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マガジン一覧

海外旅行記

海外滞在中の出来事を「情報」という視点を混ぜながらお届けします。

ブラジルの公共図書館

海外に行くと公共図書館を訪れることを習慣にしている。その国の社会の一部がわかるような気がするからだ。ブラジルのリオデジャネイロには有名な2つの図書館(Real Gabinete Português de Leitura(ポルトガル王立図書館)、Fundação Biblioteca Nacional(国立図書館))にも訪問した。これらの図書館も歴史があり装飾が豪華だったりするなど素敵な場所ではあったが、普段使いの図書館とは言えない。今回は市民が日常的に利用するであろう図書館B

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ブラジルの貧困街「ファベーラ」ツアー

ブラジルに行くと言うと、周りの人から治安について聞かれることが多かった。私もブラジルに治安が良いイメージは持っていなかったけれど、だからといってそこまで悪いイメージを持っていたわけではなかったので意外だった。ある時、それが映画「シティ・オブ・ゴッド(2002年)」の影響もあることを知った。映画「シティ・オブ・ゴッド」は1960~1980年代のリオデジャネイロの貧困街「ファベーラ」が舞台の、実話を基にしたギャング映画だ。帰国してから鑑賞したが、子どもたちが銃を使ってどんどん人を

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サンパウロで見つけた大阪万博

海外に行くと、日本文化がどんなところでどんな風に紹介されているのかが気になるので、それらしいことがわかりそうなところを訪問するようにしている。ブラジルのサンパウロでは日本政府が運営するJapan Houseという日本を伝える場所があると知り、訪問することにした。 まず到着してみて驚いたのは、外観。サンパウロの大通りに突如現れる特徴的なデザインの建物。なんだか隈研吾さんっぽいと思ったら本当に隈研吾さんがデザイン監修をしていた。 そして訪問時の企画展示は【『2025年日本国際

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英語の通じない世界、ブラジル

ブラジルに滞在していた12日間のうち、私は言葉を発することが本当に少なかった。9日目にして仕事関係の方にお会いした時、話し相手がいることが嬉しくて、いつもより口数が多くなっている自分を自覚したほどだ。 これまで一人で海外にいたことは何度もあったが、その時には現地の店員さんやタクシー運転手さんなどとちょっとしたコミュニケーションを英語で取っていたので、一日ほとんど言葉を発しないということはなかった。 だがブラジルはポルトガル語圏である。当然最初はポルトガル語で話しかけられる

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データから考えるメディア・情報リテラシー

メディア・情報リテラシーに関連するデータを紹介しながら問題点について考えます。

実は子どもより大人の方がわかってない!?メディア情報リテラシー

メディア情報リテラシーを広めるための活動をしている、と教育関係者に言うと、「子どもはよくわかっていないから大切ですよね」と言われることがあります。 でも打合せをしたり、実際に学校で子ども向けに授業をさせていただくと、「私も知らなかったことがたくさんあって勉強になりました」と大人から言っていただくことも多いです。実は大人もよくわかっていない、それがメディア情報リテラシーなのだと思います。 それはインターネットの発達によって、大人が子どもの時にはなかった情報収集経路ができたことや

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先生が生徒に与える影響力~情報リテラシーの視点から~

毎日生徒と接する先生の影響力は、とても高いようだ。先生の影響力について、電通総研と読売新聞社の共同調査「子ども「ニュースの読み方」調査」の結果を見ながら考えてみたいと思う。  この調査が類似調査と違うのは、学校の先生の影響力について触れている点である。「読売新聞 教育ネットワーク」を運営している読売新聞社の調査だけのことはある。  「先生」からニュースを知ることが「よくある/ときどきある」 ニュースを知ることが「よくある」「ときどきある」の割合は、テレビ、おうちの人の次

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ネットニュースの「出典」を気にしないとどうなるの?

私が以前住んでいたカナダのオンタリオ州は、メディアリテラシー教育を1987年に義務教育に取り入れた世界で初めての場所だった。現在は、地区の教育委員会ごとに運用方法は異なるものの、国内にはMedia Smartsという団体があり、先生に対してメディアリテラシーの研修やメディアリテラシーの授業案などを提供するなど、メディアリテラシーを子どもたちに伝える支援を行っている。 そんなカナダで教育を受けた友人たちと話をしていると、メディアリテラシーが日常生活に溶け込んでいると実感する機

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多くの人が「SNSで情報が正しいかを判断」しているという現実

誤情報はSNSを通して拡散されることが多い。気軽に発信でき、気軽に読んで、気軽にシェアできるからだ。そのためだろう、誤った発言をすることで有名なトランプ前大統領は、現在、Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeのアカウントを停止されている。彼の事実に基づかない発言が拡散されるのを防ぐためだ。 先日もnoteに書いた 第 14 回メディアに関する全国世論調査(2021年) の結果について今日も紹介したいと思う。 まずはこちら。 そもそも不確かな

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聖学院中学校・高等学校さんでの授業

先日、2週にわたって、聖学院中学校・高等学校さんで、高校1年生の総合探究の時間に授業を実施してきました。  聖学院さんとは 東京の駒込にあるキリスト教系の中高一貫の男子校。はじめて男子校を訪れましたが、きちんと整理整頓されており校内はとても綺麗で、私の持っていた男子校のイメージを良い意味で裏切ってくれました。授業実施前に授業見学をさせていただきましたが、何も言われなくても私の椅子を準備してくれるなど、礼儀正しく優しい生徒さんたちが多かったように思います。   実施した授

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元ゼミ生と定期的な勉強会をはじめました

「メディア情報リテラシーを学び考えるゼミ」が終わってから約1ヵ月。これまでの隔週で1回2時間のゼミ活動はそれなりに準備も必要で、落ち着かない3ヵ月間を過ごしてきたけれど、ゼミがなかったらなかったで張り合いがないような気もしたりしていた。 そんな中、昨夜から元ゼミ生による有志の勉強会が始まった。月に1回、1時間半。ゼミ生にも私にも負担を少なくして緩く開催していくことに。新社会人のゼミ生もいるので、この先どうなるかはわからないけれど、緩く継続できたら良いと思っている。 第1回

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大学生との12時間のゼミ活動を終えて

今年に入ってからやっていた、つなキャンの社会連携ゼミ「メディア情報リテラシーを学び考えるゼミ」が終わった。1回2時間の全6回、計12時間。 それまでの私は単発や数回コースの講演や授業は経験があったものの、こんなに長く講座をやったことはなかったし、そもそも大学生って普段どのように情報に触れているのか、何を知っていて何に興味があるのか、何もわからない中での手探りでのスタートだった。 ゼミに応募してくれた人は全員面接をしてゼミ生に採用するか決めるのだけど、今思えば採用面接という

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私の授業が生徒さんに届いていたことがわかって嬉しかった話

「講話は安藤未希さんという方が来ました」 以前出張授業をさせていただいた、土佐塾中学高等学校・まなび創造コースの学年末エキシビション(プレゼン)で、まさか自分の名前が出てくるとは。 このイベント(行事)は、一人5分の持ち時間で1年間で学んだことや、これからやりたいことなどを生徒全員がプレゼンする場だった。そこで生徒の一人が私の授業を取り上げてくれたのだ。 このまなび創造コースは、たくさんの外部講師による授業(講話)を実施しているユニークなコースだ。講話をする中にはテレビ

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『株式会社インフォハント』ができるまで

2022年4月1日に設立した株式会社インフォハントが、法人として色いろ整っていく過程を公開します。

株式会社インフォハントを設立しました

昨年から個人の活動として、中学生から大人まで様ざまな方にメディア情報リテラシーについてお伝えをする活動をしてきました。活動をする中で、もっと多くの方にお伝えしたいという気持ちが強くなり、今回、法人化し取り組みを進めていくことにしました。 目指す社会 株式会社インフォハントは、 「すべての人が自分らしい毎日を送る、多様な価値観を認め合う社会」 の実現を目指し、 メディア情報リテラシーの普及活動に取り組みます。 なぜやるのか インターネットの普及に伴い、誰もが情報を発信し

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個人活動を法人化した理由と、法人化してよかったこと

株式会社インフォハントを設立したと言うと、「なぜ?」とよく聞かれるので、その理由と法人化して良かったと思うことについて書いておこうと思う。  法人化の理由を一言でいえば、 『メディア情報リテラシーを広めるには、 法人化するのが今のベストな選択だと思えたから』 である。 昨年からメディア情報リテラシーを日本で広めるにはどうしたら良いだろうかと考え、個人的に活動はしていたが、活動を始めた時にそれほど法人化を意識していたわけではなかった。 しかし、活動する中で「なぜ法人化しな

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『会社のロゴ』ができるまで

少し前に会社のロゴができたので、今回はそのお話しを。 私はこれまでロゴについて考えたことがほとんどなかった。だからインフォハントのロゴを「良いロゴ」にしたいと思っても『「良いロゴ」とは何か』を考えるところからはじめる必要があった。 正直、全く何もわからないし見当もつかなかったので、友人に紹介してもらったデザイン会社さんとの初回のMTGでは『「良いロゴ」とは何か』を質問するところからはじまった。こんなことを質問するなんて面倒な客だと思われるだろうと思ったが、これを聞かずに先

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カナダと日本の教育の根本的な違い~教育者用講座に参加して~

カナダの団体、Media Smartsが教育者向けのウェビナーを開催していたので、参加してみることに。Navigating Online Relationship Safetyというタイトルのそれは、私の想像の超える日本では考えられない内容だったので、その一部を紹介したい。 まず、スライドの内容から見てみる。トピックをタイトルとして、本文中にチェック項目が書かれている。 ※英語はスライドからの引用、日本語訳は筆者による 1)Online dating tips(オンライン

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セーラームーンが登場するカナダの学校授業案

カナダのNPO法人Media Smarts がカナダ全土の学校の先生方に提供している、メディアリテラシー教育の授業案を見ていたら、意外な単語が目に入った。「Sailor Moon」、あの日本のアニメのセーラームーンだった。セーラームーン世代の私は目を疑った。 その教案のタイトルは「女性のアクションヒーロー」、授業対象は小学6年生から中学2年生。メディアがジェンダーのステレオタイプにどのように影響しているのか、過去数十年間で子供向けのジェンダー表現がどのように変化しているのか

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カナダの教育者向け講座を受講して気が付いたこと

カナダのNPO法人MediaSmartsが提供しているカナダの教育者向けの1ヵ月間のオンラインコース「Making Media Across the Curriculum」を受講してみて、今、思うことを書いていこうと思う。 コースで学んだ内容は以前投稿した8つの記事を確認してほしい。ここでは、受講してみて私自身が感じたことを書いていきたい。 1.熱心な受講生(教師)正直、学校の先生が学校のある時期に受けるコースなので、受講するにあたって、それほど負担のあるコースだとはあま

Week4-2)マンガ制作を授業に取り入れる方法

MediaSmartsのオンライン講座「Making Media Across the Curriculum」、四週目のゲストスピーカーは大学教授のJason Weiser氏。彼からマンガ制作を授業に取り入れる方法について動画でレクチャーがありました。 その内容を以下にまとめます。 Jason Weiser氏は25年間ストーリーテリングとメディアアートを教えてきた。新型コロナを機にカレッジの一週間のオンラインコースを基にして8歳以上を対象にしたマンガデザインコースを作った

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