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「向いてない」が教えてくれたこと Episode.0~4

「向いてない」ことばかり続けてきた筆者が、そこで学んだことを綴っています。Episode1~4は「コミュ障編」。転職を繰り返しても、しっくりこない。やりたいことが見つからない。そんな人にオススメです。

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“向いてない”が教えてくれたこと Episode.4

Episode.4  コミュ障、「ありがとう」の行き先を知る 第1章  コミュ障、答えの出ないループにはまる 薄暗い蛍光灯の下で、開いたままのキャンパスノート。 ペンを回しながら、私はずっと同じことをぐるぐると考えていた。 あの日、おじいちゃんに返した空っぽの水筒。 本当は入れてあげたかった、ミックスジュース。 でも、持ち帰りはできない。 じゃあ、どうすればいい? もしも「溶けない氷」があったら…… 冷たくて、美味しいジュースを持ち帰ってもらえる。 でも、た

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“向いてない”が教えてくれたこと Episode.3

Episode.3 コミュ障、「何もできなかった」を知る 第1章 コミュ障、出禁&謹慎処分を食らう まさか自分が、こんな形でジューススタンドから追い出されるとは思っていなかった。 「ジュースぶっかけ事件」から数日後、私はフルーツ売り場の片隅で、もくもくとリンゴを並べ直していた。店長から言い渡された処分は、1週間のジュースコーナー出入り禁止。 ——リベンジしたいのに。 オープン前はあんなに願っていた裏方作業が、今はちっとも楽しくない。それどころか、スタンドの様子が気に

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“向いてない”が教えてくれたこと Episode.2

Episode.2   地獄のジューススタンド、開幕 第1章    コミュ障、逃げ場が消える ジューススタンド開店前日──── 私は、事務所の入口前で立ち尽くしていた。 嫌な予感しかしない。 ────なんて言おう? ────聞き入れてもらえなかったら? いろんな感情が一気に押し寄せる。 その場に崩れ落ちそうになるのを、なんとかこらえた。 意を決して、ドアを開ける。 「あの……店長、お話があるんですが」 振り向いた店長は、私を見るなりニヤッと笑った。 「おう

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“向いてない”が教えてくれたこと Episode.1

Episode.1 コミュ障、デパ地下に立つ 第1章 コミュ障、更衣室に避難する バブル全盛期のデパートというのは、今とはまったく別の生き物だった。 街にスムージー屋はなく、パソコンもSNSもスマホも存在しない。知りたいことがあれば図書館へ行くか、詳しい人を探して頭を下げるしかなかった──そんな時代のお話。 サロンの帰りに、ふらっと立ち寄った書店。 入口そばに無造作に積まれたフリーペーパーを一冊抜き取り、なんとなくめくっていると、ある求人が目に飛び込んできた。 駅前

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