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マガジン一覧

ドサクサ日記

日々のドサクサを綴ります。多分、そのうち飽きます。

ドサクサ日記 6/8-14 2026

8日。 近所と呼ぶには少し遠いが、強引に近所と呼んでいいのではないかとう場所にある古い駄菓子屋兼たこ焼き屋がずっと気になっていた。味うんぬんの前にそもそもこのようなスタイルの店舗が現在に営業しているのか、というところで立ち止まって、店には入らずにグズグズしていた。この日は思い切って入店。ガムの当たり券を引き換えにきた子供なども居て、懐かしかった。 9日。 藤枝で生成AIの合宿。スタジオではソフトタッチの録音が行われていたので、時々顔を出してメンバーや井口君を激励。プロジェク

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ドサクサ日記 6/1-7 2026

1日。 休み。電車で出かける。ビルの一角にあるカフェで昼食。フォカッチャというパンはみっちりしていて、このくらいなら食べれるかなという自分への期待を裏切るように腹に溜まって恐ろしい。お洒落なマスタードソースのチキンには特に文句はないが、味覚はテリヤキソース的な、焼き鳥的な醤油感を欲してしまう。遺伝子には書いてないが、文化の身体へ影響は強かだなと。 2日。 打ち合わせが入ったのでお稽古をキャンセル。来年は仕事を減らして、自分の身体やメンタルの調整、つまり自由な時間を持てるよう

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ドサクサ日記 5/25-31 2026

25日。 作曲や楽曲のアレンジ。地下のスタジオに篭って作業。時折、息が詰まるのでコンビニまで散歩をする。最近は大きなスズメバチが被っていたキャップを掠めるようにして飛んで行き、肝を冷やすことが増えた。敵意もなく、ただ通り過ぎただけなのに俺は心底怖いと思ってしまう。ずっと故障中だったコーヒーマシンでアイスコーヒーを淹れて、また歩いてスタジオに戻った。 26日。 トム・ヨークのスピーチと岸田君の記事を読み、本当だよなと思う。大きなレコード会社は、バックカタログからほぼ無限に収益

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ドサクサ日記 5/11-24 2026

18日。 久々に丸亀製麺。うまトマカレー饂飩の季節がやってきており、元TOKIOの松岡さんがキリっとした顔で店頭に掲示されている。年に一度の風物詩と言えるだろう。うまトマカレーはカレーとは言え中華風の味付けだと以前は感じた。今回はどうだろうかと一瞬悩んだが、日差しが強かったので揚げた茄子の乗ったおろし饂飩を選んだ。もう少し塩っ気があってもいいのでは。 19日。 ガソリンスタンドへ洗車をしに行く。しばらく雨が降らないといいなと思う。別に車は走れば汚くても良い気がするが、ピカピ

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Note - Captured Moments

月に1〜2回程度の頻度で、only in dreamsまわりのあれこれについて書いて行きます。近況やら告知、最近の音楽についてのトピックスなど、後藤正文をはじめとしたレーベルスタッフが綴ります。メンバー限定です。

23 本

無人島に持って行く50枚のレコード(1)

KAMAKURA / SOUTHERN ALL STARS (1985)  実家の車は長らくHONDAのシビックだった。最初のシビックは濃いグリーンのボディで、可愛いのにフォルムが格好良かった。今でもハッチバックのコンパクトカーが好きでたまらない。当時は車のなかで煙草を吸うのが当たり前で、車内は父親が咥えたチェリーの煙が漂っていた。その車で、よく祖父の家に出かけた。カーステレオから流れる音楽が楽しみだった。

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Staff Newsletter

Jurassic Boys、今年1月にリリースした2ndアルバム『On The Way Back Home』より、リードトラック「KOOL KID KEITH」のミュージックビデオが公開されました。 公開されたMVは、映画『Lelaina-リレイナ-』の監督、長棟航平がカメラを持ち、アルバムアートワークも手がけたアーティスト・VVINのライブペインティングを撮影。タイトルにもなっている架空のロックスター“KOOL KID KEITH”をモチーフにした作品の制作過程を通して、

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Laid-Back Drift(探すでもなく、見つかるでもなく)⑦

まだまだアコースティック・ギターのムード。 諸事情から学生の頃に安くで買ったアコギを、自分で修理することになりました。 経験のない作業ばかりなので、1人だとそんな機会は訪れないのですが、音楽仲間でもあり、ギター・リペア(ギターの修理のこと)の師匠が幸運なことに身近にいるので、教えてもらいながら挑戦しています。 この間は、「フレットを抜いて、ネックを磨いて、フレットを入れて、削る」と言葉で書くと1行で終わるような工程を、丁寧に教えてもらいながら行いました。 こういう作業が苦手

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Laid-Back Drift(探すでもなく、見つかるでもなく)⑥

ギターを始めて30年が経ちました。 Jリーグが開幕し、その流行りに乗ってサッカーを始め、Jリーガーを夢見ながら1年でやめ、他にやりたい事もなく、とにかく暇だったから始めたことが、ここまで続いているだけでなく、いまだに面白さを感じて取り組めていることは大変に幸運なことだと思います。 現在の自分から見るとチンプンカンプンなまま、本当に勢いだけで演奏していた時間が長かったと思いますが、最初の数年を支えてくれた周りの大人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。 さて、不思議なもので当時

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Echo – What We Heard

作品についての理解を深めるための、あるいは新しい角度や魅力を見つけてもらうためのマガジンです。only in dreamsからリリースされている作品について書いています。

4 本

格好つけろよ、大人たち

On The Way Back Home / Jurassic Boys  Radioheadのトム・ヨークの音楽賞でのスピーチを読みながら、いろいろなことを考えた。彼が問題提起するように、音楽制作の現場は配信サービスや業界の活況とは裏腹に、一部を除けば難しくなったところが多く、作品単体だけで算盤を弾けば、お手上げと言うしかない。音楽が水よりも安くなった時代に、これをビジネスだと考えるほうが無理がある。  俺たちにとって音楽は手段ではない。金儲けの道具でも、生活の糧でもな

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代替品ではない私たちの人生

光は眩しいと見えない / SEVENTEEN AGAiN  彼らが主催する「リプレイスメンツ」に呼んでもらったのは2021年。もう遥か昔のことのようにも思える。コロナ禍やら炎上やら、俺の記憶はグッチャグチャだが、ただただ、この日が素晴らしい1日だったことは覚えている。SEVENTEEN AGAiNのライブを袖から眺めながら、自分の魂というか、存在というか、とにかく何もかもが凛とした姿によみがえるような夜だった。  掛け替えのない自分の人生。代わりはいないのだから、自分が変

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あの歌が灯火であったように

yubiori2  何が幸せなのかは自分で決める以外にない、と言ってしまえばその通りなのだけれど、隣の芝生は青いまま、相対的な価値観に塗れて右往左往しながら、自分の表現には価値などないのではないかと考えてしまう。自信を喪失して背中を徐々に丸めるか、あるいは世間に中指を立てながら妙な姿勢になってしまって、ありのままでいることはこんなにも難しいものなのかと、何度も思う。  6時48分の普通電車に乗って、上大岡で快特に乗り換えて横浜に向かう。東横線は鮨詰めで、武蔵小杉で乗り換え

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何もかもが流されてしまう前に

流水 / 古里おさむと風呂敷き  古里君から連絡が来たのはいつだっただろうか。その頃、僕たちは同じ悲しみを違う角度から抱えていて、その悲しみに連なる、幸せだったころの思い出をどうにかして書き留めたり、音のなかに閉じ込めたり、それらを鳴らしたり、抱きしめ合ったりしたかった。そういうことを言葉にあんまりしないで、幡ヶ谷のカレー屋とスタジオに集まって収録したのが「流水」という曲。  もうなくなってしまった幡ヶ谷のウッディなスタジオ。しかも、録音用の部屋ではなくて、リハーサル用の

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Folk Tanuki Sculpture Archive

狸の置物の個人的なアーカイブです。

26 本
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たぬきマップ通信 May 18 2026

 たくさんの狸の置物が展示されているが全部投稿できない!という問題を解決すべく、いろいろ考えてみました。全ての狸を収録したい気持ちはとてもよく分かりますので。  そこで、これまでの同じ箇所で重複する投稿をすべてまとめて、これからは写真を10枚まで投稿できるように修正しました。ひとつの投稿につき画像10枚でまとめていただけると幸いです。Maxで500枚までは行けるみたいなのですが、そういう場合には10体を50回投稿してください(さすがにそれは投稿する側がしんどいでしょうけれど

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たぬきマップ通信 May 17 2026

 大井川鉄道の神尾駅というのは僕の父方の実家の近くで、狸の置物を写真を撮りに行くのを楽しみにしていました。ところが、たぬきマップ界のエースことイチローさんに先を越されてしまい、ほんの少し悲しい気持ちでいます。  が、「たぬきマップ」をwebアプリにして皆さんに開いた以上は、みんなの「たぬきマップ」ですから、まったく問題ありません。写真には映らない美しさがあると甲本ヒロトも歌っていますから、墓参りの際に立ち寄ってこの目で確認することを夢想しています。  ただ、同じ場所から一

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たぬきマップ通信 Apr.29 2026

 たぬきマップに新しい機能を追加しました。 「シェアする」というボタンを付けました。それぞれのアプリのアイコンから投稿できるようになりました。表示されないアプリについては、「コピー」でURLをコピーして貼り付けてください。  たくさんの狸の投稿をいただいて、嬉しいような、恐ろしいような気持ちで満たされています。なぜならば、画像などのアーカイブは現状無料分の容量で事足りていますが、そのうち有料版に切り替えねばならないかもしれないからです。まあでも、それほど高額ではないので、

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たぬきマップ通信 Apr.1 2026

 たぬきマップに新しい機能を追加しました。  ヘッダー右端の足跡マーク、これが今回追加されたマイページの機能で、自分が投稿した狸を確認することができます。あとは自分がコメントした狸も一覧で見ることができます。  最近のトピックとして、3月最後の週末に清水で大量の狸が登録されました。イチローさんによる投稿なのですが、こちらが心配になるレベルで投稿がされまして、当初盛り上がっていた狸愛好家たちのテンションが段々と平板になり、少しずつ心配に変わっていくようなムードを勝手に感じて

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MUSIC inn Fujieda 近況報告

静岡県藤枝市に建設中の土蔵スタジオについての近況を綴ります。クラウドファンディングのリターンについての解説や、土蔵スタジオの建設状況、藤枝でのフィールドワークなどの活動を報告します。

29 本

MUSIC inn Fujieda通信 Vol.26

 長らく更新が滞ってしまいました。3月末にオープンした『MUSIC inn Fujieda』は多くのサポーター(林檎酢会員)の支援もあって、ミュージシャンたちの創作が日々行われています。地元のニュース番組にも取り上げてもらいましたので、まずはその動画をシェアしますね。  スタジオの空き状況はこちらのリンクから。夏までの稼働率は平均すると6割ですが、6月はほぼ空きのないような予約状況となっています。予約は半年先まで受け付けていますので、お早めに。レコーディングが初めてだという

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『おかえりジョニー』に寄せて

MUSIC inn Fujiedaでレコーディングした楽曲『おかえりジョニー』がリリースされました。ミュージックビデオも公開になりました。  用地や物件を探すところから始まって、建設工事における資金の問題や、NPOの設立と運営の課題、とになくいろいろな難所を乗り越えて、ようやくスタジオのオープンにたどり着くことができそうで、安堵しています。  ここ数年の仲間たちや支援者との協働と苦労だけでなく、自分の青春時代の何もかもが流れ込んでひとつの川になっているかのようで、感動とい

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9回目のAVMAに寄せて

 『APPLE VINEGAR -Music Award- 2026』のノミネート作品が発表されました。  昨年の大賞受賞者、DOS MONOSとMONO NO AWAREを迎えたキックオフイベントも大盛況でした。彼らからの発案によって実現したライブイベントでした。賞というボディ(身体)に血が通うような一日で、改めて、こうした現場の大切さを知る機会になりました。感謝します。  今年のステイトメントはこちら。  ずっと悩みながらやってきた賞ですが、昨年から運営を仲間たちと

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MUSIC inn Fujieda通信 Vol.25

 3月のオープンに向けて、外構の工事が進んでいます。今月の中頃には、オープンの日程を発表できると思います。オープンの告知と同時に、一般予約や利用料などの案内を行う予定です。静岡のバンドシーンのみならず、多くのミュージシャンの創作の助けになることを願います。  現在は、出来立てのスタジオであることを理解していただいたうえで、エンジニアやバンドなどに有料で利用してもらって、スタジオの録音環境をブラッシュアップしています。もっとも、スタジオは日々使う人たちによってより良い方法が模

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NANO MUGEN FES. 2025

NANO-MUGEN FES.に出演してくれる海外のバンドやアーティストを紹介します。当日までに全部間に合うだろうか。

NANO-MUGEN CIRCUIT 2025に寄せて

ASIAN KUNG-FU GENETATIONは10月14日から、ASHを迎えて福岡、大阪、名古屋、仙台、横浜を巡る『NANO-MUGEN CIRCUIT 2025』というツアーを行います。  僕たちが出会ったのが2004年。FUJI ROCK FES. 04のバックステージでの対談がきっかけでした。企画してくれたのは雑誌『SNOOZER』。  その翌年、2005年。会場を横浜アリーナに移して開催したNANO-MUGEN FES. 2005にASHは洋楽のヘッドライナー

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MUSIC inn Fujieda 通信 Vol.13

 アジカン主催のNANO-MUGEN FES. 2025に設置しましたAVMSのブースに立ち寄ってくれた皆様、サポーターへの申し込みとご寄付、本当にありがとうございました。以下、お預かりした金額を報告します。  AVMSでは、スタジオ運営だけでなく、様々な支援活動を持続可能にするためのサポーターを引き続き募集しています。「林檎酢会員」と大きくフライヤーにプリントしたのですが、そのネーミングを気に入ってくれた人が多くて安心しています。実はちょっとダサいかなとドキドキしていまし

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NANO-MUGEN FES.2025に寄せて⑥

第6回盟友編(最終回)  いよいよ、開催まで数日となりました。noteに書いていないのはストレイテナーとELLEGARDENのことだけですね。ただ、それぞれに語ろうと思えば、語れることが無限にあるので、何から書いていいのか、とても悩ましいところです。  俺たちは遠くから眺めたら同じフォルダに分けられるのかもしれないけれど、普段から無用に連んでいるわけではなくて、それぞれの場所で、それぞれの問題や課題と戦ってきました。ただ、やっぱり当時のライブハウスから見えた自分たちの向か

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NANO-MUGEN FES.2025に寄せて⑤

第5回インドネシア編  今回のNANO-MUGEN FES.はバンド名にASIANという言葉を使っている我々が、インドネシアをはじめとして、ASIAのバンドたちと交流をする場所を作ろうと考えたのがきっかけです。ゆえに、ジャカルタでの開催が叶わなかったのは本当に残念です。改めて、楽しみにしてくださって皆さんには申し訳ありません。  インドネシアの音楽シーンについては、現地スタッフの皆さんに教えていただきました。アジカンのジャカルタ公演の際に現地のレコード屋へ行って、そこで出

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わきまえなさについての考察

妄言を思いついた順に綴ります。

わきまえなさの現在地 2024

 2021年以来のフジロックだった。  当時、新型コロナウイルスのデルタ株が急速に蔓延するなかでのフジロック開催には疑問があった。感染拡大が収まるのではないかという見通しで『忌野清志郎 Rock'n' Roll FOREVER』にブッキングされていたが、状況は悪くなるばかりだった。予算の規模も形式も社会的な意味も、すべてにおいて違うオリンピックとフジロックを真正面から比較するのは難しいと思うけれど、感染症対策において、自分の理念と行動が矛盾していたのは事実で、当時の判断につ

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わきまえていないのは 4-5

 FUJI ROCK FES.から、約ひと月の時間が過ぎました。  FUJI ROCK FES.由来の大きなクラスター発生のニュースが届いていないことについては、少しずつ息を吐き出すように安堵しています(参加者の追跡調査に課題があることは理解しています)。  現在に至っても、胸を張って当時の自分の判断を肯定することはできません。コロナ時代のフェスの開催にひとつの先例ができたことは、フェスの側に立てば大きな前進かもしれませんが、感染者の増加がピークを迎えるような状況で人流を

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わきまえていないのは 4-4追記

 アジカンが大阪城ホールでのイベントが終わった。このイベントが、この夏にアジカンが参加した唯一のフェスということになった。  ネット上では、このイベントを叩いている人をほとんど見かけない。だからといって、安心とはいかない。ステージ上でも話したが、参加者たちは無事に帰れただろうか。いつかまた、何ひとつ緊張することなく、後ろめたさを抱えることなく、楽しめる場所で会いたいというのは心の底から思っていることだ。  次はフジロックだ。もちろん、意気揚々とはいかない。依然として、心身

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わきまえていないのは 4-4

 何からどう書けばいいのか、悩ましい。  フジロックに参加するSIRUPの誠実なツイートを読んだ。コメントも付けてRTもした。自分の意見を表明したSIRUPだけに様々な言葉を引き受けさせるのではなく、ひとりの出演者として、俺も批判される立場を引き受けたいと思う。  そしてGEZANのマヒトの切実な決意表明を読んだ。 「フジロックはネームこそ大きいが巨大な自治だ」とマヒトは綴る。フジロックはそういう場所だ。主催が必要以上のルールを設けずに、観客たちが場内で働くスタッフたち

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私家版・パンチライン集

書籍や記事のパンチラインを個人的に収集して記録するためのマガジンです。

地獄とは、人々が苦しんでいるところのことではない。人が苦しんでいるのを誰も見ようともしないところのことだ。

 パンチラインとして引用したのは、『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房)の文中で紹介されたイスラーム中世の神秘主義の思想家、マンスール・アル=ハッラージュの言葉。パンチラインというよりは、書籍全体が面前に突きつけられる握り拳(まさにパンチ)のようなもので、自分がどのような情報のなかで無関心に生きていたのかがよくわかって、恥ずかしいような途方に暮れるような気持ちになる。  日本政府は、国連総会でイスラエルの戦争犯罪を裁くという調査を棄権しているという。そ

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社会というものを、一人ひとりの人間の、切れば血のでるような<人生>のひしめきとして捉えたい

 柄谷行人氏、見田宗介氏がどうしてその仕事に辿り着き、先見的・先進的な思想に辿り着いたのかを大澤真幸さんが問うインタビュー集『戦後思想の到達点』(NHK出版)から。  柄谷行人氏が提唱している「交換様式D」についての考察を深めるべく手に取った本。電気が走るように駆け抜けたのは、社会学者・見田宗介の言葉だった。  不意のパンチライン。自分の興味は社会の様々なあり方を土台として規定する「交換様式」にあるのだけれど、それを考える前提として、どういう態度で臨むのかということについて

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詩は散文と違って明示性のみを目指さない。

 歌人と詩人が連詩スタイルでひとつの作品を読み上げたユニークな本、『今日は誰にも愛されたかった』の冒頭、「詩について」という谷川俊太郎さんの文章から。1ページが丸っとパンチラインではあるが、一部を抜粋して記したい。 いずれにしろ詩は散文と違って明示性(denotation)のみを目指さない。むしろ含意(connotation)を主要な武器とする。詩のそういう特質から言って、詩を語る上で言語の多様性を避けるわけにはいかないから、必然的に文は曖昧にならざるを得ない。 谷川俊太

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その社会を作っているのは他ならぬ「健全者」つまりあなた方一人一人なのです。

 タイトルの文章は荒井裕樹さんの『障害者差別を問いなおす』のなかで引用された、横塚晃一さんの『母よ!殺すな』からの言葉。本文から、もう少し長めにここに引く。  障害者は現代社会において、被差別的で被抑圧者なのです。今までのボランティア活動は、このような人達を「かわいそうな人達」あるいは「不幸な人達」と呼び「だから私達が何かやってあげるのだ」ということだったと思います。しかし、これは大変な心得違いです。なぜなら我々を、不幸な、恵まれない、かわいそうな立場にしているのは権力であ

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Around The Planet Folks

アジカンの新しいアルバム『プラネットフォークス』に参加してくれたミュージシャンやエンジニアを紹介します。

Around The Planet Folks #8

「5-hour liner notes」が更新されました。今回は「Gimme Hope」と「C'mon」の制作風景と古川日出男さんによるインタビューが公開されました。 Gimme Hope  この曲はアコギのループフレーズから膨らませた曲です。ある程度のデモを僕がCold Brain Studioで作ってから、皆でアレンジを進めました。ヴァースとコーラス(サビ)の繰り返しの構造なんですけれど、印象的なアルペジオで方向性がバチッと決まったヴァースに比べてコーラスの展開が割と

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Around The Planet Folks #7

「5-hours liner notes」の続編が公開されました。「星の夜、ひかりの街」の後編ですね。こちらはたっぷりとレコーディングの風景が収録されています。ラッパーのOMSBとの作業も含め、こんなに長尺で公開されるのはなかなかレアなことだと思います。Rachelとの作業が映像だけなのは、レーベルとの契約上の問題だと思います。  ドラムの音作り、コードの打ち合わせ、フレーズや音色の詰め方など、これまで見せたことのない映像なので、じっくり見てみてください。 「触れたい 確

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Around The Planet Folks #6

『5-hours liner notes』の「フラワーズ」「星の夜、ひかりの街」編が公開になりました。古川さんを交えての、アジカンらしさについての対話です。 フラワーズ  シモリョーのプロデュースによる「フラワーズ」のMVはこちら。イラストはSUMIREさんです。ストリングスアレンジが為されることを前提に書いた弾き語りの楽曲を、シモリョーが美しく組み上げてくれました。  フラワーズのコーラスはermhoi。個人の閉じた世界の歌ではなくて、それぞれの人生と、それぞれの人生

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Around The Planet Folks #5

『5-hours Liner notes』のDe Arriba編が公開になりました。De Arribaは個人的に思い入れの強い曲なので、インタビューは僕と古川さんの対話に近い内容になっています。  かなり赤裸々にボーカル録音の模様が公開されています。僕のプライベートスタジオCold Brain Studioの風景も、ここまで公開するのは初めてだと思います。以前にミシマ社で「凍った脳みそ」という本を作ったんですが、スタジオ創設の経緯はそちらに詳しく載っています。笑えるので是非

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原色オジイ図鑑

街で見かけた素敵なオジイを文章で採取、保存しています。しばらくはgotch.infoに書いたものを移植しつつ、新しいものも書きます。

原色オジイ図鑑

Vol.5 トングの爺  音楽スタジオで楽曲のミックス・チェックを複数の人間で行なっていると、ときどき不思議な現象が起きる。  例えば、ひとりのメンバーが「最初から最後までイン、イン、イン、という感じの、なんとも言えない異音が聞こえて不快である」とか言い出す。ところが、他のメンバーはおろか音響のプロである録音技師も、その音を聞き取ることができない。 「何を言っているのだ、コイツは」と思って即座にメンバーを解雇したりできないのは、これまで経験から、そうした現象がスタジオで

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原色オジイ図鑑

Vol.4 前世が牛の爺 「ファッション=服装」は難しい。  というのも、衣服には防寒などといった機能的な役割とは別に装飾としての役割が纏わりついているからで、装飾には金銭的な成功の度合い、属しているコミュニティと文化、性格、衣類選びにおける才能やセンス、その他、様々な情報が付属している。  ゆえに、例えば、豪奢なレストランや高級ホテルのバーにはドレスコードという厄介な決まりごとがあって、ジーンズにロックバンドのオフィシャルTシャツを合わせ、サンダル履きで出掛けると入店

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原色オジイ図鑑

Vol.2 二刀流の爺 「武士は用事のないところへは行かない」という話を聞いたことがある。  用もないのに街をぷらぷらしていると、「やや! この無礼者」とか言って刀を抜く羽目になったり、「覚悟!」 とか言われて短刀で刺されたり、側溝に足を落として骨折したり、小銭を落としたり、家に居れば踏まないで済む虎の尾を踏んでしまう可能性が高まる。そういった厄災のどんつきには「死」があって、なるほど、武術というのが無駄をそぎ落とすような作りになっているのは、死なないためなのだと納得した

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原色オジイ図鑑

Vol.3 ランチタイムの爺  束の間の昼休みにどのようなランチに行き当たるのかというのは、多くの人々にとって切実な問題だと思う。少なくとも俺にとってはそうだ。何を食べるのかによって午後の仕事へのモチベーションが変わってくる。  だからと言って昼から豪奢なフルコースを優雅に食べたい、と思っているわけではない。そんなことをすると料理を待っているうちに昼休みが終わってしまって、豪華な食事の割に気分が晴れず、なんだかなぁという後悔を腹に抱えたまま午後の業務を行うことになってしま

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