メインコンテンツへスキップ
 

マガジン一覧

たびしゃぶ交換日記

"旅と写真と文章と"のメンバーで、日常の気になることやみんなに聞きたいことをゆるりと綴っていく、たびしゃぶの交換日記。

29 本

聴覚障害があるけれど大学院修士課程を修了したわたしが、ノートテイクを受け始めたきっかけ。

「ノートテイク」をご存知ですか?これは、聴覚障害者に対する同時筆記通訳、つまり「耳の代わり」をすることです。 わたしは、大学と大学院の6年間、「ノートテイク」を受けながら講義を受けていました。今回は、「ノートテイク」を受けることになったきっかけのお話を紹介します。 はじめて情報保障を受けたのは、大学一年生のとき 右耳が生まれつき重度難聴のわたしですが、左耳は高校2年生くらいまで軽度難聴でした。そのため、幼稚園・小学校・中学校・高校とろう学校ではなく一般の学校で過ごしてきま

376

ユカ芋と再会した日

透き通るようなコバルトブルー、カリブ海の無人島。小腹がすいたわたしたちは、リュックの中からいそいそとスナック菓子を取り出した。 その名も「ユカチップス」 日本でよく見かけるポテチとそう見た目は変わらないものの、とにかく芋感がすごい素朴なお味。 ジャガイモじゃなくて、ユカ芋というタピオカの原料となるそのお芋は、里芋と山芋を足して2で割ったようなもので。パナマ滞在中は、食卓にも度々登場した。 あれから3年が過ぎて、日本でユカ芋を見つけることはおろか、ユカチップスにさえ出会

15

【大晦日】挑戦、でも楽しかったって言う年にする。

あと1時間で次の年になる。 余談だけれど、トロント はあと15時間後に年明け、メルボルンは年明けてから既に1時間経っている訳で。 同じカレンダーなのに、こうして時差で迎える瞬間がずれるというのはなんとも面白いなぁと毎回思う。 ---- 2019年は、最初から意識していたわけではないけれど、自分の内面に向き合い続けた年だったと思う。 それによって見つけた、汚い感情とか、蓋してた悲しさとか。 色んなもがきを経て、見つけてきた、 「じぶんの好き」 「なりたい、ありたい姿

3

【大晦日】わくわくに身を任せ

#旅と写真と文章と の仲間と始めた「旅しゃぶ交換日記」も3週目。 今回は大晦日をテーマに更新していきます。 「息をするようにできること」と「2020年にむけて」のふたつを書きます。 息をするようにできること 自信をもってこれが出来るといえることって無いなあと思っていた。 でも、呼吸は生まれてからずっと上手にできていると思った。 同じように「知らないことに興味を持つこと」も得意だ。 そうだよね。出来るとか出来ないではなくて、面白そうかとか、やってみたいかで選んだ方が絶対い

8
もっとみる

詩の読書会「詩のいりぐち」

2025年11月にスタートした、詩の読書会「詩のいりぐち」の告知や開催記録のマガジンです。毎月第一土曜日に岡山市北区表町3丁目の「詩人永瀬清子とハンセン病文学の読書室」で開催しています。詩に詳しくなくても参加できます。

詩をよむこと

やりたいこと、始めたいと思ったこと いろんなものを細分化して「わかったことにする」というのは、曖昧な境界線を見ないようにするものかもしれない。近ごろ流行っているMBTI診断もそうだと思う。そんなことを言いながら、これから少し細分化のような、分類のような話を書きます。 音楽や文学、絵画のような芸術分野にはジャンルがあるように、詩にもジャンルがあります。詩集(ジャンル〇〇)とは書いてないですよね。 音楽だと、POPS・メタル・ジャズ・クラシック・民族音楽など数えきれない。区

17

第一回 詩の読書会「詩のいりぐち」の記録

第一回 詩の入り口が無事終了しました。 よくある話にはなるけれど、参加者それぞれの読み方、気になるところがあり、それに助けられながら詩と出会っていく時間でした。 やっぱり複数人で詩を読むことで、一人では見過ごしてしまうような魅力的な一文に出会いやすくなるのではと感じました。 当日のスケジュールや流れを記録しておきます。 参加を検討するときの参考にして頂ければうれしいです。 2026/5/20 追記 セカンドシーズン始まりました。 前半 10時に開始。司会の挨拶や各自の

25

わざわざ

わざわざ手をかける楽しさを

ノートテイクの余白

ノートテイクとか要約筆記という言葉、聞いたことがありますか? 難聴者の耳の代わりに、話者の話を手書き文字やパソコンを使って伝えること。この言葉を知って一番に思ったのは、「それなら出来そうじゃん!」ってこと。誰かの困りごとを助けられるみたいな話ではなくて、ごく自然に。自分が参加するついでに、みたいな気軽さで。 調べてみたら、「要約筆記者登録試験」という試験が年に1度ありそれに合格すれば県に要約筆記者として登録できる仕組みがある様です。受験するためには市町村などで実施している「

38

好きになるもの使い続けるもの

10年前からホンダのスーパーカブに乗っている。 燃費がガソリン1Lで60キロは走れる経済性が好き。車のような渋滞に巻き込まれる事も無いから移動の時間が読めることも好き。通りすがりの道に駐車して景色を撮影できる手軽さが好き。こうやって書き連ねて見ると、効率が良いところが好きな理由らしい。 確かに「わざわざ」を選択することは好きだけれど、それ以外の部分は効率的な方がいい。 Excelの使い方ひとつでも、こうした方がいいんじゃない?と、人の操作に口に出してしまうこともある。いや、

9

向こう側のリアリティ

ラジオが好き。 放送を楽しみにしている番組も6つある。 ラジオを聞くきっかけをくれたのは猫でした。高校受験の勉強をしていた頃、夜な夜な聞こえる鳴き声が恐ろしくて恐ろしくて。ラジオを、つけて音をごまかした。恐ろしさがどこかにいったかわりに面白さがやってきた。それからはラジオに夢中で勉強してなかった気がする。 毎日ラジオを聞いていると、ラジオの向こうに人がいると信じられた。それは人柄なのか声なのかは分からない。けれどパソコンを使うようになっても向こう側に人が居ると感じる。

3

はじめてのフィルムカメラ

はじめてデジカメを手にしたのは、2001年。携帯電話についているいた、 J-PHONE(現ソフトバンク)からでていた、シャープの「J-SH04」。 目の前にあるものをすぐに記録できて、確認できることが面白くて、写したい物を探すものだから、いつもよりも早く季節の移り変わりを発見できた。そして、それがとても楽しかったのを覚えている。 すぐに撮れて失敗していたら撮り直せる。そんな風にカメラを使い続けてきた。そんなデジタルカメラの相方としてフィルムカメラをはじめた。 偶然知り合った

5
もっとみる

詩的ななにか

詩は書くことによって、書き得ないものを感じる営み(若松英輔)

向こう側のリアリティ

ラジオが好き。 放送を楽しみにしている番組も6つある。 ラジオを聞くきっかけをくれたのは猫でした。高校受験の勉強をしていた頃、夜な夜な聞こえる鳴き声が恐ろしくて恐ろしくて。ラジオを、つけて音をごまかした。恐ろしさがどこかにいったかわりに面白さがやってきた。それからはラジオに夢中で勉強してなかった気がする。 毎日ラジオを聞いていると、ラジオの向こうに人がいると信じられた。それは人柄なのか声なのかは分からない。けれどパソコンを使うようになっても向こう側に人が居ると感じる。

3

ぼくの岡山案内

おかやまが好き。なぜ好きかをうまく言えない。 だから、我が家の部屋を案内するつもりで紹介していきます。

ただ好きだけじゃなく

好きなことや楽しかった出来事を人に話すのが苦手です。 「楽しかった」とか「好き」しか言えなくて。 なんだか言葉で説明していると、取ってつけたようになる気がして。 それでも今日は書いてみようと思います。 私の住む岡山市の隣町にある瀬戸内市は、3つの町が合併してできました。 平野も大きな川も海もある自然豊かな町で、休みのたびに通っています。 もともとの町にはそれぞれ特色があります。 川に面した長船町 稲の実る広い平野の邑久町 海と港の牛窓町 それぞれ一つだけお気に入りの場

9

一息つく。がみつかる書店「HAHU」

うちの本棚と言いたい位に好きな書店があります。 それは岡山駅から徒歩10分ほど。 奉還町商店街の中程にある「HAHU(ハフ)本と手しごと。」です。 2016年6月にオープンして2年。古書と新刊両方を扱っう書店です。 ひとつの棚にだいたい30冊弱の本が、面だし(表紙が見えるように展示)してあります。入り口はガラスで店内の様子がよく見えます。 ガラスを通して見えた、絵本「ぼくのニセモノをつくるには」に惹かれて入ったのが最初でした。オーナーの水野さんは基本的に寡黙で、お店の一番

3

僕のおかやま案内

 住んでいる街「おかやま」が好き。好きなんだけど何でなのかを考えてみる。  単純に、生きてきた時間の中で岡山に住んでいる期間が長いこともあるかもしれない。移動手段が自転車だけだった高校時代からしたら行動範囲は広がった。だから好きなものや場所が増えたのかもしれない。 心地よい場所という感覚の解像度を上げるべく大切な場所を書き出しみようとおもう。 住んでいる地域のお気に入りの場所って自分の家みたいですよね。本棚だったり、迎賓館だったり、リビングだったり。 -目次ー 本棚「HA

2

東粟倉特集

岡山県の最北東部にある、東粟倉地区。 そこに暮らす人の日常を聞いて、書き残す為のマガジン。

タマネギをさげながら

旧東粟倉村の何度か泊めていただいたことのある知人の家で、80歳になるおばあちゃんと過ごした1時間の記録です。野良仕事をしながら、昔の話を聞かせて欲しいとお願いして実現しました。 収穫したタマネギを軒先に干すためのワラで結ぶ作業。始めての体験に戸惑いながらも丁寧に教えていただきながら完成したのがTOP写真です。軒下に吊り下げる作業は脚立に登るので手伝えてよかった。 *方言も聞いたそのままにしてあります。 「ワラでな、タマネギを」 「よく、くくって吊ってあるのみたことある」

7

ハレとケと暮らしと

「ハレとケ」という概念が好きです。 特別な日に着る「晴れ着」の「ハレ」と同じで非日常と日常を表す言葉。 「ヨソモノ」として何かに関わることは、互いに非日常。 でも、そこでの暮らしが始まるとそれが日常へと変化していく。 2016年。岡山の小さな村に月に一度通って自分が出来ることをしていた。 お祭り設営を手伝ったり、ビブリオバトルを開いたり、電柵設置を手伝ったり。ただただ夜空に広がる天の川を眺めたり。 そこでの活動はいつしか暮らしの一部になりました。 その村に泊まり、食卓を

6