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吹奏楽・学生指揮者 関連まとめ

私の学生指揮者・吹奏楽に関する記事をまとめました

指揮者に必要なもの

学生指揮者に就任した大学1年生の時にこんな記事を書いた。これを書いた目的は、色々な方から意見を募り、指揮の学習の指針を得ることにあた。 大学4年生になった今、この時の自分に答える形で指揮の勉強に必要なことを簡単にまとめようと思う。 前提前提として,これが必要だとかこれをやらなければいけないとか,学習指導要領のようにはっきりと学習のプロセスが明らかになってるわけではない。おそらく、演奏者とコミュニケーションを取り合奏を進める中で、だんだんと自分のスタイルが確立されていくもの

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考える音楽

今年もコンクールが近づいてきた。 コンクールにどう向き合うかは色々と難しいし、吹奏楽人口の数だけ思想があると思うのだが、ここでは私なりの提案をしてみたいと思う。 お話と歌詞を付けた中学時代中学3年間のコンクールでやった曲は、どれも何らかのお話に基づいた曲だったので、曲の場面とお話の場面にかなり厳密な対応関係があった。ない場合もあったが、無理矢理お話を当てはめたこともあった。また、オリジナルの歌詞を付けたこともあった。明確には覚えていないが、多分コンクールや部活にちなんだ歌

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一組を語る(第2回)

学生指揮者3年目にして、ホルストの名曲「軍楽隊のための第一組曲」の指揮を担当する機会をいただいた。その際に調べたことや、合奏を通して思ったこと、独自の解釈などを、ここにアーカイブとして残しておく。 今回は、第一楽章「シャコンヌ」について言及する。 全体外観第一楽章では「シャコンヌ」という古い形式を用いている。ホルストが一組を作曲した当時に研究していた、イギリスの作曲家「H.パーセル」の影響か。「シャコンヌ」とは、3拍子の舞曲であり、バスあるいは和声を基にした変奏のこと。「

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一組を語る(第1回)

学生指揮者3年目にして、ホルストの名曲「軍楽隊のための第一組曲」の指揮を担当する機会をいただいた。その際に調べたことや、合奏を通して思ったこと、独自の解釈などを、ここにアーカイブとして残しておく。 今回は、作曲の経緯や、管楽合奏の歴史、様々な楽譜の版について言及する。 作曲の経緯1909年作曲。作曲の経緯や初演についての記録はなく、詳細は不明。グスターヴ・ホルストの娘イモジェンは、父グスターヴの伝記を記しているが、そこにはこの曲についての記述がほとんどない。ホルスト自身は

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一組を語る(第4回)

学生指揮者3年目にして、ホルストの名曲「軍楽隊のための第一組曲」の指揮を担当する機会をいただいた。その際に調べたことや、合奏を通して思ったこと、独自の解釈などを、ここにアーカイブとして残しておく。 今回は、第三楽章「マーチ」について言及する。 全体外観速度の指示はTempo di Marcia。 マーチのテンポは時代や国ごとに異なるが、この場合は、現在の日本で演奏される場合よりもずっと遅いのではないかと思う。イモージェン・ホルストが指揮する一組のマーチはかなり遅い。120

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一組を語る(第3回)

学生指揮者3年目にして、ホルストの名曲「軍楽隊のための第一組曲」の指揮を担当する機会をいただいた。その際に調べたことや、合奏を通して思ったこと、独自の解釈などを、ここにアーカイブとして残しておく。 今回は、第二楽章「インテルメッツォ」について言及する。 全体外観ホルストの手稿譜の表紙に「各楽章は、同一のフレーズで構成されているため、この組曲は休みなしに通して演奏されることを望む」とある。 「同一のフレーズ」とはどういうことか。それは登場する主題をシャコンヌ主題と並べてみ

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一組を語る(第2回)

学生指揮者3年目にして、ホルストの名曲「軍楽隊のための第一組曲」の指揮を担当する機会をいただいた。その際に調べたことや、合奏を通して思ったこと、独自の解釈などを、ここにアーカイブとして残しておく。 今回は、第一楽章「シャコンヌ」について言及する。 全体外観第一楽章では「シャコンヌ」という古い形式を用いている。ホルストが一組を作曲した当時に研究していた、イギリスの作曲家「H.パーセル」の影響か。「シャコンヌ」とは、3拍子の舞曲であり、バスあるいは和声を基にした変奏のこと。「

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一組を語る(第1回)

学生指揮者3年目にして、ホルストの名曲「軍楽隊のための第一組曲」の指揮を担当する機会をいただいた。その際に調べたことや、合奏を通して思ったこと、独自の解釈などを、ここにアーカイブとして残しておく。 今回は、作曲の経緯や、管楽合奏の歴史、様々な楽譜の版について言及する。 作曲の経緯1909年作曲。作曲の経緯や初演についての記録はなく、詳細は不明。グスターヴ・ホルストの娘イモジェンは、父グスターヴの伝記を記しているが、そこにはこの曲についての記述がほとんどない。ホルスト自身は

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