メインコンテンツへスキップ
 

マガジン一覧

食べるマガジン【KUKUMU】

「ひとくち、ひとやすみ。」がコンセプトの食べるnoteマガジン、KUKUMUです。4人のライターと、ひとりの編集者でお届けしています。毎週水曜日、夜21時ごろ更新予定。現在はお試しの気持ちも込めて無料ですが夏以降は有料にし、収益でzineなどにまとめられたらと思っています。

31 本

無職、贅を尽くす。 #KUKUMU

ハレルヤ、無職の日々2022年9月末日、一身上の都合で会社を辞め、私は無職になりました。 義務教育を済ませ、高校を経て、四年制大学を出て就職する。ありがちな道をなんの変哲もないステップで歩んできた私。 そんな良くも悪くも浮き沈みのなかった私が、今や無職です。 咳をしても無職。風呂に入っても無職。庭先を掃いても無職。ああ、無職無職無職。なんとずっしりくる言葉でしょう。口にすると後ろめたくて、宙ぶらりんで、それでいてちょっと……いえ、かなり、うっとりする響き。 こんな機会も

78

ポートランドでお酒といえばこの人!レッド・ギレンさんと語るクラフトビール。 #KUKUMU

こんにちは。アメリカのオレゴン州・ポートランドに留学中のきむりさです。 留学中のポートランドは、「ビアバーナ(ビール天国)」というニックネームがあるほど、ビール好きにとって夢のような街。市内には、70以上のブルワリーがあります。 今回お話を聞いたのは、ポートランドで、お酒に関する日本人向けツアーやメディアを運営するレッド・ギレンさん。ポートランドにインスパイアされた飲食店を営む日本の方で、彼の存在を知らない人はいません。 レッドさんは2008年から、ポートランド、ひいて

85

この1杯で、明日も良い日になりますように #KUKUMU

18時00分49秒、よし、今日は最速記録かもしれない。私は、冷蔵庫のチルドからトップバリュの発泡酒を取り出し、ぷしゅっとプルタブを開けた。 幸運にも、在宅勤務が基本の会社に勤めている。残業はほぼゼロのホワイトな企業なので、よほどのことがなければ18時に退勤することができるのだ。やることがない平日は、退勤から何秒で飲酒ができるかのタイムアタックを開催している。これがあると、ラスト30分の集中力もグッと上がるものだ。 手元の350ml缶を見てふと思う。私は1年に何リットルお酒

40

ハッピーごはんの現在地 #KUKUMU

20代。かつて独身だった頃。私にとっての「ごほうびメシ」は、どこぞのレストランバーで飲む香りのよいクラフトビール。キリっと冷えた辛口の白ワイン。おいしいお酒にマッチする小洒落た前菜。スペインの生ハム ハモン・セラーノ、白カビチーズのブリア・サヴァラン、枝付きレーズン。それに豚レバーペースト……。 横文字ばかりの、正体がイマイチ判然としない食べものが好きだった。ちょっと背伸びが必要な雰囲気や、見知らぬハイソな世界観に特別惹かれた。 今から思うと、20代の私にとってのごほうび

29
もっとみる

『KUKUMU』の別腹

記事を書くライター4人と、マガジンを主宰する編集者1人が、それぞれ『KUKUMU』について書いたnoteです。決意表明だったり、あとがきだったり、考えていることだったり。別腹として、お楽しみください。

18 本

鬼の色と人間の欲望

10月のKUKUMUもなんとか投稿できました。 いつも読んでくださっている皆さん、本当にありがとうございます。 短編小説ではあるんですが、5000字近くなってしまいました。もっとスパン!と短いお話も書けるようになれば良いんですけどね~。 「大豆界隈」がテーマでありながら、大豆よりも鬼について詳しくなった1カ月間でした。そんな鬼の知識をちょっとご紹介しようと思います。 鬼の色は5色 よく知られているのは赤鬼・青鬼ですが、黄色・緑色・黒色もいます。カラフルで可愛いなぁ~と

14

【編集後記】魅惑のドリア

昨日、KUKUMUに記事を公開しました! 「高級ホテルレストランにカレーを食べに行った」という単純なお話なのですが、書くのにすごく苦労しました……。取材が浅いままに書くと「高かった! 旨かった! また行きたい!」だけになっちゃうんです。誰もが体験しうるシンプルで身近な題材こそ、きめ細やかな観察や取材が肝になるんだなあと痛感しました。 執筆中、書く手が止まるたび、上質な食エッセイを読んでは唸るのくりかえし。内田百閒大先生をはじめ、東海林さだおさんや原田マハさんなど偉大な書き

24

【編集後記】秘密のひとくち

KUKUMUに記事を投稿してから、早一ヶ月が経ってしまいました……! 家族に秘密で桃を喰らう。ひとりでおいしいものを食べる。ただそれだけの行為をつづったエッセイなのですが、思入れのある一本になりました。 *** このエッセイを書きすすめているうち、ひとつ重要なことに気づいてしまいました。それは「 私って、ひとりっきりのシーンじゃなくても、家族のまえで堂々と『秘密のひとくち』を楽しんでいるんじゃない?」ということ。 私は台所を主戦場とするシュフです。お客さんは夫と4歳の

9

全力投球できる場を自分たちで築いてきた、よろこび。

先週、はじめてnoteマガジン『KUKUMU』に文章を書いた。心からうれしく、満ち足りた経験だった。お金も発生しない自主企画なのに、どうしてそんなふうに思ったのか、残しておきたい。 こんにちは、こんばんは。「ひとくち、ひとやすみ」をコンセプトにした食べるマガジン『KUKUMU』を主宰している栗田真希です。 今年の5月から運営している『KUKUMU』では、わたしはいつも編集をしている。 書くのは、ライティングスクール「バトンズの学校」で出会った4人の同期。月に1本ずつ書いて

27
もっとみる

酒気帯び日記

美味しかったお酒のこと。今週末のデートに、自分へのご褒美に、お店を選ぶ時の参考にしてもらえたら嬉しいです。

気分はネパール旅行『ジルハウス』

東京は桜台、家から歩いて15分ほどの場所に本格ネパール料理屋さんがオープンしていました。西武池袋線の桜台駅から歩いてすぐです。 本当は去年の12月にオープン予定だったんだけど、コロナの影響でネパールに帰っていたんだって。この7月に満を持してオープン。ネパール人のお兄さんがランチにカレーセット、夜はネパール料理を出してくれています。 なぜかインド人のお兄さんがケバブも売ってる。カレー風味のケバブが新しい。 スパイスも辛いものも大好き!ということで、ワクワクしながら飲みに行っ

12

天ぷらとエビスの「みやび」

東京は新宿区、市ヶ谷。 この市ヶ谷という地域、新宿区と千代田区の堺にあるんですね。 市ヶ谷駅を出て市ヶ谷橋を渡っていくと、飲食店がいくつも並んでいます。「エビス248円」の看板に目を引かれ、ビルの3階にある「みやび」さんへ行ってみることにしました。 どうやら最近オープンした様子。和風テイストの店内がとっても綺麗でした。 開店記念価格で、7/1まではつくね串がなんと50円!タレと塩が選べます。痛恨の撮影忘れをしてしまいましたが、軟骨入りの大きいつくねがビールにぴったり。ビー

11

黙呑み爆食至上主義の「きぬちゃん食堂」

東京は千代田区神保町。言わずと知れた本の街。 私が務めているオフィスは神保町のすぐ側にあるんですが、ほぼ毎日在宅勤務なので、まだまだ神保町は未開拓なんですよね。 せっかくの出社なんだから、この辺りで1杯飲んでから帰りたい!本屋さんに寄り道しつつ、ぷらぷら歩いていると、ひときわ黄色い、目立つお店を見つけました。 うんうん。「食堂」っていうのが良いですね。 導かれるように入店。ちょっとダンディなおじさまが「お待ち合わせですか?」と聞いてくれました。すみません、私はただの居

16

オリオンビールでなんくるないさー

東京は世田谷区、三軒茶屋。 世田谷区といえば、高級住宅街のイメージです。明らかな豪邸は見つからなかったものの、街にはきれいな犬がいっぱい歩いていました。飼い主の皆さんも、心なしかお上品な方が多いような。衣食住に不自由なく、家族に愛されて豊かな暮らしをするペットは、ちょっと羨ましいですね。ちょっと自堕落すぎるでしょうか……。 三軒茶屋の駅前からちょっと足を運ぶと、飲み屋さんがいっぱい。いわゆる大衆居酒屋、海鮮、焼鳥、立ち飲み、チェーン店、バルまで多種多様。飲み屋街に行くと、

11
もっとみる