メインコンテンツへスキップ
 

マガジン一覧

BASSDRUM magazine

テクニカルディレクター集団「BASSDRUM(ベースドラム )」に関するさまざまな情報を発信しています。

184 本

Claude Codeで財務ダッシュボードを作って社内業務を楽にした話

こんにちは、BASSDRUMでテクニカルディレクターをしているtakuです。BASSDRUMはよくバスドラムと読まれるんですが、ベースドラムと読みます。 普段はクライアントのさまざまな課題、特に技術まわりのお悩みを中心にお手伝いする仕事をしていますが、今回は社内業務の話です。 ルーティン業務に残ってしまう手作業今期からクライアントワークと並行して自社の財務まわりも見る担当になり、予算管理やキャッシュフローの確認、案件別の収支チェック、毎月の請求・発注の確認、といったことを日

54

機材を海外に持っていくなら知っておきたい「ATAカルネ」の話

海外での展示やイベントに機材を持ち込む機会があるクリエイターは少なくないと思う。そのとき、「カルネ」という手続きを知っているかどうかで、数十万円の差が出ることがある。今回は自分の体験をもとに、ATAカルネの重要性について書いておきたい。 ATAカルネとはATAカルネとは、展示品や機材などの物品を一時的に海外に持ち出して、また持ち帰るための国際的な通関制度だ。これがあると、持ち込み先の国で関税や輸入税を支払うことなく通関できる。逆に言えば、カルネなしで貨物として作品を送ると、

9

インターンシップ生 Ryu Osadaさんによる成果発表展「酒鏡(Sake Kagami)」

2025年8月22日と23日の二日間、BASSDRUMの京都事務所・出町ガジェットにて、インターンシップ生のRyu Osadaさんによる成果発表展「酒鏡(Sake Kagami)」が開催されました。Osadaさんはフランスの大学でエンジニアリングを学ぶ22歳で、この春から4ヶ月間、BASSDRUM京都でインターンとして活動。その集大成となる本展では、日本の伝統文化とテクノロジーを融合させたインタラクティブな作品が披露されました。 今回のインターンシップは、在籍中に自身のプロ

2

jangled nerves japan 設立趣意

暑い。暑すぎる。 なんか、今年の東京の夏の暑さは、一線を超えてしまったというか、洒落にならない領域に到達してしまったような気がします。もちろん今までも東京の暑さはやってられない類のものでしたが、なんか、今年に至っては暑さが「痛み」を伴う感じになっているような気がします。 そんな中、プレスリリースに合わせて発表させて頂くのですが、私、清水が2018年に設立し、運営しているテクニカル・ディレクター・コレクティブ「BASSDRUM」は、ドイツの空間デザイン会社jangled n

46
もっとみる

㌍㌢日記

毎日更新するはずです。

482 本

年末年始バイト&ギャンブル日記⑧「革ジャン先生と最後の聖戦」

バイトとボートレースで種銭をつくった。ラスベガスに着いた。クラップステーブルまでたどり着いた。 UberEats2往復分に相当する5ドルの赤いチップ一枚が雑に飛び交うラスベガスのクラップステーブル。バイトを通してお金の大切さを知ってしまった私は、5泊6日の出張の中でペース配分を考え、まずはローリスクローリターンの賭け方でサイコロとチップが飛び交うテーブルの空気を楽しむことにした。 ・・はずだった。しかし、私は到着以降二晩を過ごして、出張3日目の朝、絶望に打ちひしがれていた

45

年末年始バイト&ギャンブル日記⑦「クラップスと文化」

まず、この年末年始バイト&ギャンブル日記を締めくくるにあたり、非常に悩ましいことがある。悩ましいので、この記事を何度か書き直しているほどだ。 それはなんなのかというと、今回、筆者が年末年始をバイトに明け暮れてまでやりたかったラスベガスでのサイコロ競技である「クラップス」の面白さを読者に伝えるのがすごい難しいということだ。 ルールを書いて説明してみようとしたのだが、それなりにややこしいがゆえに冗長になり、どうにも面白さが伝わらないのだ。 ゆえに、ここでは敢えてルールは書か

37

年末年始バイト&ギャンブル日記⑥「スーパーの仕分けとフィジカルAI」

アダルトコーナー店員としてデビューし、アダルトコーナー店員を卒業した翌日、私は相模原のアルファリンクという巨大倉庫にいた。 このアルファリンク、最近できた近代的巨大流通センターとして有名で、モニュメントバレーの岩みたいにでかい白い豆腐みたいなマインクラフト感のある建物がたくさん並んでいる。 なんとなく存在は知っていたが、ここで働くことになるとは思わなかった。 仕事は、某スーパーの仕分け作業。 流通センターに集まったいろんな商品を低温倉庫の中で、スーパーの各店舗に仕分け

50

年末年始バイト&ギャンブル日記⑤「はじめてのタイミー」

タイミーで、あと¥12,000くらい稼ぐ。 それが、奇跡を中途半端な形で達成してしまったつまらないにわか保守ギャンブラーの私に課せられた、ラスベガスに発つ前の残務だった。 しかし、年明けから私は東京の郊外にある妻の実家にやって来ている。タイミーでバイトに行くにしても、妻の実家周辺で探すしかない。 タイミー。言わずと知れた、スポットバイトアプリだ。 誰でもスキマ時間に気軽に働けるというのがタイミーの売りなわけだが、以前、Teoの片切さんとお話ししたときに、タイミーで扱っ

49
もっとみる

妄想競技図鑑

想像上の架空の競技を、生成AIでつくったイメージ画像とともに紹介していきます。

3 本

妄想競技図鑑 / ③食棋

少し前に、この「妄想競技図鑑」を連載として始めた。予想通り全く反響が無くて笑ってしまいつつ、相変わらず酒を飲みながらChatGPT o3に架空の競技の画像を依頼してニヤニヤする日々を送っていた。 とはいえ、最初は勢いでガーッと「競セグウェイ」と「ヘッドファイト」について書き綴ってみたものの、やっぱりめんどくせえなー、などと思って書かずにいたら、数人から「あの妄想のやつ次書かないんですか?」とか、「自分も賭けセグウェイやりたいっす」みたいなことを、やや苦笑い気味に言われて、あ

19

妄想競技図鑑 / ②ヘッドファイト

筆者が妄想してでっちあげたスポーツやゲームなどの競技とその周辺の情報を、生成AIで生成した競技イメージとともにご紹介する「妄想競技図鑑」、初回となる前回は、セグウェイを使った「第五の公営競技」である「競セグウェイ」をご紹介させて頂いた。 辺境の趣味に突っ走った企画であるがゆえに、案の定周囲の反応が薄くて笑ってしまったが、妄想競技は脳内に売るほどあるので、継続して書き綴っていこうと思う。 今回ご紹介するのは、頭を使う競技だ。頭を使うと言っても、知能を駆使するとか知識を競うと

19

妄想競技図鑑 / イントロダクション / ①競セグウェイ

「妄想競技図鑑」とは先日名古屋に出張で行った際に、日本有数の有名サウナ施設であるウェルビー栄に宿泊した。ウェルビー栄、いつの間にか3階に「サウナシアター」という男女共用の、館内着着用で入る大きなサウナが設置されていて、ここでは、特別なアウフグースイベントを体験できるようになっていた。 いわゆるサウナストーブに水をかけ、蒸気を発生させて、タオルなどでその蒸気をまとった熱風を入浴客に浴びせる、そうすると発汗効果が上がり、サウナをより楽しめる、というのが「アウフグース」で、これは

31

Qanta Tech Articles

Qanta Shimizu's tech related articles.

4 本

BASSDRUM・AI業務説明マンガ①「大規模施設のデジタル施策編」

お問い合わせは、 hello@bassdrum.orgまで! コンタクトフォームからもお問い合わせ頂けます。

35

「state」をリリースしました

ソーシャルネットワークサービスをつくって公開したので、リリースとして文章を書いてみます。 今のソーシャルメディアに対する自分の考え方とか、どういう感じで開発してたのか、みたいなことはいろいろあるんですが、そのへんはサービス利用する上で関係ない情報なので、あとの方に書きます。まずは、どんなサービスなのか、というところのご説明をします。 このサービスの機能つくったのは、「state」というサービスになります。stateという単語にはいろんな意味があるんですけど、このサービスに

546

NFTと愛

今回、この特集で記事を書くにあたり、人がどんな気分で「NFTアート」と呼ばれるものを購入するのか、というモチベーションが全然理解できていなかった。 一応こういう仕事だし新しもの好きではあるので、NFTプラットフォームでNFTを発行してみたことなどはある。しかし、アーティストの皆様など、他の人が発行したNFTを所有したことは無かったし、正直なところ所有する気にもならなかった。仕事の現場では散々NFTという言葉が登場したが、いまいち、それに付随する人の心の動きを理解しきれていな

24

さよなら検索

ググるのがうまい人と、下手な人が存在する。 実際問題、効率よく、素早く目的の情報に到達できる、検索力の高い人というのは現代の仕事の現場でも競争力が高いといえる。筆者は技術系のディレクションを生業としながらも、自分でプログラミングをすることもある。 プログラマーなんかの場合、よほどの上級者でもない限り、やったことがない実装をやるような場合、あるいは何らかのエラーでつまずいて解決できないような場合、検索で、過去同じ場所でつまずいた人がどのようにそこを突破したかの事例みたいなも

29
もっとみる

THE TECHNOLOGY NOTE

THE TECHNOLOGY REPORTは、テクノロジーの風向きへの感覚を言語化・体系化していくことで、手段先行に陥ったり、進むべき方向を見失わないようにするためのコンパスを作ろう!という思いを共有するBASSDRUMとDentsu Lab Tokyoのメンバーによりはじまったプロジェクトです。

49 本

THE TECHNOLOGY REPORT Issue:03 "Creativity" 特別インタビュー:馬田隆明/東京大学 FoundX ディレクター

「技術」は、社会を変えてきました。 わたしたちが実現したい未来を描くとき、おそらく、そこにはあたらしい「技術」が共にあるはずです。その「技術」は、どのように進化を遂げているのでしょう。「技術」を社会に実装する際、視点はどこに置くべきか。ティンカリングの重要性やランダムの価値にも触れながら、数多くのスタートアップ支援に関わってこられた東京⼤学 FoundX ディレクター⾺⽥隆明氏にお話をお伺いしました。 技術による創造性/ティンカリングは有効か? ⼟屋:今回のTHE TEC

12

枯れた技術について検討する

テクノロジーの潮流を観測していると、つい最新の技術に目を奪われがちです。 しかし、最新の技術は十分な検証ができておらず安定性が今ひとつだったり、コストが高いといった問題があります。そのため、ある課題に対する解決策を考える時、そもそも最新技術をあえて採用せず、ずっと昔からある、いわば「枯れた」技術を使えば、安定性が高く、コストも削減することができることがあります。 このように、テクノロジーを利用して何かしらの課題を解決しようと臨む時、最新技術だけではなく、枯れた技術をニュー

13

スマートフォンから、なにできる?📱📡🤖

THE TECHNOLOGY NOTEの今回のお題「枯れた技術:ヴィンテージ・テクノロジー」に沿って記事を書いています。寝かせたからこそ使いごろになっているテクノロジーのメリットは大きくは次の3つでしょうか。 ・導入コストが低い:大量生産されているので安く利用することができる。 ・説明コストが低い:すでに普及しているので扱える人が多い。 ・費用対効果が高い:そうきたか!というびっくり感を作ることができる。 2020年を舞台に宇宙テロを描いた小説『オービタル・クラウド』(藤

8

ヴィンテージ・テクノロジーについて考える

日々変化していくテクノロジーの潮流を観測していると、ついつい最新の技術に目を奪われがちです。やっぱり、これまでできなかったことができるようになる、というのは楽しいですし。 ただ、それぞれの分野に専門の研究者の方がいることからも分かるように、最新を追いかけ続けるのは本当に大変です。進化が早すぎて数日間情報をチェックしなかっただけで状況がガラリと変わるようなことになってくると、肝心の「これで何をしようか」「どんな問題を解決しようか」ということを考える間もなく、キャッチアップする

4
もっとみる
4 本

0403「NY感染体験記(確定)」

【5/7抗体検査陽性・感染確定・文末に追記あり】 「NY非常事態日報」と銘打って非常事態下のニューヨークについてレポートしよう、ということで文章を書いていたのが3月17日から19日までの3日間。無観客開催となった大相撲春場所も後半に差し掛かる頃だった。この段階ではまだ外出禁止令的なことにはなっておらず、しかし数日中にそういう状態になるだろうと言われているくらいのタイミングだった。 3/19時点でのニューヨーク市(州ではなく、市)の感染者数は1,871名。学校はすべて休校に

11,190

0319「NY非常事態日報・3」

外出禁止令はまだ出ていないが(なんか、市長は出したがっているが知事が出さない方針らしい。)、今日は自宅から全く出なかった。 というのもなぜかというと、あろうことか、なんか体調が悪いのだ。妻に申告すると、鼻うがいセットを用意してくれて、鼻に水を注入され、オエッとしながら鼻にうがい薬を通したり、いろいろやることになった。当然ながら、外に出てはいけない。そもそもそんなに出る用事はないわけだが、参った。これは非常に憂鬱だ。とりあえず様子を見る。 うちの一家は今年の9月でビザが切れ

286

0318「NY非常事態日報・2」

子供の学校がない。すなわち送迎がないので、多少だけれど寝坊できる。昨日、この非常事態日報を始めたが、実は芋焼酎をお湯で割ってすすりながら書いて、そこそこ酩酊して公開したので、朝起きたらちょこちょこ通知が来ていて、「あ、どうしようか迷ってたけど結局書いて公開しちゃったのか・・・」と思った。したがって今日も書かなくてはいけない。 起きる前に、妻が長女を連れて2ブロック離れたスーパーに買い物に行くという。普段はこのスーパーは使わずにWhole Foods MarketとかTrad

447

0317「NY非常事態日報・1」

実は、世間がコロナウィルスでバタバタしているうちに、ちゃんと自分の仕事に関する文章を書こうと思って(本来、noteを始めた理由は仕事のことを書こうと思っていたからなのだ)、短期集中で仕事関係連載をやろうと思って準備していたのだが、そうこうしているうちに私の住んでいるニューヨークが結構えらいことになってきた。日本もわりとえらいことになっているのだけど、ニューヨークも負けず劣らずえらいことになっている。 2ヶ月前に「NY子育て日報」という連載をここでやっていて、いろんな方にお読

409
もっとみる
12 本

0124「NY子育て日報・最終日」

7時に起きる。昨夜、長女がちょこっと、次男がかなり盛大に吐いた。長男はもとより吐いている。ということで、全員嘔吐状態になったところで、今日は全員学校も幼稚園も休ませることに決めていた。そうすれば週末になるので、週明けには全員回復できているだろう。長男は明日、英検の試験を受けることになっているのでそれはそれで厳しいかなとも思いつつ、少なくとも学校は休みだ。 そうこうしているうちに、予定通りなら昼前には妻が帰ってくるはずだ。昨夜も全員の様子を見ながら遅くまで起きてはいたので、各

145

0123「NY子育て日報・11日目」

昨日は、日報を書いた後、完全に体調が悪くて、ひどくうなされながらも、照ノ富士の12連勝がかかった一番まで、寝落ちしたり起きたりを繰り返していた。照ノ富士が大翔鵬を寄り切ったのを見届けて寝落ちした。体調がものすごく悪い。が、私は妻がニューヨークの家に戻るまでは吐くものか、と勝手に誓っているので、胃の膨満感がすごくても、そこだけは我慢していた。 早めの時間に起きた。次男と長女の状態によっては、2人を幼稚園に連れて行く必要がある。しかし、2人は連日の嘔吐祭りで髪の毛も肌もカピカピ

82

0122「NY子育て日報・10日目」

本日も、リビングで長女の様子にアンテナを張りながら相撲見ていて寝落ち。妻からモーニングコールをもらって、7:30頃に起きて、長男を起こす。長男が気だるそうに起きてくる。 そして、トイレに入っていく。トイレから出てきた長男。開口一番報告してくれたのは、「吐いたーー・・・」。 3兄弟最後の砦であった長男が陥落した。思わず、笑ってしまった。逆に面白くなってきたのだ。ハードモード突入か。上等だ。やってやろうじゃないか。 究極の最後の砦は、私だ。妻からLINEが来る。 「家にあ

78

0121「NY子育て日報・9日目」

引き続き、いろいろ大変な感じではあるのだが、今日改めて、日報を書いておくと家庭内情報共有的に良いことに気づいたので、ちゃんと書く。家庭内利用用途ならなんでわざわざ公開するのか、と言ったら、まあ、こういう自分にとって新鮮かつハードコアな体験は読んで面白い部分もあるんじゃないかなーというのと、承認欲求もある。「どうせ書くのなら、公開して承認欲求を満たすのに利用しよう」みたいな感じだ。実際、なかなかにハードな日々ではあるが、ふんわり反応を頂いたりすることで、今日も頑張ろうとかは普通

89
もっとみる