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マガジン一覧

創る生活ノート

月に3本のエッセイをお届けします。忙しさに流されず人生の面白みを創っていきたい人のための、静かで元気な読み物マガジンです。テーマは内省と好奇心。 ◾️こんな話題を扱います ・可処分時間を増やすための生活設計、習慣化 ・社会人の学び、読書 ・コンテンツやニュース、その他世間についてのSNSに書きたくない雑感 ※メンバーシップ版には、これに加えてお悩み相談回答やイベントがつきます。マガジンは「読み物のみ」を楽しみたい方向けです。

¥300 / 月

大量に読む時代の終わりについて

3年ぶりの30冊/月読了  会社を辞めて真っ先に取り掛かったのが、それまで読めないでいた本を次から次へと読むことだった。  一日1、2冊ペースで読んでいき、5月〜6月頭にかけての1ヶ月で30冊ほど読了した。いやあ楽しかった。このペースで読んだのは産前以来だ。この3年ほどは腰を据えて読書する余裕がなく、ごくごく軽い本以外は月に数冊読めればいい方だったのだ。  無理をしたといえばしたので疲れたが、おかげで久々にいい汗をかいたような感覚があったし、良い本ともたくさん出会えた。や

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退職後1ヶ月、人生のチューニングのためにやってよかったこと全部書く

史上最大の整い  いやー整った。整ったな。  退職して1ヶ月。意外と手続き周りで忙しかったり、反動で具合が悪くなったり生活リズムが荒れたりと色々あったけど、それでもだいぶ人生のチューニングができた。  なんといっても、一気に思考が前向きになってきたのがよかった。前向きというかもともとの状態に戻っただけなのだが、そうなってみて初めてここまでの自分の澱みっぷりが自覚できた。なんでこんなことでクヨクヨしていたんだ! と思うことの連続。  気力体力もだいぶ増してきたし、総じて

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バランスの良い偏り

「時間があったら」やりたいこと  少し前のことだが、出版・エンタメ業界の友人夫婦と、最近知り合ったドラマウォッチャー・ライターの明日菜子さんとの四人で食事をした。ドラマの話を中心に広くエンタメ話に花が咲き、酒抜きでも楽しく酔っ払える時間になった。   人生で一番愛する邦ドラマは「やまとなでしこ」だと私が言ったら、明日菜子さんからは「小池さんが『やまとなでしこ』好きなのは解釈一致です!」とのコメント。ドラマの専門家にそう言われるのは嬉しい。  ご存知の方が多いと思うが、明日

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それゆけコンテンツ浪人

退職から二週間  勤め先の最終出社を終えて二週間が経った。  退職したら盛大に休む気満々だったのだが、GW中は朝から晩まで2歳児に奉仕していたし、文学フリマにも出ていたから慌ただしく、どうもあまり退職したという実感はなかった。「もう会社員ではない!!」と体で感じられたのは今週に入ってからだ。  退職してみてどうかというと(とはいえまだ有休消化期間だけど)、「寝られるのって素晴らしい!!」ということに尽きる。  残業がなくなり、毎日7時間前後は余裕で眠れるようになったの

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書くための日記

小池未樹の日記です。仕事と創作に悪戦苦闘する日々のあれこれ。そこそこの頻度で更新します。メンバーシップのサポートメンバーにのみ公開しています。

ナレッジ

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ほんとうの児童文学

3

ネガティブピタゴラスイッチ

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みきぽんど雑考

考えたことについて雑多に書いた記事をまとめています。すべて無料です。

「何もしなかった」日々のくれる黄金(今年の振り返り)

「もー、育児ばっかりで何もしてないよ!」  人に会う度にそう言ってしまう一年だった。    去年の夏に出産して1年4ヶ月。  仕事に本格復帰した今年は、会社仕事と個人仕事、趣味の執筆、そして家事育児、これらを回すのにただただ必死で、少しでも生活を効率化しようとあらゆる試行錯誤を行い、大体において敗北した。  まあね、子どもを初めて産んだ女の、ワンオペ育児一年目なんてこんなもんなんでしょう。覚悟はしていたつもりだったし、別に不幸な一年だったわけではない。  むしろ子育ては

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耳読書をやめた+おすすめAudible本3作

 最近、Audibleのサブスク更新を止めた。あまり良い使い方ができていないな、と思ったからである。  書籍の朗読視聴、いわゆる”耳読書”ができるAudibleは、とても便利なサービスだ。私はわりと早い段階からちょくちょく使っていて、出産してからのこの一年あまりはヘビーユーザーだった。  小説も、ノンフィクションも、ビジネス書も、児童書も、なんでも聴いた。とてつもなくありがたい存在だった。Audibleのおかげで、子どもの授乳中や離乳食をあげている間、子どもを寝かしつける

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0歳の君を、私はどうやって独裁者にするのだろう

ようやく一歳になったばかりの、私の大事な我が子マメ氏へ。 今日は君と、君のお父さんのトーフさんと一緒に、初めて三人で投票所に行けてよかったです。 これまではトーフさんと二人で行っていたけど、これからは三人で行くことが多くなるのかな、と思うと不思議な気持ち。 今日の君はベビーカーの上で、きょとんと周りを眺めているばかりだったけれど、きっとそのうち退屈して不満がったり、みんなの動きに興味を持ったりし始めるんだろうね。 「ここって何?」「みんな何をしているの?」 もっと大

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「責められている気がする」への抗体は小説でつくった

書籍やWEB記事、あるいはSNSなどで発信されるある種の情報を目にしたときに、「責められている気がする」と感じる人は多いようだ。 たとえば、自分の努力やその結果の成功について語る人がいる。それを見て、「お前はちゃんと頑張っているのか?」「お前がその程度の現状なのは、私のように努力していないからだ」と言われたような気持ちになり、悲しくなったりイライラしたりする。その結果、その書き手に対して「この人は傲慢だ」「自分より境遇的に恵まれていない人への思いやりがない」なんてコメントが

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厳選みきぽんどエッセイ

反響が大きかった記事や、個人的に書けてよかったと思う記事をまとめています。

「脳内上映」の終わりと、9歳の涙

小さい頃、3時間ある映画を丸暗記しようと試みたことがある。 「サウンド・オブ・ミュージック」が好きすぎて、すべてのシーンや音を頭の中で完璧に再現できるよう暗記し、「脳内24時間見放題」を実現しようと考えたのだ。 でも、それは不可能だとすぐにわかった。頭の中でどれだけ精密に映像を再現しているつもりでも、ビデオを再生しているときにかかる時間と、自分がイメージに浸っている時間とが一致しないのである。実際の映像では5分かかるところを、私は2分で思い出し終わってしまう。映像だって、

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砂場の令嬢たちとダンゴムシ

『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』という書名を初めて知ったとき、なんて的確なんだと感心した。幼稚園の砂場は、たしかにいろんなことを教えてくれる。いや、いろんなことではなく、実際はたった一つのことだとも言えるかもしれない。つまり、異なる人間たちが集まると”いろいろ”ある、という事実だ。私にそのことを教えてくれたのは、まさに幼稚園の砂場だった。比喩じゃなく。 私が通っていた幼稚園は、一言で言うとお嬢さま・おぼっちゃま幼稚園だった。今はどうか知らないが、当時は比較的

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0歳の君を、私はどうやって独裁者にするのだろう

ようやく一歳になったばかりの、私の大事な我が子マメ氏へ。 今日は君と、君のお父さんのトーフさんと一緒に、初めて三人で投票所に行けてよかったです。 これまではトーフさんと二人で行っていたけど、これからは三人で行くことが多くなるのかな、と思うと不思議な気持ち。 今日の君はベビーカーの上で、きょとんと周りを眺めているばかりだったけれど、きっとそのうち退屈して不満がったり、みんなの動きに興味を持ったりし始めるんだろうね。 「ここって何?」「みんな何をしているの?」 もっと大

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アレルギー持ちで偏食の女が、平野紗季子の本を読んだら

 自分の偏食ぶりを人に説明するとき、真っ先に思い出すのは小籠包だ。  まだ熱い小籠包を、噛まずに丸呑みして舌の奥深くに火傷を作ったことがある。19歳のときだった。熱いわ喉が詰まるわで死ぬかと思った(ガチで危険なので真似しないでください)。  言わずもがな、小籠包の正しい食べ方は「レンゲの上に小籠包を置き、軽く箸で裂いて中のスープを吸い出してから食べる」である。でも私はそのことを知らなかった。成人を目前にしても、日本でメジャーな中華料理の大半をまだ食べたことがなかったのだ。

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いい加減、「お金が怖い」を治したい

自分のお金に対するこじれと向き合うエッセイ集です。メンバーシップ限定マガジンで、月1程度更新。

金欠と「あてつけ」のゲーム、いまだクリアならず

 子ども時代のお金に関する記憶として、すぐに思い出す光景が二つある。  もちろん、丁寧に掘り返していけばその数はいくらでも増える。でも、いつも真っ先に脳内の最前列に飛び出してくるのはその二つだ。どちらも今思えばちっぽけな話だが、それでも思い出すだけでみぞおち周りが一瞬ギッとする程度には“痛い”思い出である。  だけどその痛さが私に与えてくれたものについても、最近は考えるようになった。 私史上もっとも情けない「おねだり」 二つのうちのひとつは、13歳の時の記憶だ。  私

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貯金200万円でも「お金がない」設定だった理由

「本当にお金がない人は、ジャケットを買い替えようなんて思わないのでは?」  10年以上前のことだ。担当編集者と連載を目指して作ったエッセイ漫画のネーム(漫画のラフ案のようなもの)に、編集部からこんなコメントが返ってきたことがあった。  この企画のテーマは、「貯金」だった。貧乏暮らしをしていた私が、ケチな性分と向き合うことで貯金ができるようになっていった経緯を描くという内容である。本編の冒頭には、働き始めてすぐの頃の私が、傷んだジャケットを見ながら「さすがにもう買い替えなけれ

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誰にも言いたくなかったお金の話——「お金が怖い」を治すための連載始めます

もうええでしょう 白状すると、昔から「お金」がうっすらと苦手だ。  貯蓄ができないとか、家計管理のことがまったくわからないとか、そういうことはない。一応仕事をしてお金を得て、貯めて、日々を暮らしている。人と飲みに行くこともあるし、お祝い事があればお金を出す。今の私と表面的に接して、お金についての問題を抱えていると思う人はあまりいないだろう。  でも実は、ここまで来るのにかなり長い時間がかかっている。  経済的に苦しい母子家庭で育ち、奨学金を含めて600万円の借金を返しな

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「いい女」になりたくて|美容・ファッション奮闘記

まったく丁寧でもマメでもない女が、30代からの美容・ファッションについて考える記事です。ボディメイク重視(でありたい)。

35歳になった私が、自分を美人扱いするためにやっている10のこととその費用

※この記事、なんと1万4千字近くもあります。長くてすまん。最後まで無料です。 読まなくてもいい前書きー祠がまだいっぱいあるという話  こんにちは。ライターやら漫画家やらIT系会社員やらをやっている宗岡未樹(旧姓:小池みき)です。  5年前、私はこんなnote記事を書きました(詳細部分は有料)。  ある時「美人じゃない人」と言われたことを激しく根に持った私が、あの手この手で外見やマインドの改造に努めた経緯をまとめた文章です。  このときの努力は、元が元だったこともありか

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美人外宣告に泣いた私が、「キレイですね」と言われるまでにやった20のこととその費用。(後編・約1万5千字)

2022/07/30:続編的な記事を書きました 〜前回までのあらすじ〜 美人とばかり付き合ってきた男性に「美人じゃない人との交流は新鮮」などという言葉で美人外宣告をくらった小池。地に倒れ伏した小池の襟首をつかんで持ち上げたのは、凄まじい霊圧を発する神崎恵であった。  「自らを価値無しと思う者のみが、真に価値無き人間なのだ」—ハンス・ウルリッヒ・ルーデル(ドイツ軍人)の言葉が小池の脳裏によぎる。そうだ。ここで負けるわけにはいかない。  やたらと鏡を買ったり、ピラティス・フラ

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¥350

美人外宣告に泣いた私が、「キレイですね」と言われるまでにやった20のこととその費用。(前編・約1万字)

2022/07/30:続編的な記事を書きました ※7/9 後編をアップしました。 「美人外宣告」に泣いた29の春。 ライターの小池みきです。ちょっと前に30歳になったところです。  約一年前のこと。  どういう流れでだったかは忘れてしまったのですが、私はある日、目上の男性から、「僕は今までに美人な人とばかり付き合ってきたから、小池さんのような女性との交流は新鮮ですよ」と言われたのでした。  泣いたね。  わかってる。私が、石原さとみと同じ領域を生きていないことは。「

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¥300

恋って多分、何かいいこと。|恋愛エッセイ

恋人ができたのは28歳の時でした。人よりやや遅めに恋愛に取り組んだ人間の恋愛考察シリーズ。

「はっきりさせたい女」の恋の終わり

6年も前にnoteに書いていた、「恋って多分、何かいいこと。」の記事が最近またちょくちょく読まれていた。おそらくアルゴリズムによるおすすめに出やすくなっているのだろう。通知が出るたび少し懐かしくなるので、今日は関連して当時の恋愛の話を書く。特にオチらしいオチはない、ただの思い出話だ。 そもそもこの記事シリーズは、28歳の終わり頃まで交際経験のなかった私が、30歳の時点での自分の恋愛観や体験を振り返ってみた文章だ。書き始めたのは、人生初の恋人との交際が一年半を経過した頃。「あ

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Chapter.3 「好みじゃない人」を愛するということ。(5547字)

「好みのタイプってどんなの?」  恋人いませんと言った後に続く茶番劇の、骨子となるセリフの一つである。私は長年、この質問が苦手であった。何しろ28年独り身だったのだ。片思いさえほとんどしたことがない。好みを断定するには蓄積データが少なすぎた。  もっとも、この世には「好きになった人がタイプです♡」というクソしゃらくさい慣用句が存在する。いずれ好きな男ができたら、その男のことを指し示し、堂々と「こちらをご参照ください」と言えばいいのだろう……。私はずっとそう思っていた。  

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Chapter.2 喪女が恋人を釣り上げる方法(5048字)

 前回書いた通り、私が初めての恋人をつくったのは28歳の時だった。それを話すと、20〜25歳くらいの若き喪女からこんな質問をされることがある。 「小池さん、私も恋人いない歴イコール年齢なんです! どうしたらできますか!? 小池さんはどうやったんですか!?」  ちなみに喪女というのは、2ちゃんねるから生まれたネットスラングで、ざっくり言えば「男性経験を持たない女性」のこと。「もてない女」の変形略語である。たとえ交際経験がなくても告白されたことがあれば喪女ではないとか、処女で

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Chapter.1 初めてのオトコ(3286字)

 自分が、「男の好きな女である」と気づいたのはいつだろう。  男が好きな女、女が好きな男、男が好きな男、どっちでも構わない女、どっちでも構わないどっちでもない人、65:35くらいの割合で男を好むどっちでもある人など、性愛の方向性はいろいろあるわけだが、私は今のところ「男が好きな女」である。精神的にも肉体的にも、恋愛感情が向くのは男性だ。  それに自覚的になったのはいつだったか。  実は、思い当たるポイントがある。「こういう男に選ばれ、対になる女になりたい」と明確に欲した

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