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【小説】透明度の高い春

「幽霊は、証明できるのか?」 科学で説明しようとする少年と、記憶を失った幽霊。 ふたりが出会うことで始まる、少し不思議で、少し怖い物語をまとめています。

12 本

【小説】透明度の高い春 #12

あらすじ休日の終わり、いつもの駅のホーム。 千隼は紺に、ついに伝える。 「ハルさんに会ってきました」 そしてもうひとつの事実。 「紺さんのこと、好きだったって言ってました」 ――ようやく届いた、答え。 すれ違っていた想いは、本当は同じだった。 それなのに、二人は最後まで言葉にできなかった。 「なんで、もっと早く会いに行かなかったんだろう」 紺は泣きながら笑う。 幽霊なのに、涙が止まらない。 伝えなかった後悔。 先延ばしにした気持ち。 “いつか”は来ないまま終わ

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【小説】透明度の高い春 #11

あらすじついに伊織と向き合うことになった千隼。 元ホストの彼は、千隼が想像していたような“最低な男”とは少し違っていた。 紺とのメッセージを見返しながら話を聞くうちに浮かび上がってきたのは、 不器用で、優しくて、でも決定的に言葉が足りなかったひとりの青年の姿だった。 「紺さんは、特別な人だった」 営業だったはずのやり取り。 店に来てほしいという言葉。 会いたいのに、店の外でどう誘えばいいのかわからなかったこと。 夜の世界しか知らずに生きてきた伊織は、 “普通の好き”の

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【小説】透明度の高い春 #10

あらすじ休日、千隼が訪れたのは小さなレストラン。 そこで出会ったのは、「孫に会いに来た」という一人の淑女だった。 ――ただし、彼女は“見えないはずの存在”。 孫の話を、静かに、嬉しそうに語る淑女。 けれどその言葉の端々には、後悔と諦めが滲んでいた。 やがて彼女は、キッチンの奥を見つめる。 声をかけることもなく、ただ見守るだけ。 そして、千隼が料理を「美味しい」と伝えた瞬間―― 彼女は、満足したように消えた。 未練を残したままでも、終わることはできる。 その光景を見

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【小説】透明度の高い春 #9

あらすじ週末の駅のホーム。 行き交う人々を眺めながら、紺は静かに問いかける。 「幽霊に、心ってあると思う?」 幽霊なんて存在しない―― そう信じてきた千隼は、答えに詰まる。 体があるかどうか。 実体があるかどうか。 他人に認識されるかどうか。 ひとつずつ定義を挙げていくたびに、 それはすべて紺によって否定されていく。 では、人間と幽霊の違いとは何なのか。 スマホに夢中で、周囲を見ようとしない人々。 そこにいるのに、“いないような存在”。 「それって、人間と変わら

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元教員がメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうな話(まとめ)

この記事には、不可抗力とはいえ一部ルール違反した事柄が含まれていることがあります。 そこで、以下わたしとの約束を守ってくださる方のみ、ご購入ください。 ・絶対掲示板に書き込まない! ・Twitterでわたしやわたしの推しを特定しようとしない!(特定してもいいけど、温かく見守っていてほしいです) ・「自分は絶対ガチ恋しない!」という確固たる自信がある!(超重要!変に期待を持たせちゃうかもしれないコンテンツです…)

9 本
¥3,000

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうだった話 #9(最終回)

シャンパンタワーというものを生で見たのは初めてだったのでちょっと嬉しかったのはあります。 300万円を貯めるのにどれだけの時間と労力を使ったのかはわかりませんが、推しにそれだけの大金をつぎ込めるというのは、、いいことなのかもしれません。 今頃その姫が後悔していないことを祈ります。 さて、推しくんとの物語もいよいよ佳境に入ってきました。 これを見ているあなたがメンコンを楽しく利用できていますように。誰かの参考になりますように、、いや、ならんな!?!?

2
¥500

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうだった話 #8

この記事を書くにあたって、推しくんとの日々を思い出すことが増えてきています。途中で彼氏ができてしまったので、結局1年ちょっとで推しくんを追いかける日常から離れたのですが、それでもそれまでは毎週推しくんと会って、それ以外でもLINEのやり取りして、一緒にご飯を食べに行って、、、 あの一年は濃すぎた。 あんなに楽しくて苦しいガチ恋は、きっともうないのだろうと思うと、少しだけ寂しいので、思い出せる限りのことを引き続き記録していこうと思います。 ここから始まった物語は、少しずつ

1
¥500

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうだった話 #7

こんにちは。 かつての推しくんとの日々を思い出そうと、久々に彼とのLINEのトークを見返しています。 すごく楽しそうなわたしがそこにはいました、、 っていうかなんかむず痒いというか、あきれるというか、、 そんなわたしの体験記ですが、完全に記憶がなくなる前に書き記していきたいと思います。 前回は、推しくんがバーを辞めたというところまでお話をしました。 そのときわたしは細客だったとはいえ、一時エースになってしまったのでした。 それから2ヶ月、久々に来た推しくんからのLINE

1
¥500

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうだった話 #6

1年ぶりにメンコンの推しくんとの続きを書いていこうと思います。 さすがに彼とのあれこれは1年半以上も前のことなので記憶が抜け落ちているところもありますが、覚えている範囲で書いていこうと思います。 とはいえ、もうちょっと彼との話は続きそうです。 (なぜなら彼、バーを辞めたあと再びメンコンのキャストに戻ったのだから、、) メンコンキャストとLINEで繋がるなんて、今思うとめんどくさいことしてたんだなあと、自分に対してあきれるばかりです。 ただ、それでもあの夜遊びは紛れもなく

3
¥500
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元教員がメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうな話(後編)

この記事には、不可抗力とはいえ一部ルール違反した事柄が含まれていることがあります。 そこで、以下わたしとの約束を守ってくださる方のみ、ご購入ください。 ・絶対掲示板に書き込まない! ・Twitterでわたしやわたしの推しを特定しようとしない!(特定してもいいけど、温かく見守っていてほしいです) ・「自分は絶対ガチ恋しない!」という確固たる自信がある!(超重要!変に期待を持たせちゃうかもしれないコンテンツです…)

4 本
¥1,500

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうだった話 #9(最終回)

シャンパンタワーというものを生で見たのは初めてだったのでちょっと嬉しかったのはあります。 300万円を貯めるのにどれだけの時間と労力を使ったのかはわかりませんが、推しにそれだけの大金をつぎ込めるというのは、、いいことなのかもしれません。 今頃その姫が後悔していないことを祈ります。 さて、推しくんとの物語もいよいよ佳境に入ってきました。 これを見ているあなたがメンコンを楽しく利用できていますように。誰かの参考になりますように、、いや、ならんな!?!?

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¥500

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうだった話 #8

この記事を書くにあたって、推しくんとの日々を思い出すことが増えてきています。途中で彼氏ができてしまったので、結局1年ちょっとで推しくんを追いかける日常から離れたのですが、それでもそれまでは毎週推しくんと会って、それ以外でもLINEのやり取りして、一緒にご飯を食べに行って、、、 あの一年は濃すぎた。 あんなに楽しくて苦しいガチ恋は、きっともうないのだろうと思うと、少しだけ寂しいので、思い出せる限りのことを引き続き記録していこうと思います。 ここから始まった物語は、少しずつ

1
¥500

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうだった話 #7

こんにちは。 かつての推しくんとの日々を思い出そうと、久々に彼とのLINEのトークを見返しています。 すごく楽しそうなわたしがそこにはいました、、 っていうかなんかむず痒いというか、あきれるというか、、 そんなわたしの体験記ですが、完全に記憶がなくなる前に書き記していきたいと思います。 前回は、推しくんがバーを辞めたというところまでお話をしました。 そのときわたしは細客だったとはいえ、一時エースになってしまったのでした。 それから2ヶ月、久々に来た推しくんからのLINE

1
¥500

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうだった話 #6

1年ぶりにメンコンの推しくんとの続きを書いていこうと思います。 さすがに彼とのあれこれは1年半以上も前のことなので記憶が抜け落ちているところもありますが、覚えている範囲で書いていこうと思います。 とはいえ、もうちょっと彼との話は続きそうです。 (なぜなら彼、バーを辞めたあと再びメンコンのキャストに戻ったのだから、、) メンコンキャストとLINEで繋がるなんて、今思うとめんどくさいことしてたんだなあと、自分に対してあきれるばかりです。 ただ、それでもあの夜遊びは紛れもなく

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¥500
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元教員がメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうな話(前編)

この記事には、不可抗力とはいえ一部ルール違反した事柄が含まれていることがあります。 そこで、以下わたしとの約束を守ってくださる方のみ、ご購入ください。 ・絶対掲示板に書き込まない! ・Twitterでわたしやわたしの推しを特定しようとしない!(特定してもいいけど、温かく見守っていてほしいです) ・「自分は絶対ガチ恋しない!」という確固たる自信がある!(超重要!変に期待を持たせちゃうかもしれないコンテンツです…)

5 本
¥2,000

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうな話 #5

第5回まできました。 改めて申しますが、この話はすべてノンフィクションです。 全部わたしの身に起こったこと。 あの日のことを思い出しながら書き起こしていると、なんかもうイライラしてきます笑 本名も知っていて、誕生日も知っていて、お互いの夢も知っていて。 だけどどこかこの人と一緒にいてはいけないのだと、わかっていたあの時。わかっているのに、どんどん惹かれていくつらさ。 よく推し続けていたなぁと、自分でも驚いています。 第三者だったら間違いなく「あんな男やめておけ」と言うでし

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元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうな話 #4

メンコンキャストに沼った。 というかこのときわたしはすでにガチ恋していた。 周りの友人にいろいろ話していても、「もうお店に行くのはやめな」というアドバイスばかりが増えていく。 そんなのわかっていた。 客観的に見れば、わたしは単にただの客だ。 でも、目をつぶれば推しくんとの楽しい時間が思い出される。 わかってる。 こんなの恋愛でもなんでもないことくらいわかっている。 でも、どうしようもないから苦しいのではないか。 そんな気持ちを、どう昇華していったのか。 この頃の私は

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元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうな話 #3

推しくんから『いままでありがとう』とTwitterのDMで言われた…。 どういうこと??死んじゃうの…??もう、会えないってこと?? なんだか少しだけ胸騒ぎがした。だからわたしは、 『どうしたの?わたし、推しくんのこと大好きだからね?』 と返信した。あなたのことを必要としている人がいるということをわかってほしかったから。 彼からの返信には…… 今後の記事には、不可抗力とはいえ一部ルール違反した事柄が含まれていることがあります。 そこで、以下わたしとの約束を守ってくださる

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¥500

元教員が歌舞伎町のメンコンキャストにガチ恋して破滅しそうな話 #2

こんばんは。 前回の記事から1年が経ってしまいました。更新をサボってすみません。 現在はもうメンコンには通っていないのですが、いまだに推しくんと繋がっています。もうすぐ出会って2年になるというのに。 前回の記事から、その後わたしは結局1人で推しくんに会いに行くことにしました。それから何度かお店に通い続けて1ヶ月後、推しくんから「いままでありがとう」とTwitterのDMで言われました。それが今回のお話。 今後の記事には、不可抗力とはいえ一部ルール違反した事柄が含まれている

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