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マガジン一覧

普通の会社では学べない仕事術|陸上自衛隊の教え

厳しい環境で叩き込まれた「思考・行動・習慣」。陸上自衛隊での経験をもとに、仕事や組織で成果を出すための本質を発信しています。※実体験ベース

陸上自衛隊で学んだ「思考過程」を一般企業の計画作成にいかす

今日は「思考過程」について紹介します。 陸上自衛隊では事業を企画する時、「思考過程」という資料を1枚目に作ります。「思考過程」とは、任務や目的をスタートとして、上司の指導、特性等を踏まえて事業の目的、要領等(ゴール)を導き出していく陸上自衛隊の幹部の伝統芸能です。(戦術の次に使うのではないかと思います。) よくある失敗が特性等に記載のないことが、事業の要領に入っていることがよくあります。初心者はゴールから考えるのでそうなりますが、慣れてくると特性等をゴールに散りばめること

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業務予定は“未来から作る”

今日は「業務予定」についてお話します。 私が在籍していた陸上自衛隊では、業務予定を立てることを非常に重視していました。 任務には必ず「やらなければならない時期」があります。 その時期から逆算して予定を立てていきます。 横軸に日程、縦軸に関係者(上司・自分・部下・協力者など)を書き出します。 そして、 • 上級部隊の会議など動かせない予定を先に押さえる • どこで • 誰と • 何を決めるのか を仮決めします。 そのうえで関係者と事前に調整し、修正したものが「

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陸上自衛隊の「目的と目標」設定を一般企業にいかす

今日は「目的と目標」についてお話します。 まず定義です。 目的とは、 「最終的に実現したい状態・ゴール」です。 目標とは、 「目的を達成するための具体的な到達点」です。 目的が“頂上”だとすれば、 目標は“途中のチェックポイント”です。 ⸻ 陸上自衛隊では、この設定に徹底的にこだわっていました。 なぜなら、命がかかっているからです。 たとえば攻撃任務では、 「D日H時攻撃開始。A道沿いに攻撃し、三角山一帯をX日夕までに奪取。当面の敵を撃破する」 と示されます

陸上自衛隊の思い出 東富士演習場で学んだ「良くみる」ということ

今日は演習場の思い出をお話しします。 自衛隊にいる間、さまざまな演習場に行きましたが、一番足を運んだのは東富士演習場でした。AB地区、G地区、さらに北上すると北富士演習場へとつながる広大なエリア。あの果てしない景色は、今でも鮮明に思い出せます。 私が好きだったのは、演習そのもの以上に、その土地の表情でした。 さまざまな地名があり、かつての村の名残を感じさせる神社があり、歩くたびに新しい発見がある。時にはトーチカが残り、歴史の重みを静かに伝えていました。 ある訓練で、あま

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理不尽な大学で学んだこと

理不尽、規律、そして極限。普通の大学生活では経験できない環境の中で、どう考え、どう耐え、どう成長したのか。実体験をもとに、その本質を言語化します。

大学時代の思い出「体力練成で鍛えられたのは腕ではなく“気持ち”だった」

今日は大学時代の思い出についてお話しします。 もう約20年前のことなので今はどうか分かりませんが、あの伝統はきっと続いているのだと思います。 当時は「体力練成」と称した反省が数多くありました。多くは夕方の点呼後。 先輩への欠礼、掃除の手順違い、昼ごはんのべちゃ飯など、生活していれば理由はいくらでもあります。 回数は毎日のように増え、300回を超えることもありました。 内容のほとんどは腕立て伏せ、ときどきスクワット。 皆で200回ほどはこなせますが、足りない分は「借金」と

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理不尽な鉄棒が教えてくれたこと

今日は大学時代の部活の思い出を話します。 私はある武道に所属していました。入部の理由は、以前から武道をやってみたかったこと。そして、せっかく挑戦するなら大会優勝を目指せる部活に入りたいと思ったからです。 入部前、先輩からは何度も言われました。 「本当に大丈夫か?」 部活の先輩にそこまで心配されるとは、正直どういうことだろうと思っていました。しかし、入ってすぐに意味がわかりました。 まず教えられたのは「やってはいけないことリスト」 数はおそらく100項目近く。とても覚え

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節分という名の戦闘訓練

今日は節分の思い出です。 世間では「鬼は外、福は内」と平和な行事ですが、私のいた環境では少し様子が違いました。 節分の1週間前から始まる―― 鬼決め。 各学年代表を投票で決めます。だいたい選ばれるのは、面白い人か、いじられキャラ。発表の瞬間、選ばれた人は決まって「うわー…」と天を仰ぎます。 私は幸いにも当選経験はありません。今思えば、あれは人生最大のラッキーかもしれません。 当日。 点呼後、鬼は変身します。 お面装着。上半身裸。 そして次の集合まで約20分。 鬼の

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先輩の子守唄は“カップ麺を食べる音”でした

今日は大学時代の少し不思議な思い出を話します。 2年生の春。 厳しかったカッター訓練が終わり、ようやく普通の大学生活が送れると思っていました。 しかし、そんな矢先に先輩から呼び出されます。 「なぜ、SMC(スーパーマスラオクラブ)に入りたいと思ったんだ?」 突然の質問で、断る雰囲気ではありません。 とっさに私はこう答えました。 「かっこいいと思ったからです。」 すると先輩は「よし」と一言。 それで入部が決まりました。 今思えば、なかなか勢いのある入部でした。

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普通の会社では学べない仕事術|レンジャー思考

普通の会社では学べない「極限状態の判断力」と「やり抜く力」。レンジャー経験から得た思考と行動を、仕事・組織・人生に落とし込んで発信しています。

バケツをかぶらされる世界。レンジャー点検の現実

今日は陸上自衛隊の思い出を話します。 テーマは「レンジャー点検」です。 レンジャーとは、作戦全般に寄与するため、小部隊で敵地に潜入し、指揮所や兵站部隊などに対して襲撃・伏撃・破壊を行う能力を持つ隊員に与えられる資格です。 その教育は非常に過酷で、陸上自衛隊の中でも最も厳しい訓練の一つとされています。   その教育の前半に行われるのが「レンジャー点検」です。 点検内容は大きく2つ。 「部屋の統制」と「服装」です。 まず部屋の統制では、ロッカー内の装具や衣類の並べ方・畳

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上司にも“伏撃”は効く

今日は、陸上自衛隊で学んだ「伏撃」について話します。 伏撃とは、敵を待ち伏せてターゲットに攻撃を仕掛ける戦術です。 そのためには、敵の行動パターンや癖を観察することが重要になります。 まず、ターゲットが必ず通過するポイントを探します。 ターゲットは敵指揮官や弾薬車などが多く、それぞれに動く時間や特徴があります。 継続して監視していると、その癖が見えてきます。 次に、スピードが落ちる場所、例えば曲がり角などを伏撃ポイントとして選びます。 そして部隊を監視班・射撃支援班・突

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限界を知ることが、自分を守る力になる

今日は、陸上自衛隊で学んだ「限界を知ることの重要性」について話します。 私はレンジャー訓練を経験し、体力的な限界、そして業務で残業月約180時間と上司からの強い指導の中で、精神的な限界も知ることになりました。 レンジャーは、敵地に潜入し、任務を遂行して離脱する能力を持つ隊員です。そのために約3ヶ月間、体力的・精神的に極限の状態を経験する訓練を行います。 訓練は、前半の基礎訓練と後半の総合訓練に分かれます。 基礎訓練では体力の向上と技術の習得、総合訓練ではその体力と技術を

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膝が壊れそうでも進む任務—襲撃に学んだ準備力

今日は陸上自衛隊で学んだ「襲撃」について話します。 襲撃とは、作戦全体に寄与するため、敵の指揮所や通信所など重要な拠点を特定し、適切なタイミングで攻撃し、速やかに離脱する行動です。 任務はまず「潜入」から始まります。 山を越えて徒歩で向かうこともあれば、ヘリからのリペリング、あるいは海上からボートで接近するなど、陸・海・空を使い分けて目的地に近づきます。 この時点で最初の難関があります。 弾薬、通信機、電池、水、食料など大量の装備を背負って行動するため、体への負担は相当

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