある転職本の話。

月曜日の朝、駅のホームで「あぁ、会社行きたくないなぁ」なんて、ため息をついたことはありませんか? なんとなく「このままでいいのかな」というモヤモヤが頭から離れない……。そのモヤモヤに、今日は一緒に向き合えたら、と思います。 こんばんは!  主婦の友社TomoNote編集室の中野です。 わたしも今の主婦の友社には転職組で、転職経験者です。自分にはどんな仕事が向いているのか分からなくて、興味の赴くままに転職を繰り返してきました。 新卒からずっと同じ会社で働いている友人の話を

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自分を責めて根性をたたき直す前に、脳のクセを知る。行動経済学で“先延ばしグセ”を変える方法

こんばんは!  主婦の友社TomoNote編集室の中野です。 いきなりですが、懺悔します。 この記事、本当は2週間前に書き上がっているはずでした……。 わたしの悪いクセで、先延ばし続けてしまったのです。 “こっちのタスクを終わらせてから着手しよう”なんて、そんなふうに後まわしにしてきたツケでもがく日々。 最近、なんだかうまくいきません。 負のループにハマってしまっている感じ。この状態、どうにかしたい。どうにか突破口を見つけたい……! そんなときに、ふと、この黄色い本

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「親ガチャ」なんていわれている時代だからこそ「ま、いっか!」と笑って受け流してほしい。『小林一家』担当編集が語る、家族の距離感

こんばんは! 主婦の友社TomoNote編集室の中野です。 ふと、妹とのLINEを見返して、少し寂しくなってしまいました。 最後のやり取りは、「お父さんの誕生日プレゼント、どうする?」という相談。その前も、そのまた前も、見事に用件のみの事務連絡ばかり。 昔はもっと、どうでもいい話で言い争ったり、くだらないジョークで笑い転げていたのに。鼻の穴をピクピク動かして笑う妹の不細工な顔が懐かしい……。 お互い大人になり、別々の生活ができると、姉妹の会話もどこか淡泊になっていくもの

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小中学生だけで82万人!? 我が子の「濃すぎる個性」に悩む、お母さん・お父さんに届けたい…!

こんばんは!  主婦の友社TomoNote編集室の中野です。 皆さんは、ご自身のお子さんが「じっとしているのが苦手」「落ち着きがなく、いつも体を揺らしている」「しょっちゅうモノをなくしている」「順番が守れない」「うっかりミスが多い」などと悩んだことはありませんか? その特徴を端的にいうと、 「そそっかしくて、パワフルで、今を生きるタイプの子」 これを医学的な用語でいうと「不注意」「多動」「衝動性」となります。 今回ご紹介する本のテーマ、ADHD(注意欠如・多動症)の

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ミステリ図書室

子どもから大人まで楽しめる、ミステリ小説レーベル「ミステリ図書室」。 「ミステリ」といっても多種多様。なにげない日常の中での“ナゾ解き”から、大怪盗や心霊現象まで登場するあっと驚くストーリーまで、バラエティ豊かなラインナップが勢ぞろい。

【単行本2月26日発売!】ばんざい! ぼくらのフシギ島 ~悩んだら、いつでも来んね~【第一話前編 ためし読み公開中】

【第1話】 ようこそ夫志木島へ! 【前編】  ──海だ。  ものすごく、海だ。   小学一年生が初めて書いた日記みたいな感想しか出てこないのにはわけがある。頭の中が空っぽになって言葉が出てこなくなるくらい、大きいのだ。  目の前に──いや、目の前にも後ろにも左右にも、果てしなく広がる海が。  雲一つない空もほとんど同じ色をしていて、海との境目がぼやけているものだから、巨大な青いドームの中にすっぽり入ってしまったような心地になる。天井と壁が水色で、床がもう少しだけ深い青。  

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【2026年2月26日発売決定!】青龍中学校 オカルト探偵部【第一話前編試し読み】

2026年2月26日、連載『青龍中学校 オカルト探偵部』を単行本で発売します! この作品は著者初めての児童書。児童書といっても手加減なし。オカルト×ミステリのストーリーにドキドキわくわくが止まらない!  怪奇現象のナゾを解きあかすスリルはもちろん、スポーツマンの夏彦とクールな冬弥という真逆のキャラの2人の思わず笑っちゃうケンカ、めちゃくちゃ明るい幽霊の秋乃に振り回される春菜など、キャラ同士のやりとりも見どころ。 友情も冒険もたっぷりつまっています! 【第1話】 教室の幽霊 

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大人気ミステリ作家が勢ぞろい!子どものためのミステリ小説レーベル「ミステリ図書室」始動!

【6月27日(金)連載スタート!】 この秋、主婦の友社では、子どものためのミステリ小説レーベル「ミステリ図書室」を立ち上げます。 「ミステリ」といっても多種多様。なにげない日常の中での“ナゾ解き”から、大怪盗や心霊現象まで登場するあっと驚くストーリーまで、バラエティ豊かなラインナップが勢ぞろい。 そしてそのすべてに共通するのは、「楽しく、心を揺さぶる物語」ということ。子どもはもちろん大人が読んでも楽しめる、本格的なミステリ作品をお届けします。 そして、秋の刊行よりひと足お

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